生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
3月13日生まれの誕生花は「イカリソウ」、その花言葉は「君を離さない」です。
イカリソウは船のイカリに似た形が印象的で、日本原産の植物で春に花を咲かせます。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
イカリソウについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
3月13日生まれの誕生花「イカリソウ」の基本情報
英名 | Large flowered barrenwort, Bishop’s hat |
花言葉 | 君を離さない |
科・属名 | メギ科イカリソウ属 |
分類 | 落葉多年草 |
原産地 | 日本 |
開花期 | 4月~5月 |
別名 | サンシクヨウソウ、インヨウカク |
3月13日以外の誕生花の月日 | 3月24日 4月8日 5月4日 |
3月13日生まれの誕生花「イカリソウ」の花の名前の由来や種類
「イカリソウ」の花の名前の由来
イカリソウという花の名前の由来は、花の形です。
イカリソウの花は変わった形をしており、まるで船のイカリのように見えます。
そのことからイカリソウという名が付けられました。
しかし、月の模様が世界各国で違って見えているように、ところ変わればイカリソウの名称も変わります。
イカリソウの英名はLarge Flowered BarrenwortやBishop’s hatといったものになります。
Barrenwortというのは葉や茎の特徴を示す言葉で、印象的な花の形には触れていません。
Bishop’s hatというのは司教の帽子という意味で、花の形が司教の帽子のようだと捉えていることがわかります。
「イカリソウの花の形は、自分にはどんな風に見えるだろう?」
そんなことを考えながらイカリソウを眺めるのも楽しいかもしれません。
「イカリソウ」の種類
イカリソウは日本が原産で山野に自生する多年草です。
一般的には赤紫の花色で知られるイカリソウですが、近年では他の花色も栽培されています。
赤紫以外のイカリソウには、白・ピンク・紫・薄い黄色などがあります。
赤紫の良く知られたものがイカリソウ。
黄色系統の花を咲かせるものはキバナイカリソウ、小さな白い花を咲かせるものは梅に似ていることからバイカイカリソウという種類となっています。
常緑のトキワイカリソウという種類もあり、冬でも枯れることがありません。
また、イカリソウは植物としてだけでなく生薬としても知られています。
別名であるインヨウカクは生薬としての名前で、精力剤として効果があるものです。
日本ではイカリソウは5~6種類ほどしか見られませんが、世界には60種ほどのイカリソウがあるとされています。
イカリソウが生息しているのは主に中国やインドで、日本や朝鮮半島の他には南ヨーロッパや北アフリカ、ロシアの極東部にも生息しています。
3月13日生まれのその他の誕生花
アルストロメリア
アルストロメリアは南アメリカを原産とする、和名ユリズイセンの花です。
代表的な花言葉は「成功・繁栄」で、花の色別の花言葉を持っています。
たくさんの花色を持つアルストロメリアを育てるには温度管理が必要となります。
暑さや寒さには弱いので、注意しながら育てていきましょう。
ブルーデージー
ブルーデージーは南アフリカを原産とする、別名フェリシアの花です。
代表的な花言葉は「幸運・幸福」で、ラッキーに関する花言葉を多く持っています。
青い花が人気の植物ですが、暑さや寒さには弱いため育てる際には工夫が必要となります。
ワスレナグサ
ワスレナグサはヨーロッパを原産とする、英名フォーゲットミーノットの花です。
代表的な花言葉は「私を忘れないで」で、他にも花の色別の花言葉があります。
和名でも英名でも忘れないでという名前のワスレナグサは、花言葉もそのままです。
忘れて欲しくないほど強く誰かを思ったときに贈るのにぴったりな花となるでしょう。
カルセオラリア
カルセオラリアはアメリカを原産とする、和名キンチャクソウの花です。
代表的な花言葉は「可憐・幸福」で、幸せな意味の花言葉を多く持っています。
それは黄色い花が幸せを連想させるからでしょう。
ハッピーな気分のときにぴったりの花です。
3月13日生まれの誕生花「イカリソウ」の代表的な花言葉「君を離さない」の意味
イカリソウの代表的な花言葉は「君を離さない」です。
