隅田川花火大会と言えば、東京の夏の風物詩となっていますよね。最近ではスカイツリーも建設されて見える景色も変わり、新たな楽しみも増えたのではないでしょうか?
日本でも有数の大規模な花火大会だからこそ、多くの人が集まる花火大会でもあります。隅田川花火大会の成り立ちや歴史だけでなく穴場についても紹介していきます。
今年こそは、空一杯に広がる素敵な花火を満喫しましょう。
目次
花火大会に関するアンケート
アンケート概要
調査方法:micane公式LINE@でのアンケート配信
配信日:2023年07月24日
調査対象:micane公式LINE@にご登録頂けている734件に配信
有効回答数:28名
※本アンケート結果を参照する際はmicaneのURL(https://micane.jp/)をご利用ください
アンケート結果
あなたの年代は?
あなたの性別は?
花火大会に参加したことある?
一般的な花火大会の由来で知っているものはありますか?
あなたの夏の花火大会に関しての思い出や印象深いエピソードをお聞かせください。
音楽と一緒に上がる花火が最高です
人が多すぎて花火をゆっくり見れなかった
後輩と浴衣着て行って後輩の頭の上を蛾が飛び回って2人で大爆笑したこと
彼氏とみなとみらいの花火大会で。足湯に浸かりながら観た花火がとても印象的で、素敵でした。
愛知・内海のナイアガラ花火
家族大勢で花火を見に行った記憶を思い出しました。娘が小さい時は音に驚き、泣いていたのを思い出しました。最近は行かなくなりましたが楽しい思い出です。
今年の花火見物に言ったものの、人混み避けて歩いてはいたが、霧雨の中やったもんだからなんかパッとせず、帰ってきて次の日から発熱して2回目のコロナに。そして今までまだ鼻づまりがあるからと、会社から出勤停止命令が。入居者さんに花火見せてあげたくてやったことが仕事に支障きたした…
隅田川花火大会は江戸時代から始まった!歴史と由来を詳しく解説
隅田川の花火大会の由来は慰霊だった
隅田川花火大会も現代の東京では当たり前のように行われている行事になりつつあります。隅田川花火大会は、日本で最も古い花火大会です。
そんな隅田川花火大会も他のお祭りのように最初は楽しむだけのお祭りではなかったようです。
最初は、両国の川開きという名前で行われていたそうです。川開きと聞くと海開きのようなものを想像してしまいますが少し違います。
隅田川花火大会も最初は他の地域の夏祭りのように疫病や戦争などで亡くなった人の供養のために行われていた花火大会です。
最初の花火大会は江戸時代だったと言われていますが、その時代は庶民も武士もみんな節約していた時期にあたります。
節約と花火なんて正反対にあるものなので不思議な感じがしますよね。花火は華やかで楽しいものですが、死者を供養するという意味があるからこそ許されていたそうです。
また、当時も病気が流行っていたこともあり、その病気を封じ込めたいという願いから始めた行事でもあります。
当初は、江戸時代になり戦が一気になくなってしまい持て余していた火薬を使って花火を始めたということが始まりらしいです。
元々、日本に花火が入ってきたのは鉄砲が入ってきた時期と同じと言われています。でも、火薬がたくさんあるからと言って花火を作ろうとは、なかなか思わないですよね。
花火は、真っ暗な夜空に花を咲かせる芸術です。その花火の火も日本人にとっては単なる芸術であるだけでなく、この世に既にいない人たちを慰める意味も持ちます。
日本においては、火が死者と繋がるための手段という意味を持っているとも言えますよね。お盆の時期に死者を迎えに行く時に使うツールも火です。
火は便利なものである反面、全てを焼き払ってしまう危険なものでもあります。そんな扱いが難しい火だからこそ、日本人は神聖なものであるとしたのでしょう。
火は日と同じくらい日本人にとって大切なものであると言えます。
江戸時代の両国の川開きが起源
隅田川花火大会が隅田川花火大会という名前で開催されるようになったのは歴史の中でも最近の話です。
