
突然オーラが見えるようになると、何か病気になってしまったのかと不安になる人もいるでしょう。
オーラが見えると「スピリチュアルな意味があるのだろう」考える人もいますが、突然の変化に病気の可能性も脳裏によぎるのは当然です。
今回は、オーラが見えるのは病気の可能性があるのかということについて詳しく解説していきます。
科学的な原因とスピリチュアルな理由や原因が分からない時の対処法もお伝えするので、不安な方は参考にしてくださいね。
目次
オーラが見えるのは病気が原因のことがある

オーラが見えるのは病気が原因のこともあるので、スピリチュアルな意味があると安易に考えるのは危険です。
一般的にスピリチュアルな世界では、オーラが見えるのは病気ではないと考えられています。
霊的な才能の持ち主で第六感が優れていたり訓練により霊力が開花したりすると、オーラが見えるようになることはあるものです。
スピリチュアルにおけるオーラとは人間の体から発せられるエネルギーのことを指し、魂の状態や生命エネルギーなどもオーラによって表現されていることもあります。
このようなエネルギー体のオーラが見えるのであれば科学的な根拠はありませんが病気ではないと考えられる状態です。
一方でオーラのようなものが見える病気や、病気でなくてもオーラのようなものが見える原因も存在します。
エネルギー体であるオーラが見えると自己判断せずに、病気の可能性も視野に入れて見えるものを観察しましょう。
オーラが見える病気の種類と特徴

オーラが見える病気には、どんな種類がありどんな特徴がみられるのでしょうか。
実際にオーラが見えることが病気と直結するわけではありませんが、異常を感じるのであれば医師などの診察を受けてみることをお勧めします。
ここでは病気の種類と特徴を紹介するので、気になる症状があれば診察を受けてみてくださいね。
閃輝暗点(せんきあんてん)
オーラのようなものが見える病気には、閃輝暗点(せんきあんてん)というものがあります。
片頭痛の前兆として現れる視覚異常であり、閃光性暗点とよばれることもある症状です。
目に稲妻が見えると表現する人もおり、目の前がチカチカしたりキラキラ光ったりギザギザした光のようなものが現れます。
また視野の一部分が暗く見えにくくなったり欠けたりするため、視覚的変化が大きい病気です。
一時的な脳の血流変化によって起こると考えられています。
虹視症(こうししょう)

オーラのようなものが見える病気には、虹視症(こうししょう)というものもあります。
虹視症は、目で光を捉えた時に周りに時にの輪っかが見える症状です。
電気や夜間の車のヘッドライト等の光の周りに虹色の輪が出来るため、オーラと感じてしまうことがあります。
光は鮮明なものばかりではなく、滲んだりぼやけたりすることもあるため「自分にしか見えないオーラ」と思ってしまうのでしょう。
角膜の炎症や汚れが付着して光が乱反射することが原因であるとされ、軽い視痛も起こります。
光視症(こうししょう)
オーラのようなものが見える病気には、光視症(こうししょう)というものもあります。
実際には存在しない光を感じ、目にフラッシュみたいな光が見える症状です。
「フォスフェン」とも呼ばれ、暗い場所や目を閉じている状態でも光を感じることがあります。
網膜剥離や後部硝子体剥離等が原因で起こることがあり、非常に危険な状態なのですぐに病院の受診が必要です。
飛蚊症(ひぶんしょう)

オーラのようなものが見える病気には、飛蚊症(ひぶんしょう)というものもあります。
目の前に蚊が飛んでいるような影が見える症状です。
自分にしか見えない影が見える、まばたきをしても消えることがないなどの特徴から、「特別なものが見える」と感じます。
加齢により生理的なものが原因の場合は問題ありませんが、網膜裂孔や硝子体出血などが原因であれば放置すると失明にもつながる病気です。
硝子体の濁りが原因であり、病気であれば目薬等では治りませんので病院で治療が必要となります。
てんかん
オーラのようなものが見える病気には、てんかんというものもあります。
てんかんは、全身けいれんや手が勝手に動いたり感覚が変に感じたりなど症状も多岐にわたる病気です。
発作が起こると数秒から数分続き、終わります。
脳に外傷や炎症など異常がみられる場合の症候性てんかんであれば、オーラのように見える以外にも症状が出てくるのでしっかり観察が必要です。
特発性てんかんは明らかな脳異常は見当たらないですが、遺伝的な要因が関係しているといわれます。
統合失調症

オーラのようなものが見える病気には、統合失調症というものもあります。
精神疾患の一つであり、現実と自分の内側との境界線があいまいになる病気です。
幻聴や幻覚・妄想など実際には見えないものや聞こえないものが感覚ではしっかりと感じられるので、本人の中では実際に起きていることと相違ありません。
原因は解明されていませんが、ストレスや脳の神経伝達物質異常が関係しているとされています。
認知症
オーラのようなものが見える病気には、認知症というものもあります。
認知症では、物忘れやコミュニケーションの困難さを思い浮かべる人も多いはずです。
しかし見えたもの認知能力に問題が生まれたり見え方にゆがみが出たりすることで、オーラのように見えることもあります。
深部知覚障害が発症すれば、目に見えているものを違うものとして認識してしまい洋服がオーラに見えることも。
また色の認識障害が出ることもあるため、実際とは違う色だと認識してオーラと感じることもあるでしょう。
肝性脳症

