鳥取県鳥取市千代川河川敷ごみ拾いボランティア活動をして頂けた、micaneのmicane Pick up trashメンバーのタイシ様のレポートを紹介します。
場所:鳥取県鳥取市千代川河川敷(3か所)
目的
千代川河川敷の自然環境の保全並びに美化活動
活動内容
今回は、私の住んでいる地域の一級河川である鳥取市の千代川の河川敷でのゴミ拾い活動を行いましたので共有いたします。
11月ですが気温は良好で、日中気温16℃ 前後で日差しが適度に暖かく、良い清掃活動日和となりました。
ゴミ拾いを行うにあたって、鳥取市という地域性や位置的事情、時期などを鑑みて今回は千代川の中流に当たる河川敷で、清掃する箇所を3か所ピックアップして行うこととしました。
一人で行うこともあり、体力面も考慮し下流側から行う計画です。
以下、その3か所を行った順番にレポートしていこうと思います。
まず、1か所目は、河原町袋河原付近の河川敷で行いました。
この辺りは、夏場になると地区のお祭りが行われるところです。
地区での清掃が徹底されているためか非常にきれいになっており、ゴミはほとんど見当たりませんでした。
ここで拾ったゴミは、空き缶一つ、発泡スチロールのゴミ、マスク、お菓子の包装ゴミ、ストロー1本でした。
続いて向かったのは、1か所目よりも上流側に当たる、「千代川さくらづつみ公園」付近の河川敷です。
ここは、近くに中学校もあることから、そんなにゴミは落ちていないだろうと思っていたのですが、意外と多くのゴミが落ちておりました。
下の写真の通り茂みの中に、たばこの空き箱、プラスチックゴミ、ペットボトル、ビールの空き缶など大人が捨てたであろうゴミが多くみられます。
これら一つ一つを用意しておいた火ばさみでゴミ袋に入れました。
この付近は広範囲に渡ってゴミが落ちていました。ポイ捨てではないであろう漂着したゴミ、農業肥料の大きいポリ袋なんかもありました。
この地域はたまに大雨でゴミが流れつくだけでなく、風も強い日もあり飛ばされてきたのではないかとも考えられました。
ここでの作業時間は45分ほどかかりました。
おそらく、このあたりで路上呑みをしていた人が持って帰らずにそのまま捨てたであろうゴミが多くありました。
この状況に腹立たしくも思いましたが、どうすればポイ捨てはなくなるのだろうかと思索しながらゴミ拾いを行いました。
続いて、向かったのはさらに上流側の千代川の支流になる曳田川の「八上姫公園」の河川敷でした。
ここはあまり人が多く来るようなところではないのですが、またまた意に反して予想外のゴミの量となりました。
おそらく二人組できた何者かが、カップラーメンを食べた後のごみが散乱しており、周りには煙草の吸殻、ペットボトル、空き缶が捨てられていました。
道路沿いに面したこの公園の名称にもなっている「八上姫」とは鳥取では有名な神話のもとになった地とされており、ある意味神聖であるはずの公園なのですが、公園を抜けて河川敷に向かうとこのように多くのゴミが落ちていたのは非常にどこか情けない気持ちになってしまいました。
ここはそれほど大きな河川敷ではなかったので15分ほどで作業は終えました。
それでも3か所合わせてかなりのゴミの量となりました。
感想
今回は初めて有志で地域のゴミ拾い活動を行いましたが、終わったあとは清々しい気持ちになりました。
しかし、少数ながらゴミを持ち帰らない、ポイ捨てをする人がいるということを実感させられました。
ポイ捨てをする人を咎めたい気持ちもありますが、それ以上にこうした小さな取り組みですが、継続していくことで地球環境の保全にわずかでも貢献したいという想いが強くなりました。
結果
ゴミ拾い活動後、拾ったゴミを家に持ち帰り処分することにしました。
空き缶は総数で16本、農業用肥料の袋は2袋、ペットボトル5本、それ以外は前記のような細々した燃えるゴミとなりました。
地域のゴミ分別基準より分別を行いました。反省点として、ゴミを拾う段階で、袋を分けて分別しながら拾えばよかったなという反省です。
空き缶は自宅の庭の蛇口で洗いまとめて次回の資源ごみで出します。
このゴミ拾い後の後処理もなかなか骨が折れるということも今回改めて実感をしました。
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