それ以前は、両国の川開きという名前の行事でした。これは川開きという名前ですが、川に入るための儀式という訳ではありません。
両国川開きは、江戸の火事が多かった場所の火除け地として造られた場所のことを指します。
両国橋のたもとの広小路や大川端を指しており、その場所に夏祭り用の屋台などを出すことが許された期間の初日のことを言います。
ちなみにその期間は、旧暦の5月28日から8月28日の間という約3か月もの長い期間です。
また、この両者は疫病などで亡くなってしまった人を慰めるための儀式ともいわれています。その両国の川開きも徐々にいわゆる夏祭りと変化していきました。
納涼船や屋形船を大川に出すのもこの日からが始まりです。この両国の川開きは、江戸に夏の訪れを知らせてくれる風物詩でもあると言えますね。
花火はヨーロッパや中国から
花火は日本の地産地消で生み出された文化ではありません。今でこそ日本の代表的な文化になっていますが、原料に関してはヨーロッパから日本に輸入されたものです。
日本に鉄砲が入ってきたという出来事は教科書で見かけたことがある人も多いでしょう。その鉄砲には火薬を使いますよね。
花火の原料も鉄砲と同じく火薬なのです。だから、日本にはポルトガルから鉄砲と同時に花薬が入ってきたと言われています。
そんな火薬も最初は花火なんて風流なものを作り出そうと思っていた人はいなかったようです。
まずは、ヨーロッパと同じく戦争の武器として使われてきました。そんな日本でも江戸時代に入るとグッと戦争の数が減りました。
戦争が減ると火薬も余ってきますよね。その余った火薬を使って花火を作るようになったことから日本に花火という文化が生まれたのです。
必要がなくなったものの新たな使い道を見つけてアレンジをするということに日本人はかなり長けていると言えますよね。
日本の花火は、炒らなくなった火薬から生み出されてきました。今では日本においては欠かすことができない文化となっています。
日本最古の花火は室町時代
日本最古の花火は、室町時代だと言われています。現存する資料の中で最も古い記録が室町時代なのです。
室町時代の公家の万里小路時房の建内記に記されているのが最も古い記録となっています。その日記の中で5月5日に中国からきた人が花火を持ってきたと記録されているのです。
当時の花火は今の花火で言うねずみ花火などの手に持って楽しむ花火だったようです。ただし、今のように美しさを楽しむという種類のアイテムではなかったようです。
昔は、その花火が貿易のアイテムだったのかもしれませんね。中国では既に6世紀ごろにはロケット花火のようなものがあったそうです。
そこから、あまり花火自体に発展はなく江戸時代になってやっと今の打ち上げ花火が完成されたそうです。
日本で初めて花火を観た人は誰?
日本で初めて花火を見た人は伊達政宗と言われています。実際に花火を見たことがある人は室町時代の公家なので伊達政宗は観賞用の花火を始めてみた人の1人であると言えます。
その伊達政宗が花火を見たのは1589年の米沢城であると言われています。当時、外国の人たちが訪れ手持ちの花火を伊達政宗に渡して共に鑑賞したそうです。
その後、伊達政宗はその花火を気に入ったことから花火を持った外国人を頻繁に招いていたと言う話もあります。
この時期までの花火は観賞用でなく武器という性格の強いものであったとされています。
ほかにも1613年に徳川家康が駿府城でイギリスの大使と共に花火を見たという記録も残っています。
それは家康が既に引退してからの話です。8月にイギリス人ジョン・セリーが明の商人を引き連れて家康に会いにきたのです。
その時に献上したものが花火だと言われています。このときの花火は、打ち上げ花火とは少し違う形だったと記録に残っています。
筒の中に黒い火薬を詰めて立たせます。それに火をつけると、火の粉が噴き出してくるという仕組みだったのです。
関東を代表する2つの花火大会
関東2大花火大会と言えば、諸説ありますが隅田川花火大会と土浦全国花火競技大会なのではないでしょうか?
