88星座のりょうけん座「Canes Venatici(カネス・ベナティキ)」の特徴や探し方、神話やりょうけん座「Canes Venatici(カネス・ベナティキ)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?
星言葉や特徴や運勢まで完全紹介いたします!
目次
りょうけん座「Canes Venatici(カネス・ベナティキ)」の基本情報と特徴
星座名 | りょうけん座 |
略符 | CVn |
ラテン語(英語・読み方) | Canes Venatici (カネス・ベナティキ) |
意味 | 猟犬 |
季節 | 春 |
最も明るい恒星 | りょうけん座α星 |
りょうけん座「Canes Venatici(カネス・ベナティキ)」の探し方
りょうけん座は、春半ばから初夏にかけて東の空に見られる星座で、北斗七星と並んで頭上に高く見え、6月上旬に最もよく見える季節になります。
星座の形は、2つの星を繋いだシンプルな直線のみで構成されていますが、星図によってはその周囲のもっと小さな星々を含む場合があります。
星図ではアステリオン(北側)、カラ(南側)の2頭の猟犬の姿で描かれ、この猟犬たちはすぐ隣に位置するコブシを高く振り上げた姿のうしかい座が引き連れている猟犬たちだとされています。
この二匹の猟犬が北に位置するおおぐま座を追い立てているようにも見えます。
元々はおおぐま座の一部として存在していました。
この星座を正式に設定したのは、一般には1687年頃にポーランドの天文学者へヴェリウスだとされていますが、実はその100年以上前にドイツの数学者・天文学者であったペトルス・アピアヌスの星図にすでに猟犬の姿が描かれています。
へヴェリウスはこれを踏襲したのだと考えられています。
近世に作られた星座にしては珍しく、この星座を構成する二つの星には固有名詞がついています。
それぞれ3等星は「コル・カロリ(「チャールズの心臓」の意味で一般的には17世紀のイギリスの王であったチャールズ2世のことだと言われており、彼の即位を記念して名付けられたと言われています)」、4頭星は「カラ(「可愛いもの」、「親愛なるもの」の意味)」という名前で呼ばれています。
日本ではかつて「かりいぬ座」とも呼ばれていた時代もありましたが、現在は「りょうけん座」で統一されています。
りょうけん座の探し方は、全体像は比較的に大きな星座です。
目印になるのはおおぐま座の腰から尾を形作る北斗七星とうしかい座のアルクトゥルスの間を探すと比較的簡単に見つけることができます。
りょうけん座には明るい恒星はほとんどありません。
唯一3等星が一つあり、それがりょうけん座α(アルファ)星で、春のダイアモンドと呼ばれる星々を形成する恒星の一つです。
このりょうけん座α(アルファ)星がラテン語で「チャールズの心臓」を意味する「コル・カロリ」です。の特徴としてはおおぐま座を追いかけるようにして動きます。
りょうけん座「Canes Venatici(カネス・ベナティキ)」の神話
りょうけん座は17世紀後半に設定された新しい星座なので神話や伝説などは伝えられていません。
りょうけん座はギリシャ神話やオリエンタル神話などの中には記述はないものの、そのモデルになった犬がいます。
それがうしかい座の巨人が連れていた2頭の猟犬だとされています。
この巨人は古来から猟犬(りょうけん座)を引き連れて、熊(おおぐま座)を追っていく男の姿担っています。
このうしかい座の連れていた二匹の猟犬がりょうけん座となっています。
北側の犬はギリシャ語で「小さな星」を意味する「アステリオン(Asterion)」という名前で、南側の犬はギリシャ語で「楽しみ」を意味する「カラ(Chara)」という名前が付いています。
りょうけん座「Canes Venatici(カネス・ベナティキ)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴は?
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
365日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
10月9日の誕生日星はコル・カロリ(Cor Caroli)で、誕生星の星座はりょうけん座α(アルファ)星、星言葉は「シャイで慎重」、特徴は、臆病になってしまう、プライドが高い、潔癖主義的なところがあるという傾向があります。
りょうけん座「Canes Venatici(カネス・ベナティキ)」の運勢
りょうけん座は歴史が新しい星座であり、またギリシャ神話などもないために、10月9日にりょうけん座を守護星を持つ人の運勢などを中心に運勢解釈を展開させていきます。
りょうけん座は春の東の空高くに見られる星座で、比較的に大きく、うしかい座の横にあり、その牛飼いが買っている二匹の猟犬が大きな熊(おおぐま座)を追い立てるような姿で描かれています。
17世紀後半に作られた星座で、北斗七星(おおぐま座)の近くでそのひしゃくの部分から南西方向に目線をずらすとりょうけん座を見ることができます。
北側の犬はギリシャ語で「小さな星」を意味し、南側の星は「楽しみ」や「喜び」を意味する名前がつけられているます。
ここから想像できるのは小さな星々ですが、猟犬はあまり大きくありませんが、主人に忠実で慎重に狩をしながらもその楽しさを十分に満喫している様子がうかがえるでしょう。
さらに猟犬座を守護星とする10月9日は、36星座の解釈によると、てんびん座の第2デークに当たるりゅう座の性質の影響も受けています。
この時期に最もりょうけん座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
