生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
3月25日生まれの誕生花は「アルストロメリア」、その花言葉は「エキゾチック」です。
花言葉が示す通りエキゾチックな見た目をしたアルストロメリアはとても華やかな見た目をしています。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
アルストロメリアについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
3月25日生まれの誕生花「アルストロメリア」の基本情報
英名 | Alstroemeria,Lily of the Incas,Peruvian lily |
花言葉 | エキゾチック |
科・属名 | ユリズイセン科・ユリズイセン属(アルストロメリア属) |
分類 | 球根花・多年草 |
原産地 | 南米 |
開花期 | 5月~7月 |
別名 | ユリズイセン |
3月25日以外の誕生花の月日 | 2月18日 3月13日 4月18日 |
3月25日生まれの誕生花「アルストロメリア」の花の名前の由来や種類
「アルストロメリア」の花の名前の由来
アルストロメリアの花の名前の由来は人名です。
人名が由来と聞くと、発見者の名前が付けられていると想像しがちですがアルストロメリアは違います。
アルストロメリアを発見したのは、スウェーデンの植物学者のカール・フォン・リンネでした。
彼は南米旅行中にアルストロメリアを発見し、名前を付けることとなりました。
その際に採用したのが、長年彼を支え続けてくれた親友のヨーナス・アルステーマ男爵の名前だったのです。
アルステーマからアルストロメリアという名前は付けられています。
恩義に応えたリンネの気持ちと二人の友情が、アルストロメリアという名前には込められています。
今も昔もが学者として生きていくためには支援者が欠かせません。
親友の支援を続けたアルステーマ男爵、そしてその支援に新種発見という結果を出したリンネ。
そのどちらも素晴らしく、アルストロメリアという花が私たちに伝えてくれることはたくさんありそうです。
「アルストロメリア」の種類
アルストロメリアは非常に種類の多い花です。
その種類の多さからアルストロメリアに分類されていても特徴や性質は異なり、常緑性のものもあれば落葉性のものもあるなど性質も多岐にわたります。
アルストロメリアの大きな特徴には、花びらの模様があります。
独特な模様が花びらには描かれており、この模様の目的は受粉のための虫を誘うことです。
この模様がアルストロメリアの異国情緒を増しており、魅力を生み出しています。
しかし、特徴的な模様ですが、こういった模様が入らないアルストロメリアの種類もあります。
他にもアルストロメリアに特徴的なのは、スプレー咲きという咲き方です。
スプレー咲きとはまるでスプレーのような咲き方のことで、1本の茎に対して複数の花をつける咲き方のことを指します。
1本の茎に複数の花が咲くのは、とても華やかな見た目を生みだします。
アルストロメリアが華やかなのは、花の色や模様もありますが、たくさんの花をつける咲き方も影響しているでしょう。
花色も豊富で代表的な花色としては、赤、黄、ピンク、白、オレンジ、紫などがあり、単色のものだけではなく複色のものもあります。
色や模様などに着目して、たくさんの種類のアルストロメリアの中からあなたのお気に入りのアルストロメリアを探してみてください。
3月25日生まれのその他の誕生花
プリムラマラコイデス
プリムラマラコイデスは中国を原産とする、和名オトメザクラ・ケショウザクラの花です。
代表的な花言葉は「青春」で、花の色別にも花言葉を持っています。
暑さにも寒さにも弱いので、育てる際には注意が必要です。
ゴボウ
ゴボウは中国・ヨーロッパを原産とする、野菜としてよく知られる花です。
代表的な花言葉は「人格者・私に触らないで」で、意味深長な花言葉を多く持っています。
野菜としての姿しか知らないという人も多いゴボウ。
美しい花を咲かせるので、花も楽しんでみてください。
ポピー
ポピーはヨーロッパを原産とする、和名ヒナゲシの花です。
代表的な花言葉は「陽気で優しい・乙女らしさ」で、花の色別にも花言葉を持っています。
暑さに弱い点には注意が必要ですが、比較的簡単に育てられる植物となっています。
ボケ
ボケは中国を原産とする、赤く美しい花を咲かせる植物です。
