グラウンディングの効果と8つのやり方｜不安を手放して心身のバランスを取り戻そう

スピリチュアルに興味を持つと、グラウンディングという言葉に出会う人も少なくないはずです。

心に不調があったり体を整えたいと思っていたりする時には、グラウンディングの効果を活用出来たら嬉しいと感じる人も多いでしょう。

今回は、グラウンディングの効果について解説していきます。

アーシング等のケア方法との違いややり方についても紹介するので、心身を整えたい人は日常生活にグラウンディングを取り入れる参考にしてみてくださいね。

グラウンディングとは心を安定させる方法の一つ

スピリチュアルにおけるグラウンディングとは、「地に足をつける」という意味を持ち心を安定させるための方法の一つです。

グラウンディングについて、詳しく解説していきましょう。

グラウンディングは「地に足をつける」という意味

グラウンディングには、「地に足をつける」という意味があります。

そもそもグラウンディングという言葉の英語の意味は、「基礎」や「根拠」といった根底を指すものです。

スピリチュアル分野では、地球や自然を認識し「今、ここ」に意識を向けること。

不安やトラウマ等で心が不安定になっている時に、グラウンディングをすることで心と体が一致し落ち着きを取り戻すことが出来ます。

グランディングができてない人は、エネルギーの状態が心や現実から離れてしまっている状態になっているのです。

そのため何もかも上手くいかない出来事が続きます。

あちこちに気が散って集中できない、頭がぼーっとして思考がまとまらない、不安に駆られるなどの弊害も出てくるため心身共に不調になっていくでしょう。

心理ケアや治療として注目されている方法

グラウンディングは、心理学においてケアや治療として注目されている方法です。

スピリチュアルな分野以外でもグランディングは広く活用されています。

災害時やトラウマの治療など、医療現場でも注目されているケアです。

パニックやPTSD（心的外傷後ストレス障害）等を抱える患者さんは、心が過去や未来などに飛びやすくなっています。

思考が現実を見ていない状態では、精神状態が不安定になりめまいや息苦しさ、動機など体への不調にも繋がるのです。

災害時等でも心のケアとして、見えたり聞こえたり感じたりする実際にあるもので嫌な気持ちにならないものを挙げるだけでも、意識が今に集中しグラウンディング出来て落ち着きます。

