生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
8月3日生まれの誕生花は「マツバボタン」、その花言葉は「無邪気」です。
夏の暑さに耐えて花を咲かせ、豊富な花色で庭を彩ってくれる存在でしょう。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
マツバボタンについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
8月3日生まれの誕生花「マツバボタン」の基本情報
英名 | Eleven o clock、Rose moss |
花言葉 | 無邪気 |
科・属名 | スベリヒユ科・スベリヒユ属 |
分類 | 非耐寒性一年草 |
原産地 | ブラジル、アルゼンチン |
開花期 | 6月~9月 |
別名 | ポーチュラカ、ツメキリソウ、ヒデリソウ |
8月3日以外の誕生花の月日 | 8月21日 11月5日 |
8月3日生まれの誕生花「マツバボタン」の花の名前の由来や種類
「マツバボタン」の花の名前の由来
マツバボタンという名前は、花や葉の形が由来となって名付けられたものです。
マツバボタンを漢字で表記すると松葉牡丹となり、葉が松に似ていて花が牡丹に似ているため付けられた名前です。
マツバボタンを良く見れば、細い葉が松にそっくりで、華やかな花は牡丹に似ているのがわかるでしょう。
マツバボタンは夏の暑さに負けず、乾燥にも耐える強い花です。
開花期間中は次々と花を咲かせ、世話をする手間もかかりません。
このような強さを持っていることが由来となっている別名がツメキリソウです。
この名は漢字で書くと爪切り草となり、マツバボタンの茎を爪で切り挿しておいても増えるほどの生命力を持っているため付けられました。
挿し木で増える植物は多いけれど、挿し木を成功させるのはなかなか難しいもの。
しかし、マツバボタンの生命力なら簡単に増やすことができるでしょう。
もう1つの別名であるヒデリソウは日照り草と書き、マツバボタンが夏の暑さに強く乾燥していても花を咲かせることが由来となっています。
他にも不亡草と書いてホロビンソウと呼ぶ別名もあり、これもマツバボタンの強さが由来となったネーミングです。
「マツバボタン」の種類
マツバボタンは真夏に花を咲かせるので、重宝され人気の花となっています。
花色も豊富で、咲き方もさまざまなものがあるので、好みに合った花が選べるでしょう。
マツバボタンの種は大抵、花色混合で売られていて「終日咲き混合」という種類です。
「サンダイヤル」や「ソーラーキッズ」という種類のポーチュラカも、花色混合の種が販売されることが多いでしょう。
万重咲きのマツバボタンは、苗として販売されることが多く色別に売られます。
ジュエルという一重咲きのマツバボタンは、赤と白の花色がある種類です。
どの種類を選んでもマツバボタンは強く、育てやすく増えやすい花となっています。
好きな種類のマツバボタンを選び、夏のガーデンを彩ってみてください。
マツバボタンの力強さは、あなたのことも勇気づけてくれるでしょう。
8月3日生まれのその他の誕生花
カンナ
カンナは夏が旬の明るいイメージを持つ花です。
代表的な花言葉は「情熱・快活」で、夏に咲く強さと華やかな見た目が由来となっています。
そのほかに「妄想」という花言葉もあり、これは幻想的な花であることが由来となったものです。
ブッドレア
ブッドレアは夏から秋が旬の、良い香りが特徴の花です。
代表的な花言葉は「恋の予感・あなたを慕う」で、これはブッドレアのいい香りに誘われた蝶がいつも飛んでいることが由来となっています。
そのいい香りに誘われるのは蝶だけではなく、私たち人間もでしょう。
花姿だけでなく、その香りまで楽しめる花です。
サントリナ
サントリナは夏が旬の、黄色いボール状の花を咲かせる愛らしい植物です。
代表的な花言葉は「悪を遠ざける」で、サントリナが昔から虫よけに利用されてきたことが由来となっています。
サントリナの香りには防虫効果があり、悪ならぬ虫を遠ざけてくれるのです。
夏の花壇を彩る元気なサントリナの黄色い花を、開花期間には楽しんでみてください。
キョウチクトウ
キョウチクトウはインドを原産とする、暑さや乾燥・公害に強い植物です。
代表的な花言葉は「たくましい精神」で、キョウチクトウ自体のたくましさが由来となったものでしょう。
その強さから公園や街路樹に利用されることも多いのですが、実は木全体に毒を持つ植物です。
