
神棚や神社へ榊をお供えする際に、「榊にはどんなスピリチュアルな意味があるだろう」と気になる人も少なくなるものです。
強い浄化の力を持ち神様への供え物ともなっている榊に対して、特別な何かを感じている人にとっては気になるもの。
今回は榊のスピリチュアルな意味や効果について、詳しく解説していきます。
神棚の榊の状態や置く場所別のスピリチュアルな意味や飾り方もお伝えしますので、榊のスピリチュアルな意味を有効に活用したい方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
榊のスピリチュアルな3つの意味や役割

榊のスピリチュアルな意味や役割には、どんなものがあるのでしょう。
儀式でも使われるほど神様との繫がりが深い榊について、意味や役割を解説していきます。
神々に供えられる神聖な植物
榊のスピリチュアルな意味や役割は、神々に備えられる神聖な植物であるというものです。
そもそも榊とはツバキ科の常緑樹であるため、一年を通して青々としているのが特徴的な植物。
榊という名前の由来は「境い木(さかいぎ)」という意味からきているとされており、神様の世界と現世を隔て且つ繋ぐ役割を持つ植物として昔から神事で活用されてきました。
しめ縄や玉串奉奠(たまぐしほうてん)や神棚へのお供え物として、重要な役割を持っている植物です。
神々とのスピリチュアルな結びつき

榊のスピリチュアルな意味や役割には、神々とのスピリチュアルな結びつきがあるというものもあります。
しめ縄に紙垂を垂らすことで、神霊が宿る場所としての役割を持ち神様の依り代となるのです。
榊を備えることで、家全体を守護できる力が働きます。
家族の安全、健康、繁栄を祈るためにも、榊を供えることも珍しくありません。
現世と神様の世界を繋ぐ役割があることで、神々から目印ともされています。
強い浄化のエネルギー
榊のスピリチュアルな意味や役割には、強い浄化のエネルギーというものもあります。
部屋に飾ることで神様を迎える大切な場所として、神聖な空間を作ることが出来るのです。
神様を迎える場所は、非常にエネルギーが高く浄化力も強い空間となります。
榊は常に上に向かって成長する「陽」のパワーを持っているため、ネガティブな感情や身体の疲れも癒す効果があるのです。
榊を飾るスピリチュアルな5つの効果

「榊を部屋に置きなさい」といわれることもありますが、榊を飾るとどんなスピリチュアルな効果を得られるのでしょうか。
浄化や神様との繋がりという基本的な意味を踏まえて、スピリチュアルな効果を解説していきます。
負の感情を浄化する
榊を飾った時に得られるスピリチュアルな効果は、負の感情を浄化できるというものです。
人間誰しも感情には波があるもので、嬉しいこともあれば悲しいこともあります。
しかし悲しみに暮れてネガティブ思考から抜け出せなかったり、未来への希望が抱けなかったりすると魂の成長を止めてしまうも同然です。
榊を飾ると心の中に芽生えているネガティブな感情を浄化し、心の痛みを受け入れ癒すことが出来ます。
榊には、空間を浄化すると同時に心の雑念を取り払うという効果があるからです。
心の浄化にもなるため、空間を清める時に瞑想や深呼吸を行うことをお勧めします。
土地や家の邪気を浄化する

榊を飾った時に得られるスピリチュアルな効果には、土地や家の邪気を浄化するというものもあります。
神社や神棚など、神様が宿る場所にお供えする榊。
神様が宿る場所は、常に神聖でエネルギーが満ちている場所にする必要があるため榊で空間の浄化を行います。
実は家には多くの邪気が溜まりやすい、という傾向があるのです。
外に出て疲れたり人から負のエネルギーをもらったりして、家でホッと一息つく時に邪気を身体から落とすため。
定期的に土地や家の浄化をして、神様が宿れるくらい神聖な空間にしていきましょう。
心に安定や癒しをもたらす
榊を飾った時に得られるスピリチュアルな効果には、心に安定や癒しをもたらすというものもあります。
空間や感情の浄化が出来てくると、心が穏やかに安定してくるものです。
人の心は嫉妬や不安・心配等負の感情が生まれることで、心がせわしなくってしまいます。
心の浄化が行われるとあらゆる感情も調和がとれてきて、ジェットコースターのようなアップダウンが激しい感情ではなくなるはずです。
榊で心の浄化をすることで、落ち着きがあり癒しのオーラを放つようになります。
内なる変化と自己成長を促す

