
どうしようもなく惹かれる人に出会ってしまった時、その相手は運命なのではないかと感じて戸惑う人もいるでしょう。
惹かれてはいけない人にどうしようもなく惹かれてしまった場合には、どうすればいいのか分からず気持ちの整理もつかないはずです。
今回は、どうしようもなく惹かれる人のスピリチュアルな意味をご紹介しましょう。
運命の人の特徴や見分け方、対処法もお伝えするので心を整理するための参考にしてくださいね。
目次
どうしようもなく惹かれる人は運命の人?
どうしようもなく惹かれる人は、スピリチュアル的に何かしらの繫がりや理由があるといわれています。
異性であれば恋愛感情が芽生えるのに時間はかからないはずです。
その相手は恋愛や結婚などの運命の人である場合もありますが、そうでないケースも。
なぜか惹かれるのには、前世からの繫がりがあったり魂が成長するために必要な出会いだったりする場合があるため、恋愛以外の要素での意味を持つこともあります。
そのため既婚で出会ったどうしようもなく惹かれる相手には、「前世の繫がりがあったのかもしれない」「今世で学ぶべきことを教えてくれる相手なのかもしれない」と考えるのも一つの方法です。
自分の魂が相手の魂を見つけ、他の人とは違うと感じ取っている直感が働いていることを喜びましょう。
理屈じゃなく強烈に惹かれる人のスピリチュアルな9つの意味
理屈ではなくどうしようもなく惹かれる人のスピリチュアルな意味とは、何があるのでしょうか。
目の前の関係性だけでなく、スピリチュアルにおける意味を知ると見えてくる関係性が変わってくるかもしれません。
魂を分け合ったツインレイだから
どうしようもなく惹かれる人というのは、魂を分け合ったツインレイである可能性があります。
ツインレイは、一つの魂を分け合った存在です。
元々一つの存在なので、片割れの魂を強烈に求めているし惹かれ合います。
ツインレイは魂を統合させることが目的なので、お互いの魂の成長が必須です。
恋愛を通して魂の成長をする場合もあれば、成長するために大きな困難を乗り越えなければいけない場合もあります。
ツインレイと出会うのは、様々な意味があります。詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
魂に繋がりのあるソウルメイトだから
どうしようもなく惹かれる人は、魂に繋がりのあるソウルメイトである可能性もあります。
ソウルメイトは、この世にたくさん存在しておりそれぞれとの関わりで学ぶべき試練がある魂の仲間です。
性別は同性か異性かは関わらず、初めて会ってもどこか懐かしさを覚える相手。
恋愛に発展するケースもあります。
しかし魂の乗り越えるべき試練が「許し」や「愛」であれば、相手との対立やトラブルを経験するケースも少なくありません。
同じ魂からの繋がりであるソウルメイトはツインレイは、度々間違うこともあります。違いを知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
同じカルマを背負っているから
どうしようもなく惹かれる人は、同じカルマを背負っているからという理由の場合もあります。
同じカルマを背負うカルマメイトは、お互いに成長するために出会う存在です。
カルマメイトのケースでは、過去世からのカルマを浄化するために出会うので試練となる出来事が起こることが多くなります。
ネガティブな影響を与え合うことが多くなりますが、魂はカルマを浄化して更に成長出来るため強烈に惹かれ合うのが特徴です。
カルマメイトも魂の繫がりのある存在。カルマメイトについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
前世で深い関わりがあった人だから
どうしようもなく惹かれる人は、前世で深い関わりがあった人という可能性もあります。
カルマメイトとは別で、前世から関係性として近い存在だった人。
例えば夫婦・親子・師弟関係や親友など心の繫がりや現実的な距離感が近い人は、肉体が変わっても非常に懐かしさを覚えます。
前世では親子だった人と今世は夫婦になるというのも、スピリチュアルな世界では良くあるケースです。
前世の関係性での学びが今世にも影響を与えることで、「守ってあげたい」「一緒に居たい」と思うことも少なくありません。
前世から繫がりがある人というのは、いくつか特徴が見られます。前世で縁があった人の特徴が知りたい人はこちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。
