1月4日生まれの誕生花はシネラリア。菊の仲間です。華やかな色あいを持つシネラリアは和装の髪飾りのモチーフになっていることもあるでしょう。
そんなシネラリアを見ていきましょう。
目次
1月4日生まれの誕生花「シネラリア」の基本情報
英名 | シネラリア |
花言葉 | 悩める思い出 |
科・属名 | キク |
分類 | 多年草 |
原産地 | カナリア諸島 |
開花時期 | 11月~5月 |
別名 | サイネリア、富貴菊 |
1月4日「シネラリア」以外の誕生花の月日 | 1月11日、1月14日、1月19日 |
1月4日生まれの誕生花「シネラリア」の花の名前の由来や種類
「シネラリア」の花の名前の由来
シネラリアは、葉っぱの綿毛が灰色であるということがあり、灰を意味するラテン語が由来になっています。
でも、日本の園芸店ではシネラリアよりサイネリアとしての名前の方が有名かもしれません。
それはシネラリアだと死ねという言葉のように聞こえて縁起が悪いということでサイネリアと呼ばれることが増えていったと言われています。
ほかには、日本名で富貴菊という呼び名を持っている花でもあります。これは、葉っぱの形がフキに似ていることが由来となっています。
「シネラリア」の種類
シネラリアは、カラーバリエーションが豊富である花です。赤が有名かもしれませんが、青、紫、白などの花を株一杯につけてくれます。
他にもアーリー・パーフェクションシリーズ、ジェスターシリーズ、ムーンライトシリーズ、桂華シリーズ、セネッティがあります。
アーリー・パーフェクションシリーズは、5色もの花を咲かせるカラフルな種類でジェスターシリーズは、7色もの花を咲かせるバラエティ豊かな種類となっています。
ムーンライトシリーズは、淡い黄色の花を咲かす品種で光を遮ると黄みが強めの花を咲かせます。
桂華シリーズは、野性的な印象の種類でセネッティは、交配により強くなり育てやすい種類となります。
「シネラリア」の扱い方
シネラリアは、種を撒く種類と挿し木で育てる種類に分かれます。種を撒く場合は夏から秋にかけて種を撒きます。
どちらも暑さには弱いので扱い方には気をつけましょう。逆に徐々に低い温度にさらすと1度程度までなら耐えることができるようになります。
でも、基本は5度程度の温度をキープするようにしてください。暑さにも寒さにも弱い花なので温度管理には気を付けるべきです。
日のよく当たる窓際においておくのがちょうど良いかもしれません。本格的に春が訪れる前に春を感じることができるでしょう。
開花時期は長いので咲いている様子を長く楽しむことができる花でもあります。
1月4日生まれのその他の誕生花
デイジー
1月4日生まれのその他の誕生花1つ目は、デイジーです。デイジーは、シネラリアと同じくキク科のお花になります。
なので、和名もヒナギクです。デイジーは、丸くかわいらしいフォルムをしているのが特徴的です。
最近は、若者の和装の時のヘアアクセサリーなどに使われていることも多いでしょう。色合いもピンクなどかわいいものが多いです。
そんなデージーの花言葉は「平和」です。語源が太陽の目であることも理由の1つかもしれませんね。
フクジュソウ
1月4日生まれのその他の誕生花2つ目は、フクジュソウです。フクジュソウは1月の誕生花として指定されていることが多いお花です。
名前だけ聞くと渋いイメージですが、花の色は黄色でかわいい花です。楽しむ花というよりは縁起の良い花というイメージの方が強いかもしれませんね。
お正月の時期に咲く花ということもあり、縁起の良い花なのです。
そんなフクジュソウの花言葉は「永遠の幸せ」です。この元気な黄色の花ならば本当に幸せへと連れて行ってくれそうです。
フクジュソウの黄色のお花は永遠の幸せを連れてきてくれそうなパワーを秘めていそうですよね。
スイセン
1月4日生まれのその他の誕生花3つ目は、スイセンです。スイセンは白だけでなく、黄色などのカラーバリエーションがあるお花です。
水仙言えば、漢字の通り仙人が水面で自分の顔を見ていたことから名づけられたという説やギリシャ神話に出てくる美少年が水面に映る自分に恋をしてしまったという説が有力です。
どちらも自分を見つめるということを表していますが、まさにスイセンの花言葉は、「自己愛」です。
なかなか自分のことを愛していないと自分の顔を見つめるなんてことはできないですよね。
ほかに黄色のスイセンには別の花言葉が込められています。その花言葉は「私の元に帰って」です。
