2月22日の誕生花は「ムクゲ」花言葉は「信念」|花の名前の由来や種類や怖い意味
占い師 聖子
占い師 聖子
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韓国の国花にもされている、見た目の花の造りが少しハイビスカスにも似ているようなムクゲの花。

この花にはいろいろな花言葉がつけられていますが、主な花言葉は「信念」です。

でも、なぜムクゲの花言葉が「信念」なのか、また他の花言葉がなぜつけられたのか、その由来を知らないとただ「そうなんだ」だけで通り過ぎてしまうものですよね。

2月22日の誕生花であるムクゲの花の花言葉や、花の名前の由来についてまとめて紹介するので、ぜひムクゲについて詳しくなってみてください。

自分の誕生花であれば、ムクゲの持っている花言葉の意味を理解して、“こんな人間になりたい”などと、目標ができたり、自分が理想とする自分を目指してみようと意欲的になれることもあるかもしれません。

2月22日生まれの誕生花「ムクゲ」の基本情報

白いムクゲ

英名Rose of sharon・Althaea frutex

花言葉 信念・尊敬・柔和・新しい美・デリケートな美・説法・説得・繊細な美・デリケートな愛・恋のとりこ
科・属名 アオイ科フヨウ属
分類 落葉低木
原産地 中国
開花期 6~10月
別名 ムーチン・キハチス・ムキュウゲ・ムグンファ
2月22日以外の誕生花の月日 3月22日
8月26日
9月11日
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2月22日生まれの誕生花「ムクゲ」の花の名前の由来や種類

「ムクゲ」の花の名前の由来

ムクゲの由来は

日本での呼び名“ムクゲ”というのは、中国から漢字で伝わってきた際の“木槿”の音読み「もくきん」がだんだんと訛ったものだと言われています。

しかし、韓国での呼び名は「ムキュウゲ」であり、日本よりも先に韓国にムクゲの花が存在していたことから、韓国の呼び名が由来となっているのではないかという説もあるようです。

日本での別名、「キハチス」ですが、これは、もともとハスの花のことを蜂の巣のように咲くことから「ハチス」と呼んでおり、木に咲くハスのような花ということで、「キハチス」と呼ばれるようになったとされています。

「ムクゲ」の種類

ムクゲの種類

奈良時代から栽培されていたと史実にあるほど、古くから日本に存在していた花であること、また現在でも街路樹などに見ることができるなど、私たちの生活にも身近なところで見られることもあり、ムクゲの種類はとにかく豊富です。

寒さにも強く、北海道でもすくすく育つことや、初心者でも育てることは難しくない上に、咲いている時期が長いことで、人気のムクゲの中には、一重の真っ白な花が美しい「大徳寺白」や、日本の国旗を思わせる中心が赤色をしている「日の丸」、半八重の「鳥取花笠」など、日本で生まれた品種もあります。

花の色も、白や紫、ピンクなどがある上に、模様もあるので、花の種類の幅も広いように感じられるでしょう。

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2月22日生まれのその他の誕生花

ローダンセ

ローダンセ

引用元:ローダンセ 花言葉-花言葉ラボ

「変わらぬ思い」という花言葉を持っているローダンセは、2月22日の誕生花です。

キク科で控えめな可愛らしい花が楽しめるローダンセは、ドライフラワーにしてもその花の色があせることがないために、「変わらない友情」など、不滅の友情を意味する花言葉も多くつけられています。

美しく色鮮やかなローダンセは、咲いているときも、ドライフラワーにしてからも長く私たちの目を楽しませてくれる花なのです。

フリージア(赤)

フリージア(赤)

赤い花には珍しい「純潔」という花言葉を持っているフリージア。

フリージア全体でも「あどけなさ」「純白」「純潔」「親愛の情」と比較的清楚な花言葉が並んでいますが、2月22日の誕生花になっているのは赤いフリージアなのです。

赤い色はしていますが、決して派手ではないですし、自己主張が強い花でもないので、「純潔」という花言葉がつけられているのでしょう。

ウスベニタチアオイ

ウスベニタチアオイ

「恩恵」「慈善」という花言葉を持っているウスベニタチアオイも、2月22日の誕生花です。

英名を「マシュマロウ」というのですが、実は古くはこのウスベニタチアオイの根っこからとれるでんぷんを使ってマシュマロを作っていたために、あのお菓子のマシュマロは「マシュマロ」と呼ばれるようになったと言われています。

ムクゲの花に似ているところもありますが、薬効があるとされ薬草としても使われてきたなど、さまざまな表情を持っている花なのです。

2月22日生まれの誕生花「ムクゲ」の代表的な花言葉「信念」の意味

日の丸

ムクゲにつけられている、「信念」という花言葉は、十字軍が関係しているという逸話が残されています。

十字軍というのは、キリスト教徒にとっての聖地であるエルサレムをイスラム教諸国からヨーロッパへ奪うために送られた軍のことなのですが、この十字軍が「タチアオイ」という植物をヨーロッパへと持ち込みました。

当時のタチアオイというのは、実はムクゲのことで、その頃ムクゲは「低木のタチアオイ」という意味の英名をつけられていたのです。

十字軍は信念を持ち、熱い意志を持ち進軍を続けていきましたので、その十字軍が持ち込んだ花ということで、十字軍の意志やイメージを反映した花言葉が生まれたのです。

2月22日生まれの誕生花「ムクゲ」のその他の花言葉の意味

尊敬

尊敬

「尊敬」というムクゲの花言葉も、十字軍に由来したものだと言われています。

それぞれの立場によって十字軍への見かたというのは確かに180度変わることがあります。

奪う側からすれば英雄ですし、奪われる側からすれば極悪非道な悪者に見えることもあるのは当然です。

しかし、ムクゲの花言葉としては、十字軍の意志の強さや信念の強さが尊敬に値するということで、「尊敬」という花言葉がつけられています。

柔和

柔和

「柔和」という花言葉の由来は、ハッキリと分かっているわけではありませんが、ムクゲの花が濃い色のものはあまりなく、見た目にもハイビスカスと似ているものの、ハイビスカスほど情熱的な感じもなく、落ち着いて見えることで、「柔和」という優し気な花言葉がつけられたのではないかと考えられています。