隅田川花火大会は死者を慰めるという意味を持つ花火でもあり、誰でも楽しむことができる花火大会でしょう。
隅田川花火大会は、毎年7月の最終土曜日に隅田川付近で行われる花火大会です。都内は高い建物も多いので見え方さえ気にしなければ割と広範囲で鑑賞することができると思います。
土浦全国花火競技大会も誰でも楽しむことができる花火ということは間違いありません。でも、主役は花火を鑑賞する人たちでなく打ち上げる花火師たちなのです。
土浦全国花火競技大会は、その名前の通りに茨城県土浦市で毎年11月の第一土曜日に行われています。
場所は桜川河川敷です。この花火大会は日本でも有数の秋に実施されている花火大会でもあります。
それだけでなく長い歴史と伝統があることから花火競技も兼ねている大会ともなっています。
土浦全国花火競技大会の花火の打ち上げ数は、約2万発にもなります。そして、日本三大花火大会の中で関東での開催はこの花火大会だけになり毎年の見物客は80万人にものぼります。
都内からの交通の便も良いこともあり、少しでも美しい花火が見たい人にはぴったりなイベントであるとも言えるでしょう。
競技花火では、3部門で花火師たちが競い合います。10号玉の部という、伝統的な花火の美しさを競う部門、創作花火の部門では斬新なアイデアを競います。
そして、最も迫力があると言われているスターマインの部では連射花火を見ることができます。
部門賞があるだけでなく内閣総理大臣賞も用意されており、花火師さんが主役の大会とも言えます。
その中でも最も重要視されているのが、スターマイン部門だと言われています。土浦全国花火競技大会で優勝すれば日本一のスターマインとも言われるほどです。
スターマインの歴史こそが土浦全国花火競技大会の歴史であるとも言われているくらい特徴手があります。
花火を連射するということは眺めている方から見ると簡単に見えるかもしれません。でも、数百発にものぼる花火を絶妙なタイミングで打ち上げ、その上芸術性も高いというのは神業としか言えないでしょう。
鑑賞している方も飽きずに大きな歓声を上げながら日本一のスターマインを鑑賞します。さらに、花火大会を楽しむ仕掛けも欠かしません。
大規模な余興花火としてワイドスターマイン 土浦花火づくしという花火や土浦全国花火競技大会の開催回数と同じ数の7号玉を打ち上げるエンディング花火というイベントもあります。
隅田川花火大会や花火大会にまつわる豆知識
隅田川花火大会は雨が降らない!?
隅田川花火大会には天候にまつわるジンクスがあります。実は、戦後から20218年までで天気が理由で延期や中止になったことはないそうです。
2018年は台風が近づいているという理由によって、翌日に延期されました。でも、日曜の花火大会はそれで良いとは言えますよね。
でも、それまではずっと雷がかなり鳴るような大雨でも花火大会の時間になるとピタッと雨が止んでいたようです。
20217年の隅田川花火大会については本当にジンクス通りに雨が止んだと言われています。普通は、雨が降り出すと止まないだろうと考え始めますよね。
出かける支度をしていた場合、その手を止めてしまう人も多いでしょう。だけど、隅田川花火大会の場合は、そのまま出かける準備を続けてみた方がよさそうですね。
玉屋と鍵屋の掛け声の起源は二大花火師
花火を鑑賞しているとどこからか「たまやー」、「かぎやー」という掛け声が聞こえてくると思います。
最近では、若者でなく年配の方が発していることの方が多いかもしれませんね。実は、両方とも江戸時代の花火屋さんの屋号なのです。
「たーまーやー」は玉屋、「かーぎーやー」は鍵屋です。歌舞伎で名前を呼ぶのと似たような感じなのかもしれませんね。
どちらが先にあった花火屋さんかというと、それは鍵屋の方です。鍵屋は江戸日本橋横山町にありました。
その鍵屋の六代目弥兵衛から隅田川花火大会の前身となる両国川開きの大花火を支えていたそうです。
そして、鍵屋が八代目になった時に番頭の清七にのれん分けを行いました。その清七が両国吉川町に開いたのが玉屋なのです。
江戸の花火屋さんが2軒になったことでお互いに切磋しながらより良いものを作り上げるようになったと言われています。
花火の「たーまーやー」、「かーぎーやー」の掛け声は、江戸の花火屋さんが玉屋と鍵屋になった時から使われているそうです。
この江戸の花火大会が今では北海道から沖縄まで日本中で行われている花火大会の元になっています。
