最近よく聞くようになった「ブラックフライデー」
何だかお得な日という印象はあっても、それがいったい何なのかと聞かれるとよくわからない人が多いのではないでしょうか。
そんな「ブラックフライデーって何?」と思っているあなたのために、ブラックフライデーについて徹底的に学んでいきましょう。
この記事ではブラックフライデーの由来や歴史、感謝祭に加えて、日本でのブラックフライデーについて解説していきます。
お得なブラックフライデー、その由来を知ればもっと楽しめるようになるはずです。
ブラックフライデーをよりお得に楽しむ方法についてもご紹介していきますので、賢くブラックフライデーを使えるようになっていきましょう。
異文化も柔軟に取り入れ、発展してきた日本人。
ブラックフライデーという新しい文化も取り入れて、お得に年末を楽しんでいきましょう。
目次
ブラックフライデーは11月第4金曜日
ブラックフライデーの由来は感謝祭の次の日に行われること
ブラックフライデーとはハロウィンとクリスマスの間に行われるイベントです。
アメリカではこの日から年末商戦が始まります。
日本でもこの季節にはちょうど大きなイベントがなかったこともあり、近年ブラックフライデーのセールが行われるようになってきました。
ブラックフライデーはその名の通り、金曜日に行われるイベントです。
具体的にいうと11月の第四金曜日に行われます。
なぜその日になったのかというと、アメリカで重要な日である感謝祭が由来となっているからです。
感謝祭の日は11月の最後の木曜日となっています。
感謝祭はこの後で詳しく解説しますが、日本でいうとお正月のような大きな行事です。
多くのアメリカ人は収穫祭の日、実家に帰りフットボールを見てごちそうを食べて過ごします。
そして、その次の日をブラックフライデーと定めました。
ブラックフライデーはアメリカでは一年で最も売上高を記録するセールの日で、アメリカだけでなくヨーロッパでも一般的です。
お正月の次の日のセールと考えると、日本人でも想像しやすいのではないでしょうか。
日本でも多くの人が実家に帰る正月の初売りは大きな行事です。
毎年、多くの人でごった返すデパートの様子はもはや日本の風物詩ですよね。
ブラックフライデーもそのようなセールだとイメージすると分かりやすいでしょう。
翌週からは12月のブラックフライデーには、クリスマスプレゼントを買うというアメリカ人も多く、年末商戦はこの日から始まります。
2022年のブラックフライデーは11月25日
毎年、11月の第四金曜日に行われるブラックフライデー。
2022年は11月25日に行われます。
ブラックフライデーを欧米諸国の行事だと思って、チェックするのを忘れないでください。
日本でもブラックフライデーはお得なセールが開催されるようになってきているので、お得に買い物をしたい人は要チェックの日です。
何か欲しいものや狙っているクリスマスプレゼントがあるのなら、2022年は11月25日を待ってみるのもいいでしょう。
ブラックフライデーの語源は多忙な金曜日
ブラックフライデーがなぜブラックなのか疑問に思う人は多いでしょう。
黒とセールといえば、黒字という発想が浮かぶことと思います。
日本では一つの説として、ブラックフライデーは最大の商機であり黒字に変わるからブラックフライデーなのだという話がまかり通っています。
ですが、もともとのブラックフライデーの語源は黒字ではありません。
ブラックフライデーという言葉が生まれたのはアメリカのフィラデルフィア州。
その言葉を生み出したのは、意外にもある一人の警察官です。
フィラデルフィアでは感謝祭の次の土曜日に陸海軍のフットボールが行われていました。
感謝祭とフットボールの間である金曜日の日、街には明日のフットボールの試合を楽しみにしている人が殺到します。
その混雑ぶりはすさまじく、観光客や買い物客で街はごった返し、市内のあちこちで渋滞が発生し万引きも多く発生しました。
こんな大混乱のとき、忙しくなる職業はなんでしょうか。
それは警察官です。
フィラデルフィアでも警察官は街の混乱をなんとかしようと大忙しでした。
