1月11日生まれの誕生花は、ロウバイです。ロウバイは黄色い花です。実は日本に入ってきたのは江戸時代と比較的新しい花なのです。
今回は、そんなロウバイを見ていきましょう。
目次
1月11日生まれの誕生花「ロウバイ」の基本情報
英名 | ジャパニーズオールスパイス |
花言葉 | 慈悲心 |
科・属名 | ロウバイ科 |
分類 | 落葉低木 |
原産地 | 中国 |
開花期 | 12月~2月 |
別名 | 蝋梅 |
1月11日以外の誕生花の月日 | 1月2日、1月21日 |
1月11日生まれの誕生花「ロウバイ」の花の名前の由来や種類
「ロウバイ」の花の名前の由来
ロウバイの花は、比較的最近になって日本に入ってきた植物です。江戸時代のころに中国から入ってきたので、そのまま中国名を使用していると言われています。
中国名では、蝋梅と書きます。その音をそのままつけてロウバイという説が有力となっています。
でも、もう1つの説があります。それは12月に花を咲かせることが理由の1つになっていると言われています。
12月の呼び名が元になっているという説や蝋細工のような見た目から由来していると言われています。
花弁が半透明になっている様子が蝋細工に見えるそうです。どれが由来でも面白いですよね。いくつか覚えておくと話のネタにもなると思います。
どちらにしろ、日本に入ってきた時から愛されているお花ではあります。
「ロウバイ」の種類
ロウバイの主な種類は4種類となっています。福寿蝋梅、満月蠟梅、素心蝋梅、実生蝋梅になります。
漢字だけ見ても中国風なお花をイメージしてしまうかもしれませんね。福寿蝋梅は、フクジュソウのような黄色い花をつけます。
花の芯はレンコンのようです。また、この花は一般的に良い香りがすると言われるロウバイの中でも香りが弱い種類となります。
満月蠟梅は、つぼみの真ん中が満月のように丸い花です。よく花を見ると真ん中に赤い円ができている様子が見えますよね。
その様子が満月に見えることから家庭菜園としても人気のある種類のようです。素心蝋梅は、全て同じカラーをしていることから素心と名づけられているそうです。
こちらは、ロウバイと聞いたときにすぐ思い浮かべる花でしょう。うつむき加減に咲く姿も控えめで素敵です。
実生蝋梅は、見た目ではなく栽培方法に違いがあるそうです。ロウバイは木ですが、この実生蠟梅は、接ぎ木でなく種で植えるロウバイです。
木を種から植えるなんて考えられないですよね。また、花も少し違いがあってほかのロウバイより淡い色をしている傾向にあります。
「ロウバイ」は香りよし
ロウバイの花の特徴の1つに良い香りがするというものがあります。春より一足先に花を咲き華やかな見た目と同時に香りを振りまいてくれます。
ロウバイの香りは甘くフルーツな香りと言われています。石鹸のような爽やかなイメージの香りなので幅広く使うことができるでしょう。
最近では、清潔感のある香りの香水として発売されていることもあります。でも、日本では家庭の庭木になっていることも多いのでキンモクセイのように記憶とこの香りが結びついている人も少なくないかもしれませんね。
先ほど、ロウバイには4種あると紹介しましたがこの4種を香りで比べるのは厳しいと言われています。
香りのプロでない限りはそこまで香りの違いは気にしなくても良いでしょう。
「ロウバイ」の扱い方
ロウバイが花を咲かせる時期は12月中旬から2月になります。日本でいう冬の時期ですね。
ウメより少し早く花を咲かせるという形になるでしょう。基本的には木なので接ぎ木で育てますが、種類によっては種から育てます。
大きく育つので植木鉢よりも地植えに適しています。基本的に湿気に弱い花なので日当たりの良い場所に植えておくことがおすすめです。
特に春先は日に当たる方が良いでしょう。そして、霜などに弱いので冬場は風の当たらない場所がおすすめです。
が、地植えだと動かすことができませんよね。だから、水はけがよく気温が下がりすぎない場所が良いのではないでしょうか?
