
60代になってから、昔の恋人に会いたいとふっと考える…それは決しておかしなことではありません。
ただ、なぜ自分でもふと昔の恋人に会いたくなったのか分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、60代の人が昔の恋人に会いたいと思う心理、その際に気を付けなければならないことを、実際に60代で再会した人の体験談を交えて紹介していきたいと思います。
目次
60代の人が昔の恋人に会いたいと思う6つの心理
60代になってから昔の恋人に会いたいと思う理由はさまざまです。
ここではまず、60代が昔の恋人に会いたいと思う心理について説明していきましょう。
昔の恋人に会いたいと思っているあなたが、いったいどのような心理でそう思うようになっているのか、自身の感情と照らし合わせてみてください。
最後にもう一度恋をしたい
60代でもまだ恋がしたいと思う人は決して珍しくありませんし、おかしなことでもありません。
最近では特にそう感じる60代が多くなっており、それは既婚者でも同じことといえます。
ただ、決して“不倫”という禁断の恋に憧れを持っているわけではなく、まだまだ自分を男性・女性として現役だと感じたいという感情や恋愛をしてもう一度輝きを得たいという感情が強いことが原因だと考えられるでしょう。
もう一度、素敵な恋愛を経験してみたい…そう思ったときにふと昔の恋人との記憶が頭をよぎるのです。
昔を思い返す時間ができた
60歳を迎えると、定年などや子供が独り立ちすることで時間にゆとりができるようになります。
自分の時間を作ることができるようになり、部屋の整理をしたり、昔のアルバムを引っ張り出して見てみたり…という時間も生まれることでしょう。
そこで昔のことをふっと思い出す時間も増えてくるのです。
その流れの中で、昔経験した恋愛を思い出すこともあり、美しい思い出がよみがえると同時に、昔の恋人に会いたいと思う瞬間が生まれることとなります。
一人になってしまい寂しい
60代に入ってくると、昨今増えている熟年離婚や、パートナーとの死別などで一人になってしまう人も少なくありません。
一人になってしまい、寂しい…。
そんな寂しいという感情、孤独だと感じる気持ちが影響して、人恋しくなることがあるのです。
もちろん、既婚者であり、パートナーが健在であったとしても子育てがひと段落し、子供も自立して家を出てしまったりすることで寂しさが募るというケースもあるでしょう。
そういった寂しさを感じる瞬間に昔の恋人との幸せな記憶がよみがえり、会いたいと思うようになります。
満たされない気持ちを抱えている
昔の恋愛の記憶は、自然と美化されるものです。
辛く悲しい記憶は薄れ、楽しく幸せだった記憶が強く鮮明にフラッシュバックすることは珍しいことではありません。
特に、現状に満たされないという不満の感情がある場合には一層、昔の記憶が美化されてよみがえることがあるのです。
昔の恋人はあなたにとって非常に魅力的で理想的な異性として思い出すことになるでしょう。
その記憶から「会いたい」と強く思うことになるのです。
過去と向き合い清算したい
今の生活に何ひとつ不満はなくても、人生を振り返ることが多い60代という年代は過去と向き合ったときにひとつやふたつ、深い後悔の念を抱えていることがあります。
過去に「こうしておけば良かった」「こうすれば良かった」と強く思う後悔の念がある場合、それが特に恋愛に関するものだった場合には、その感情を清算したいという気持ちが生まれ、そのために昔の恋人に会いたいと思うようになるのです。
輝かしい時代が懐かしい
昔の恋人との記憶は、相手のことだけでなく、自分の若く輝いていた頃の時代の象徴です。
初恋の記憶などは、特に自身の若々しい頃を思い出すことでしょう。
特に、60代になるともう若くないと実感することも増えてきて、若いときが殊更に輝いて感じられるはずです。
自分にとって輝かしい時代を懐かしむことで、より昔の恋が懐かしくなり、昔の恋人に会いたいと思うようになることがあります。
60代の人が昔の恋人と再会した体験談
ここでは、実際に60代の人が昔の恋人と再会した体験談を紹介していきましょう。
学生時代の同窓会が5年に一度開かれており、55歳のときに参加した同窓会で初恋の人の話を聞き、会いたいと思うようになりました。