警察官たちは感謝祭の翌日、休みを取ることは許されず長いシフトで勤務することが求められました。
そして、いつしかフィラデルフィアの警官たちは、この忙しい状況のことをブラックフライデーと言うようになったのです。
日本でもブラック企業というと、忙しく待遇の悪い企業のことを言ったりしますよね。
ブラックフライデーのブラックも最初は、そのような使われ方であったのです。
黒い金曜日の黒はあたかも金曜日にかかっているように見えますが、実は警察官にとってはブラックな日だったというのが元々の始まりなのです。
買い物客や観光客で街がごった返す感謝祭の翌日は、警察官にとって大忙しの目の回るような日。
ブラックフライデーはそれを表した言葉だったのです。
そして、その言葉はいつしか警察官の忙しさではなく、その忙しさの原因となっているセールの方を指す言葉となりました。
感謝祭とは収穫を祝うアメリカの祝日
感謝祭は収穫祭|アメリカ人の農耕に対する感謝を示す日
感謝祭はアメリカの中で重要な祝日の一つです。
感謝祭の日、アメリカでは家族が集い、伝統的な食事を食べて、日々の暮らしに感謝をします。
感謝祭の起源は収穫祭だと言われています。
現在のマサチューセッツ州にいた原住民のワンパノアグ族は、その昔イギリス人入植者たちにこの地で生きる術を教えました。
イギリスから新大陸へと一旗揚げるためにやってきた人たちは、新しい大陸での暮らしに戸惑ったことでしょう。
そんな移民たちにワンパノアグ族は、農作物の育て方や狩りの仕方を教えてあげました。
この教えがなければ、入植者たちはアメリカ大陸で生きることは難しかったでしょう。
そこで入植者たちはワンパノアグ族に対して、感謝の宴を開きたいと考えました。
これが感謝祭の始まりだとされています。
入植者はワンパノアグ族を宴に誘い、七面鳥やアヒル、ガチョウ、魚、トウモロコシやドライフルーツを振る舞ったそうです。
そして、ワンパノアグ族はこの宴に鹿肉を持ってやってきました。
こういった話があるので、今でも感謝祭の日に食べられるのは伝統的な食事です。
地域ごとに特色はあるものの、どの地域でも家族が集まり食事をします。
アメリカ人にとって感謝祭は神の恵みに感謝をし、それを分け与える日なのです。
この気持ちだけはいくら時間が経とうとも、ワンパノアグ族への感謝の宴の日から変わらないものでしょう。
アメリカの広い国土では現在でも多くの農作物が育てられています。
その実りがあってこそ生きていられるということを分かっているからこそ、感謝祭は大事な日とされていて盛大にお祝いするのでしょう。
日付を定めたのはリンカーン|アメリカ移民の祝日が起源
その昔、感謝祭の日は決められてはいませんでした。
アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンの頃は、大統領宣言という形で不定期に祝われていたのです。
次第に州知事の権限で開催されるものとなり、19世紀初頭には州によって感謝祭の日が違っているという状態が続きました。
これを今のようにアメリカ全体の祝日としたのは第16代大統領のエイブラハム・リンカーンです。
リンカーンの時代には南北戦争があり、アメリカ国内の情勢は不安定でした。
南北に分かれて争うという悲惨なできごとがあったアメリカは安定や調和を求めていたといえるでしょう。
そこでリンカーンはバラバラの日に行われていた感謝祭を連邦休日とし、11月の最終木曜とすることにしました。
この決定には国家としての団結を取り戻すとの意義があり、それは見事に成功したのです。
感謝祭には家族の集いを奨励し、この日は遠く離れた場所に住んでいる家族や親族が集まり絆を深め合うことがアメリカの伝統となっていきました。
南北戦争では親と子が分かれて戦うような事態になっていたアメリカが、感謝祭を通じてまた一つになることができたと言えるでしょう。
こういった経緯に加えて、20世紀ごろにはアメリカ先住民の歴史問題が意識されるようになります。
そして、感謝祭の日はアメリカ建国以前の入植者たちの困難と、それを助けた先住民の話と結び付けられるようになっていったのです。