花火の発展を支えた鍵屋の初代弥兵衛という人物が奈良県出身であったという説があります。
当時、故郷の貨客向上で働く傍ら川で手持ちの花火を作っていたそうです。川原に生えていた葦の茎に火薬などを詰めるという形の花火です。
それを、火の花、花の火という名前をつけて売り出すと飛ぶように売れたことから江戸へと状況していきました。
1659年に江戸で鍵屋を開いたことから話は最初に戻ります。鍵屋初代の弥兵衛は上して早い段階で江戸幕府御用達の花火師になっていたので技術は高かったといわれています。
火薬工場から日本一の花火師になるなんてシンデレラストーリーですよね。
武家花火とは
武家花火は、現代人が思い浮かべるような華やかな花火とは少し違います。武家花火は、戦争に使う信号弾だったといわれています。
狼煙花火と呼ばれる種類で垂直方向に火が出ます。花火大会の花火のように華やかさや美しさを楽しむ花火ではありません。
逆に花火大会で楽しむ花火のことを、町人花火と呼んでいました。当時は別の種類の花火でしたが現代ではどちらの技術も取り入れてさらにレベルの高い花火が挙げられるようになっています。
8月1日は花火の日
毎年、8月1日は1967年に制定された花火の日です。1948年8月1日に戦争中禁止されていた花火が許されるようになったことが理由になっています。
花火が原材料が火薬なので、武器扱いとなっていたそうです。単純に武器を作る資源がなくなり、花火にまで割くことができなかったということが理由かもしれませんね。
あとは、火薬を使ってのテロや一揆を防ぎたかったという側面もあったそうです。また、1955年に東京で花火の規模の大きい爆発事故があった日でもあります。
現場だけでなく半径数m圏内の家屋を吹き飛ばすほどの大事故だったそうです。死者18名、重傷者も80名以上となった大変痛ましい事故だったという記録が残っています。
その爆発事故を忘れないようにという戒めを持った記念日でもあると言われています。この事件以降は、花火の管理も厳しくなったそうです。
最近では、関西最大級の花火大会であるPL花火大会が行われる日でもあります。場所じゃ、大阪府南部の富田林市にある光丘カントリークラブです。
パーフェクトリバティー教という宗教団体が主催の花火大会ですが人気があります。打ち上げられる花火の数は2万発にも上ります。
こちらの宗教団体が8月1日に花火大会を行う理由は、統計上で最も晴れやすい日と言われているかららしいですよ。
てっきり宗教にとって思い入れのある日なのだろうと思っていた人も多いはずです。そして、隅田川花火大会の前身である両国川開きになぞらえて5月28日も花火の日となっています。
両国の川開きが行われていたのは、旧暦の5月28日だったそうです。結構、今と違う時期ですよね。
打ち上げ花火は日本が発祥
花火は、室町時代に外国の人が日本に持ってきたと伝わっています。でも、それは今でいう手持ち花火と同じ種類の花火です。
現在、花火大会で楽しむ打ち上げ花火は日本で生まれた花火なのです。だからこそ、今では花火大会が外国人にも人気があると言われています。
打ち上げ花火は江戸時代が起源だと言われています。1733年に隅田川で行われていた水神祭が始まりだと言われています。
当時の日本の状況としては、関西や江戸など都市部は飢饉、疫病などの災害に見舞われていたそうです。
それによって多くの人が亡くなったことから、亡くなった人を弔うために水神祭が行われたのです。
その亡くなった方たちに対する弔いの儀式の一部として打ち上げ花火が上げられたのが始まりと言われています。
その後、江戸の花火屋さんの鍵屋と玉屋がお互いに競い合いながら多くの花火を打ち上げるようになったのです。
江戸の人たちが華やかなものを好むということもあり、打ち上げ花火も徐々に華やかさが増していったそうです。
そして、その花火を打ち上げるという行為が両国の川開きで根付いたそうですよ。日本の夏は昔から蒸し暑かったので、夜のイベントということも良かったのかもしれません。
夏の昼間はイベントを行うことなんて無理なくらい蒸し暑く、花火はまだ涼しい夜に楽しむことができるということも文化として根付くことになった理由の1つでもあるのかもしれません。
今では、打ち上げ花火は日本中で愛されている行事となっていますよね。最近では、テレビやネット動画でも花火大会を見ることができるので楽しみは広がります。
隅田川花火大会の打ち上げ場所が2か所から!