代表的な花言葉は「魅惑的な恋・一目惚れ」で、「平凡・退屈」といった花言葉も持っています。
地植えすれば大きく育ちますが、盆栽として楽しむこともできます。
3月25日生まれの誕生花「アルストロメリア」の代表的な花言葉「エキゾチック」の意味
アルストロメリアの代表的な花言葉には「エキゾチック」があります。
これは日本の花言葉で、アルストロメリアの持つ異国情緒が由来となった花言葉です。
エキゾチックの意味は、外国の雰囲気や情緒のあるさまのこと。
そして、アルストロメリアには明らかに日本には自生していないであろう異国情緒が漂っています。
アルストロメリアの花の中でもエキゾチックさを醸し出しているのは、その模様ではないでしょうか。
アルストロメリアの花の内側には、鮮やかな斑点がライン状に入っているものが多く見られます。
この斑点模様こそが、アルストロメリアの花の異国情緒を生み出しています。
日本古来のものにはないカラーリングや模様を持つアルストロメリア。
自分にはないものを持つ花だから、こんなにもアルストロメリアの花は私たち日本人を惹きつけるのかもしれません。
アルストロメリアの花を見かけたら、そのエキゾチックさを目一杯楽しむようにしましょう。
3月25日生まれの誕生花「アルストロメリア」のその他の花言葉の意味
持続
アルストロメリアの花言葉としては「持続」もメジャーなものです。
この花言葉の由来となっているのは、アルスとロメリアの花持ちの良さです。
アルストロメリアの花持ち期間は5~14日程度だとされており、2週間もの間きれいな花で私たちを楽しませてくれます。
こんなにも長く美しい花姿をキープするのですから、そのことが花言葉となっても何ら不思議はないでしょう。
友情
アルストロメリアの海外での花言葉には「友情」があり、これは特にオレンジ色のアルストロメリアの花言葉だとされています。
この花言葉の由来となったのは、アルストロメリアの発見者がその親友の名を花の名としたことです。
アルストロメリアの花には、古くから続く友情の意味が込められています。
友人に贈るのに適した花だと言えるでしょう。
献身的な愛
アルストロメリアの花言葉には「献身的な愛」があります。
これもアルストロメリアの花の発見者と、それを支えた友人のストーリーが由来となっています。
新たな発見を支えるのは献身的な愛であり、アルストロメリアの花はそのことを後世にも伝えてくれているのです。
幸い
赤のアルストロメリアの花言葉は「幸い」です。
華やかな赤に幸いという花言葉はぴったりです。
3月25日生まれの誕生花「アルストロメリア」の怖い花言葉と意味
小悪魔的な思い
アルストロメリアの花言葉の中にはちょっと怖い「小悪魔的な思い」というものがあります。
ですが、悪魔といっても小が付いているので、少し可愛らしい雰囲気の言葉になっています。
少し魔が差すというのは誰にでもあることです。
小悪魔に付け入れられる隙を与えないように注意が必要でしょう。
未来への憧れ
アルストロメリアの花言葉「未来への憧れ」は悪い言葉ではありません。
しかし、未来への憧れを抱き過ぎるのは危険なことです。
未来への憧れを叶えるのは、自分自身であるという当たり前のことを忘れてはいけないでしょう。
憧ればかりが膨らみ過ぎて、現実とかけ離れてしまうと、悲しい未来が生まれてしまいます。
富
アルストロメリアの華やかな姿は「富」という花言葉にふさわしいでしょう。
しかし、富ばかりを求めることはとても危険なことです。
人は富がなくては生きていけませんが、富だけでもまた生きていけません。
そのことを忘れ富にばかり目を向けていると、怖ろしい未来があなたを待ち受けていることになるでしょう。
富よりも大事なものがあることを忘れないでください。
華奢
アルストロメリアの花言葉には「華奢」というものがあります。
華奢とは繊細で今にも折れそうな様子のこと。
守ってあげたくなる様子でもありますが、これは逆に言えば守られなくては生きていけないような様子であるということでもあります。
自分一人でも生きていけるような強さを身につけることも大事なことでしょう。
3月25日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
南国情緒あふれるとても華やかな花で、私たちをエキゾチックな気分にしてくれるわ。
代表的な花言葉はそのままエキゾチック!
異国情緒を感じたいときには、ぜひアルストロメリアの花を飾ってみてちょうだいね。