6月6日生まれの誕生花はバビアナです。バビアナは南アフリカに自生している花です。上向きに花を咲かせるかわいい花となります。
今回は、そんなバビアナを見ていきましょう。
目次
6月6日生まれの誕生花「バビアナ」の基本情報
英名 | バビアナ |
花言葉 | 薄れゆく愛情 |
科・属名 | アヤメ科 |
分類 | 多年草 |
原産地 | 南アフリカ |
開花期 | 4月~5月 |
別名 | ホザキアヤメ |
6月6日以外の誕生花の月日 | 4月27日、5月6日 |
6月6日生まれの誕生花「バビアナ」の花の名前の由来や種類
「バビアナ」の花の名前の由来
バビアナの名前は、オランダ語のヒヒが由来となっています。ヒヒと言えば、みなさんが想像する動物のヒヒとなります。
実は、そのヒヒはバビアナの球根を食べるという習性を持っているそうです。ヒヒがたくさんバビアナの球根を食べていたからこその名づけになっています。
ちなみに英語名もヒヒにちなんだ名前が付けられていますよ。日本名のホザキアヤメは、名前の通りの姿で花を咲かせます。
アヤメという名前なのはアヤメ科の花ということもあり、花の様子がアヤメの形をしていたからです。
「バビアナ」の種類
バビアナは原産地の南アフリカを中心に約80種類もの種類があります。南アフリカでは自生しているものも多いのですが日本では自生していません。
日本で見かけるバビアナは、鑑賞用に品種改良されている園芸品種がほとんどと言っても良いでしょう。
バビアナの花は、6枚の花びらで出来上がっています。花は穂状に下から順番に咲いていきます。
花の色は、ブルー、ホワイト、レッド、ピンクなどあり柄のあるものやツートンカラーのものなどもあります。
品種によっては良い香りがするので見た目以外も楽しむこともできます。
「バビアナ」の主な品種
バビアナの主な品種を5つ紹介します。1つ目は、ストリクタです。ストリクタは、南アフリカのケープ州原産で1番メジャーなバビアナの品種でしょう。
バビアナで最もhitする青紫の花はこの品種となります。葉っぱ、は産毛に覆われた剣状となっています。
花の色は青紫以外に赤、白、ピンクなどがあります。2つ目は、ルブロキネアです。ルブロキネアは、南アフリカの砂浜の近くが原産の品種です。
花の色が藍色で花びらの中央に緋赤色が入っています。ツートンカラーになっており、とても華やかな見た目です。
やや遅咲きの品種となります。3つ目は、クリスパです。クリスパは、葉っぱがくるくるカールしています。
真ん中に濃淡が入っている藤色の花びらを外側に広げて花を咲かせます。その花は、葉っぱより低い位置で咲くパターンが多いでしょう。
4つ目は、オドラータです。オドラータの花びらは、薄ピンク色か淡いクリーム色の入った白が多いです。
その花びらの中のめしべが水色をしており特徴的です。そして、沈丁花のようなほのかな香りがします。
5つ目は、セダルベルゲンシスです。セダルベルゲンシスは、南アフリカの原産地域の名前がついている早咲きの品種です。
茎が短く、花びらの細長い水色の花を咲かせます。こちらも上品な良い香りを漂わせるでしょう。
「バビアナ」はフリージアに似ている
バビアナの花の形はフリージアに似ているともいわれています。でも、花の色が違うものも多いのでよく見ると違うことがわかるはずです。
フリージアに似ていますが、バビアナの方が格段に強い花なので育てるのであればバビアナの方がおすすめです。
「バビアナ」は葉っぱが特徴的
バビアナの葉っぱは細長い剣状の形をしています。縦の葉脈が盛り上がっており、日に透かすとはっきりと見えて美しいです。
またそのような形の葉っぱだけでなく波打ったようにカールする不思議な葉もあります。ただし、どの品種でもバビアナの葉っぱは花が終わるとそのまま枯れてしまいます。
意外と葉っぱの命も短いのです。
「バビアナ」の育て方
バビアナは、4月~5月の間に花を咲かせます。咲いている時期から既に花が枯れていく品種もあり開花時期は短い花となっています。
植える時期は秋で球根を植えます。球根が小さいので鉢植えでも育てることができるでしょう。
日本では関東より西側であれば地植えをすることも可能です。日当たりと水はけのよい場所がおすすめです。
ただし、咲いている内から葉っぱも枯れてしまいがちなので寄せ植えなどには向かないかもしれません。
6月6日生まれのその他の誕生花
ペンステモン
6月6日生まれのその他の誕生花の1つにペンステモンがあります。ペンステモンの花言葉は「あなたに見とれています」です。
