1月5日生まれの誕生花は、クロッカスです。クロッカスは、紫色の花で見たことがある人も多いでしょう。
寒い冬でも美しい花をさかせる花なので気になっていた人も多いはずです。そんなクロッカスについて見ていきましょう。
目次
1月5日生まれの誕生花「クロッカス」の基本情報
英名 | クロッカス |
花言葉 | 青春の喜び |
科・属名 | アヤメ科 |
分類 | 単子葉植物 |
原産地 | ヨーロッパから西アジア |
開花期 | 2月~4月(秋咲きは10月~11月) |
別名 | ハナサフラン、ハルサフラン |
1月5日以外の誕生花の月日 | 1月3日、1月5日、1月21日、1月31日 |
1月5日生まれの誕生花「クロッカス」の花の名前の由来や種類
「クロッカス」の花の名前の由来
クロッカスの名前の由来は、ギリシャ語にちなんでいると言われています。ギリシャ語において糸を表現する言葉はクロックスです。
植物のクロックスが育つ様子が糸のように伸びていくように見えることから糸という名前が与えられたそうです。
糸の方が有力な説ですがギリシャ神話の登場人物にちなんでいるという説もあります。
「クロッカス」の花の名前の由来のギリシャ神話①
クロッカスの名前の由来になったと言われる青年が登場するギリシャ神話が2つあります。
そのうち1つ目について紹介させていただきます。この神話に出てくる青年の名前がクロッカスです。
クロッカスはとても美しい少年でした。その少年は、羊飼いの娘と恋に落ちてしまったのです。
この恋は上手く行き、結婚を意識するくらい盛り上がったのです。ですが、最終的に神様に結婚を認めてもらおうとしたときに、まさかの認めてもらえませんでした。
自分の恋を否定されたことにより青年は自殺をしてしまったのです。その後、お相手の女性も後追いをしていましました。
この悲愛を見ていた女神様が2人を美しいクロックスに変えてくれたという伝説になります。
恋は結ばれることがありませんでしたが、美しいお花になり一緒に過ごすことができたのは想いを果たすことができたと言えるのでしょう。
「クロッカス」の花の名前の由来のギリシャ神話②
クロッカスの名前の由来になったと言われる青年が登場するギリシャ神話が2つあります。
そのうち2つ目について紹介させていただきます。2つ目と少し違い今回の主人公は
オリュンポス十二神の一人ヘルメス神です。
そのヘルメス神にはギリシャ語で糸を意味するクローカスという名のとても美しい青年の婚約者がいたのです。
その2人が結婚をしようとしたときに悲劇が起きてしまいます。それは2人で雪山に遊びに行き楽しい時間を過ごした後に起きてしまいます。
クローカスをソリに乗せて帰宅していた最中に突風に襲われてしまいます。その結果、谷底に落ちてしまうのです。
ヘルメス神はクローカスを探し続けましたが、最後に見つかったのは既に息絶えてしまったクローカスでした。
クローカスが亡くなってしまったことを受け入れることができないヘルメス神は、現実逃避をしてしまいます。
その後、再びクローカスが息絶えていた場所にヘルメス神が訪れた時に咲いていた花がクロッカスだったのです。
「クロッカス」は春を教えてくれる花
クロッカスは、雪の中から顔を出すように割く花です。特に冬の寒さが厳しいヨーロッパの国々で愛されていた花です。
雪の中から咲くという花であることが春の使者であると親しまれてきたのです。そして、ギリシャ神話では最高神ゼウスと妻ヘラのぬくもりから芽吹いたと言われています。
古くは結婚式の飾りの定番の花でもあったそうですよ。
「クロッカス」は薬だった
クロッカスは古代では薬として扱われてきたそうです。
「クロッカス」の種類
クロッカスは、多くの種類のある花です。色の種類も豊富なのであなたの日常を鮮やかに彩ってくれることになるはずです。
定番については、サフラン、クロッカス・スペシオサス、アドバンス、クロッカスシーベリー、イエローマンモス、ジャンヌダルクの6種です。
サフランとクロッカス・スペシオサスは秋咲きの品種になります。サフランの方は、水耕栽培で花の色は赤です。
アドバンスとクロッカスシーベリーは寒咲きとなります。アドバンスは品種のラインナップが豊富です。
最後のイエローマンモス、ジャンヌダルクは春咲きです。イエローマンモスは、その名前通り黄色やオレンジの花が咲くのです。
ジャンヌダルクは大輪種で華やかさは抜群です。
「クロッカス」の扱い方
