先祖の因縁によって病気になることがあります。
それはご先祖様の行動による因果応報があなたに巡ってきている場合であったり、あなた自身がご先祖様を大切にしていないことが原因であったりもするのです。
そこで今回は、先祖の因縁によって病気になる理由や、どんな因縁がその病気を引き起こしているのかについて詳しく説明していきたいと思います。
併せて因縁を断ち切る方法についても紹介するので、自分の病気が因縁によるものではないかと不安になっている人はぜひ参考にしてください。
目次
先祖の因縁で病気になる4つの理由
まずは、先祖の因縁によって病気になる理由にどのようなものがあるのかについて確認していきましょう。
因果応報といって、ご先祖様が犯した罪によるもの、親が受けなかった因果があなたに巡ってきている場合など、さまざまな理由があるので、ひとつひとつの理由を理解することが大切です。
成仏できていない先祖がいる
まず最初に挙げられるのが、先祖の祟りによって病気になるケースです。
普段からお墓参りに行っているのに。
毎朝仏壇に手を合わせているのに。
先祖の祟りによって病気になっている人の中でも、このように疑問を感じることがあるかもしれません。
しかし、お墓参り、先祖供養をしっかり行っていたとしても、何らかの強い恨みをもって亡くなった先祖がいた場合には、成仏できずにこともあろうか自身の子孫にその因縁を残してしまっている場合があるのです。
先祖供養が十分でない
ご先祖様を大切にしていない、先祖供養を行うことができていないというのが原因でご先祖様が怒ってしまい、一族の中であなたがその怒りを身に受けてしまって病気になってしまうということもあるでしょう。
これは、きちんと供養されていないことにご先祖様が不満や怒りを抱いているのが病気として現れていると考えられるため、先祖供養やお墓参りなどをきちんと行うことで改善できるといえます。
もっと子孫と仲良くしたい、もっと深いつながりを持ちたいというご先祖様の強い想いの現れだと捉えることもできるのです。
強く恨まれた先祖がいる
先祖の行いによって、子孫に影響が表れることもあります。
中でも、先祖自身の行いによって因果応報を受けているという場合ではなく、“先祖が別の人間に恨まれている”ことが原因で子孫が病気になるケースというのが厄介なのです。
何かしらの原因によってご先祖様が誰かから強い恨みを買ってしまうことになり、その恨みがご先祖様本人ではなく、子孫に残されてしまって、子孫が病気になってしまうことがあります。
親の因果を引き継いでいる
親の因果を引き継いでしまったことで病気になってしまうというパターンもあるようです。
親がなるべくしてなった病気が、因果として残り、子供にも同じ病気として発症してしまうというものです。
それだけだと“遺伝”として捉えられてしまいがちですが、中には親がしてきた行動や言動、生活習慣によって、その本人ではなく子供に因果応報が起こってしまうケースもあります。
親だけでなく、祖父母や曽祖父母など自らの直接の先祖の因果を引き継いでしまう場合もあるのです。
病気は先祖の因縁ではなく命日反応のこともある
自分の身に起こっている病気が、先祖の因縁や先祖から自分に伝わってきている因果応報であるかもしれない…と思っていても、実際にはそこに別の原因が存在している場合もあります。
そのため、あなたがかかる病気すべてが先祖の因縁に関わるものと考えることはできないのです。
ここで覚えておいてほしいのは“命日反応”という言葉です。
命日反応とは⇒亡くなった人の命日が近づくと心がひどく落ち込み、体調不良を起こすこと。
決して因果や因縁などではなく、この命日反応によって心が落ち込み、病気を発症してしまっている可能性もあります。
命日反応は決して故人の命日だけでなく、結婚記念日や誕生日など、故人との思い出が深く残っている日が近づいてくることでも起こることがあるといわれているのです。
先祖の因縁による病気の原因
どのような病気になるかによって、先祖のどのような因縁が関係しているのかを知ることができるといわれています。
ここでは精神的な病気から顔、体、内臓などさまざまな病気がどのような先祖の因縁と関係しているのかについて紹介していきたいと思います。
精神の病気
精神の病気は、先祖が不幸にしてしまった人の恨みが因縁をして巡ってきている場合が多いといわれています。
ノイローゼや鬱といった精神的な病は、先祖の行いが原因となっていますが、自律神経が影響している精神的な病気の場合には、自らや家族がご先祖様を大切にしていない、先祖供養が十分ではない、長らくお墓参りに行っていないことなどが原因となっているので、ご先祖様を大切にする行動をとることで症状が治癒していくでしょう。
