ようやく待ちに待った春です。長い冬をこえて運気が変わるかもしれない大切な節目の時。そんな中で前に進もうとする経済や社会、世界中の人々が昔とは違う「変化」や「前進」にチャレンジしようとしています。
そんな中、私もあなたも今まででとは違う「変化」や「前進」が必要なのは言うまでもない事。
2024年になり、時代の流れの速さは過去の何倍にもなり光の速さになっています。その中で必要な
『変化』と『前進』
この2つが出来なければ、時代の流れに置いて行かれ二度と追いつけなくなってしまうかもしれません。
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日本には四季があります。
その四つの季節をさらに二十四に分けた、二十四節気というものをご存知でしょうか。
私たち日本人は日々のささいな変化にも過行く季節を感じ、楽しんでいました。
さまざまな楽しみの増えた現代において、自然の小さな変化にまで着目することはあまりなくなってしまいましたが、今一度季節の変化に注目していきましょう。
この記事では二十四節気の「大雪（たいせつ）」について、詳しい意味や時期、旬の野菜や果物、魚介類、草花や行事、スピリチュアル的な解釈などについてご紹介していきます。
日本ならではの二十四節気に着目し、寄り添いながら暮らせば、新たな発見があなたの生活を豊かにしてくれるでしょう。
目次
大雪 (たいせつ)の意味や由来
大雪（たいせつ）は大きな雪という字の通り、本格的に雪が降り始める時期のことを意味しています。
1つ前の二十四節気である小雪（しょうせつ）の頃には、まだまだ小さく可愛らしかった雪もこの頃には脅威となってくることもあるでしょう。
雪のよく降る地方では雪対策として、雪の重みで木が折れてしまうことがないよう雪吊りをします。
暦便覧によると「雪いよいよ振り重なる折からなればなり」とあり、雪は各地で降り積もっていることでしょう。
雪が降らない地域でも日ごとに寒さは厳しくなってきて、さまざまな動物が冬眠をします。
そして、鮭は生まれ育った川に帰ってきて産卵をするでしょう。
この二つは大雪（たいせつ）の中の二十四節気に「熊蟄穴（くまあなにこもる）」「鱖魚群（さけのうおむらがる）」として描かれています。
動物も冬支度を始める様子がこの頃になると見られるのです。
動物も動きを止めてしまうくらい寒くなったこの時期、当然私たち人間だって動きたくなくなってしまいます。
ですが、人間は冬眠をしませんから何とかして生きていかなくてはなりません。
寒さは厳しいですが、その分空気は澄み、夜空の星がキレイに見えるでしょう。
こうしたこの季節ならではの楽しみを見つけて、少しでも気分を上げて毎日を過ごしていきましょう。
大雪 (たいせつ)の時期は「12月7日頃」
| 2021年 | 12月7日（火曜日） |
| 2022年 | 12月7日（水曜日） |
| 2023年 | 12月7日（木曜日） |
| 2024年 | 12月7日（土曜日） |
| 2025年 | 12月7日（日曜日） |
| 2026年 | 12月7日（月曜日） |
| 2027年 | 12月7日（火曜日） |
| 2028年 | 12月6日（水曜日） |
| 2029年 | 12月7日（金曜日） |
| 2030年 | 12月7日（土曜日） |
雪は昔の人にとって季節を知らせる大切なものでした。
冬は厳しい季節ではありますが、雪は怖いものであり美しいものでもあります。
そのため雪の名前にはさまざまなものがあります。
雪の結晶はまるで花のようで、雪の花と言ったり、六華や銀花などと呼ばれていました。
花のない冬に、雪を花に例える繊細さは、現代に生きる私たちも見習いたいものですね。
色を失くしてしまう冬、一面の銀世界は決してつまらないものではなく、それを楽しもうとする心意気を昔の人は持っていました。
