「お前だけだよ」「妻よりも愛してる」「離婚したら結婚しよう」なんて甘いことを言っていた不倫相手に、すっかり裏切られてしまい、どうしていいかわからなく悩んでいる…という女性はいませんか?
こちらでは、不倫相手に裏切られた後で、彼を見返すための方法について、無料のタロット占いで鑑定をすると共に、不倫相手に裏切られた時の対処法や考え方をご紹介します。
目次
不倫相手に裏切られた…憎い…どうすれば見返せるか占う
本来は縁を切るべきだが…
アナタのことを傷つけ、裏切っても平気でいるような、質の悪い男性とは、本来、一刻も早く縁を切るべきです。
「見返したい」という気持ちを残す、ということは、心の中で、そんな「ダメな男」と、いつまでも縁で結ばれている、ということになってしまうわけで…。
この状況は、アナタが幸せを手にする上で、あまりよろしいことではありません。
しかし、誰かを「見返したい」という欲求は、上手いこと利用すると、時に何よりも強力なエネルギーを生むことがあります。
たとえば、テレビで活躍している、トップクラスのお笑い芸人も、元々は「自分をイジメてきたアイツらを、見返してやりたい」という気持ちから、その地位にまで駆け上がってきていたりします。
見返すというのは、復讐とは違います。
見返すということは、自分が成功をし、幸せを掴むことで、彼よりも上のステージへ行きたい、と願うことであり、それは決して悪いことではありません。
ですので、どうしても彼のことが頭から消えないというのなら、せめてその思いを、自分が成長するための肥料や糧にしていきましょう。
見返すためのアプローチは?
彼を見返すためには、一体、どのような種類のアプローチがあるのでしょうか?
こちらで、いくつかの項目をご紹介していきます。
見た目を美しく磨く
女性として、外見の美しさを磨くという、オーソドックスな方法です。
たとえば、太っていることがコンプレックスだという人は、失恋をすることで、かえって痩せて綺麗になったり、メイクやファッションを研究して、一気にオシャレな女性に成長したりすることがあります。
多くの異性が、街ですれ違った際に、振り向くくらいのレベルになれば、それは充分、彼を見返していることになるでしょう。
外見を磨くというと、「外身ばっかり磨いたって…」というような、ネガティブなイメージを持つ人もいますが、外見を磨くということには、陰の努力が必要です。
つまり、パッと見た時の印象が美しい人というのは、元々恵まれている以上に、実は努力や研究を重ねていて、内面も美しいのです。
勉強で能力を高める
資格を取ったり、より収入の高い職に就いたり、1つの道を極めて著名人になるなど、能力をアップさせることで、手の届かないような存在になり、彼を見返すという方法もあります。
社会的なステータスが彼よりも上位にあると、悔しい…という気持ちは必然的に薄くなることでしょう。
出来たオトナになる
「フラれた=悔しい!」「騙された=許せない!」というのは、いわゆる一般的な感覚です。
こういった感情を持つことは自然なことであり、決して間違えているわけではないのですが、本当に出来たオトナというものは、こんなところで立ち止まり、ウジウジしたりなどしません。
出来たオトナというものは、自分が痛い目に遭っても、罪を憎んで人を憎まず、なのです。
あるいは、その罪すら憎まずに「良い人生経験を積めた」「いい社会勉強ができた」というような考え方をすることすらあります。
彼に対しても、「貴重な経験をさせてくれて、ありがたい」なんて、自然に感謝ができるようになれば、それはもう、見返すどころか、遥か先の道を歩いている人間ということになるでしょう。
誰よりも幸せになる
自身が望んでいるような相手と、理想的な結婚をして、家庭を作って…というように、いわゆる「幸せを掴む」ことで、彼を見返す方法もあります。
これは最も健全で、誰もが目指したい道であると言えるでしょう。
本当に幸せになった人は、辛かった時期のことを、自然に受け入れることができるようになります。
「あの不幸があったから、今、幸せであることのありがたみを、こうして実感できるんだ」というように。
また、「あの時代に苦労をしたから、今、人間性的に豊かになれているんだ」というような考え方ができるようにもなるでしょう。
全ての経験が無駄ではないのだ、ということを現在進行系で実感できている人のほとんどは、幸せを掴み取っている人です。
「見返す」ということの矛盾
最後に、「見返す」ということが孕んでいる矛盾点について、お話しさせてもらいます。
誰かを「見返したい」という気持ちは、多くの人にとって、強大なエネルギーとなり、ゴールへ到達するための原動力となります。
しかし、「見返す」というゴールは、幻のようなもので、実はこの世に存在しない感覚だったりするのです。
なぜなら、「見返してやりたい」という気持ちをリアルに持っているうちは、まだ相手のことを「見返せていない」からです。
そして、本当に相手を見返すことができる、偉大な存在になれた瞬間、その人はもう誰かを「見返したい」などとは微塵も思っていないわけで。
これがつまり、「見返す」というゴールが存在しない、大きな理由なのです。
なんだか矛盾しているようですが、「見返したい」という欲求は、ゴールまで自分を連れていってくれるサポーターのような存在であって、決してゴールそのものではない、ということなんです。
ネガティブな執念を、ポジティブな活動の原動力へと変えていける人には、かならず幸せがやってきます。
野菜や花も、その肥料は汚い排泄物だったりします。
汚い肥料をエサにしている植物を見て、私達は「綺麗」だと感じたり、そうして育った野菜を食べて「美味しい!」と感じているわけですから、「見返してやりたい」というネガティブな思いも、自分が美しい花を咲かせ、美味しい実を付けるための栄養だと捉えるようにしましょう。
占い師minacoのワンポイントアドバイス「彼を見返す頃には美しい花が咲いている」
納得できるような項目はありましたでしょうか?
自分を酷い目に遭わせた人に対し、恨みを抱き、復讐を考えたくなってしまうのは当然のことですが、そんなことをしても、プラスの波動は生まれません。
人を呪わば穴2つ…ということわざにもある通り、誰かを恨んだり、呪ったりすると、そのネガティブなエネルギーは、必ず自分の元へブーメランのように返ってきてしまうのです。
悪質な人間とは、できるだけ早い段階で縁を切るべきですが、彼への「見返してやりたい」という執着心を、花にとっての肥料のように、良い栄養素に変えていけるのであれば、その道を突き進むのも悪くないでしょう。
ただし、アナタが本当に彼を見返す頃には、彼のことなど、どうでもよくなっている…というのが、この世の真理です。
そして、最後にはただ、美しい花が咲いていることでしょうから、アナタは、その花を誰かに見せるため、地道に毎日を歩んでいってください。