生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
3月20日生まれの誕生花は「スイートピー」、その花言葉は「門出」です。
「赤いスイートピー」という名曲もあるほどよく知られた花で、フリル状の可憐な花びらが印象的。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
スイートピーについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
3月20日生まれの誕生花「スイートピー」の基本情報
英名 | Sweet pea |
花言葉 | 門出 |
科・属名 | マメ科・レンリソウ属 |
分類 | 蔓性一年生草本 |
原産地 | シシリー島(イタリア) |
開花期 | 4月~7月 |
別名 | ジャコウレンリソウ・ジャコウエンドウ |
3月20日以外の誕生花の月日 |
2月15日 3月15日 6月9日 |
3月20日生まれの誕生花「スイートピー」の花の名前の由来や種類
「スイートピー」の花の名前の由来
日本でもスイートピーという名前で広く知られている花ですが、実はスイートピーというのは英名です。
英語で書くとSweet Peaとなり、直訳すると甘い豆になります。
この甘いは味ではなく香りを指しています。
花を咲かせた後には豆を実らせますが、豆は甘いどころか毒があるので食べないように注意してください。
スイートピーが良い香りを放つことは、スイートピーの和名にも表れています。
スイートピーの和名はジャコウエンドウ。
ジャコウというのは香水に使用されることもあるムスクを指す言葉で、これもスイートピーが良い香りであることからこの名が付けられています。
良い香りのするマメ科の植物であるから、スイートピー。
愛らしい名前の花ですが、その由来はとても単純明快なものです。
スイートピーが咲き誇っているのを見たら、その姿だけを楽しむのではなくて、ぜひ香りまでを楽しむようにしてみましょう。
そうすれば、そのスイートたるゆえんが実感出来るはずです。
「スイートピー」の種類
スイートピーが最初に発見されたのは、1650年のこと。
イタリアで神父によって発見された原種は、淡い紫色をしており花の大きさは3㎝ほどのものでした。
その後、改良が進められ最初に白い花のスイートピーが作られました。
18世紀以降にどんどんと品種改良が行われたため、現在では草丈や、蔓性かどうか、花色、花径、開花期に至るまでさまざまな種類のものがあります。
代表的な品種についてご紹介していきましょう。
矮性で非蔓性のものはリトル・スイートハート、春に咲く種のロイヤル系、冬に咲く種類にはマルチフローラ系やスペンサー系、矮性の冬咲き種にはピュー系があります。
マルチフローラ系はさらに色によって品種名が異なり、白い花のものはリリー、ピンクはグロリア、紅色はアメリカン・ビューティーという品種名です。
スイートピーの花はよく蝶に例えられますが、色とりどりの種類の花が咲き誇る様子はとても素晴らしいもの。
最盛期は4月~7月ですが、さまざまな品種があり一年を通して花を楽しむことができるので、いろいろなスイートピーを楽しんでみてください。
ひらひらと美しいスイートピーの花姿は、あなたの心を癒してくれるものとなるでしょう。
3月20日生まれのその他の誕生花
イチゴ
イチゴはアメリカを原産とする、別名オランダイチゴの花です。
代表的な花言葉は「尊重と愛情」で、花だけでなく葉にも花言葉が付けられています。
花よりも果実の方が有名で、フルーツとして日本でも広く親しまれています。
家庭でも花を咲かせ実らせることができるので、花から果実まで長く楽しんでみてください。
ボタン
ボタンは中国を原産とする、別名フウキグサの花です。
代表的な花言葉は「壮麗・高貴」で、大きく豪華な花のイメージにぴったりの花言葉となっています。
暑さに弱い点には注意が必要ですが、家庭でも育てることのできる植物です。
ミニバラ
実にバラは中国やチベットなどを原産とする、別名ヒメバラ・ミニチュアローズの花です。
代表的な花言葉は「可愛い人・満足」で、花の色別にも花言葉が付けられています。
バラに比べて小さいので愛らしいイメージあり、人気のある花です。
チューリップ
チューリップはトルコを原産とする、和名ウコンソウの花です。
代表的な花言葉は「理想の恋人」で、花の色によって異なる花言葉が付けられています。
春の花の代表として日本でも愛される花で、育てるのも簡単な花です。
3月20日生まれの誕生花「スイートピー」の代表的な花言葉「門出」の意味