りょうけん座の守護が最も強くなる10月9日はてんびん座の第2デークにあたり、10月3日〜10月12日の期間で惑星では天王星の影響が最も強いとされています。
従って10月9日のりょうけん座に生まれている人はりゅう座の影響を強く受けていますので、こちらの性質も兼ね備えています。
このてんびん座の第2デーク生まれの人はてんびん座だけではなくみずがめ座の影響も受けています。
てんびん座はとても感性が鋭くかつ社交的で器用に様々なことをこなし、人に憧れの気持ちを抱かせることも多いでしょう。
また公正さを重んじ、平和主義で争いそのものを好まず、物事を基本的にはプラス思考で考える陽の気質を持っています。
また観察眼に優れ、人間関係でもキーパーソンとなって輪の中心にいることが多いでしょう。
そこにさらにみずがめ座の資質が加わると、さらに個性が際立ちます。
みずがめ座は自由を愛し、どこか一匹オオカミ的なところもあり、孤立することを恐れません。
てんびん座の持っている調和や人間関係のスマートさにプラスして個性を大切にし、決して一人になることを恐れないため、とても自立しており、独特な個性を持っています。
さらに10月3日〜10月12日のてんびん座の第2デークのりゅう座の気質は、基本的なてんびん座とみずがめ座の影響もありながら、さらにりゅうのような神秘性と変幻自在な魅力を持っています。
どこか、自分のイメージをあるときにガラリと変えてしまうような化け方をする場合もあり、それを楽しむこともできるでしょう。
いわゆる「自己イメージ」というものを根本から変化させることを好みます。
それは「人からこのように見られている」という客観性を持って自分を見つめる目を持っているとも言えるでしょう。
人の目にはこんな風に自分は見えているというものをある意味では固定化せずにガラリと変化することで、自分自身のモチベーションを高めたり、見せたい自分の姿を変えていくという傾向があります。
外見を変化させることで内面や性格をも変化することもあり、どこか自分でもどれが本当の自分なのかわからなくなってしまう場合もありますが、どれもがその時に見せたい自分の姿であり、表現することそのものの楽しさを味わっています。
しっかりと自分を持っていて、その上で見せたい自分を見せていくという表現力を兼ね備えています。
しかしりゅう座の性格が強くなるとてんびん座やみずがめ座の良い面でのフレキシブルさが兼ねてしまい、頑固で衝動的な部分も見られるようになるでしょう。
りゅうのイメージは壮大でゆっくりと構えていますが、人生ではトラブルなどの予期せぬことも起こりやすく、それを乗り越えて行くことにより、経験値も深められていきますが、ある一定のキャパシティを超えてしまうと投げやりになったり、どうでもいいかというマインドになりやすく、開き直りが悪い方向になると怠惰になってしまい、だらしなさも目立つようになります。
しかし気持ちに切り替えも早く、ダラダラと感情的なことにこだわることもないので、執着心は少ないと言えるでしょう。
そのような変幻自在さや人の期待をいい意味で裏切ることが魅力ともなっていて、りょうけん座特有の個性だとも言えるでしょう。
そのために人にはとても魅力的に移り、自分から積極的に人間関係を切り開いていこうとしなくても人からの引き立てやお誘いの声はとてもかかりやすく、誰もがりょうけん座の魅力の虜になってしまう不思議な魅力を持っています。
しかし自分自身ではどうしてそうなるのかよくわからないのもりょうけん座のプラスの部分です。
りょうけん座の88星座でのオラクルカードのキーワードは「bunt」で、押す、突くという意味を持っています。
猟犬そのもののアグレッシブさや行動力を生かすことが課題になるでしょう。
運勢的に良いものとしては、あまり周りのことを気にせず自分のやりたいようにやる、なりたい自分になる、ファッションなども流行にこだわらず着たいものを着る、好きなことを追求しそれに向かってたえまない努力をする、臆せずに自分の意見を主張する、一貫性を重視する、コストパフォーマンスを意識する、根拠のない自信でも大切にする、アクティブに何事もチャレンジする、ポジティブな言葉を選ぶようにするなどが挙げられます。
逆にマイナス面としては、こだわりが強くなりすぎてしまい周りが見えなくなる、人の意見を軽んじて自分だけが正義だと思い込む、意固地になってしまう、辛いときほど明るく振舞おうとする、他人の意見に流されてしまう、その場だけの発言や態度になり自分の言葉を軽くしてしまう、人に流されてしまう、人の真似をする、課題から逃げる、行動する前にネガティブになり結局アクションを起こせずに終わるということが挙げられます。
恋愛面でりょうけん座の良い部分を活用する方法は、無理めの相手でもアタックをする、少しスペックの高い相手との恋愛を楽しむ、外見だけでその人を判断せず内面を見つめる、良い部分を見つけ評価する、魅力的な容姿になれるように自分磨きをするということが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、自分の好きなことに相手を巻き込む、相手の好きなものを認められない、家事を押し付ける、家事を面倒くさがってしない、精神的なDVをしやすい、コミュニケーションの不足から欲求不満になりやすい、お相手との間に課題があっても見ようとせず放置するということが挙げられます。
このりょうけん座生まれでなくてもこれらのデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
うしかい座の手となり足となりながらも自分のやるべきことをしっかりと楽しみながら追求することもできるのね。
りょうけん座は何事も自分なりの楽しさを見つけることでさらに運気もポジティブになっていくし、そんな楽しい雰囲気を醸し出しているとそこからどんどん新しい人脈も広がるし、チャンスも入りやすくなるわ。