スピリチュアルなグラウンディング

スピリチュアルな分野におけるグラウンディングは、自分と地球が繋がっているイメージを意図的に作りだすことで心身のエネルギーバランスを整えることが出来る方法です。

自分の存在を受容したり現実的な日常行動に苦手意識を持ったりしている人にとっては、グラウンディングをすることで自分自身を認識し地に足をつけた感覚になれます。

不安や心配を抱えていると、心のエネルギーも不安定になりやすく感情の起伏に左右されて疲れてしまうものです。

グラウンディングをすることで地球や自然と自分自身がつながり、体を意識することで心身のバランスを整えることができます。

グラウンディングとその他のケアの違い

グラウンディングは、その他に知られているセルフケアとどんな違いがあるのでしょうか。

それぞれの手法との違いを解説するので、場面や状況に応じて合うセルフケアを実践してみてくださいね。

グラウンディングとアーシングの違い

グラウンディングとアーシングの違いは、目的です。

実はアーシングは、グラウンディングの一部といえる方法。

直接地球（自然）に触れることで、体内に溜まった電気を放出し自由電気を取り入れられるため体の電気バランスが整います。

直接大地や自然に触れることが必須なので、裸足で大地に立ったり土いじりをしたり海水に入るなどの方法で自然と触れ合うことです。

グラウンディングは、心の安定のために行うという目的があります。

ストレス軽減や体の緊張状態を解くためのグラウンディングの方法の一つとして、アーシングが行われるのです。

グラウンディングとマインドフルネス瞑想の違い

グラウンディングとマインドフルネス瞑想の違いは、意識を向ける方向性です。

マインドフルネス瞑想は、今ここにあること・モノを評価せず客観的に観察し意識を向けることで自己の内面への気付きが大きくなります。

グラウンディングは自分自身の五感を体感し、今ここにあることを感覚として実感するものです。

マインドフルネス瞑想もグラウンディングの一つですが、内面の観察を通して精神の安定やストレス低減が期待されます。

グラウンディングとセンタリングの違い

グラウンディングとセンタリングの違いは、意識を向ける場所です。

センタリングとは、自分の中心に戻るセルフケアのことで内的バランスを保つ役割を果たします。

体の中心部分（第2チャクラ・丹田）に集中し胸の中心を意識した状態で「私は今ここにいる」と感じとるワークです。

自分自身のエネルギーに意識を向けたり心の軸を感じ取ったりすることで、自分軸で物事を判断できるようになります。

集中力を高め自己感覚を保つことが可能です。

グラウンディングを行う効果

グランディングを行うとどんな効果が得られるのでしょうか。

今ここにある感覚を取り戻すと、様々な変化が起こるといわれています。

不調を感じた時には、ぜひ効果を感じてみてくださいね。

精神的な効果

グラウンディングを行うと、以下のような精神的な効果が得られます。

グラウンディングをすると、「今ここにある」という感覚そのものに集中するため自分自身の存在を感じ取ったり五感を存分に味わったりすることが出来ます。

そのため自分の価値を改めて認識出来ることで自己肯定感が高くなり、内側から自信が沸き上がってくるのです。

身体的な効果

グラウンディングを行うと、以下のような身体的な効果が得られます。

グラウンディングでは、身体的に回復や健康促進の効果が認められています。

裸足で自然に触れることで、マイナスの電荷を帯びた電子を地表から受け取り体内に溜まったプラスの電荷を帯びたフリーラジカルを中和させるのです。

赤血球の凝集が少なくなるため血液の粘性が低下し、血流にいい影響を与えます。

また運動後に白血球の数や筋肉の損傷レベルを計測した実験では、グラウンディング後には筋肉損傷と痛みが減少するという結果が得られ治癒効果も認められているケアです。

スピリチュアルな効果

グラウンディングを行うと、以下のようなスピリチュアルな効果が得られます。

グラウンディングでは、大地のエネルギーを受け取ることでエネルギーの生命バランスが整ったり直感力が高まったりとスピリチュアル性も向上します。

過剰な思考や不安感、他人から受け取ってしまった感情など体に溜まったネガティブエネルギーを地面に流すことも可能です。

地に足が付いた状態にするため、引き寄せ力が向上したり「私は今ここにいる」という魂そのものを認識して自己受容ができたりも。

エネルギーやチャクラが整い、現実と強く結びつきが行われるため高次元の存在からの情報をキャッチする能力も高まり現実の出来事も思い通りに加速していきます。

グラウンディングの簡単なやり方8つ

グラウンディングはどのように行うことができるのでしょうか。

簡単に実践できるテクニックをお伝えするので、参考にしてみてくださいね。

54321法で「今この瞬間」に意識を集中する

グランディングの方法には、54321法というものがあります。

五感をしっかりと活用し「今ここ」に意識を集中させる方法です。

今、存在していることを実感していくことで意識を「今」に引き戻します。

パニックや不安感に駆られている時には、意識が過去や未来へと迷走している状態。

