
ヒトリシズカは、その名前の通りにこじんまりしたイメージの花です。小さくひっそり咲く花は、秘密基地にいるところを発見したかのような気持ちにもなりますよね。
そんなヒトリシズカを見ていきましょう。
目次
1月9日生まれの誕生花「ヒトリシズカ」の基本情報
英名 | ヒトリシズカ |
花言葉 | 隠された美 |
科・属名 | センリョウ科 |
分類 | |
原産地 | 日本、朝鮮、中国 |
開花期 | 4~5月 |
別名 | 眉掃草 |
1月9日以外の誕生花の月日 | 2月4日、3月12日、3月19日 |
1月9日生まれの誕生花「ヒトリシズカ」の花の名前の由来や種類
「ヒトリシズカ」の花の名前の由来
ヒトリシズカの名前の由来は、人の名前にちなんでいます。漢字では一人静という字になります。
このヒトリシズカの名前の歴史をひもとくと平安時代になるでしょう。源義経という歴史上の人物が愛した人の名前だったのです。
静は、源義経が愛した女性ですが妾たったそうです。その静さんが舞を舞った姿がヒトリシズカの花に似ていることから名づけられたそうですよ。
1つの愛のストーリーがかかわっているなんて素敵ですよね。まぁ、現代人にとっては妾だと少し純愛度が下がってしまうような気もします。
また、ヒトリシズカという名前だけでなく眉掃草という別名もあります。この眉掃草は見た目に由来します。
ヒトリシズカは、白いブラシのような花を持っています。その姿を化粧道具に例えたことが由来になっているそうです。
ヒトリシズカの別名の眉掃きはおしろいを塗った後の最後に眉毛をきれいにするために使う筆です。
今であれば、アイシャドウを塗った後にまつ毛についた粉を取り払う時と感覚は近いのかもしれません。
「ヒトリシズカ」の種類
ヒトリシズカは、ほかの花と比べてバリエーションがない花となります。チューリップのようにカラーバリエーションが豊富な訳でもありません。
そう考えるとそこまで面白みのない花かもしれません。
「ヒトリシズカ」の扱い方
ヒトリシズカは、見た目の通り明るい場所より少しジメジメとした場所を好む花となっています。
一般的な花に関しては水はけが悪いと根腐れを起こしてしまいますがヒトリシズカに関しては日当たりが良い方が根腐れを起こしてしまうそうです。
1月9日生まれのその他の誕生花
スミレ
1月9日生まれのその他の誕生花1つ目は、スミレです。スミレの花言葉は「あどけない恋」です。
スミレはカラーバリエーションが豊富な花です。なので、どのカラーのスミレを指すか気になりますよね。
1月9日の花言葉は白になります。スミレと聞いてすぐに思い浮かべる色は紫かもしれませんね。
紫のスミレも清楚なイメージのある花ですが、白はさらに清楚なイメージとなるでしょう。白い花は汚れなきように見えますよね。
そんなスミレには清らかなイメージがあります。清らかで品のある花言葉が似合うのでまさにあどけない恋はぴったりな言葉であると言えるでしょう。
これから大人になってたくさんの恋を覚えておく少女のような花でもあります。スミレは薔薇のように華やかな美しさを持つ花ではありません。
目立つ訳じゃないからこそ忘れられることもあるし、プレゼントだと選ばれないことも多いお花でもあるでしょう。
だけど、どことなく気品がありひきつけられて目を離すことができない魅力のある花でもりますよね。
掃きだめの鶴ようような美しさを持つ花です。
ちなみに別のカラーの花言葉は黄色が田園の幸福、紫が貞節になっています。どれも赤のように目を惹くような華やかな色ではないです。
でも、どれも品の良い色で上品で美しいスミレの花を表しているでしょう。あなたが誰かに想いを伝えたいときにそっと花言葉を添えてチョイスしてみましょう。
ノースポール
1月9日生まれのその他の誕生花2つ目は、ノースポールです。ノースポールの花言葉は「誠実」です。
ノースポールは白いお花です。マーガレットやデイジーに似たような形をしている花でしょう。
こちらも真冬から春に咲く花ということがあり、春の訪れを知らせてくれる花です。素朴な見た目がかわいい花ですよね。
花の白さも良い方に作用してみるからに誠実なイメージとなっているでしょう。誠実という花言葉がぴったりな花だと思います。
見た目もかわいいからこそ、身につけてみたいですよね。
ハコベ
1月9日生まれのその他の誕生花3つ目は、ハコベです。ハコベの花言葉は「ランデブー」です。