感謝祭はアメリカの歴史に思いを馳せ、家族の絆を強め、食物に感謝する特別な一日なのです。
アメリカでは感謝祭とブラックフライデー合わせて4日間休日
感謝祭はリンカーンが定めたアメリカの祝日です。
感謝祭が木曜日、その次の日であるブラックフライデーも多くの州で休みになります。
さらにブラックフライデーの次には土日が控えていますから、アメリカでは感謝祭から4日間は休日となります。
さらに学校や大学では休みが延び、感謝祭から一週間が休みになることもざらです。
アメリカ人の中には感謝祭の日は家族が集まる日との意識が強く、この連休の前後は交通機関が非常に混み合います。
どんなに遠く離れた場所に住んでいようと、この日は家族が集まるのが当たり前なので、感謝祭の前日から交通機関は混雑します。
空港・鉄道・高速道路は家に帰る人でいっぱいになり、感謝祭前日と感謝祭最終日には一年で最も混み合うのです。
日本のお正月と比較されることもある感謝祭ですが、感謝祭は家族の集まりなので行楽に出かけたりはしません。
日本でのお正月は旅行に出かける人も多いですが、感謝祭は家族でごはんを食べることを基本としています。
だから、家にいて出かけることをしません。
その証拠に感謝祭前日の空港は混み合うのに、感謝祭当日には空港は閑散としています。
これは感謝祭当日のアメリカ人が出かけずに家にいることを示しているでしょう。
感謝祭の日にはアメリカ人は4日間の連休を利用して、実家に帰り家族とともに食事をとります。
ただし、ニューヨーク州などでは感謝祭当日しか祝日ではなく、翌日のブラックフライデーの日は休みになりません。
そういった場合には、遠く離れた家に帰るのは厳しくなってしまうでしょう。
感謝祭には七面鳥を食べる習慣あり
感謝祭は家族で食事を共にする日ですが、伝統的な食事メニューが出されます。
地域によって食べるものは異なりますが、どの地域でも感謝祭の定番なのが七面鳥です。
その証拠に感謝祭(サンクスギビングデイ)は別名七面鳥の日(ターキーデイ)と呼ばれたりします。
感謝祭の朝は、ホワイトハウスで大統領が二羽の七面鳥を恩赦するという行事から始まります。
この日、アメリカでは大量の七面鳥が食べられてしまいますが、その中から二羽の七面鳥だけを助けるというターキーパードゥンという行事がジョンFケネディの頃から行われているのです。
感謝祭の日に七面鳥を食べるのは、イギリスから移住してきた人たちに先住民が分け与えてくれた食材の中に七面鳥があったから。
七面鳥といえば日本では身近な食材ではありませんが、アメリカでは野生の七面鳥がいます。
アメリカ大陸の中央から東の地域では、七面鳥はよくとれる食材です。
そんなこともあって感謝祭の日は七面鳥がアメリカのほとんどの家庭で食べられています。
この時期のアメリカでは丸ごとの七面鳥がどこでも売られています。
アメリカの家庭ではそれを買ってきて、詰め物をしてオーブンで焼くのが定番です。
焼きあがった七面鳥にはクランベリーソースかグレービーソースをかけ、マッシュポテトを添えるのが一般的です。
七面鳥を丸ごと焼くというと重労働のように感じられますが、アメリカの家庭にはたいていオーブンがありますし、レトルトや冷凍の簡単に作れるグッズもたくさんあります。
それほどにアメリカで七面鳥料理は一般的なものなのです。
ブラックフライデーの歴史
ブラックフライデーに歴史あり|広まったのは1961年
ブラックフライデーとは日本では最近聞くようになった言葉なので、いかにも新しいイベントという感じがしてしまいます。
しかし、実はブラックフライデーの歴史は古く、1961頃には広く認知されるようになっていました。
現代のような意味で使われていたわけではありませんが、最初にブラックフライデーという言葉が登場したのは金融市場です。
金融市場では暴落が起きたときのことをブラック〇〇と呼んでいました。
1864年 9月24日金曜日に起きた大暴落のときが最初のブラックフライデーという言葉が出てきた時だとされています。