榊を飾った時に得られるスピリチュアルな効果には、内なる変化と自己成長を促すというものもあります。
部屋の掃除をすると気分がスッキリするように、空間を浄化すると周りの気が変化した事に気が付き自分のエネルギーも整い始めるはずです。
神様との繋がりを強める榊だからこそ、「気分が違う」「神聖な気持ちになる」と神聖な気持ちも高まります。
心の中に神聖さの自覚が芽生えると、日常の何気ないことへの感謝の気持ちやエネルギーの高さに見合う自分になるために成長しようとする気持ちも高まるでしょう。
空間が浄化され内面が整うことで、自分自身の心が変化し成長する意欲も高まるのです。
運気を上昇させる
榊を飾った時に得られるスピリチュアルな効果には、運気を上昇させるというものもあります。
空間の浄化により邪気を払いネガティブなエネルギーがなくなると、場のエネルギー自体が高まり格が上がるのです。
エネルギーの高い空間は、神聖な場所となり様々な運気も高まります。
自分自身も邪念が払われ直感をキャッチしやすくなっているため、チャンスを掴みやすくなっているわけです。
金運・仕事運・恋愛運・健康運が上がり、何事も上手くいくことで関わる人間関係も良好になります。
状態別:榊のスピリチュアルな意味

榊のスピリチュアルな意味は、状態別でも異なります。
それぞれの状態の時のスピリチュアルな意味を解説するので、「部屋に飾ってみよう」と思っている人は参考にしてみてくださいね。
神棚の榊が枯れる:気が乱れている
神棚の榊が不自然に枯れてしまう時には、その場の気が乱れているサインです。
場の浄化や気を高めてくれる榊は、通常飾ることでその場にいい影響を与えてくれます。
ところが管理をしっかり行っていても不自然に枯れてしまう場合には、榊の浄化エネルギー以上に気が乱れているため浄化が追いついていないのです。
健康状態や家族関係の不和など、身の回りに悪いことが起こる予兆ともいわれています。
榊が枯れない:神様からの加護を受けている

神棚の榊が枯れないスピリチュアルな意味は、神様からのご加護を受けていて人生が正しい方向性で進んでいるというサインです。
榊は神様との繋がりを強くする植物でもあるため、飾ることで気持ちが落ち着き自分を見つめなおす時間も増えてきます。
榊がずっと枯れないのは神様からの特別な加護を受けているサインであり、日頃から何気ないことに感謝し八百万の神様や自分自身の中に宿る内神としっかり繋がっていることを示しているのです。
困難が訪れても神様がサポートしてくれるため、安心して自分の道を進んでいって大丈夫だという意味を持ちます。
榊の根が生える:成長や再生のサイン
榊の根が生えてきた時のスピリチュアルな意味は、神様からの祝福や精神的成長・再生の象徴です。
切り枝として飾っていた榊から根が生えてくるのは、人生の転機において成長やスタートを神様が加護しているという意味を持ちます。
変化を恐れて何も出来ないよりも、一歩踏み出すことでどんどん新たな自分を発見していく事も出来るはずです。
榊の強い生命力のサポートを受け、自分の人生においても新たなスタートを切ると神様からの祝福を受けサポート力も強くなります。
榊に蕾や花が咲く:神様からの応援