子宮系の病気
子宮に関する病気は、ご先祖様の水子に関する因縁が影響していると考えられます。
ご先祖様が中絶や流産をしており、水子の供養がきちんとできていなかったことで、その因縁が子孫に巡ってきてしまっているのです。
ご先祖様に水子がいたことを知っているなら、もちろんきちんと供養をすべきですし、どのご先祖様の因縁が巡ってきているのかがわからない場合には、水子供養のお参りに行くことで症状を改善することができるでしょう。
頭部の病気
基本的に頭の病気というのはご先祖様の存在を雑に扱っていたことが因縁となり発症するものだとされています。
頭痛や頭のケガというのがその最たるもので、これに悩まされている人は先祖供養をしっかりと行うことが望ましいでしょう。
薄毛だったり、抜け毛だったりと“毛量”に関する病気や症状の悩みに関しては、ご先祖様の因縁が関係しており、ご先祖様が人に恥をかかせたり、人の財産や職を失わせるような行いをしてしまったことが原因だといわれています。
目の病気
眼の病気は色情に関する因縁によるものが多いといわれています。
色情とは⇒肉体的な欲望。性的な欲望。
先祖が不倫をしていたり、色情に狂い浮気を繰り返していたり、色恋沙汰で多くの人を泣かせたり苦しめたりしていたことが因果となって巡ってきているのだと考えられるでしょう。
先祖の因縁を受け入れ、それでも先祖を大切に思う心を持ち続けることで症状が緩和したり、治ったりするともいわれています。
耳の病気
耳の病気はご先祖様が神仏を信じることがなく、神様や仏様に対して失礼な行動をとっていたことが因縁となって子孫に病気を起こしていると考えられます。
また、中耳炎など耳の病気を頻繁に繰り返す場合には、先祖が人の話に耳を傾けず自分勝手に生きていたことに対する因縁だと捉えることもできるのです。
噂や悪口など、耳が原因となって人の不幸を作り出してしまった先祖の子孫は耳の重篤な病気にかかることがあるともいわれています。
口の病気
先祖の口が人の不幸の元となっていたことで、因縁が残り、子孫が口の病気になるとされています。
嘘ばかりつき、人を騙したり苦しめたりしたことが因果となっていると考えられます。
言わなくてもいいことを言って人を傷つけたり、言葉遣いが汚くて人に嫌な思いをさせた先祖がいたなら、その人物の因果を受け継いでしまっているのだと考えることができるでしょう。
喉の病気
人のことを考えず、私利私欲に走った先祖がいる場合には、その先祖の因縁として子孫が喉の病気にかかることがあります。
幼いころから扁桃腺を腫らして高熱を出すことが多かったり、風邪をひくと必ず喉をやられてしまう…などという場合には、余計な言葉と思いやりのない態度で多くの人の恨みを買った先祖の因縁を引き継いでしまっているのだと考えることができるでしょう。
先祖供養すること、思いやりをもって人に接することで症状を緩和することができます。
呼吸器系の病気
呼吸器系の病気は、先祖の因縁の中でも人の心を痛めてしまった先祖の因果応報として発症することがあるとされています。
人が悲しむ行動をとりすぎていたり、人に対して心ない発言を繰り返していた先祖の因縁が自分に巡ってきてしまっているのだと考えられるでしょう。
呼吸器系でも肺に関する病気に関しては、先祖の受けた恨みや怨念が子孫に影響を与えているものだといわれています。
古くから時代を過ぎるごとに強くなっている怨念のせいで重篤な病気を発症することもあるようです。
心臓の病気
心臓の病気は、ご先祖様の加護を満足に受けられていないことを表しているといわれています。
これは、先祖供養が足りていないこと、ご先祖様に対する感謝の気持ちが足りていないことが原因だと考えられ、大切にしていないからご先祖様もあなたを大切にしてくれない…という絆が薄れてしまっている状態となっていることを示しているのです。
先祖供養をしっかりすること、そして常にご先祖様への感謝の気持ちを持ち続けることで因縁を断ち切るしかありません。
胃の病気
先祖代々、人や物、環境など自分を取り巻くすべての事象に感謝の気持ちが足りていない一族において、胃の病気を発症することがあります。
これは、感謝の足りない一生を過ごした先祖が多々いること、そして自らもその一族と同じように感謝が足りていないことが因縁となって発症した病気だと捉えることができるでしょう。
誰かに親切にしてもらっても当たり前だと考えていたり、環境に恵まれていてもそれは自分の功績だと考え感謝しなかったりといった行いを自らが正し、先祖の因縁ごと断ち切るしかありません。