そのときから、彼との素敵な恋愛の記憶が強くよみがえってきて、ふっとしたときに彼のことを思い出す機会が増えていたんです。
そして、会いたいと思う気持ちはどんどん強くなっていきました。
それから5年、60歳を迎える同窓会の際に彼と再会し、久しぶりにゆっくりとお話をする機会を得ることができました。
彼もとても懐かしんでくれていて、恋愛関係になることはありませんでしたが、懐かしい素敵な時間を作ることができたことを嬉しく思います。
同窓会は昔の恋人に会える機会ですが、年齢を重ねるごとになかなか参加できなくなってくることもあります。
そんな中で昔の恋人に再会でき、ゆっくりと会話できる機会を持てたことはとても素敵なことだといえるでしょう。
部屋の片づけをしていたとき、昔のアルバムが出てきました。
ミニスカートなんて履いている自分を懐かしく眺めているときに、昔付き合っていた男性の顔が頭に浮かんだんです。
結婚していますし、子供もいますので、昔の恋人との写真は残っていなかったですが、彼の記憶は非常に鮮明に蘇りました。
それから会いたい気持ちが強くなり、先日友人を通して連絡を取ることができ、2人でお茶をする機会も持ってもらえたんです。
彼も昔ふたりでデートしたことをしっかりと覚えていてくれて、まるであの頃に戻ったように感じられました。
今では、週に2回ほど、会うようにしています。
写真で過去の自分を見たときに、昔の恋人との記憶が蘇ることもあるようです。
それから昔に戻ったように恋愛関係になっているというケースも少なくありません。
友人の葬儀の際に、昔の恋人である彼と再会しました。
少し前に思い出して会いたいと思っていたものの、まさかそんな場所で再会するとは思っておらず戸惑いましたが、素直に嬉しかったですし、彼も嬉しいと言ってくれました。
私も彼も既に配偶者と死別していたので、それをきっかけに距離が近づき、もうすぐ一緒に暮らすことになっています。
お互いさまざまな経験を経たのちなので日々穏やかに過ごすことができていて、あの頃とはまた違った新鮮な関係を築けていると感じています。
昔ではなく、お互いに結婚し、死別し、再び出会った今だからこそ築ける関係もあるでしょう。
二人が再会したのは、さまざまな経験を積み、学んだことで魂が成長したからだと考えることもできるのです。
昔の恋人に会いたいと思っていた、その願いが叶い、再会できたのですが、彼も私も既婚者であり、恋愛関係になることはできません。
少しもどかしい気持ちもありますが、その他大勢の中の趣味友達として一緒に居られることだけでも幸せな気持ちになれています。
彼も再会したときには驚き、少し気まずそうにしていましたが、もともと私たちは話が合うのですぐに昔のように朗らかに会話を交わすことができるようになり、今はとてもいい関係だと感じています。
再会できたとしても、必ずしも二人が結ばれるわけではなく、お互いパートナーがいる状態で再会することも珍しくないでしょう。
そんな中でもお互いが支え合ったり、今の人生が幸せだと感じられる関係を築けることはとても素晴らしいことだといえます。
60代の人が昔の恋人に会いたいと思ったときの注意点
60代の人が昔の恋人に会いたいと思ったとき、注意しなければいけない点もあります。
ここでは、昔の恋人に会いたいという思いが募っていれば募っている人ほど、気を付けてほしいポイントを紹介していきましょう。
相手の状況にも配慮が必要
昔好きだった人がどこにいて何をしているのか分かったとしても、相手が既婚で家庭がある人だったり、その他の家庭の事情だったりであなたが連絡をすることが迷惑になってしまう場合もあります。
相手の状況に配慮し、会いたい気持ちひとつで突っ走ってしまわないように気を付けなければなりません。
一度気持ちをセーブし、相手の状況をきちんと確認したうえで会いたいと伝えることが迷惑にならないか、会うことが相手の負担にならないかを確認するようにしましょう。
がっかりする可能性が高い
60代になって、昔の恋人に再会する場合には、がっかりしないようにしましょう。
若い頃の記憶がよみがえり、あなたの中では相手が若い頃のイメージのままかもしれませんが、お互いに年齢を重ねて外見も少なからず変わっていることを受け入れなければなりません。