第一会場は浅草駅
隅田川花火大会の打ち上げ場所は、二か所あります。まずは、一か所目の第一会場を紹介します。
第一会場の場所は、浅草駅から近い場所にあります。なので、アクセスはすごく良いでしょう。
浅草やスカイツリーなどの観光名所に近いので都外からの来場者にも人気があります。ただし、駐車場を見つけるのは難しいので徒歩や公共交通機関による来場がおすすめです。
そういったこともあり、第一会場の方がやや混雑しがちだと言われています。そして、第一会場は花火のコンクールも同時開催されいます。
花火の打ち上げ場所は、桜橋下流から言問橋下流のあたりとなっています。
総数9,530発の中200発はコンクールの花火になります。花火の打ち上げ時間は19時からなので時間には余裕があると言えるでしょう。
第一会場は花火コンクールも同時開催
https://www.youtube.com/watch?v=FccZbXoyRSo
第一会場では前述した通り、花火コンクールも行われています。花火の打ち上げの中でもコンクールに参加している花火だけで200発です。
コンクールの花火ということでスターマイン花火が見どころになっています。国内でも指折りの花火会社10社が参加しているので素晴らしい花火を眺めることができるでしょう。
花火のコンクールも同時開催ということもあり、創作性の強く華やかな花火が多いことも特徴の1つです。
第二会場は蔵前や両国付近
隅田川花火大会の会場2つ目は、第二会場です。第二会場は、蔵前駅や両国駅に近い場所にあります。
第二会場の方がやや人が少ないと言われています。でも、どちらにしろ東京や関東を代表とする花火大会なので混雑は覚悟して向かうべきです。
そして、第二会場の方も駐車場を見つけることが困難なので徒歩か公共交通機関を使うようにしましょう。
花火の打ち上げ開始時間は19時半で、打ち上げ数は10,650発です。第一会場よりかなり打ち上げ数は多いですが小さめの花火が多い傾向にあります。
第二会場は小ぶりだが打ち上げ数多い
第二会場で打ち上げられる花火の数は第一会場よりも多いです。ただし、小さめの花火が多いので迫力には欠けてしまうかもしれません。
でも、小さいながらも連続での打ち上げも多く迫力ある花火を眺めることができます。小さな花火を何個も見る方も趣があって良いという人も少なくないでしょう。
たくさん花火が打ち上げられる音はインパクトがありますよね。そんな音を楽しみたいと思っている人もいえるでしょう。
どんどん打ち上げられる花火が好きという人も多いはずです。第一会場も第二会場もどちらの方が良いということはないので好きな花火を見つけてみましょう。
どこから見える?隅田川の花火大会を楽しむためには
有料だけど、花火がよく見える場所
せっかく花火を見に行くのであれば、第一会場も第二会場も両方見たいと思っている方も多いはずです。
残念ながら、双方の花火を迫力ある大きさで見ることができる場所は少ない感じです。小さくても良ければ2か所の花火を1度に見ることができる場所があります。
その場所は、スカイツリー、浅草花やしき、浅草ビューホテルです。確かにスカイツリーは群を抜いて高い位置にあるからわかりやすいですよね。
でも、こちらの3か所全て有料になっています。でも、お金を支払ってでも花火を見たいと熱意がある人が多いことから毎年人気のスポットになっているようです。
意外とそんなに高い料金じゃない場合も多いので楽に花火を見たいという人は検討してみる価値もあるでしょう。
スカイツリーでは事前に入場券を買っておく必要があります。スカイツリーグッズのお土産付きで4,000円なので普段と比べてもそんなに高価でもないと言えますね。
数が限られており、限定数で販売されるので逐一情報をチェックしておきましょう。浅草花やしきでは、限定数で花火観覧席付きチケットが販売されます。
場所取りをしないでも良い上に花火まで遊園地で遊ぶことができるフリーパス付という魔法のチケットです。
値段も大人で8,000円なので1日遊ぶのであればそんなに高くないですよね。販売方法は先着順や抽選だったりするので事前に調べましょう。