スイートピーの代表的な花言葉は「門出」です。
この花言葉の由来となっているのはスイートピーの花の形です。
花には蜜を求めて蝶が集まりますが、スイートピーは花自体が蝶に見えるという特徴を持っています。
ひらひらのフリル状の花びらは、まさに飛び立とうとする蝶々そのもののようです。
その飛び立つ蝶の姿から、門出という花言葉は付けられました。
人生にはさまざまな門出があります。
卒業や引越し、転職…。
門出というのはめでたくもありますが、少し不安な気持ちにもなり勇気のいることでもあります。
そんな晴れがましい門出を応援してくれるのが、スイートピーの花だと言えるでしょう。
あなたを待ち受けるいくつもの門出は、あなたを成長させてくれるものです。
スイートピーの花のように軽やかに飛び立ち、素敵な門出としていきましょう。
どんな門出であっても蝶のように軽やかな気持ちで飛んでいけるはずです。
3月20日生まれの誕生花「スイートピー」のその他の花言葉の意味
優しい思い出
スイートピーには別れと関連する花言葉が多く付けられています。
「優しい思い出」もその1つで、これは別れの時に思い出されるものを意味した花言葉です。
良いことも嫌なこともどちらもあったはずだけれど、別れの時に思い出されるのは不思議と優しい思い出だけ。
そんな経験は誰にでもあるのではないのでしょうか。
別れのときの甘く切ない感情を、スイートピーの花言葉「優しい思い出」は示してくれています。
蝶のように飛躍する
スイートピーの花言葉には「蝶のように飛躍する」があります。
これはスイートピーの花の形が蝶々のように見えることが由来となったものです。
蝶々はどんな険しい場所であっても、ひらひらと軽やかに超えていくことができます。
そんな蝶のように軽やかに高い場所まで行けたらいいな…。
この花言葉にはそんな願いが込められているのでしょう。
高みを目指す人にぴったりの花言葉となります。
恋の楽しみ
ピンクのスイートピーの花言葉には「恋の楽しみ」があります。
華やいだピンクのスイートピーの花姿は、まさに恋の楽しみを表現しているかのようです。
フリル状の花びらは、ふわふわと夢見心地な恋のさなかを表現してくれています。
見ているだけでも恋の楽しみを感じられるようなピンクのスイートピーは、贈っても贈られても嬉しい花です。
永遠の喜び
紫色のスイートピーの花言葉は「永遠の喜び」です。
紫という色が与える印象は、少し大人びたものでしょう。
白のスイートピーには「ほのかな喜び」という花言葉が付けられていますが、白の控えめな印象と比べて紫には永続性を感じられることが伝わってきます。
上品な紫のスイートピーを見ていると、永遠の喜びが感じられるでしょう。
いい意味の花言葉なので、贈り物としてもぴったりです。
3月20日生まれの誕生花「スイートピー」の怖い花言葉と意味
別離
別れにまつわる花言葉を多く持つスイートピー。
「門出」の花言葉は晴れやかに聞こえましたが、「別離」の花言葉は悲しい響きを持っています。
どちらも由来は同じで、スイートピーの花が蝶が今にも飛び立とうとするように見えることです。
飛び立つ蝶を見て晴れがましい気持ちになるか、悲しく寂しい気持ちになるかは受け取る人次第。
スイートピーには「別離」という悲しい花言葉も付けられていることは、知っておいた方がいいでしょう。
デリケートな青春の喜び
スイートピーには喜びの花言葉がたくさんありますが、その中に「デリケートな青春の喜び」というものがあります。
青春という時期はデリケートで、その喜びも一見美しそうでも儚いものです。
触れば壊れてしまいそうなデリケートな風貌を持つスイートピーの花。
そんな可憐で繊細な花だからこそ、デリケートな青春の喜びという花言葉が付けられたのでしょう。
さようなら
スイートピーには「さようなら」という花言葉があります。
これもスイートピーを飛び立つ蝶に見立てて、その蝶にかけた言葉なのでしょう。
人の門出を応援したくてスイートピーをあげたのに、さようならの意味を込めていると誤解されないように注意してください。
私を覚えていて
スイートピーの花言葉「私を覚えていて」も、別れのときの言葉でしょう。
素敵な言葉にも聞こえますが、時と場合によっては怖ろしい意味を持ちます。
離れたい人から「私を覚えていて」と言われたとしたら、ゾッとしてきますよね。
3月20日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
蝶々みたいで、さまざまな色を持つ、良い香りの花よ。
代表的な花言葉は「門出」で、卒業や引越しなどを彩るのにぴったりね。
スイートピーのように軽やかに人生の門出を飛び立っていきましょ。