日本では家庭の庭木として植えているところも多いと思います。
1月11日生まれのその他の誕生花
カーネーション(ピンク)
1月11日生まれのその他の誕生花の1つに「カーネーション(ピンク)」があります。花言葉は「感謝」です。
カーネーションは、ご存じの通り色々なカラーのあるお花です。最近では安価に手に入ることも増えたので母の日以外にお家用のお花として使う機会も増えたでしょう。
でも、やはり母の日に1番ぴったりなピンク色のカーネーションは花言葉も感謝と母の日らしい言葉になっていますね。
次の母の日では、感謝の花言葉をそっと添えてお母さんにプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
ミスミソウ
1月11日生まれのその他の誕生花の2つ目にミスミソウがあります。ミスミソウの花言葉は「自信」です。
別名をユキワリソウと言います。漢字では雪割草ということもあるので、寒い冬に雪を割って生えてくる花なのです。
紫色のようなブルーがミステリアスですが、雪の白色と合わせるとけなげにも見えますよね。
そんな優しい感じのお花ですが、雪の中に主張するように生えることもあり自信という強い花言葉を持っているのでしょう。
セリ
1月11日生まれのその他の誕生花の3つ目にセリがあります。セリの花言葉は「清廉で高潔」です。
セリと聞くとお花より春の七草のイメージの方が強いかもしれませんね。七草がゆというものに入ることもあり食べることができます。
そんなセリは白くて小さな花をつけます。その花は気軽に触れられないくらい清廉な雰囲気を持っているでしょう。
ちなみに花を咲かせるのは、春の七草の時期でなく夏です。暑い夏に見るだけで清涼感を与えてくれるはずです。
涼し気な様子は気高いお嬢様にも見えるかもしれませんね。
ウメ(白)
1月11日生まれのその他の誕生花の4つ目にウメがあります。ウメの花言葉は「澄んだ心」です。
ウメもお花よりは食べ物のイメージの方が強いかもしれませんね。梅干しやウメジュースなどを漬けて楽しんでいる人も多いでしょう。
そんなウメの実をつける前にウメも花を咲かせます。桜の少し前の時期ですが、平安時代の貴族は桜よりもウメでお花見をしていたという話もありますよ。
ウメは、白く小さな花を咲かせてお上品ですよね。香りも清楚な香りで、まさに澄んだ心を表しているかのようなお花です。
次のウメの時期はだべることだけでなくウメの花を眺めて楽しんでみてください。
1月11日生まれの誕生花「ロウバイ」の代表的な花言葉「慈悲心」の意味
1月11日生まれの誕生花ロウバイの代表的な花言葉は慈悲心です。このことばは、さむさの厳しい時期に花を咲かせることが大きいようです。
さらに、明るく元気のでる黄色の小さい花がぽつぽつと咲く様子は慈しみがぴったりであるとも言えますよね。
寒い日が続くと心も寂しくなりますよね。そんな寒々しい季節の冷えた心に寄り添ってくれる花でもあるのです。
心に灯りをともしてくれるろうそくのようなものと思えばわかりやすいかもしれません。
1月11日生まれの誕生花「ロウバイ」のその他の花言葉の意味
ゆかしさ
ロウバイも1月の誕生花だけあり、寒い時期に咲く花です。寒い中に少しずつ小さな花が咲く様子に奥ゆかしさを感じますね。
逆にあまりに大きな花よりも小ぶりの花の方が上品なイメージになって良いですよね。
先導
ロウバイの花言葉の1つに先導があります。これはほかの春以降に咲く花を抑えて我先に咲いているということも理由の1つなのでしょう。
ロウバイが咲き始めると次の花もどんどん咲いてきますよね。
先見
ロウバイの花言葉には先見があります。これは先に見るという意味ですが、ほかの花々より先に咲くということからこの花言葉がつけられているのでしょう。
慈愛
ロウバイの花言葉の1つに慈愛があります。これは、代表的な花言葉の慈悲心と似たような意味合いになりますよね。
優しさ
ロウバイの花言葉に優しさがあります。これが1番わかりやすく、人へのメッセージにも悪くないと思います。
冬の寒々しい心に寄り添ってくれる花であることからも優しさという花言葉がつけられているのでしょう。
1月11日生まれの誕生花「ロウバイ」の怖い花言葉と意味
特になし
ロウバイという花の花言葉においては、特に怖い意味はありません。うつむきで咲くことが暗い人を表しているという説もありますがそこまで有力ではないでしょう。
むしろ、後ろ向きというよりは奥ゆかしさという風に好意的に捉えられている特徴の1つでもあります。
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占い師秋桜のワンポイントアドバイス
でも、、見た目は小さくて黄色い花だから少し中国っぽさはないかもしれないわね。黄色い花だから、周囲をパッと明るくしてくれると思わない?特に1月11日のようなお花が咲きづらい時期に我先にと花を咲かせてくれる素敵なお花よ。
ロウバイが咲き始めると春はもうすぐともいえるわよね。意外と香りも爽やかで素敵だから試して欲しいわ。
気に入ったら香水などで身に着けてもても良いのじゃないかしら?日本では庭木としても人気があるから植えてみても良いかもね。