
1月3日生まれの誕生花は、二ホンズイセンです。二ホンズイセンは、日本人にもなじみがある花ですよね。
花そのものよりも葉っぱの毒の方が有名かもしれません。今回は、そんな二ホンズイセンを見ていきましょう。
目次
1月3日生まれの誕生花「二ホンズイセン」の基本情報
英名 | 二ホンズイセン |
花言葉 | 自己愛 |
科・属名 | ヒガンバナ科 |
分類 | 球根植物 |
原産地 | 日本、中国 |
開花期 | 11月中旬から4月 |
別名 | 雪中花、ラッパスイセン |
1月1日以外の誕生花の月日 | 1月13日、2月9日 |
1月3日生まれの誕生花「二ホンズイセン」の花の名前の由来や種類
「二ホンズイセン」の花の名前の由来
二ホンズイセンの花の名前の由来は、水中にいる仙人の姿を映しとったことからつけられた名前と言われています。
なので、漢字で書くと「水仙」となるのです。房咲きの小ぶりな姿が素朴な雰囲気を持つお花です。
「二ホンズイセン」の歴史
二ホンズイセンは室町時代に登場したといわれています。日本ではかなり古い時代から親しまれてきた花ということでもあるでしょう。
室町時代から絵画の恰好の材料として親しまれてきました。それゆえ、日本には各地に水仙郷と呼ばれる場所が存在します。
「二ホンズイセン」の種類
二ホンズイセンはたくさんあるスイセンの種類の1つとなります。名前に日本がついているだけあり日本のスイセンです。
スイセンの種類は、数え切れないくらいあります。ただ、日本では二ホンズイセンが主流で和なイメージが強いかもしれませんが洋風のスイセンもたくさんあります。
「二ホンズイセン」の扱い方
二ホンズイセンは、初心者でも扱いやすいお花となります。まず大切なのは日当たりの良い場所に植えることです。
日によく当たることでぐんぐん育つという性質があります。また、湿気には弱いので水はけのよい場所に植えましょう。
ただし、一定の寒さを与えないと春に花が咲かないので寒い時期も大切にしてください。
夏の暑さには弱いので夏の間は涼しい場所においておくことがおすすめです。あとは詳しく後述しますが葉っぱに食べるとダメな猛烈な毒があります。
なので、植える時はほかの草花と区別し間違えて食べないようにすることが大切です。
「二ホンズイセン」の毒に注意
二ホンズイセンも含めたスイセンの葉っぱには毒が含まれています。それは大人1人を殺傷するに十分なほどの毒が含まれているので間違えて食べないように気を付けてください。
お花の葉っぱを食べるなんて想像しづらいかもしれませんが、ある野菜の葉にすごくよく似ているので昔から誤食事件が絶えません。
それは、ニラです。ニラの葉っぱによく似ていることから間違えてしまう人が後を絶ちません。
なるべく自分の庭に関してはニラとスイセンの区別をはっきりとつけるためにも共存させないようにしておきましょう。
日本の主な水仙郷
日本には各地に水仙郷があります。その中でも日本三大水仙郷と呼ばれる場所があります。
それは、淡路島、越前海岸、南房総・鋸南町の3か所です。淡路島は兵庫県内の島になります。
電車が走っていませんが、関西のリゾート地として有名な場所の1つです。
海を一望できる観光花園に咲く500万本の水仙は圧巻です。越前海岸は、北陸地方の福井県になります。
日本海側でも随一の水仙郷です。越前岬水仙ランドでは日本海を背景に咲き乱れる水仙を眺めることができる場所となっています。
最後は、関東の南房総・鋸南町です。江月水仙ロードとをくづれ水仙郷という場所が有名です。
水仙の時期になると水仙まつりも開催され盛り上がります。
1月3日生まれのその他の誕生花
マツ
1月3日生まれのその他の誕生花1つ目は、「マツ」です。松といえば、花より木のイメージの方が強いかもしれません。
そんな松の花言葉は「不老長寿」となります。松は日本では昔から縁起の良い植物として扱われてきた歴史もあります。
それゆえ、花言葉も縁起がよさそうですよね。
ウメ
1月3日生まれのその他の誕生花2つ目は、「ウメ」です。梅と言えば、花よりも梅干しなどを想像する人も多いかもしれませんね。
そんな梅の花のシーズンは桜の少し前です。桜よりも小ぶりな花が好きだという人も少なくないはずです。
そんなウメの花言葉は「澄んだ心」です。清楚な花のイメージにぴったりな花言葉ですね。
クロッカス
1月3日生まれのその他の誕生花3つ目は、「クロッカス」です。クロッカスは、球根で育てるというイメージが花の姿より先に思い浮かぶ人も多いでしょう。