一気に切ない花言葉になってしまいましたね。誰かを愛することも自分も愛することも辛いことなのかもしれません。
ヒヤシンス
1月4日生まれのその他の誕生花4つ目は、ヒヤシンスです。ヒヤシンスもカラーバリエーションが豊富な花です。
基本はブルーみたいですね。ただし、この日の誕生花に決められているヒヤシンスは白色のものになります。
白いヒヤシンスの花言葉は「控えめな愛」です。白いヒヤシンスの儚い見た目にぴったりの花言葉ですね。
この控えめな愛という花言葉は、ギリシャ神話が語源になっているそうです。神話が語源になるとメッセージ性の強さを感じますね。
また、一般的なヒヤシンスのカラーとされるブルーのヒヤシンスの花言葉は「スポーツ」です。
色が変わってしまうだけでガラッと花言葉の意味が変わってしまいますね。
1月4日生まれの誕生花「シネラリア」の代表的な花言葉「悩める思い出」の意味
シネラリアの代表的な花言葉は「悩める思い出」です。この花言葉は、卒業シーズン真っ只中の日本人にぴったりかもしれません。
厳密には1月4日は卒業シーズンとは言えませんが、シネラリアは春の訪れを教えてくれる花です。
卒業の記念品として渡されることも多い花ですが悩める思い出はぴったりな花言葉かもしれませんね。
卒業と言えば未来に想いを馳せるべき喜ばしい事象です。でも、それを祝福する人々の想いとは裏腹に当事者たちは思い出に気持ちが向かっていることが多いでしょう。
その思い出の中でも自分の中で悩ましいものも多いかもしれません。それは、時間薬かもしれませんが思い出すことが大切なのではないでしょうか?
1月4日生まれの誕生花「シネラリア」のその他の花言葉の意味
快活
シネラリアには快活という花言葉もあります。美しくカラフルなシネラリアにぴったりの花言葉ですよね。
愉快
シネラリアには、愉快という花言葉があります。これもサイネリアの見た目にマッチした花言葉になるでしょう。
カラフルな花を見ていると気分も上がりますよね。
喜び
シネラリアは、和名で富貴菊という名前がつけられているだけあり、縁起の良い花言葉も持っています。
まさに、喜びという言葉は縁起の良い言葉であると言えるでしょう。なので、日本の卒業シーズンではシネラリアの植木鉢を記念品としてプレゼントする場所も多いと言われています。
春というだけでもうれしいのに卒業と言えば、さらに喜ばしいことですよね。
望みある悩み
望みある悩みというのは白のサイネリアの花言葉になります。同じく悩むにしても解決の兆しが見える悩み事の方が絶対に良いはずです。
望みのある悩みであれば大いに悩んでみましょう。
1月4日生まれの誕生花「シネラリア」の怖い花言葉と意味
悩み多き恋(桃)
悩み多き恋という花言葉を持つのは、桃色のシネラリアとなります。恋をするのは楽しいことですが、悩みが多いとなると躊躇してしまいますよね。
恋をしてから悩みが多いのは耐えることができても逆に最初から悩みが多いのをわかっている恋を敬遠してしまう人も多いはずです。
それゆえ、怖い花言葉の方にラインナップさせてもらいました。
死ね
死ねという言葉は、厳密にいえばシネラリアの花言葉ではありません。実はシネラリアという名前から「死ね」を連想するとし日本では嫌がられてきたのです。
このマイナスなイメージを取り去るために感じ表記では富貴菊という縁起の良さそうな名前をつけたりして対処してきたと言われています。
また、カタカナ言葉でもシネラリアの「cy」をシでなくサイとして呼ぶことにし、日本の花やではサイネリアという名前も一般的になってきています。
ただし、元のシネラリアという名前から死を連想してしまうのでお見舞いなどにもっていくのはダメだと言われています。
基本的に相手が好きで欲しいと主張している場合以外はお見舞いにもっていくのは避けておきましょう。
ただ、日本文化を気にする必要がない外国人が相手である場合は例外になります。
1月4日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
】占い師秋桜のワンポイントアドバイス
和装のワンポイントとして使うのもかわいいわよね。花言葉は少し感傷的な言葉だけど、悪くないと思うわ。
きっと、卒業式のシーズンに植木鉢で誰かにもらったことがある人も多いはずよ。窓際に置いておくと一足先に春を教えてくれる素敵な花なのよ。
寒さと暑さに弱い以外は育てやすい花だから育ててみても良いのでは?