2025年を迎えるにあたって「初詣」についての疑問がいくつか思い浮かびます。
「初詣ってそもそもなに?」「初詣に行ってはいけない日や時間は?」「不成就日に参拝してしまったらどう対処する?」など。
2025年の初詣は、行ってはいけない日や時間について避けるべき理由を理解して、正しい参拝に繋げていきましょう。
2025年の1月と2月の不成就日、初詣に向かない日もご紹介します。
目次
初詣とは?
新しい年を迎えて初めて神社またはお寺に参拝することです。
お正月の行事であり、氏神様を参拝するという習わしがあるともいわれています。
地域の神様への参拝がすすめられていますが、現代では、縁のある神社仏閣やパワースポットと呼ばれる有名な場所へ初詣する方も少なくありません。
新年を祝い、神様にこれからの年の無事や幸福を祈願します。
一年を占うおみくじを引いたり、一年を守ってくれるお守りを手に入れたりします。
初詣で行ってはいけない日や時間!その避けるべき理由
十干十二支を基に決められた凶日「不成就日」
初詣は「お正月の三が日で行く」「松の内(1月7日まで)に参拝すればいい」「旧正月までなら大丈夫」といわれており、これはどれも間違いではありません。
しかし、初詣に行く期間のうち、行ってはいいけない日や時間があるのも本当の話。
特に十干十二支を基に決められた凶日「不成就日」は避けた方がいいと有名です。
不成就日は、縁起の悪い日でもあります。
この日に始めたことや願ったことは上手くいかない、成就する可能性がとても低い日だといわれています。
一年の無事や幸福を願う初詣は、不成就日は不相応なのです。
たとえ、日と重なっても、不成就日の影響を受けます。<l
2025年1月&2月の不成就日一覧
5日、13日、21日、31日
8日、16日、24日
四十九日中である「忌中(きちゅう)」
初詣にいく年の前年に、親族身内を亡くした方は参拝してはいけないという間違った噂があります。
真実は、初詣を避けるのは四十九日中である「忌中(きちゅう)」です。
四十九日が過ぎるまでは、故人はまだ近くにいますので、神様のそばにいくのは良くありません。
喪中の場合でも、四十九日が過ぎていれば大丈夫だということです。
ちなみに仏教の場合は四十九日、神道の場合は五十日間は行ってはいけないといわれています。
寺社が閉門している時間
こちらはルールやモラルによる理由です。
大晦日からお正月三が日は24時間で開門している寺社はたくさんありますが、必ずそうとは限りません。
閉門している時間での参拝は、ルール違反、モラルの欠如を突き付けられます。
お正月三が日を過ぎてから初詣に行く際などは、事前にホームページで確認してから向かいましょう。
雨が降っていると歓迎さえていないかも(諸説あり)
雨が降っている場合の参拝については諸説ありますので参考程度にしてください。
特に陰陽五行説では、天候が悪い日は陰の気が強くなるので神様への参拝は避けた方がいいという考え方があります。
「今日はやめておいた方がいい」「ここに来てほしくない」と神様から歓迎されていない場合もあるのです。
ただ、諸説あると申しましたように、雨は悪いものを流すという意味から歓迎されているという考え方もあります。
「浄化効果がある」「恵みを授かる」という意味もあるのです。
基本的に午前中がおすすめ
カウントダウンをしていたり、年の始まりを神様の近くで迎えたり、様々な理由で深夜の参拝をする方もいらっしゃいます。
もちろん、三が日などは人手も多く、警備もしっかりしているので安心感があるので「絶対にダメ」というわけではありません。
しかし、初詣という点だけでなく、参拝をするというスポットで考えると、午前中が適しているといわれているのです。
午前中は一日の始まりを受けて、空気が澄みやすく、高い気を受けられるという理由です。
不成就日に参拝してしまった時でも慌てないで!運気を下げない対処法
別の日にお参りし直す
不成就日に参拝したことに気づき、どうしても気になる場合は、別の日にお参りし直しましょう。
参拝の上書きを行います。
別の日の正午頃
初詣などの神社参拝に適している日を選び直すのも一つの対処法になります。
「神日」「大安」「天赦日」「一粒万倍日」がおすすめです。
また、別の日に参拝する場合は、正午頃を目指していきましょう。
繰り返しの参拝になりますので、確実に午前中の陽の気を受けられるように、また運気の吸収率が高まる時間帯にもなります。
占い師sakuraのワンポイントアドバイス「行ってはいけない初詣の日を把握しましょう」
行ってはいけない理由が分かれば、あなたやご家族、ご友人との予定をすんなりと決められそうです。
一年の無事と幸福を願う一日になるように、行ってはいけない初詣の日である不成就日などを避けて参拝しましょう。