今を認識することで不安感が和らぎます。

パワーストーンを身につける

グランディングの方法には、パワーストーンを身につけるというものもあります。

パワーストーンには、それぞれエネルギー的性質がありグラウンディングに最適なパワーストーンを身につけるサポートしてくれるのです。

パワーストーンの性質を活用することで、地に足をつける・安定させる・守る力・行動する力をサポートしてもらうことができます。

グラウンディングに利用するパワーストーンは、浄化をしてから持つようにしましょう。

ヨガを行う

グランディングの方法には、ヨガを行うというものもあります。

体を動かすことで、意識を今ここに向けられやすくなるはずです。

動きの所作や筋肉、呼吸など全ての動作で自分自身を認識できていきます。

ヨガのポーズを通して、地球との繋がりを強く感じることでより深いグラウンディングが出来ます。

グラウンディング瞑想を行う

グランディングの方法には、グラウンディング瞑想を行うというものもあります。

グラウンディング瞑想は、静かな部屋で行います。

背筋を自然と伸ばし、肩の力を抜き自然体で行えるのがベストです。

足の裏やお尻等、大地と触れている感覚をしっかりと認識します。

全体で10分程度のグラウンディング瞑想ですが、不安や思考過多・疲れ等を手放し安心感・現実感を取り戻せるワークです。

足裏に意識を向けて深呼吸する

グランディングの方法には、足裏に意識を向けて深呼吸するというものもあります。

グラウンディング瞑想は、ゆったりと時間と場所を確保して行うのがベストです。

しかしグラウンディング自体は、実は歩きながらでも出来る意識のワークとなっています。

自分自身がちゃんと立っている感覚を認識するだけでも、心は落ち着きを取り戻します。

大地との接地面である足の裏を認識するだけでも可能なので、立っている状態やほんの少しの時間でもグラウンディングできるのです。

食べ物から大地のエネルギーを摂る

グランディングの方法には、食べ物から大地のエネルギーを受け取るというものもあります。

食べ物は地球と体の繋がりを深くし、安心感や安定感をもたらします。

大地の中でエネルギーを受け取って育つ根菜類は、体と意識を下へ安定させる力を持っている食材でルートチャクラを整えるものです。

火を通して温かく煮込んだ食べ物がよりグラウンディング効果を高めるでしょう。

火のエネルギーが加わることで、体の中心に意識を戻す働きをサポートします。

素足で土の上を歩く

グランディングの方法には、素足で土の上を歩くというものもあります。

素足で土の上を歩くことは、グラウンディングの方法の一つアーシングです。

マイナス電荷を帯びた電子を地球から体に受け取り、体に溜まったプラス電荷を中和します。

芝生や砂、泥等地球上にあるものの上を歩きましょう。

地球の生命エネルギーそのものである海でグラウンディングすると、より自分のエネルギーが整っていきます。

コンクリートや靴を履いたままだと、電荷の受け取りが出来ないため不向きです。

土に直接触れる

グランディングの方法には、土に直接触れるというものもあります。

土に触れることで、地球のリズムと同調し身体・精神・エネルギー全てが整うのがグラウンディングです。

体内の電気バランスが整ったり土の波動を受け取ったりして、地球のエネルギーと自分自身のエネルギーが循環します。

素手で土に触れ「大地に支えられている」「地球に存在している」と認識しましょう。

園芸や畑仕事で土いじりをするのも効果的です。

室内では、ポットの土を触るマイクログラウンディングも出来ます。

グラウンディングは寝ながら行ってもOK？

グラウンディングは、寝ながら行うことも可能です。

就寝の前後に行うと、より効果を感じられます。

ヨガで屍のポーズをするように、大地に身を委ねて重力を感じることで地球が支えてくれている意識が芽生え、安心感や安全感を抱けるはずです。

寝たまま行う時には、呼吸も意識して行いましょう。

吸う息で地球のエネルギーを受け取り、吐く息で不要な思考や感情を地球に戻すイメージをすると、全身のエネルギー循環が整います。

仰向けで行う場合の手の位置は、手のひらを上に向け両手は体の横です。

足先や手の先の力を抜き、重力を意識しながら全身の重みを感じ体を床に預けます。

呼吸で地球との繋がりを深めるグラウンディングを5分から10分続けることです。

また足の裏から光の線が伸びて地球のコアエネルギーと繋がるイメージをすることも、ビジュアル化グラウンディングという方法になります。

腹式呼吸と体の変化へ意識を向けることで、より深くグラウンディングが可能です。

占い師 tomomiのワンポイントアドバイス「グラウンディングで穏やかな毎日を取り戻そう」

tomomi

心と体の不調を感じる人は、グラウンディングを行い安心感を手に入れましょう。

精神的・身体的・スピリチュアル的どれをとっても「今、ここ」に意識を向けることで安心感と安全感を得られる効果があります。

体の修復にも役立つので、グラウンディングを活用して穏やかな毎日を取り戻してくださいね。

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