ただし、少し花火から遠いので迫力は少なくなってしまうかもしれません。また、花屋敷では当日に園内で花火観覧席の抽選を行うこともあるみたいです。
そして、最後の浅草ビューホテルです。浅草ビューホテルでは、隅田川花火大会宿泊プランという宿泊プランが実施されています。
なんと、浅草ビューホテルでは第1会場と第2会場の両方を見ることができる部屋があるのです。
この宿泊プランを使えば、室内から2か所の花火をゆったりと眺めることができます。また、夕食も特別になっています。
レストランで限定メニューを食べるパターンと室内で食べる部屋食のパターンがあります。
浅草ビューホテルでは道路でなく隅田川に平行にして建てられているそうです。
なので、どこよりも花火が美しく見えるそうですよ。また、窓の下についている小窓を特別に開けることで花火の打ち上げ音もしっかりと聞くことができます。
料金は2名1室で70,000円からとなっています。宿泊がついているということと場所取りの労力が必要ないということからそこまで高くないのかもしれません。
銅像堀公園
隅田川花火大会を楽しむ場所でおすすめなのが銅像堀公園です。特に遊歩道の場所から花火の第一会場の打ち上げ場所までは高いビルなどもありません。
こちらはゆっくり花火鑑賞を楽しむというよりは立ち見がメインになる場所です。ゆっくり座って花火を見たいと思っている人には向いていないかもしれません。
でも、場所取りを早くしないといけないと思ってしまいますよね。こちらに関しては花火の始まる約2時間前の17時頃に行けば良いそうです。
ただし、桜橋に近くなると混み合うのでゆったりしたい場合は遠ざかっていく方が良いでしょう。
でも、やっぱり立ち見は辛いし2時間待つくらいならもっと早く行っても良いと思う人もいるかもしれません。
その場合は、15時くらいに向かえば良いそうです。ただし、この場所はよそから来た人よりも地元の人が場所取りをしていることが多い場所です。
なので、常識を守って場所取りを行うことを心がけましょう。そして、16時になると公園内は立ち入り禁止になってしまいます。
花火を見物したいのであれば、公園内でなく遊歩道の方に行きましょう。こちらは、公園ですがトイレがないので近隣のコンビニなどで済ます必要があります。
また、不要なトラブルを避けるためにも常に誰か一人は座っておくようにしてください。
タワーホール船堀の展望塔
タワーホール船堀という江戸川区の区民ホールでも隅田川花火大会を眺めることができます。
花火スポットは、展望室になります。こちらの展望室は、高さ103mかつ360°の大パノラマを楽しむことができます。
都内を一望することができるので、もちろん隅田川花火大会もしっかりと見ることができます。
ただし、見える花火の大きさは小さめです。でも、展望室自体が無料なのでそんなに悪い条件ではないと言えます。
展望エレベーターの運行時間は、9時から21時半です。
コモディティイイダ東向島店の屋上駐車場
こちらは、地元密着型のスーパーです。なので、主に地元の方向けとして屋上駐車場を開放してくれます。
隅田川に近い場所なので花火がすごくキレイに見えると評判です。ただ、混雑を防ぐために先着300名程度と人数制限があるそうです。
あくまでもお客様のためのイベントなので、店舗のポイントカードを持っていることなどの条件が設定されています。
条件は、その年によって変わってしまうこともあるので必ずチェックをしておきましょう。
隅田川花火大会の見どころや魅力は?
都会の真ん中で打ち上る
隅田川花火大会の1番の魅力は、都会のど真ん中で楽しむことができる花火と言えます。都内で楽しむことができる花火では最も規模が大きいでしょう。
都会の真ん中ということもあり、アクセスも良く気軽に花火を楽しむことができます。元々、都内には宿泊施設が多いということもあり旅行として花火鑑賞を楽しむ場所としてもおすすめです。
ほかに、花火を眺めた後にご飯を食べに行くという楽しみ方をすることもできるはずです。
花火のためだけに遠出をするのも面倒ですよね。地方の広い空に打ち上がる美しい花火も良さがありますが忙しい人はアクセスが良い方が良いですよね。
また、自宅や会社から花火を眺めることができる人も一定数おられるのではないでしょうか?