クロックスは球根のお花です。なので、最初は水耕栽培から始めるお花です。霜や凍結にも強いので意外と簡単に育てることができる花でもあります。
栽培を始める時期は10月頃になるので覚えておきましょう。また、水耕栽培なので室内でも楽しむことができるお花でもあります。
1月5日生まれのその他の誕生花
ミスミソウ
1月5日生まれのその他の誕生花1つ目は、ミスミソウです。別名をユキワリソウと呼ばれているお花です。
ブルーのような神秘的なカラーが魅力的です。そんなミスミソウの花言葉は、「自信」です。
ラッパスイセン
1月5日生まれのその他の誕生花2つ目は、ラッパスイセンです。ラッパスイセンは一般的なスイセンと少し形が違います。
このスイセンは名前の通りラッパのような見た目をしています。花の形がラッパみたいでかわいいですよね。
ラッパスイセンの花言葉は、「尊敬」です。スイセンの花言葉は悲劇的なものが多いですがラッパスイセンに関しては人にも贈りやすい花言葉になっているでしょう。
また、水仙の葉っぱには毒が含まれていることもあるので注意してください。大人一人を簡単に殺傷できる毒となります。
フクジュソウ
1月5日生まれのその他の誕生花3つ目は、フクジュソウです。フクジュソウは、この日だけでなく1月の誕生花として登場することが多い花です。
フクジュソウは名前の通り幸せにしてくれそうな素敵なイエローの花を咲かせています。
お花だけでなくイエローは元気を与えてくれる色ですよね。フクジュソウの花言葉は「永遠の幸せ」です。
フクジュソウの黄色は春の訪れを告げてくれるようで、眺めていると幸せな気分になってきますよね。
1月5日生まれの誕生花「クロッカス」の代表的な花言葉「青春の喜び」の意味
クロッカスの代表的な花言葉は「青春の喜び」です。春に咲くクロッカスは、青春の意味を含むことが多い花です。
青春の喜びという花言葉もクロッカスが春の訪れを知らせてくれる花ということに由来しています。
1月5日生まれの誕生花「クロッカス」のその他の花言葉の意味
切望
クロッカスの花言葉には切望という意味があります。この切望は、クロッカスが花を咲かせる春を待ちわびるという意味がこもっています。
愛の後悔
愛の後悔というのは、紫色のクロッカスの花言葉となります。これは後ろ向きに見えますよね。
でも、終わってしまった恋をあきらめたくないという気持ちを伝えたいのであれば悪くないでしょう。
だけど、上手くいっている恋人に贈るとトラブルになりかねないので注意しておく方が良いでしょう。
私を信じて
私を信じては、黄色のクロッカスの花言葉になります。メッセージ性の強い花言葉なので贈り物にもおすすめです。
裏切らないで
クロッカスには私を裏切らないでという花言葉もあります。これは私を信じて、と意味合いとしては似ていますよね。
1月5日生まれの誕生花「クロッカス」の怖い花言葉と意味
愛をもう一度
クロッカスの花言葉に「愛をもう一度」というものがあります。この花言葉は実は怖いというよりは悲しい恋の話となります。
実は、クロッカスの名前の由来はギリシャ神話に出てくる青年の名前にちなんでいるということを前述しました。
そのギリシャ神話が2つともとても悲しい話なのです。お互い思いあって、結ばれそうになるもトラブルが起きて最終的には結ばれることがないという悲恋の話です。
一方は神様に認めてもらうことができず結ばれませんでした。もう一方は不幸な出来事により死別してしまうことになってしまったのです。
だからこそ、その既に失われてしまった愛を取り戻したいという気持ちが込められているのでしょう。
過去にすがっていないで前を向かないといけないことは第三者だとわかり切っていることです。
でも、自分が当事者だと後ろばかり見てしまいますよね。そんな気持ちを表している花言葉でしょう。
だから、花言葉を踏襲するなら贈り物には向いていないかもしれません。過去や失われた愛に縋りつくのは少し怖いかもしれません。
この花言葉をおさえた上で過去の恋人からクロッカスが届くと恐怖体験でしかありませんよね。
1月5日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 秋桜のワンポイントアドバイス
この花は、素敵な花言葉も込められているけど悲しい恋の伝説が入っていたりするわ。
美しいだけの花が少し情緒じみて見えてくるわね。とりあえず、育てやすい花ということもあるからクロッカスを育てて愛でてみても良いんじゃないかしら?