肝臓の病気
ご先祖様が怒りっぽいことで周囲を不幸にしていた因縁が、肝臓の病気となって子孫に巡ってくることがあります。
すぐに癇癪を起こし、周囲の人に当たり散らしたり、情緒不安定で回りに迷惑をかけたりといったことがあり、それが周囲からの恨みを買ったり、疎ましく思われたりすることに繋がってしまい、結果的にそのご先祖の子孫が因果応報を受けることになってしまっているのです。
心穏やかに過ごすことで先祖の因縁を断ち切り、自らの肝臓の病を治癒させていくしかありません。
腸の病気
ご先祖様の“場所”に対する供養不足が原因となって子孫に腸の病気が発症することがあります。
もし自分の家の敷地内に井戸があったり、お稲荷様が祀られているなどということがあれば、代々きちんと供養されていなかった可能性があります。
また、ご先祖様の行いがきっかけとなって因縁が残るのが、ご先祖様がケチだったことに関連している場合もあります。
お金を出し惜しみする、労力を出し惜しみする、愛情を出し惜しみするなど、何かに関してケチだったことが原因かもしれないのです。
血液の病気
ご先祖様の存在が原因となり、愛憎によって命を落とした人の存在が、子孫に因縁を残し、血液の病気を起こさせることがあるとされています。
決して色情に狂ったご先祖様が悪いというわけではなく、ご先祖様を他の異性と取り合い、それが原因で命を落とした人がある意味逆恨みのように因縁を残しているのだと考えられます。
人の恋や愛に関わる怨念は非常に強いため、ご先祖様の代わりに命を落とし恨みを残している人物に対して謝罪する心を持つことで治癒させることができるでしょう。
先祖の因縁が原因の病気への対処法
自身を襲った病気が、ご先祖様の因縁が原因だった場合には、どのように対処すればよいのでしょうか?
ここでは、病気がご先祖様の因縁が原因だった場合にどのような行動をとり、意識すればよいのかについて、まとめて紹介していきたいと思います。
こちらでは自分でできる先祖供養の方法について紹介しているため、先祖供養が必要な場合には参考にしてください。
因果に合わせた供養をする
因縁の元を探り、一体ご先祖様のどのような行動や生き方が原因でその病気が起こっているのかについてを知りましょう。
そのうえで、因縁のもととなっている事柄に合わせて供養をすること、その対象を知ることで、ご先祖様の行いを浄化したり、因縁そのものを浄化することができるとされています。
それぞれの病気によって、因縁がわかることもありますから、因縁のもとを探り、根本から恨みや怒りといったマイナスの感情を浄化することを第一に考えましょう。
因縁解脱のご祈祷を受ける
先祖の因縁解消のために、因縁解脱のご祈祷を受けるために神社やお寺を訪れてみるのもよいでしょう。
人の恨みや怒りなどマイナスの感情がこびりついているような因縁は、素人の力だけではどうにもならないこともあります。
神社やお寺でしっかりと祈祷してもらうことで、その因縁を断ち切ることができるのです。
因縁解脱だけではなく、病気平癒の祈願を一緒に行ってもらうことで、因縁を断ち切るだけでなく因縁が原因となって発症している自らの病気を治癒の方向へ運んでいくこともできるでしょう。
ご先祖様から伝わる因縁を断ち切る方法についてはこちらで詳しく紹介しています。
病気でも感謝の気持ちを忘れない
先祖からの因縁を受けてしまうのには、ご先祖様からの加護が足りなかったり、絆が薄いことも理由の一端となっているのです。
先祖に対する感謝の気持ちを持つこと、そしてその感謝の気持ちを行動など普段の生活に表すことで、ご先祖様との繋がりや絆をより深くすることができ、病気平癒の効果を発揮してくれることもあります。
病気であったとしても、自身との繋がりを示してくれたご先祖様に対して感謝の気持ちを持ち、ご先祖様の存在を示してくれた病気に対しても感謝をすることが大切だと考えてください。
その感謝の気持ちによって、病気を治癒させることができるのです。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「先祖の因縁の病気は自分の代で断ち切ろう」
あなたのスピリチュアルな能力がご先祖様からの因縁を引き受けてしまったことは、決して無駄にはならないの。
あなたの代でご先祖様の因縁を理解し、断ち切ることで、あなたの親や子供を因縁にまつわる病気から守ることに繋がるわ。
感謝の気持ちを持ち、先祖供養を行うことで因縁を断ち切ってしまいましょう。
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