若いときのイメージのまま会いに行くとがっかりしてしまう可能性は高いので、お互いに年齢を重ねたんだという事実を前もって受け止めたうえで会いに行くようにしてください。
今後の生活が辛くなることもある
自分自身が既婚者であったり、双方が既婚者であったり、彼だけが既婚者であったりなど、昔の恋人と今の自分が置かれている状況によっては、会うことで今後の生活が辛くなってしまう可能性があります。
自分だけ気持ちが盛り上がってしまえば、あなただけが辛くなることになりますし、お互いに気持ちが盛り上がったりしても、既婚者である側が“浮気”することになり、二人が“不倫”をすることとなってしまいます。
お互いの状況によっては再会することで何が起こるのかを先に考えておくことも大切です。
60代の人が昔の恋人を探して再会する方法
60代になって昔の恋人に再会している人は少なくないものの、再会するのはそう簡単なことではありません。
そこで、ここでは実際に再会できた人がどうやって昔の恋人と再会できたのか、その方法について紹介していきたいと思います。
共通の知り合いに聞いてみる
まずは、共通の知り合いに今相手がどこで何をしているのか知っているか、聞いてみるのが良いでしょう。
同窓会に参加した人から話を聞く、一緒に仕事をしていた人から話を聞くなどして、まずは相手と再会できる状況へ近づけていくのです。
この方法が一番現実的であり、人と人の繋がりを辿っていけば、今どこにいるのか分からない昔の恋人でも再会できる可能性は高まります。
SNSで検索する
現代であれば、SNSを活用して相手がどこにいるのかを知る方法もあります。
最近では、多くの人がXやTwitter、InstaglamやFacebookなどのSNSを使っているため、もしかすると昔の恋人もSNSを使っているかもしれません。
友達をたどって繋がりを見つけるか、同姓同名でそれらしき人がいないか検索をかけてみるなどといった方法を実践してみると良いでしょう。
人探しのプロの手を借りる
どうしても会いたいけれど、近しい人を辿っても昔の恋人にたどり着けないと感じている場合には、プロを頼る方法もあります。
探偵に依頼し、昔の恋人を探してもらうのです。
ただこの場合にはお金がかかってしまうことも忘れないようにしましょう。
プロの探偵に依頼して人探しをしてもらう場合、調査の難易度や探すのにかかる時間もありますが、安くて10万円ほど、高い場合には100万円近くかかることもあります。
依頼する場合には事前に情報を伝え、見積もりを依頼しておくと安心です。
再会できると強く信じる
昔の恋人に再会したいと思っているのであれば、再会できることを強く信じ、引き寄せの法則を実践するのも良いでしょう。
思考や感情が現実を形作っていくというのが引き寄せの法則であるため、あなたが昔の恋人に会えると信じていれば、会うことができるという良い結果に導かれていくこととなるのです。
連絡先を知らず、会えるかどうかわからない人と再会するための方法はこちらで確認することができます。
60代で再会した昔の恋人と復縁する方法
60代で昔の恋人と再会することができたとき、そしてそのときにはあなたは自由に恋愛ができる身だった場合、あなたは昔の恋人とどうなりたいと願うでしょうか。
もし、相手も自由に恋愛ができる状況にあった場合に復縁したいと思ったのであれば、まずは焦らないことです。
この先の人生を考えたときに、どうしてもなるべく早く一緒になりたい、関係を進展させたいなどと思い、焦ってしまいがちですが、それは決して良い結果を生むことはありません。
復縁したいという願いも踏まえ、自分の気持ちをきちんと伝えたうえで関係を少しずつ前進させていくことが重要となります。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「60代で昔の恋人と再会して復縁することもある」

もちろん、今のあなたや相手が恋愛ができる状態にあるかどうかというのは重要なポイントにはなるけれど、それをクリアして再び恋仲になっている60代同士は少なくないのよ。
なんで今…と戸惑う人もいるかもしれないけれど、昔の恋人をふっと思い出し、会いたいと思うことはきっと何かしらのスピリチュアルなメッセージを与えてくれていると捉えるようにしてね。
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