この時には多くの投資かが破産し、ブラックフライデーという言葉は嬉しいものではありませんでした。
感謝祭とセールを結びつけるようになったのは1920年頃のこと。
アメリカ最大の小売店であったメイシーズは、感謝祭を祝してニューヨークで盛大なパレードを行いました。
これが人々の購買欲を刺激し、翌日は非常によくものが売れるようになったそうです。
こうして感謝祭の翌日はセールの日となり忙しくなり、フィラデルフィアの警察官がブラックフライデーと言い始めます。
この時もまだブラックフライデーはいい意味の言葉ではありませんでした。
それが変換するのが1960年のこと、今と同じように感謝祭の翌日を意味するようになりましたがブラックという言葉の持つ悪いイメージを変えたくて名称の変更を試みたこともあります。
しかし、どれも浸透せず、今度はブラックを黒字といういい意味に捉えるようになりました。
これがブラックフライデーのブラックが黒字を意味すると現代の人々が思っている理由です。
実際にブラックフライデーの日の売上はすごく、この日から始まるホリデーシーズンの売上が年間利益の大半を占める小売店がほとんどです。
アメリカではブラックフライデーは年末商戦幕開け
アメリカではブラックフライデーから、年末商戦が始まります。
年々、ブラックフライデーの売上は上がっていますが、こうなるには小売店の涙ぐましい努力がありました。
かつて、ブラックフライデーは11月の第四木曜日ではなく最終木曜日となっていました。
しかし、最終木曜日とすると第五木曜日となることもあり、クリスマスまでの期間が短くなってしまいます。
1939年に大恐慌が起きたとき、11月の最終木曜日は第五木曜日でした。
感謝祭が過ぎるまではクリスマスに関するプロモーションを行わないとしていた小売店は、これでは破産してしまうと感謝祭の変更を訴えました。
大恐慌に加えプロモーションの期間が短くては、もう経営していけないと考えたのです。
そこから2年経過した1941年、感謝祭の日は11月の第四木曜日に変更され、ブラックフライデーも第四金曜日となりました。
こうした小売店の働きかけもあり、ブラックフライデーの市場は年々拡大しています。
これはアメリカだけではなく、また実店舗だけでもありません。
アメリカやヨーロッパ、またオンラインショップでも年間最大の売上を記録しています。
売上が上がるということは、雇用も生まれるということ。
ブラックフライデーは年末商戦の幕開けであるとともに、雇用促進の効果も生んでいます。
日本にも年末商戦という考えがあるので、ブラックフライデーは定着してきているのかもしれませんね。
日本でのブラックフライデーは勤労感謝の日(11/23)や小雪(11/21)からセール開始
日本でもブラックフライデーという言葉を目にする機会は増えてきました。
日本でのブラックフライデーは、11月の第四金曜日であることをそれほど重要視していません。
それもそのはず、日本には感謝祭がありません。
11月の第四木曜日に感謝祭という祝日があってこそのブラックフライデーなのですから、そもそも前日が祝日ではない日本でブラックフライデーが金曜日に行われる意味はそれほどないのです。
ですが、「この商機を日本に持ち込みたい」と考えた人たちは、何とか日本の元々ある祝日や暦と絡めてブラックフライデーを定着させたいと思いました。
それで11月の末頃にある祝日である勤労感謝の日(11/23)や二十四節気の一つ小雪(11/21)からセールを開始することが多いのです。
やはり祝日は人々の行動が増え、セールに出かけるのにぴったりです。
だから、日本でのブラックフライデーは金曜日にこだわらず、その近くの祝日や土日から開催されることが多く見られます。
これは多くの異文化を柔軟に受け入れ、自分たちの生活に馴染ませてきた日本人ならではのものでしょう。
もちろん、ブラックフライデー本番の金曜日にもセールは続きます。
ブラックフライデーが本場アメリカでは金曜日だけを指すのに対し、日本では勤労感謝の日や小雪から第四金曜日が過ぎた後の土日までを指すことが多いです。
ブラックフライデーは日本でもじわじわと定着!