咲かせる花は可憐で、品種によってさまざまなものがあります。
8月3日生まれの誕生花「マツバボタン」の代表的な花言葉「無邪気」の意味
マツバボタンの代表的な花言葉は「無邪気」となっています。
この花言葉の由来となっているのは、マツバボタンの可愛らしい花姿です。
這うように伸び、次々と明るい花を咲かせるマツバボタンは無邪気そのもの。
マツバボタンの花言葉「無邪気」を示すのに、マツバボタンに関するこんな逸話があります。
あるところに短気な青年がおりました。
その青年は些細なことで腹を立て、ピストルを腰から抜こうと視線を下に落としました。
そうしたところ、無邪気に咲くマツバボタンの花が見え、その青年は我に返り怒りを鎮めることができたそうです。
無邪気でありのままの姿を見せることは、誰かの心持ちを変えてしまうようなこと。
マツバボタンの無邪気に咲く姿は、青年の気分を変えピストルで傷つけられるはずだった誰かを救ったことになります。
マツバボタンの無邪気さを、その花を実際に見て体感してみてください。
8月3日生まれの誕生花「マツバボタン」のその他の花言葉の意味
可憐
マツバボタンのその他の花言葉には「可憐」というものがあります。
これはマツバボタンの愛らしい花姿から付けられたものでしょう。
可憐に咲く花は私たちの心を打つものです。
マツバボタンは可憐なだけでなく、強さも持ったもの。
その花姿は私たちに多くのことを伝えてくれているでしょう。
温和
赤のマツバボタンの花言葉には「温和」があります。
確かに、マツバボタンの花には親しみやすさや温かさといったものが感じられるでしょう。
温和であることは人を寄せ付けやすくし、あなたに幸運をもたらしてくれるものです。
マツバボタンの花のような温和さを身に付けて、人生を歩んでみましょう。
そうすればあなた自身も温和さで包まれて、温かな毎日を過ごせるでしょう。
冷たく凍り付くような日々よりも、温かな日々の方が誰だっていいはずです。
マツバボタンの温和さをお手本にしていきましょう。
親を思う気持ち
マツバボタンの花言葉には「親を思う気持ち」があります。
親は子を思うものですが、子だって親を思う気持ちを持っています。
親の愛のように、子の気持ちは表立っては見えません。
それどころか、ときには反発したり、照れくさくて素直になれなかったりするでしょう。
しかし、子の中にはいつだって親を思う気持ちがあるのです。
親への気持ちを素直に表せないときには、マツバボタンの花に気持ちを込めて贈るのもいいかもしれません。
爽やかさ
マツバボタンの花言葉には「爽やかさ」というものがあります。
人も動物も植物さえも、すべてがバテてしまいそうな夏の盛りの時期。
そんな時期を選んでマツバボタンは開花します。
夏の暑さの中で花を咲かせる、その姿は爽やかなものでしょう。
夏の暑さに負けず、開花してくれるマツバボタンは貴重な存在です。
8月3日生まれの誕生花「マツバボタン」の怖い花言葉と意味
忍耐
マツバボタンの怖い花言葉には「忍耐」があります。
命の危険を感じることもあるほど、厳しい日本の夏の暑さ。
そんな厳しい環境に耐えて、マツバボタンの花は咲きます。
このことが「忍耐」の花言葉の由来でしょう。
忍耐力があることは素晴らしいことでもありますが、耐えすぎてしまうのも考えものです。
まずは、自分の心と健康を保つことを一番に考え、その大事なものを壊してまで忍耐力を発揮しないようにしていきましょう。
耐え忍ぶ
マツバボタンの花言葉には「耐え忍ぶ」があります。
先ほどご紹介した忍耐を言い換えた言葉で、やはり厳しい環境に耐えて花を咲かせることが由来となったものです。
可愛さ
マツバボタンの花言葉には「可愛さ」があります。
可愛さを武器にして中身がないような人間になっては、後々困ることになってしまうでしょう。
可愛さには限りがあるのです。
マツバボタンの花も一日でしぼんでしまいます。
我慢
マツバボタンの花言葉には「我慢」というものがあります。
忍耐同様の花言葉と考えていいでしょう。
我慢し過ぎてはいないか、時折セルフチェックすることを忘れないでください。
8月3日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
松の葉のように細い葉と牡丹のように愛らしい花を持った植物ね。
代表的な花言葉は「無邪気」で、夏のガーデンを彩ってくれるとても強い花よ。
夏に負けず力強く咲くマツバボタンからパワーをもらっていきましょ。