そこを糸口に会話が広がり人間関係も広がっていくことがあるでしょう。また、花火は外国人が日本の文化として好んでいることも多い行事です。
花火を通じてコミュニケーションを増やすと外国の方と繋がることもあるのかもしれません。
日常の中の非日常
隅田川花火大会は、いつも見ている風景に花火が打ち上がるというスタイルだと思います。都内の高層階で働く人であれば、いつもの職場から花火が見えるかもしれません。
残業の時に花火を目にすることもあれば、仕事を早く終わらせてみんなで花火鑑賞を楽しみにしている会社もあるでしょう。
花火大会と言えば、お祭りです。なので、日本人にとってのハレの日でもありますよね。そんなハレを垣間見ることができるのではないでしょうか?
普段の生活に少し彩をプラスするという意味でも花火は良いのかもしれませんね。空を見上げることなく必死に生きている人も多いです。
下を向いて暗い気持ちで歩いている人も多いでしょう。でも、どのような人でも花火が打ち上がる音を聞くと空に目を向けると思います。
数日前から花火を楽しみにしている人は最初から空を眺めていますよね。花火大会のことを忘れていた人はその時初めて花火大会のことを知るのです。
正直なところ、交通規制などもあるので都内に住む人が事前に隅田川花火大会を知らないことはほぼないと思います。
それでも、忙しくて花火を鑑賞する暇がなかった場合でも音が聞こえたり、ちらっと花火が見えると心がほっこりする人も多いのではないでしょうか?
花火は心を豊かにしてくれる芸術ですよね。
スカイツリーとの共演
最近になって浅草にスカイツリーが建てられました。既に浅草にスカイツリーがなかった時代を思い出すことが難しいくらいになっているかもしれませんね。
そのスカイツリーと隅田川花火大会の花火のコラボレーションはとても美しいものです。高い位置にあるスカイツリーの展望台から花火を眺めるのも素敵です。
でも、地上から花火とスカイツリーの両方が見える場所での花火鑑賞も趣があって良いと思います。
インスタ映え作品としても良いものだと言えますよね。
スカイツリーで花火が映し出される
スカイツリーでは、展望台に上って花火を楽しむというだけではありません。7月の花火大会に近い時期では特別ライティングが行われます。
また、スカイデッキにおいてはプロジェクトマッピングによって花火が再現されるというイベントも行われます。
こちらも花火の当日ではない日に行われているので花火大会に行く機会を逃してしまった人や人混みが苦手な人にもぴったりです。
夏休みの期間中なので地方からの夏休みの旅行の目的地にもおすすめです。小さい子供であれば、当日の花火よりも良いかもしれませんね。
ほかにもスカイツリー周辺では花火大会とコラボしたイベントなどが行われているのでチェックしてみましょう。
テレビ東京の中継
実は、隅田川花火大会はテレビ東京にて中継番組が放送されます。なので、どう考えても家から花火を見ることができず諦めていた人もチャンスです。
生で花火鑑賞を行う場合の臨場感や空気感を感じることはできません。でも、涼しい部屋でゆっくりと花火を眺めることができるのは悪くないでしょう。
人や建物によってさえぎられてしまうこともなく、キレイに見ることができるので良い場所を抑えることが難しいのであればテレビ中継も考慮してみてください。
芸能人やアナウンサーの方が解説もしてくれるので、意外とテレビ中継の方が好きという人もいます。
占い師秋桜のワンポイントアドバイス「隅田川花火大会は国内有数の発弾数を誇る花火大会!」
花火ははかなくも美しいから好きな人も多いと思うのよね。今では日本のあちこちで規模は違っても花火大会が行われているから誰でも楽しむことができる行事よね。
今の花火大会は、ただ楽しむという性格のイベントになりつつあるから花火大会の成り立ちを知らない人も多いかもしれないわ。
今回は隅田川花火大会の歴史だけでなく、見どころなんかも紹介したわ。1番見やすい場所をチョイスすると良いわよね。
非日常感を求めてホテルに宿泊をして楽しんでも良いと思うわよ。でも、結局は家でテレビ中継を見るのが1番自由で楽かもしれないわね