通販大手・ECサイトのブラックフライデー
ブラックフライデーという言葉を耳にしたことがあるという人は、日本でも増えてきています。
それは日本でもブラックフライデーがじわじわと定着してきているから。
通販大手やECサイトはブラックフライデーを取り入れるのが早く、日本でも楽天市場やAmazonではブラックフライデーのセールが開催されます。
特に、Amazonではブラックフライデーとサイバーマンデーを合わせた大きなセールが開催されます。
サイバーマンデーもまたアメリカで生まれたもので、感謝祭の次の月曜日から始まるオンラインショッピング上での大規模なセールのことです。
感謝祭の翌日のブラックフライデーもそうですが、その後の週末も実店舗は買い物客で混雑します。
そうすると実店舗で買い物を済ませた人々は、オンラインで買い物などしない…と思いきや月曜日にオンラインショッピングの売上は激増するのだそうです。
感謝祭で実家に帰った人々が自宅や職場に戻りオンラインショッピングをするので、こんな現象が起きると言われています。
2005年からサイバーマンデーという名称で呼ばれるようになり、ECサイトはこぞってセールを開催するようになりました。
オンラインショッピングをするのであれば、ブラックフライデーとともにサイバーマンデーも見逃せません。
日本でもブラックフライデーとともに定着してくると思われるセールの一つです。
クリスマスプレゼントはブラックフライデーでゲット!おもちゃ屋
ブラックフライデーの本場アメリカでは、クリスマスプレゼントをブラックフライデーで買うことが多いそうです。
クリスマスまでは一ヶ月ほどあるこの時期ですが、日本でもブラックフライデーでクリスマスプレゼントを買うのはおすすめできます。
というのも、これからクリスマスが近づくにつれ、人気商品はどんどん売れていきます。
まだ商品が豊富なこの時期に選ぶことで、狙った商品をセール価格で買うことができるのです。
アメリカ本国では常識ともいえるブラックフライデーでのクリスマス用品の品定めですが、日本ではまだそれほど知れ渡っていません。
いいクリスマスプレゼントを贈りたいと思うのは、誰もが持っている気持ちでしょう。
だったら、ブラックフライデーを見逃がす手はありません。
日本でもトイザらスなど大手のおもちゃ屋はブラックフライデーを開催しています。
ブラックフライデーが近づいてきたら、クリスマスプレゼントを決めておもちゃ屋に向かってみましょう。
いいプレゼントが品切れすることなく、お得な価格で見つかりますよ。
どんどん参入!大手スーパーのブラックフライデー
ブラックフライデーという商機を大手スーパーも見逃してはいません。
なんと日本で初めて大々的にブラックフライデーを取り入れたのは、大手スーパーのイオンだとされています。
初めてブラックフライデーのセールをイオンが行ったのは2016年のこと。
そこからイオンは毎年、ブラックフライデーのセールを開催しています。
イオンのブラックフライデーは黒に着目したセールです。
例えば、2020年のセールの目玉商品には黒毛和牛を用意したり、ブラックなものを売り出すのが特徴です。
日用品やさまざまなものがセール対象になりますが、オリジナルのブラックフライデー用の商品も作られていて購買意欲が刺激されます。
2020年はブラックフライデー限定のコロロ(グミ)のコーラ味を作り、1000円以上購入した人にプレゼントもしています。
他にもティッシュペーパーやトイレットペーパーを黒色にして売り出してみたりと、売り場を見るだけでも楽しいものです。
大手スーパーのブラックフライデーに出かけるなら、どんな面白い商品があるかという視点で回ってみましょう。
この時期にしか見られない特別なものが、きっと見つかるはずです。
要チェック!航空会社もブラックフライデーセールを行う
セールというと店で何か商品を買うというイメージがありますが、意外なところで航空会社もブラックフライデーのセールを行います。
JALは2016年からブラックフライデーのセールを行っており、海外の航空会社の日本法人も2019年からはブラックフライデーセールを行っています。
これは旅に出かける人には見逃がしてほしくないセールです。
JALのブラックフライデーでは、初日の出フライトやハワイ旅行が当たるキャンペーンが行われます。