そんなクロッカスの花言葉は「愛をもう一度」です。切ない花言葉ですね。
フクジュソウ
1月3日生まれのその他の誕生花4つ目は、「フクジュソウ」です。フクジュソウは、黄色のお花がかわいい花です。
鑑賞用というよりは縁起の良いイメージの強い花かもしれませんね。そんなフクジュソウの花言葉は「永遠の幸せ」です。
フクジュソウの黄色のお花は永遠の幸せを連れてきてくれそうなパワーを秘めていそうですよね。
1月3日生まれの誕生花「二ホンズイセン」の代表的な花言葉「自己愛」の意味
二ホンズイセンの代表的な花言葉は「自己愛」です。これは、英語名のナルキッソスにちなんでいます。
怖い花言葉で詳しく後述しますが、ギリシャ神話に出てくる美少年ナルキッソスが美しい自分のことしか愛することができなくなったということからきている花言葉です。
常に自分を愛し、見ていたことからスイセンの花は下を向いていると言われています。自分の姿を眺めるために水面を見ていたナルキッソスのようです。
1月3日生まれの誕生花「二ホンズイセン」のその他の花言葉の意味
うぬぼれ
二ホンズイセンの花言葉は「うぬぼれ」というものもあります。これは、自己愛に近いものですね。
美しすぎる自分に惚れたナルキッソスを表している言葉そのものでもあるでしょう。
尊敬
二ホンズイセンには「尊敬」という花言葉もあります。これは、水面に映る仙人だから水仙という言葉からきているのかもしれません。
また、冬でもしっかりと咲くというところに尊敬の念を抱いた人が多かったというのもこの花言葉が名づけられた理由の1つであるともいわれています。
希望
二ホンズイセンには「希望」という花言葉もあります。これは日本よりもヨーロッパにおいてつけられた花言葉です。
ヨーロッパではこの時期に花は咲かないと言われてきました。そんな時期に美しく花を咲かすことから希望という名がつけられたのです。
雪が降りつもる地に美しく咲く花は、まさに希望と呼んでも良いのかもしれませんね。
神秘
二ホンズイセンには「神秘」という花言葉もあります。
これは白い花の見た目によりついた花言葉かもしれません。
水仙が咲き乱れる様子はどこか異世界のような雰囲気がありますよね。ほかにも水仙は色によっても花言葉が変わるのでチェックしてみてください。
1月3日生まれの誕生花「二ホンズイセン」の怖い花言葉と意味
ナルシスト
二ホンズイセンの代表的な花言葉は「自己愛」でした。英語に言い換えるとナルシストですよね。
実は、スイセンを英語にすると「ナルキッソス」と呼びます。このナルキッソスという名前は、ギリシャ神話に出てくる美少年の名前にちなんでいると言われているのです。
そのナルキッソスはとても美しい少年だったそうです。それゆえ、とてもモテたということで森の妖精からも愛されていました。
ただ、その森の妖精には呪いがかかっており相手と会話することができなかったのです。
それは、美少年のことを愛しすぎてしまい自分の役割を放棄してしまったことの罰ゆえの呪いでした。
会話ができないということで森の妖精は深く美少年を愛する者のあっけなく振られてしまいました。
その失恋の様子を見ていた復讐の女神が美少年に呪いをかけたという迷信があります。
ある日、美少年は恋をしてしまいました。すごく美しい人を見つけてしまったのです。実は、美少年が愛したのは水面に映った自分自身だったのです。
そのナルキッソスが美しすぎる自分自身に対して恋をしてしまったというのが、復讐の女神の呪いだったのです。
そのままナルキッソスは、自分に恋をするがあまり恋の悩みに侵されてご飯を食べることができなくなりやせ細ってしまいました。
そして、そのまま体力もなくなってしまい、水面に映る自分の顔を眺めながら亡くなってしまうのです。その後、水辺に咲くスイセンになったと言われています。
あまりに美しいからと言っても自分自身に恋をしてしまうということは怖いですよね。自分に恋をするというのは、ある意味叶わない怖いですよね。
1月3日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師秋桜のワンポイントアドバイス

それもそのはず、床の間文化が始まったとされる室町時代には既に存在していた花なのよ。
美しい花だけど葉っぱに毒があるのをご存じの方も多いと思うわよ。そんな毒のある葉っぱを間違えて食べてしまわないように気をつけないといけないわね。