江戸時代には雪景色を眺める雪見が、粋な人の間で流行っていました。
また、木の上にこんもりと積もった雪のことは冠雪、木の枝からすべり落ちる雪のことは垂雪とさまざまな名前を付けて雪を楽しんでいます。
私たちもこの心意気を見習って、冬を精一杯楽しもうとする気持ちを持って過ごしていきましょう。
できれば、寒いからといって閉じこもるのではなく、この季節ならではのものを楽しみたいものです。
大雪 (たいせつ)のスピリチュアル的な解釈
雪にはスピリチュアルメッセージが込められていると考えられています。
だから、大雪（たいせつ）の時期に、本当に大雪が降るのならそれは天からのメッセージなのです。
大雪が降ると私たちは身動きが取れなくなってしまいますね。
それこそが狙いです。
つまり、雪がたくさん降るということは、あなたに対する「今は動くな」というメッセージなのです。
交通機関も麻痺するような大雪が降ると困ってしまいますが、それを素直に受け取ってみましょう。
「動けないのだから動く必要はない」と考えれば、降る雪に対する焦りや苛立ちも消えていくでしょう。
雪が降って動きづらいというのは、今は焦って行動をしなくていいというスピリチュアルメッセージなのです。
大雪（たいせつ）の頃は、行動的である必要はありません。
努力をするのなら何か行動を起こすよりも、家に引きこもり机に向かう方がいいでしょう。
しっかりと雪に込められたスピリチュアルメッセージを受け取り、この時期に合った行動をしていけるようになりましょう。
そうすれば、冬の間もあなたはしっかりと成長することができるのです。
大雪 (たいせつ)の旬の野菜は「キャベツ」
「キャベツ」の基本情報
| 栄養 | キャベツは胃に優しい成分が豊富です。
その1つがビタミンU。 あまり聞きなれない成分かもしれませんが、ビタミンUは胃酸の分泌を抑え粘膜の修復に役立ちます。 他にもビタミンCを多く含みますが、C、U共に水溶性ビタミンです。 上手に摂取するのなら、生食がおすすめです。 緑が濃い部分にはカロテンが豊富で、カルシウムやアミノ酸も多く含んでいます。 芯の周りにはビタミンCが多いので、芯も工夫して食べるといいでしょう。 |
| 選び方 | いいキャベツを選ぶには、キャベツを持ち上げてみましょう。
ずっしりと重みを感じるのがいいキャベツで、中まで葉がぎっしりと詰まっています。 外の葉には厚みがあり、緑が鮮やかなものを選ぶようにしましょう。 冬に旬を迎える冬キャベツは、霜が当たるので外の葉が部分的に紫になっていることもありますが特に問題はありません。 |
| 保存方法 | キャベツはカットした場所から劣化が始まります。
そのためカットした状態で保存する時は、切り口が空気に触れないようにしっかりとラップをしましょう。 そして冷蔵庫の野菜室で保管します。 もっと長持ちをさせたい時には冷凍保存することも可能です。 サッと塩ゆでしておくと使い勝手がよく味も落ちにくいので、塩ゆでしてから冷凍するようにしましょう。 古くなったと感じるキャベツでも水にさらすと、切り口から水を吸いシャキッとなります。 水にさらすくらいなら栄養素が流れ出る心配もありません。 |
| その他、お役立ち情報 | キャベツには3回の旬があります。
春キャベツ、夏キャベツ、冬キャベツの3回です。 中でも大雪（たいせつ）の頃のキャベツは甘いのが特徴的です。 寒さに耐えて成長したキャベツはとても甘くなります。 キャベツはさまざまな食べ方が楽しめます。 生で食べたり、塩で揉んだり、煮たり、炒めたり…。 調理法によって食感が変わるので、1玉買っても飽きることなく楽しめるでしょう。 煮込みたい場合は、水溶性ビタミンが溶け出してしまうので、スープごと摂れるメニューを考えましょう。 |
「キャベツ」の特徴
キャベツはアブラナ科アブラナ属の野菜で、原産地はヨーロッパです。
キャベツにはビタミンKとUが豊富に含まれており、この2つは相乗効果を生み胃腸を元気にしてくれます。