他の航空会社でもお得なセールが行われています。
ブラックフライデー近辺で飛行機を利用する予定があるのなら、ぜひセール期間の間にチケットを購入するようにしてみてください。
JALは早くからブラックフライデーに参入してきていますが、ANAはこれまでにブラックフライデーを行ったことはありません。
航空業界のブラックフライデーに対する今後の動きに注目ですね。
衣料量販店のブラックフライデーは福袋が販売されることも
イオングループが一早くブラックフライデーを取り入れたことで、ブラックフライデーは衣料量販店にも広がりました。
イオン系列のショッピングモールに入っている衣料量販店では、ブラックフライデーのセールが行われることが多いです。
そして、衣料量販店のブラックフライデーで特徴的なのが福袋が用意されるということ。
福袋といえばお正月の初売りのものでしたが、ブラックフライデーにもお得なセット売りが目立つようになりました。
福袋好きの人にとっては、年に一回しか買えなかった福袋を買う機会が、二度に増えたことになります。
「何が入っているか分からない福袋はちょっと…」と思う人でも、最近は中身の分かる福袋も増えてきています。
ブラックフライデーでも人気の福袋はあっという間に売り切れてしまいます。
好きな衣料品メーカーがブラックフライデーのセールを行うかどうか、そして福袋の販売を行うかどうかは、日本のブラックフライデーにおける重要なチェック項目といえそうです。
これから寒さが厳しくなる季節でもあります。
衣料品もブラックフライデーでお得に手に入れてしまいましょう。
ブラックフライデーをおトクに過ごす方法
ECサイトではポイントに着目
お得なブラックフライデーをさらにお得に過ごすためにはどうしたらいいのでしょうか。
まず、ECサイトでショッピングをするのなら、ポイントのことまで考えて買い物をしていきましょう。
ブラックフライデーでは単に値下げされるだけでなく、ポイント還元が高い商品もあります。
さらに、キャンペーンを行っていて「〇円以上買った人には△ポイント」のようなキャンペーンも。
こういったキャンペーンには多くの場合エントリーが必須となります。
エントリーボタンを押さずに買い物してしまうと、キャンペーンは適応されないことが多いので忘れないようにしてください。
ECサイトをお得に使いこなしていくためには、ポイントを制するということは非常に重要なことです。
また、お得なクーポンが発行されているということも多く、そのクーポンを使わないでいると損をしてしまうことも。
ECサイトでブラックフライデーをお得にするためには、すみずみまでサイトを見てキャンペーンやクーポンを見逃がさないことが重要です。
ポチっとクリックだけで買える気軽さがECサイトの売りですが、ブラックフライデーを少しでもお得にするにはクリックの前に少し待ってお得な情報を見逃がしていないか確かめてみましょう。
旅行会社のブラックフライデーは航空券・ホテル・格安旅行が狙い目
11月の末、年末の旅行や新年の旅行を考え始める時期ではないでしょうか。
また、お出かけにも向いている季節なので、近場へのちょっとした旅行を計画する人も多いでしょう。
旅行にセールというイメージはあまりありませんが、旅行会社もブラックフライデーのセールを行うことがあります。
航空券がお得に買えたり、ホテルも安く泊まれたり、格安の旅行プランが用意されていたりします。
近いうちに旅に出かける予定があるのなら、ぜひブラックフライデーのセールの期間を狙ってみてください。
きっとお得なプランが見つかるはずです。
秋の行楽シーズンも終わり、本格的な冬の寒さが始まる前のブラックフライデーの時期というのは実は旅に適した時期です。
それほど混雑もしておらず、お得な料金でゆったりと旅を楽しむことができるでしょう。
セールというとどうしても後に残るものを買うことを思い浮かべてしまいますが、旅行という体験を購入するのもいいものです。
ブラックフライデーで買うものに迷ったのなら、ぜひ旅行会社も一度見てみてください。
ブラックフライデー限定セールでお目当ての商品購入
ブラックフライデーをお得に過ごすのなら、損をしないようにすることが大切です。
セールで損をしてしまうというのは、どういうことでしょうか。