オーラのようなものが見える病気には、肝性脳症というものもあります。
肝性脳症は、肝機能が低下し体内に有害物質であるアンモニアが溜まり脳にまで到達することで起こる脳障害です。
中度の症状では、意識障害や幻視が起こることもあり、光の輪が見えたり人の周りにオーラが見えたりすることがあります。
脳機能の低下で視覚の以上が起こるだけでなく、意識混濁や感覚のゆがみにより「オーラが見える」と訴え始めることもあるのです。
ナルコレプシー
オーラのようなものが見える病気には、ナルコレプシーというものもあります。
ナルコレプシーとは、突如睡魔に襲われる睡眠障害です。
入眠時や覚醒時に脳が幻覚を見る場合があります。
脳の覚醒と睡眠が混ざると幻視や感覚の歪みが起こるため、オーラを見たような気持ちになったり、幻覚に囚われたりするのです。
また日中に強烈な眠気が起こることで、光の認識に歪みが生じてオーラと感じることもあるでしょう。
過眠症

オーラのようなものが見える病気には、過眠症というものもあります。
過眠症とは、ナルコレプシーを含む十分な睡眠をとっても過度に眠気が訪れる病気の総称です。
夜にしっかり眠っていても日中に眠気が襲ってくるため、意識がぼんやりとしてしまうこともあります。
また睡眠時無呼吸症候群等の治療により服薬していることで、極度の睡魔に襲われ幻視が現れる場合もあるので、薬の服用時間や服用方法も正しいかどうか確認が必要です。
単純ヘルペス脳炎
オーラのようなものが見える病気には、単純ヘルペス脳炎というものもあります。
単純ヘルペス脳炎は発症は非常にまれですが、重篤な症状となり対処が遅れると脂肪率も高い病気です。
単純ヘルペスウイルスが前頭葉や側頭葉に炎症を起こすため、視覚に異変が見られることがあります。
光が眩しく見えたり、色が変わって見える、周囲の人物や物が光って見える、存在しない光や影が見えるなどの症状も考えられるものです。
オーラが見える病気以外の科学的な可能性

オーラが見えるのは、病気以外に別の科学的な可能性はあるのでしょうか。
全ての可能性を知って、見えているオーラの原因が何かを考えましょう。
残像効果
病気以外にオーラが見える科学的な可能性は、残像効果というものがあります。
普段からよく起きている現象で、誰しもが経験したことがあるはずです。
残像効果とは、網膜に映っている又は脳で認識している光や映像が実際には消えた後も見えている現象を指します。
陽性残像では、今まで見えていたものと同じように見えるのですが脳が「もう目の前にはない」と認識した状態で視覚のみ反応が起きている状態であれば、オーラと感じることもあるでしょう。
また陰性残像は見えていたものと逆の色が見えるため、視覚でとらえたものとの違いを認識してオーラと感じます。
共感覚(シナスタジア)

病気以外にオーラが見える科学的な可能性には、共感覚(シナスタジア)というものもあります。
共感覚とは、別々の感覚が同時に働く脳の特性の一つです。
例えば文字に色が重なって見えたり、人の名前を聞くと匂いが感じられたりする現象。
一貫して起きているのが通常なので、本人はいたって当たり前だと感じています。
人の名前や姿を見ると特定の色がいつも見えるため、オーラと感じている人も少なくないはずです。
五感や心理の影響
病気以外にオーラが見える科学的な可能性には、五感や心理の影響というものもあります。
人間の心は、都合のいいように働くことも珍しくありません。
五感は時に錯覚を心理状態や環境条件により、錯覚を起こすのです。
例えば「怖い」と強い恐怖を抱いた状態で夜道を歩いていると、電柱の影さえ人の姿に見えてきます。
相手の人物に対する敬愛する気持ちに朝日や夕日が差し込んだり、照明条件が整ったりすると「オーラが見える」と感じることもあるはずです。
人のオーラが見えるようになるスピリチュアルな理由

人のオーラが見えるようになるスピリチュアルな理由は、魂の成長段階や精神状態によるものもあります。
オーラが見える人とは、直感力に優れていたり第六感が研ぎ澄まされていたりするものです。
オーラが見えることで、人の魂の状態や精神状態が分かることもあるためヒーラーやライトワーカーになっている人も多く存在します。
- サードアイ(第三の目)が開眼している
- 強力な高次元のサポートを受けている
- 経験豊富で人の良い所をすぐに見つけられる
- 瞑想習慣があり五感が研ぎ澄まされている
- 愛と奉仕の精神でいるため心が落ち着いている
オーラが見えるようになるには、人間として魂の成長を遂げることが大切です。
エゴや執着・欲を手放していくと、ポジティブなエネルギーでいられるため周りの人の精神状態や状況を冷静に見えるようになっていきます。
視野が広くなり愛と奉仕の精神で人間関係を築いていると、オーラが見えて良い人間関係の輪が広がっていくはずです。
オーラが見えて病気か不安になったときの対処法

オーラが見えて「病気かもしれない」と不安になった時には、怖がらずに病院で検査を受けるようにしましょう。
スピリチュアルな理由でオーラが見えているのか、病気かそれ以外なのか自分だけでは判断できない時には第三者の判断を仰ぐのが懸命です。
そのためにも現象やオーラが見える以外の症状がないか等、細かく自分自身の観察をしてみます。
「いつ」「どんな場面で」「どんな様子」等オーラが見える状況や程度を観察し、記録を残すことが重要です。
特に視覚以外に症状が出ていれば合わせて細かい情報を残しておくと、診察の際にも参考にしやすくなります。
安易にスピリチュアルな現象だと思い込んで放置すると、命の危険を伴う病気の場合もあるので不安や異常を感じたらすぐに観察し医師の診断を仰ぎましょう。
占い師 tomomiのワンポイントアドバイス「オーラが見えるなら病気の可能性も疑おう」
スピリチュアルな理由からオーラが見えるようになることもありますが、自己判断は危険です。
スピリチュアルだと判断するのは、病気でないと分かってからでも遅くありません。
オーラの見え方や体を観察し、メモを作りましょう。






















































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