発がんを抑制してくれる物質も豊富に含んでいるので、健康を助けてくれる食材だと言えるでしょう。
食べ合わせによって期待できる効果は変わってきます。
ストレス耐性を高め、老化を防止したいのなら、キャベツと一緒にカシューナッツを摂りましょう。
美肌作りをしたいのなら、レモンと一緒に食べるのがおすすめです。
キャベツにはさまざまな品種があり、キャベツの原種と言われているのがケールです。
また、緑色のものだけではなく、クロキャベツや紫キャベツなどの品種もあります。
芽キャベツは小さいですが栄養豊富で、キャベツの4倍のビタミンCを含んでいます。
「キャベツ」のおすすめの食べ方・調理法
キャベツの栄養を余すところなく摂るのなら、水溶性ビタミンが流れ出ない生食がおすすめ。
そこで、ここではコールスローサラダの作り方をご紹介していきます。
キャベツとにんじんを千切りにし、にんじんは軽く茹でておきましょう。
あとはお好みのドレッシングと合わせれば、あっという間にコールスローサラダの完成です。
にんじんと合わせたことで、ガン予防に効果が大きい料理となります。
他にも頭をスッキリさせ、ストレスを和らげるのにもいいでしょう。
たくさんキャベツが消費できますので、余っている時にもぜひ試してみてくださいね。
またクックパッドの「キャベツ」に関連するレシピも参考になるので是非ご覧ください。
大雪 (たいせつ)の旬の魚介類は「ブリ」
「ブリ」の基本情報
| 栄養 | ブリは良質なたんぱく質と脂質を豊富に含んでいます。
脂質というと悪いイメージがあるかもしれませんが、ブリの脂質には血液をサラサラにしてくれるEPA（エイコサペンタエン酸）や脳を活性化するDHA（ドコサヘキサエン酸）が含まれています。 また、魚類としては珍しくビタミンB1・B2を多く含んでいるのが特徴です。 |
| 選び方 | ブリを一匹丸ごと買う時には、エラが鮮やかな赤色のものを選びましょう。
全体的にハリのあるものを選ぶといいものが選べます。 切り身で買う時は、色で天然か養殖かを見分けることができます。 赤っぽい切り身は余分な脂がついていない証拠で天然もの、白っぽくテカっているのは脂がたっぷりな養殖物です。 天然養殖どちらにしてもドリップが出ておらず、切り口はエッジのきいているものを選ぶようにしましょう。 |
| 保存方法 | ブリを保存する場合は、買ってきたパックのままにしないことが肝心です。
買ってきたらまずドリップを拭き取り、それから軽く塩を振ります。 その塩によって出てきた水分をまた拭き取って下処理は完成です。 こうすることで、ブリの保存期間はグッと伸び、5日程度は冷蔵庫で保管できるようになります。 切り身はなるべく空気に触れないように、ラップでしっかりと包んで冷蔵庫に入れてください。 また、生で食べたい場合には、買ってきた当日中に食べ切るようにしてください。 |
| その他、お役立ち情報 | ブリの仲間には、ブリ・カンパチ・ヒラマサがいます。
この3つ仲間なのですが、ブリだけが冬が旬で、他の2つは夏の魚です。 特にブリとヒラマサは外見もよく似ていますが、あごを良く見ると見分けることができます。 ブリの上あごは角ばっていますが、ヒラマサの上あごは丸くなっています。 ほかにも、ヒラマサの方が体が平らで縦じまの黄色が鮮やかです。 ブリは寒い時期が旬ですが、養殖物も多く年間を通じて安定した価格で食べることができます。 ブリの産卵期は2月～7月。 産卵を終えると脂がのり美味しくなってきます。 天然物も多く出回っており、それほど値段も高くありません。 |
「ブリ」の特徴
ブリはアジ科の魚で、沖縄を除く日本各地に生息しています。
古くから現代に至るまで日本で食べられており、私たちの生活に定着している魚です。
ブリは脂がのっていて非常に美味な魚ですが、語源もそのあぶらから来ています。