高次元の意識で繋がっているから
どうしようもなく惹かれる人とは、高次元の意識で繋がっているからという理由もあります。
高次元の意識というのは、集合的無意識の中で相手との繫がりを肉体を越えて認識しているということです。
- 心理学者のカール・ユングが提唱した分析心理学における中心概念。個人を越え人類全体で共通している無意識のことであり、先天的な領域。
個人的無意識よりもさらに深い深層心理で繋がっており、高次元のサポートを直接受けられる領域で魂同士がお互いの存在を認識しています。
魂が同じ波長を発しているから
どうしようもなく惹かれる人とは、魂が同じ波長を発しています。
魂の経験値は波長に表れるため、同じ成長段階にあり波長が似ている人とは「気が合う」「親近感が湧く」と感じるケースが多いものです。
同じステージにいる人は、同じ波長を出していて互いに引き合い試練を共にします。
出会った者同士で出来事を通して経験値を積むと、魂が成長し波長が変わるため出会う人も変わるのです。
魂が同じ波長の人は互いにどうしようもなく惹かれるため、出会いやすくなります。
相手が強いオーラを発しているから
どうしようもなく惹かれる人というのには、相手が強いオーラを発しているからという理由もあります。
相手との関係性というより、圧倒的に相手のオーラが強く魅了されている状態です。
力強く質の高いオーラを纏っている人の近くにいると、自分自身の魂も磨かれ成長することができます。
強いオーラを発している人は魂レベルも高く、考え方や価値観等もポジティブで愛情に満ちているものです。
魅了されている状態で近くにいると、魂レベルでその人に近づこうとするため「この人の真似をして成長したい」という願望も強くなります。
魂を成長させられる相手だから
どうしようもなく惹かれる人には、魂を成長させられる相手だからという理由もあります。
魂を成長させるためなら、一見辛いと感じる出来事も起こすのがスピリチュアルの世界。
大きな決断が必要だったり大切な何かを手放さなければいけなかったりという困難は、一人ではなかなか実行できないものです。
目の前にどうしようもなく惹かれる人が現れたことで、今までしてきた仕事や仲間を手放してでも新しい環境に身を置くと決心するなど、現実を大きく変化させる必要がある場合には魂が成長するサインといえます。
その人がいなければしなかった決断は、自分の魂が大きく成長するために必要な出来事です。
相手から好意を向けられているから
どうしようもなく惹かれる人というのは、相手から好意を向けられているからです。
魂は、人から向けられる意識を全てキャッチしています。
顕在意識では相手の気持ちが分からなくても、相手からの好意を受け取り直感が働いている状態です。
表面的にはこちらからの一方通行のような気持ちに見えるかもしれませんが、魂は既にこの先の未来を知っています。
出会う必要のある人と引き合うために、顕在意識でも興味が湧いて魅了されるようになっているのです。
タイプじゃないのにどうしようもなく惹かれるその他の理由
タイプじゃないのにどうしようもなく惹かれる人の、スピリチュアル以外の理由はなんでしょうか。
様々な理由で惹かれていることが分かれば、相手とのこれからについても考えやすくなるはずです。
本能的に惹かれる人は遺伝子が関係している
本能的にどうしようもなく惹かれる人は、遺伝子が関係しているケースもあります。
科学的には、MHC遺伝子が自分と異なっている相手に対して惹かれる傾向にあるとの研究が発表されており免疫を強くするためだと考えられているものです。
体臭からフェロモンを感じ取り遺伝子情報をキャッチしているとされているため、「いい匂い」と感じるケースも多くあります。
また心理学的にも自分と異なる遺伝子を持つ相手に対しては、補完要素を感じ取るはずです。
自分が抱えている不安や恐怖、弱点などを埋めてくれそうだと感じられます。
恋愛は障害があるほど燃える
恋愛は障害があるほど燃えるため、壁がある相手ほどどうしようもなく惹かれるようになります。
心理学的にロミオとジュリエット効果と呼び、手に入らない相手ほど執着心が強まるものです。
不倫や周囲からの反対、簡単には上手くいかない恋愛などは「どうしても手に入れたい」という思いでいっぱいになります。
ゲームでも対戦相手が強い敵になるほど、熱中していくのと同じ。
執着心は冷静な感情を失わせるため、恋に恋する状態になってしまいます。
相手を理想化している
相手を理想化している場合にも、どうしようもなく惹かれる人となります。