確かに、真っ白であったり、白い花の中心だけ赤かったり、青色に近い紫の花も、決して派手さは感じない、控えめな印象を受けるので、花のイメージからついた花言葉というのも納得できるのではないでしょうか。

新しい美

新しい美

「新しい美」という花言葉は、ムクゲの花が次から次へと新しい花を咲かせてくれることが由来となっていると言われています。

一つの花の寿命はそう特別長いわけではないのですが、開花期を迎えて一つ花が咲きだすと、次から次へとどんどん新しい花が咲き続けていくので、長い期間花を楽しむことができるように感じるのです。

一つの花が1日で枯れてしまったとしても、翌日にはまた新しい綺麗な花が咲く…そんなムクゲの習性が「新しい美」という花言葉の由来となっているのです。

デリケートな美

デリケートな美

ムクゲの花には「デリケートな美」という花言葉もありますが、実はこれには、ムクゲの花の性質が関係しています。

ムクゲの花というのは、実は一度開くとその日の夕方、もしくは長くても翌日にはしぼんでしまうのです。

次から次へと新しい花が咲くので、長く楽しめるように感じてしまいますが、実際に私たちが毎日同じムクゲの花を見ていると感じても、昨日見た花と今日見た花は、別の花だというわけです。

そんな1日しか咲くことがないムクゲの花の儚さから、「デリケートな美」という花言葉が生まれたのだと考えられます。

繊細な美

繊細な美

ムクゲの花につけられている「繊細な美」という花言葉も、ムクゲの花が1日しか咲かないことに由来していると考えることができます。

たった1日しか楽しむことができない…というのは、ムクゲの性質をよく知っている人でないと気付くことができないでしょう。

ムクゲについて何も知らず、ただ街路樹や人の家の庭に咲いているムクゲを見ているだけの人は、「息の長い花だな」という印象しか抱かないのではないかと思います。

しかし実は、一つ一つの花の寿命は1日であり、今日見た花は明日にはしぼんで枯れてしまっているということを知れば、この「繊細な美」という花言葉にも納得がいくことでしょう。

毎日毎日新しい花を咲かせることで、見る人の目を楽しませている、そんな繊細な美しさの表現のしかたを、ムクゲは知っているのです。

デリケートな愛

繊細な美

ムクゲの花の命がたった1日と短いことから生まれた花言葉だと考えられているのが、「デリケートな愛」というものです。

ムクゲの花には伝説などではなく、ムクゲの花の特徴が由来となってつけられている花言葉のほうが多く、「デリケートな愛」もその一つだと言っていいでしょう。

説法

説法

ムクゲの花言葉の一つである「説法」は、ムクゲの花と十字軍との関係によって生まれた花言葉だと言われています。

十字軍は、教皇グレゴリウス9世より、聖地エルサレムの奪還とともに説法をすることを指示されたという伝説から、この花言葉がつけられたと言われているのです。

十字軍のやってきたこと、その姿勢などが花言葉の由来となっているので、この「説法」もその一つだと解釈してください。

説得

説得

「説得」の花言葉も、十字軍が由来しています。

そもそもの十字軍の存在意義はエルサレムを取り戻すこと。

それを行うために、一部では蛮行を行ったなどという話も残されてはいますが、本来は説法をして回り、納得させ、説得させて聖地を奪還することを目的としてつくられた信念に満ち溢れた存在であったと考えられています。

そのため、それらの十字軍のイメージがムクゲの花言葉となっているのです。

恋のとりこ

恋のとりこ

恋愛は、ついつい虜になってしまうものです。

一つの恋愛が終わってしまうと、今度は次の恋愛を欲するようになります。

失恋を忘れるためには新しい恋が一番だとか、何かしらの理由をつけて恋愛を欲するのです。

それこそが恋のとりこであり、ムクゲの花が咲いては枯れてまた新しく咲き…を繰り返す姿に似ているということで、この花言葉がつけられました。

2月22日生まれの誕生花「ムクゲ」の怖い花言葉と意味

ムクゲに怖い花言葉はない

ムクゲの怖い花言葉は

ムクゲの花に怖い花言葉はありません。

十字軍の歴史など、世界史をしっかり学ぶと場合によってはムクゲの十字軍にちなんでつけられた花言葉が、怖いもののように感じられてしまうことがあるかもしれませんが、花言葉自体に恐怖を感じさせるようなものはないので、安心してください。

2月22日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ

占い師CRISSのワンポイントアドバイス

CRISS

ムクゲの花ってとっても不思議よね。

見た目はハイビスカスにそっくりなのに、なぜかハイビスカスのような派手さは感じないし、それどころかどこか落ち着いて清純な印象まで感じさせてくれるムクゲの花の花言葉は「信念」。

信念って、心に一本、自分を頭のてっぺんからグサッと串刺しにしておくように持っていると、ぶれないでいられるものよ。

自分の信念に従ってって言っても、ゲーム途中のジェンガみたいに不安定じゃ、ブレブレになってしまうからね。

自分の信念を大切にして、生きていくってことをムクゲから学ぶことができれば、きっと自分のためにもなると思うわよ。

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