あぶらがだんだん形を変えて、最終的にブリと呼ばれるようになったのです。
他にもブリの語源にはいわれがあり、身が赤くてブリブリしているからだという説もあります。
ブリは出世魚で成長によって名前も味わいも異なります。
地域によって差もありますが、一般的にブリと呼ばれるのは70センチ以上のものです。
年取り魚としてお歳暮にブリを贈る習慣は、1500年代の末からあります。
現代でも娘が結婚をすると、嫁ぎ先と仲人にブリを贈るという習わしが残る地域もあります。
このことからもブリが古くから日本人の生活に根付いていたことが分かるでしょう。
「ブリ」のおすすめの食べ方・調理法
ブリといえばブリ大根。
冬に旬を迎える大根とブリが同時に味わえる、ブリ大根の作り方をご紹介していきます。
ブリ大根で使うのはブリのアラです。
ブリのアラはサッと湯通しして氷水にとり、大根は2センチの輪切りにして下茹でしておきましょう。
鍋に煮汁、生姜、大根とブリを入れて落としブタをして2時間ほど煮れば完成です。
三つ葉や白髪ねぎを飾ってもいいでしょう。
何度煮返しても美味しいので、大雪（たいせつ）の頃にブリが手に入ったらぜひ作ってみてください。
ブリの旨味がしみ込んだ大根は絶品です。
またクックパッドの「ブリ」に関連するレシピも参考になるので是非ご覧ください。
大雪 (たいせつ)の旬の草花は「椿」
「椿」の基本情報
| 学名 | Camellia |
| 科・属 | ツバキ科・ツバキ属 |
| 原産国 | 日本・台湾・中国・朝鮮半島南部 |
| 別名 | 海柘榴・耐冬花 |
「椿」の特徴
椿は冬を代表する日本の花で、日本だけではなくヨーロッパでも人気で日本のバラと称されています。
古くから日本にあり、平安時代には既に長寿や吉兆の木とされていました。
椿は常緑の高木で成長すると、その高さは15ｍほどになります。
花が開花するのは2月頃からで、花持ちは一週間ほどです。
ヨーロッパの小説に「椿姫」がありますが、それはそれが書かれた当時、ヨーロッパで椿が一大ブームとなったからです。
日本からヨーロッパに伝わったのは18世紀、そして19世紀の社交界で大ブームとなります。
当時のヨーロッパの社交界では、椿の花を胸につけるのが大流行したそうです。
美しく愛される椿ですが、お見舞いに椿を贈るのだけは避けなければなりません。
椿は散る時に花丸ごと落ちてしまいます。
その様子が首が落ちるようだと嫌われているため、お見舞いに贈るのはタブーだとされているのです。
「椿」の花言葉
椿の花言葉は完全な愛や控えめな素晴らしさです。
これは椿全体の花言葉で、色ごとにも花言葉があります。
赤い椿は気取らない魅力、白い椿は理想の愛、ピンクの椿は控えめな愛などです。
控えめといったニュアンスの花言葉が多いのは、椿が見た目の華やかさの割りには香りがしないことが由来だそうです。
大雪 (たいせつ)の七十二候
大雪 (たいせつ)の初候「閉塞成冬（そらさむくふゆとなる）」
大雪 (たいせつ)の次候「熊蟄穴（くまあなにこもる）」
大雪 (たいせつ)の末候「鱖魚群（さけのうおむらがる）」
時候の挨拶:大雪 (たいせつ)の候の使用例
他の二十四節気の意味や時期の一覧
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス「雪を楽しんで」
楽しいとかワクワクといったものなら、そのままでOKよ。
でも、もしネガティブなイメージを持っているのなら、それを変えてみましょ。
物事には必ず意味があるの。
だから、雪が降ることにも意味があるはずよ。
そして、それはあなたが頑張り過ぎているから休みなさいってことなの。
雪が降ると身動きが取れなくなるけど、そんな時はゆっくり休んでいいの。
大雪が降ったら、焦らずゆっくり休みましょ～。
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