出会って間もないのにどうしようもなく惹かれる等、相手の事をよく知らないのに強い感情を抱くのは自分の理想を相手に重ねている「理想化」の状態です。
第一印象や相手のほんの少しの言動が自分の理想に近いところがあった場合には、その一部分をその人の全てと思い込んでしまいます。
自分の中で創り上げた理想の相手に恋をしている状態なので、実際に親しくなると現実とのギャップで苦しむケースも少なくありません。
幼少期のトラウマの影響を受けている
幼少期のトラウマの影響を受けて、どうしようもなく相手に惹かれているというケースもあります。
過去の傷ついた経験や未解決のまま蓋をしている感情を再現できる相手を無意識に求める状態は、心理学において「トラウマの再現」と呼ぶものです。
例えば親に冷たくされた経験を再現するためクールな態度をとる人に惹かれたり、幼少期の祖父母から厳しくされた再現のために暴言や束縛が激しい人を好きになったりします。
過去の傷を癒して乗り越えたいという深層心理がありますが、実際には再現されて傷つくケースが多いのも事実です。
翻弄される関係に依存している
翻弄される関係に依存していると、その相手にどうしようもなく惹かれます。
先が予測できない関係性に強く惹かれる傾向は、心理学の世界における「未完成の物語効果」と呼ぶものが発動されている状態です。
「次に会ったらどんな出来事が起こるのかな」「あの人が何を考えているのか分からないからどうアプローチしたらいいかな」と思考を必須とします。
相手の考えや行動が予測できない事で、考えている間のワクワクや不安がより相手に執着心を強めるのです。
どうしようもなく惹かれる人が運命の人かの判断方法
どうしようもなく惹かれる人が、運命の人なのかはどのように判断するべきなのでしょうか。
判断方法をご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
運命の人の特徴
運命の人には、いくつか共通する特徴がみられます。
- 出会った瞬間から強烈に惹かれる
- シンクロニシティ(偶然の一致)が頻繁に起こる
- 会話が少なくても相手の考えがよく分かる
- 共に乗り越えるべき課題がある
- 一度離れて再会した時に一層惹かれる
- 二人の関係に大きな障害がある
- 体の一部分が似ている
運命の人は、魂を分け合ったツインレイである可能性もあります。
理屈ではなく強く惹かれてしまうので、自分でも心を整理するのが大変です。
ツインレイである場合には魂を成長させ統合することが目的なので、様々な出来事が試練としてやってきます。
ツインレイが本物であれば何が起きるのかも知っておきたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
運命の人かの占い
どうしようもなく惹かれる相手が運命の人かどうか判断するためには、占いをするのも一つの方法です。
占いでは、スピリチュアルに専門の占い師が答えを導き出してくれます。
魂が求める未来を占いで鑑定してもらいましょう。
どうしようもなく惹かれる人が現れたときの対処法
どうしようもなく惹かれる人が現れた時には、冷静にどうするべきか考えます。
相手に惹かれている理由は、スピリチュアルな場合もありますがそうでもないケースも多いもの。
心が相手に集中していると視野も狭くなり、余計に執着してしまいます。
どうして相手に惹かれているのかを判断するために、いくつかポイントを抑えておきましょう。
- 自分自身を見つめる
- 感情を客観的に判断する
客観的に相手の良い点と悪い点を書き出し、関係性やどんなところに惹かれているのかを加える。
相手に何を求めているのか、どんな自分を見せようとしているのかを分析する。
相手に抱いている感情を細分化して一次感情(喜・怒・悲・恐れ・驚き・嫌悪)を見つける。過去のトラウマが影響しているのか、心理面を投影しているのかを探る
日記のように毎日相手との出来事と感情を書き、過去の経験に似ているものが無かったか探ってみると感情の正体を知ることが出来ます。
どうしようもなく惹かれている理由を冷静に分析することは、自分自身と向き合うチャンスにもなり魂の成長にも繋がるでしょう。
占い師 tomomiのワンポイントアドバイス「どうしようもなく惹かれる人が運命の人とは限らない」

スピリチュアル的に魂の繋がりが深い人であるケースもあれば、過去の心理状態が投影されているケースもあるからです。
運命の人だと思い込んで焦って行動に移すと、後で後悔することもあるため慎重に感情の分析を先にしてみましょう。