それは、安いからといってたいして欲しくもないものを買ってしまうことです。
「安いから」「お得だから」というだけで買ったものは、本当に欲しいものではないので使わなくなってしまうことがほとんど。
これではいくら元値より安くても、お金を払って無駄なものを買ったということになります。
そんな損をせずにお得にブラックフライデーを過ごすには、お目当てのものを買うと心に強く決めておくことが大切です。
ブラックフライデーで購入するのは、以前から欲しいと狙いを定めていたものだけというルールを作るようにしましょう。
そうすればお目当ての商品がブラックフライデーのセールでお得に購入することができます。
ブラックフライデーのセール対象となるのは多種多様な商品です。
ブラックフライデーが近づいてきたら、自分が今欲しいものは何なのかリストアップをしておくのもいいかもしれません。
安いからという理由だけでものを買うのはもうやめておきましょう。
スーパーでは半額品も|日用品や食品をゲット
セールというと特別なものをついつい買いたくなってしまいますが、日常で使うものをお得に手に入れるのも立派な買い物の一つです。
ブラックフライデーではスーパーもお得なセールを開催します。
スーパーのセールでは日用品や食品がお得に売られています。
中には半額で買えるものが用意されることも。
こんなお得を見逃がすわけにはいきません。
日用品や食品の買い物は胸がときめくような買い物ではないかもしれませんが、普段使うものをお得に買うことは未来の心躍る買い物に繋がります。
そのことを理解し、ブラックフライデーでは日用品や食品をお得にゲットしていきましょう。
ブラックフライデーではスーパーを覗くことも忘れないでください。
ブラックフライデーではクリスマスプレゼントをおトクにゲット
ブラックフライデーはアメリカではクリスマス商戦の始まりとされています。
このときにクリスマスプレゼントを買う人も多いのだとか。
これは日本に住むブラックフライデー初心者の私たちも真似したいものです。
クリスマスプレゼントを用意してお目当ての商品が売り切れてしまっていたという経験がある人は、きっと多いでしょう。
クリスマスプレゼントの用意は早くから始めるにこしたことはないのです。
しかし、クリスマスプレゼントは決して安価ではないものです。
少しでもお得に手に入れたいと考えるのは、人として当然の気持ちでしょう。
それならクリスマスプレゼントはブラックフライデーに手に入れてしまいましょう。
この方法、とってもお得なのですが一つだけ注意点があります。
それは、プレゼントを購入したあとで、子どもの気が変わってしまうということ。
特に小さな子どもへのクリスマスプレゼントは要注意。
「やっぱり、クリスマスプレゼントこれにする~」なんて無垢な笑顔で言われることもあるかもしれません。
ブラックフライデーはブランド品が安くなることも!
セールを行わない高級ブランド品。
しかし、ブラックフライデーでそんなブランド品をお安くゲットできることがあるのをご存知でしょうか。
さすがに直営店でのセールは開催されないのですが、ブランド品専門ECサイトのトレンビではお得なブラックフライデーのセールが開催されています。
2020年のトレンビのブラックフライデーセールでは、グッチとサンローランの商品がセール価格からさらに15%オフ、最大60%オフの価格で買うことができました。
アウトレットショップはあるものの、セールを行うことがほとんどないブランド品においてこの値引きは嬉しいものです。
こうしたセールを利用して、高級品をお得に手に入れてください。
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス「ブラックフライデーを上手に活用して年末やクリスマス準備にも」
アメリカに起源があるブラックフライデー。
感謝祭の翌日に行われるお得なセールの日のことで、一年で最もものが売れる日だと言われています。
このブラックフライデーは近年、日本でも開催されるようになりました。
まだ馴染みのない人が多いかもしれませんが、年々セールを行う会社が増えており日本でも定着しつつあるといえるでしょう。
日本でもお得にブラックフライデーを利用して、賢く買い物をしていきましょう。