とても情熱的なこの花言葉はどうやって生まれたのでしょうか。
それはイカリソウの花の形が由来となっています。
イカリソウはイカリの形をしていることから、その名が付けられました。
イカリというのは船が港に留まっていられるようにする役割を持つ道具です。
つまり船を港から離さないようにするもの。
その役回りに着目して、イカリソウの花言葉は「君を離さない」となったというわけです。
船を固定するほどの強い力を使ってでも離したくないと思える人と出会えたのなら、イカリソウの花を贈ってみるのはいかがでしょうか。
ただし、君を離さないというのは、相当重い言葉です。
生半可な気持ちで使ってしまわないように注意が必要でしょう。
「君を離さない」と本気で思える人に出会い、その思いを伝えたいと思えたとき。
イカリソウはあなたの本気の恋心を応援してくれるでしょう。
3月13日生まれの誕生花「イカリソウ」のその他の花言葉の意味
旅立ち
イカリソウの花言葉「旅立ち」は、イカリの形から連想したものです。
イカリは海に留まるときにも使いますが、旅立ちのときにはイカリを抜いて船は出発していきます。
このことから「旅立ち」がイカリソウの花言葉となりました。
旅立つ誰かに贈るのにぴったりな花でしょう。
人生の出発
イカリソウの花言葉「人生の出発」もまた、イカリの形から連想した花言葉となっています。
人生はいくつになっても出発することができます。
出発は勇気のいることですが、出発すると決めたのなら後は勇気を持って一歩を踏み出すだけです。
そして、周りの人にできるのはそれを応援してあげることだけでしょう。
人生の出発を決めた誰かがいるとき、イカリソウはその人の力となってくれます。
また、生まれたばかりの赤ん坊も、いわば人生の出発のときです。
出産のときに贈っても、素敵なプレゼントとなるでしょう。
新たな人生
イカリソウの花言葉「新たな人生」も、イカリの船旅から連想された花言葉です。
人生はまるで旅のようなもの。
いつ新たな人生が始まるかはわかりません。
一人の生涯を生きる中でも、いくつも新たな人生を始めることはできます。
人は生まれ変わろうと思えば、いつでも生まれ変わることができるのです。
変化は怖いものですが、人には新たな人生を踏み出さねばならないときがあります。
新たな人生がやってきているのを感じたのなら、イカリソウに応援してもらうのはいかがでしょうか。
航海
イカリソウの花言葉には「航海」があります。
これはイカリの形からイメージされた花言葉でしょう。
3月13日生まれの誕生花「イカリソウ」の怖い花言葉と意味
あなたを捕まえる
イカリソウの花言葉には情熱的と言えば良い意味にも捉えられますが、悪く取るとちょっと怖いものが多くなっています。
「あなたを捕まえる」も、少し怖い花言葉の1つでしょう。
これもイカリをおろして船を固定することに由来した花言葉です。
船を港に捕まえておくように、私もあなたを捕まえる。
捕まえておきたいほど強い気持ちを持っているのは素敵なことですが、もしそれが一方的なものだったとしたら…。
こんなに怖いことはありませんね。
離さない
イカリソウの花言葉には「君を離さない」だけでなく「離さない」もあります。
対象は明かされていませんが、強い執着を示す言葉であり少し怖さを感じる花言葉となっています。
捕まえる
イカリソウの花言葉「捕まえる」も「あなたを捕まえる」のあなたをが省略されたものです。
誰を捕まえるのかがわからない分、怖さが増して不気味さを感じる花言葉となっています。
媚薬
媚薬はイカリソウの花言葉ではありませんが、媚薬としての効能を知っておくとより深く花言葉の裏の意味を感じ取れるようになるでしょう。
イカリソウは生薬としても使われますが、その効果は精力剤としてのもの。
何でもイカリソウは羊に対しても精力剤の効果を発揮するのだそうです。
単にイカリの形から連想するだけなら「君を離さない」ではなくてもいいのに、少しストーカーのような花言葉が多いのは媚薬としての効果があるからでしょう。
「君を離さない」や「あなたを捕まえる」も、イカリソウを精力剤として飲んだ後の発言だと考えると…。
より怖ろしく思えてくるのではないでしょうか。
3月13日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
イカリに似た花がとってもキュートな春の花ね。
花言葉は君を離さないで、誰かへの強い愛を示しているわ。
でもこの意味を込めて贈る時には、重く思われないように注意が必要よ。
気を付けてイカリソウを使ってちょうだいね。