榊に蕾や花が咲くスピリチュアルな意味は、神様から応援されているサインです。
「この選択でいいのかな」と人生の岐路に立っている時には、決断を下すのが怖いと感じるもの。
そんなタイミングで榊に蕾がついたり花が咲いたりするのは、神様が選んだ道は正しいと背中を押してくれているサインです。
迷いを抱えていない場合には、これから良いことが起こる吉兆ともいわれています。
榊に実がつく:願いが届く
榊に実がつくスピリチュアルな意味は、神様との繋がりが強くなっており実が神様にあなたの願いを届けてくれるというものです。
神の木と呼ばれている榊の実は、あなたの願いを届けてくれる媒体となってくれます。
思いを榊の実に込めることで、神様へ届きやすくなるのです。
生命力の象徴でもあるので、新しいスタートを切るのにもベストなタイミング。
自分のやりたいことや叶えたい願いを榊の実に願いながら、どんどん実行していきましょう。
榊に新芽がつく:願いが叶う前兆

榊に新芽がつくスピリチュアルな意味は、願いが受け入れられ始めているというものです。
榊から新芽が出ると、何が起きているのか分からなくてドキッとする人もいるかも知れません。
神様との繋がりが強くなる榊から新芽が出るのは、神様からの祝福を受けていてあなたの願いが届けられ始めているというサインです。
生命力の象徴でもる榊に新芽がつくのは、まさに新しいスタートを意味しています。
これからの人生も豊かになっていくことを神様が祝福してくれているので、自信を持って進んでいきましょう。
榊の葉が茶色くなる:浄化の完了と警告
榊の葉が茶色くなるのは、空間の浄化が完了し見直しのタイミングが来ているサインです。
正しい管理をしているにも関わらず榊の葉が茶色くなり枯れ始めたら、飾っている空間の浄化が完了したという意味になります。
悪いエネルギーやネガティブな感情を吸い取ってくれているため、ただちに新しい榊に取り替えましょう。
浄化が完了したことでここから良いエネルギーが循環します。
一方で神様やご先祖様がメッセージを送っているサインでもあり、生活や人間関係などを見直すタイミングべきです。
注意するべき出来事がないか、感謝の気持ちを表せているか自分自身を振り返りましょう。
榊の葉が赤くなる:エネルギー転換に注意

榊の葉が赤くなるのは、人生のエネルギー転換期が訪れているサインです。
新芽の時期に榊の葉は赤くなりやすいといえます。
新しく生まれてくる生命力の高い榊のタイミングで赤い葉になるのは、場の気を浄化したことによるサインや身の回りの変化が大きいことを神様が知らせてくれているサインでもあるのです。
心が荒れていたり感謝の気持ちを忘れたりしていると、人生の転換期が悪い方向に進んでしまう可能性があります。
移り行くエネルギーのタイミングだからこそ、心を穏やかに自分の進むべき道が合っているか見直しましょう。
榊の匂いがする:新しい自分をスタート
榊の匂いがするのは、空間の浄化が完了し見直しのタイミングが来ているサインです。
浄化の力が強い榊の匂いがする時には、空間の浄化が完了しエネルギーが整ってしまったことを神様が知らせてくれています。
心と環境の浄化もスタートしているため、様々なデトックス的な出来事が起こることも。
古い思考やネガティブな感情、価値観が合わなくなった人間関係への執着を手放して新たな自分のステージをスタートさせましょう。
プリザーブドの榊:神様との繋がりが持続する

プリザーブドの榊のスピリチュアルな意味は、普遍的な状態が続くことにより神様との繋がりが強く維持できるというものです。
美しく姿形が保存されているプリザーブドの榊は、神様との架け橋を永続的に続けてくれるものとなります。
空間の浄化を維持し、心の中に沸き上がる感謝の気持ちもより強くなっていくのを感じるでしょう。
信仰心を表現する方法としては、伝統に縛られない柔軟な姿勢が心の柔軟性というスピリチュアルな意味ともなります。
場所別:榊のスピリチュアルな意味

榊のスピリチュアルな意味は、飾る場所別によっても異なります。
それぞれの場所で飾っている時のスピリチュアルな意味を解説するので、「どこに飾ろうか悩んでいる」という人は参考にしてください。
神棚に榊:神様を迎える依り代
神棚に榊を飾るスピリチュアルな意味は、神様をお迎えし依り代となる神聖な木というものです。
神様との境の木であるという意味の通り、神棚に飾ることで神様と人間との間を繋ぐ役割を果たします。
神様が降り立つ木でもあるため、お迎えするための清らかな木として非常に神聖な意味を持つのです。
信仰心を高め、日頃の感謝の気持ちを持つ心を整えるきっかけにもなります。
神棚を新しく作る際には、手順やルールに沿って作ることが神様を正しくお迎えするためにも必要です。神棚について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください。
玄関に榊:運気アップ