ハコベというと、花というよりも春の七草のイメージの方が強い人も多いでしょう。春の七草になっていることもあり食べることができます。
ハコベを食べるのは人間だけではありません。茎がやわらかいから動物たちも食べるそうです。
その集まった姿そのものがランデブーにも見えますよね。そんなハコベの花の色は白です。
白い花は清楚で爽やかなイメージでしょう。一般的にイメージするマーガレットやカモミールのような雰囲気のお花となっています。
次の七草は食べるだけでなく花の事も思い出してみてください。開花時期は2月~5月なので春の七草の1月7日の少し後の季節になりますね。
春の七草を食べながら次の月のハコベのことに想いを馳せてみましょう。
デイジー
1月9日生まれのその他の誕生花4つ目は、デイジーです。デイジーの花言葉は「無意識」です。
デイジーは、キク科のお花です。なので、見た目は菊らしいともいえるでしょう。かわいいので見た目に合わせて和装に合わせることも多いです。
どちらかというと、和風な雰囲気に合わせるタイプの花ですね。無意識だけでなく無邪気という意味の言葉もあるでしょう。
そんなデージーには違う花言葉も持っています。それは「平和」です。平和とうという花言葉に関しては見た目が太陽に似ているということにも由来しているそうです。
確かに人の目を惹くようなお花でもありますよね。この時期の誕生花は白いお花が多いですよね。
1月9日生まれの誕生花「ヒトリシズカ」の代表的な花言葉「隠された美」の意味
ヒトリシズカの代表的な花言葉は「隠された美」です。この花は目立つような花ではありません。
暗いところにひっそりと咲いているような花となります。それゆえ、隠された美という花言葉を持っているのでしょう。
この花は目立ちませんが本当に美しく凛とした上品な雰囲気を持っている花です。源義経が自分の愛する人に例えたことがあるくらいの花です。
そんな気高い美しさを持つ花だと思えば少し見方も変わってしまいますね。
1月9日生まれの誕生花「ヒトリシズカ」のその他の花言葉の意味
愛にこたえて
ヒトリシズカの花言葉には「愛にこたえて」というものがあります。ヒトリシズカの花は目立たない場所にひっそりと咲いている花です。
かつ花も小さく目立たないので、もっと私を見て!と思っているのかもしれませんね。
静謐
ヒトリシズカの花言葉の1つに静謐という言葉があります。この言葉は、ヒトリシズカの様子を表した言葉でもあると言えるでしょう。
静かで美しい花というのを端的に表している花でもあると思います。
1月9日生まれの誕生花「ヒトリシズカ」の怖い花言葉と意味
愛にこたえて
「愛にこたえて」という花言葉は、通常の花言葉でも紹介しましたが実は怖い意味を持っているのです。
この花は、源義経が自分の愛した人に例えたと言われています。でも、残念ながら愛したといえども正妻ではなく妾の身分にしかなることができなかった女性だったのです。
当時は、今と比べて一夫一妻制の制度ではなかったこともあり妾の身分の女性も多かったでしょう。
でも、それでも愛する人の1番になりたいという気持ちは変わりません。そんな静さんの私を愛して欲しいという気持ちがこもっています。
今でも妻子ある人を好きになってしまったら「愛にこたえて」と思いますよね。法律で整備されている今でも倫理を超えてまで求めてしまう人も少なくないはずです。
また、静さんは源義経の妾として日の当たる場所へ出ていくことができなかっただけでなく、子を妊娠していたともいわれています。
子供を身ごもったのにその子の性別が男だったこともあり全てなかったことにされてしまったという話も残っています。
怖いというよりは切ない話でもありますよね。
また、日陰を好むというヒトリシズカの性質も日陰の身という意味とかけているのかもしれません。
そう考えるとヒトリシズカを静さんに例えた源義経が怖くなってきますよね。
1月9日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 秋桜のワンポイントアドバイス

地味な花だから見過ごしてしまうこともあるかもしれない。けど、美しい花よ。じめじめした場所を好む割に凛とした雰囲気を持つ花よ。
もしかしたらじめじめした場所を好むという性質が日陰の身というのも表しているのかもしれないわ。
ヒトリシズカは美しいだけでなく悲しい花言葉も持っているから注意してね。あまり誰かに贈る花ではないのかもしれないわね。