ペンステモンは5本のおしべという意味を持つ名前です。ペンステモンは別名を釣鐘柳と言います。
初夏から秋にかけて花を咲かし、色々なカラーの花を楽しむことができるでしょう。
特にイングリッシュガーデンにおいては必ず使われていると言っても良い花かもしれません。
そして、日当たりの良い場所であれば勝手に花を咲かせると言っても良いくらいに手間が必要ありません。
花言葉の意味は単純に咲いている花の姿が美しいということに由来していると言われています。
ほかには美しさへのあこがれという花言葉もあります。
アヤメ
6月6日生まれのその他の誕生花の1つにアヤメがあります。アヤメの花言葉は「良い便り」です。
アヤメは、日本では昔からなじみのある花です。落ち着いた紫色が上品ですが少し地味な印象もあるでしょう。
そして、花の見た目がスイセンに似ていると言われていることも多いでしょう。そんなアヤメの花言葉は、ギリシャ神話が元になっています。
アヤメは和名ですが、英語にするとイリスです。そのイリスはギリシャ神話の神様の名前なのです。
そのイリスの役目は、神様と神様へのメッセンジャーでした。そのイリスの役割から良い知らせという花言葉がついています。
贈り物にも良い花言葉がつけられていますよね。少し華やかさには欠けるので花言葉を添えて送ってみるとメッセージが伝わって良いかもしれません。
アストランティア
6月6日生まれのその他の誕生花の1つにアストランティアがあります。アストランティアの花言葉は「愛の渇き」です。
アストランティアは初夏に花を咲かせます。花びらのように見える星の形をしたほうの中にたくさんの小さな花が集まっています。
愛らしい半球型となり、さらにかわいい印象になるでしょう。線香花火を彷彿とさせるような儚い見た目はナチュラルガーデンにもぴったりです。
フラワーアレンジメントでも脇役として色どりを加えてくれるでしょう。ただし、見た目通り梅雨や夏場の高温多湿は苦手としています。
育てるのであれば水はけと風通しの良い場所がおすすめです。花言葉通りの場所がお好みの花のようですね。
スターチス
6月6日生まれのその他の誕生花の1つにスターチスがあります。スターチスの花言葉は「変わらぬ心」です。
スターチスは現在使われていない名前でリモチウムの通称名となっています。でも、一般的には、リモチウムよりもスターチスの方がわかりやすいですよね。
そんなスターチスが花を咲かせる時期は初夏から夏です。花の色は紫やピンクのものが多く夏にちょうど良いカラーでしょう。
草丈が長いので植木としてだけでなく、切り花としてのアレンジにもぴったりです。そして、ドライフラワーにして長く楽しむことができるという特徴を持っています。
この変わらぬ心という花言葉はドライフラワーにしても色あせないということが由来となっているそうです。
6月6日生まれの誕生花「バビアナ」の代表的な花言葉「薄れゆく愛情」の花言葉の意味
6月6日生まれの誕生花「バビアナ」の代表的な花言葉は、薄れゆく愛情です。これは、バビアナが次々に花を咲かせるということも理由の1つでしょう。
そして、花がどんどん咲く上にすぐに鮮やかなカラーから茶色い色に変化してしまうことゆえの花言葉のようです。
美しい色がいつまでも続くのでなくすぐに色あせる様子を愛が薄れていく様子に重ね合わせているのでしょう。
6月6日生まれの誕生花「バビアナ」のその他の花言葉の意味
あなたを信じます
6月6日生まれの誕生花バビアナのその他の花言葉1つ目は「あなたを信じます」です。
6月6日生まれの誕生花「バビアナ」の怖い花言葉と意味
変わり身が早い
6月6日生まれの誕生花バビアナの怖い花言葉1つ目は「変わり身が早い」です。この怖い花言葉も単純に花が咲いてから色が褪せていくまでの時間が早いことを指しているそうです。
離れる愛
6月6日生まれの誕生花バビアナの怖い花言葉2つ目は「離れる愛」です。離れる愛も次々に花を咲かせていく様子を指すそうです。
恋多き人物のように見えたのかもしれませんね。でも、全てすぐに色が褪せていたら恋がたくさんあっても同じかもしれませんよ。
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占い師秋桜のワンポイントアドバイス
日本では関東より西であれば地植えもできるわよ。そこか沈丁花のような素敵な香りがする品種もあるから使ってみても良いのでは?
ただし、咲いている時から既に枯れていくという特徴があるから何か違う花と組み合わせるのは難しいかもしれないわね。