玄関に榊を飾るスピリチュアルな意味は、運気をアップさせるというものです。
浄化のパワーが非常に強い榊。
人が多いところに行ったりストレスを抱えたりすると、体の中にネガティブなエネルギーを溜め込んでしまいます。
「この人に会ったらいつも疲れる」「嫌な事があって気分が落ち込んだ」等の気持ちを抱えて帰宅した時に、家の中で一番最初に足を踏み入れるのが玄関です。
玄関に榊を飾ることで家の中にまで邪気を持ち込むことなく、榊が吸い取ってくれます。
そのため家の中でリラックス出来るようになり、心も体もしっかり休めることが可能になるのです。
邪気を払いエネルギーが高い状態でまた次の行動に移すこと出来るので、様々な運気がアップします。
トイレに榊:金運と健康運アップ
トイレに榊を飾るスピリチュアルな意味は、金運と健康運をアップさせるというものです。
トイレは体内の老廃物を排出する場所であり、マイナスエネルギーを共に払い落す場所。
悪い気が溜まりやすいトイレに榊を置くと、空間を浄化してくれるだけでなく身体の気も良い状態に整えてくれます。
またトイレをきれいにすると金運がアップするといわれるように、不要なものを手放し新しいものを手に入れる準備が整えば豊かさも手に入るのです。
金運と健康運をアップしたい人は、トイレの空間を浄化するために榊を飾ってみましょう。
部屋に榊:対人運・仕事運アップ

部屋に榊を飾るスピリチュアルな意味は、対人運や仕事運をアップさせるというものです。
榊を部屋に飾ると、空間を神聖にしエネルギーを高めることができます。
自分のエネルギー状態が整い、部屋にいるだけで気持ちが落ち着いてくるはずです。
神様のサポートを受けやすくなり、心にも余裕が生まれてくるため人間関係が生まれることに関して運気が上がってきます。
コミュニケーション能力が高まり、対人運や仕事運が上がるでしょう。
庭の榊の木:土地の浄化・守護
庭に榊があるスピリチュアルな意味は、家や土地を浄化し守護されるというものです。
神が宿る木である榊が庭にあることで、その土地の空間浄化だけでなく敷地に結界を張ることが出来ます。
周囲の邪気から守られるため、家の中に住む家族は円満になり守護される力が強まるのです。
敷地の守り木としても古くから重宝されてきた植物でもあり、繁栄やご縁が続く家系になるという縁起の良さもあります。
スピリチュアル効果を高める榊の飾り方

榊を飾る際には、ぜひともスピリチュアル効果を高める方法で飾りたいものです。
| 榊を飾る際の注意点 | ①枯れた榊をそのまま放置しない ②榊を飾る場所を常に清潔にしておく ③丁寧な気持ちで榊を扱う ④神棚の場合は葉の多い方を外に向ける ➄処分の際も感謝の気持ちで処分する(お焚き上げが望ましい) |
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|---|---|---|---|
| 置いてはいけない場所 | 不浄すぎる場所(トイレの便器のすぐ横等) | ||
榊を扱う際には、神様の依り代であるということを忘れてはいけません。
雑に扱うのはもちろん、空間を浄化してくれているのに枯れたまま放置や水を変えないなどは厳禁です。
神様とのつながりを深めてくれている植物であることに感謝し、丁寧に扱いましょう。
占い師 tomomiのワンポイントアドバイス「榊の不思議なスピリチュアルなパワーで心地良い日々を手に入れよう」
浄化能力が高いため、心と体のメンテナンスとして榊を部屋に飾るのもお勧めです。
スピリチュアルなパワーの恩恵を受け、心地良い日々を手に入れてみてくださいね。























































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