88星座のやまねこ座「Lynx(リンクス)」の特徴や探し方、神話ややまねこ座「Lynx(リンクス)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴や運勢まで完全紹介いたします!
目次
やまねこ座「Lynx(リンクス)」の基本情報と特徴
星座名 | やまねこ座 |
略符 | Lyn |
ラテン語(英語・読み方) | Lynx (リンクス) |
意味 | ヤマネコ |
季節 | 冬 |
最も明るい恒星 | やまねこ座α星 |
やまねこ座「Lynx(リンクス)」の探し方
やまねこ座は、春に天頂からやや北寄りの空、おおぐま座の隣に見える星座です。
一番よく見えるのは3月中旬で、星座の形は長い直線の先に緩やかな弧がついていて、ちょうどスプーンを横から見たような形になっています。
長さはそこそこありますが面責は少なく、どちらかといえば小さい部類の星座になります。
やまねこ座は三等星が一つあるほかは暗い星ばかりで、北の空にある割には目立たない地味な星座です。
やまねこ座の最も明るい星はやまねこ座α(アルファ)星で、ちょうど星図ではやまねこ座のしっぽの部分にあたります。
この星の正式な固有名はなく、ギリシャ語のアルファベットのα(アルファ9と星座名とを組み合わせた名前になっています。
またこの星座の形からいわゆる野生的なやまねこを想像するのは少し難しいかもしれません。
設定したのは1687年に天文学者のヨハネス・へヴェリウスで、彼はそれを自覚していたのか「この星座を見るにはヤマネコのような鋭い目がいる」と言うような少し苦しい言葉をも残しています。
「やまねこ」と言うとわたしたちが普段目にする普通の猫を思い浮かべますが、へヴェリウスは「Lynx sive Tigris(ヤマネコ、あるいは虎)」の名をつけており、その正体はいまだにはっきりとしていないものの、そこから察するにはもっと大型のネコ科の動物を想像していたと考えられています。
また同じくドイツの天文学者であるバルチウスもこの星座を「虎」と呼びましたが、現在では彼の案は廃れてしまっています。
探し方は、春の夜空の北の空を見て、おおぐま座とふたご座の間の開けたところにあります。
やまねこ座自体は明るい星がなく見つけにくいので、近くにあるしし座の一等星レグルスやぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のカストルとポルックス、おおぐま座のアルファ星を見つけるよにするといいでしょう。
やまねこ座「Lynx(リンクス)」の神話
新しく設定された星座なので、神話や伝説などは伝えられていません。
やまねこ座「Lynx(リンクス)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴は?
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
365日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
8月10日の誕生日星はアルファ・リュンキス(α Lyncis)で、誕生星の星座はやまねこ座α(アルファ)星、星言葉は「親身になる奉仕精神」、特徴は、類まれな奉仕精神を持っている、おせっかいに受け取られる場合もある、衝動性があるという傾向があります。
やまねこ座「Lynx(リンクス)」の運勢
やまねこ座は比較的歴史が新しい星座であり、また神話などもないために12星座や36星座もない星座です。
そのため、8月10日にやまねこ座を守護星を持つ人の運勢などを中心に運勢解釈を展開させていきます。
やまねこ座は春の北の空のおおぐま座とふたご座の間の開けたところにあります。
17世紀後半に作られた星座ですが、比較的明るいやまねこ座アルファ星以外はいくつかの小さな星がより集められて形成されていて、その星の配置からはやまねこを想像するのはかなり難しく、星空を見上げてもそれを探すのはとても難しいとされています。
やまねこ座の性質の特徴としては、等身大の自分をきちんと見つめることができ、自分自身の弱さをも認めることができる強さを持っています。
誰しも自分の強いところ、素晴らしいところが自己評価が高くなり、さらに人にも賞賛されたいと思うものですが、やまねこ座に限っては、きちんと自分の弱点を見つめ、それをあまり隠すこともしないという正直さがあります。
これは実はとても芯が強い人でないとできないものであり、また自分自身を理解するために必要な視点だとも言えるでしょう。
このようなきちんと自分を見つめる目を持つことができるというのは、理想とする自分と現実の自分とのギャップが少ないのです。
弱さを見つめ、それを受け入れられるということはありのままの自分を受け入れられる力があるので、性格的にも本音と建前がかけ離れてしまうということがほとんどありません。
そのために非常に率直で素直という傾向があります。
またそのような自分の弱さを知っているために自然と他者に対する共感能力が高くなり、思いやり溢れる言動をすることができます。
困っている人には率先して優しい手を差し伸べることができる心の温かさを持っています。
そのために非常に柔らかく温かな雰囲気を醸し出しているので、人に安心感を与えたり、癒しのパワーを発しているでしょう。
しかしマイナス面もあり、優しく温かな共感できる力があるということはその分傷つきやすい、あるいは傷つけられやすい特徴も持っています。
またその辛さを経験するからこそ、表面的ではない温かなオーラをまとうことができるのですが、人生では少し人と比べて苦労が大きかったり辛い経験をすることもあります。
また傷つけられてしまうことを恐るあまりに周りの目を気にしてしまったり、感情を表に表現することが苦手になってしまう場合もあります。
特に怒りの感情に関しては、内面ではかなりのものを抱えていたとしてもそれをどのように表現したらいいのかわからずに心の内側に溜め込んでしまっている場合も多いかもしれません。
本当の自分は強い野心や欲求もありますが、それを出してはいけないと自らが思い込み、無意識的に抑制してしまっているところもあるでしょう。
さらにやまねこ座を守護星とする8月10日は、36星座の解釈によると、しし座の第2デークに当たるケンタウロス座の性質の影響も受けています。
この時期に最もやまねこ座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
やまねこ座の守護が最も強くなる8月10日はしし座の第2デークにあたり、8月1日〜8月11日で惑星では拡大と発展の象徴である木星の影響が最も強いとされています。
従って8月10日のこじし座に生まれている人はケンタウロス座の影響を強く受けていますので、こちらの性質も兼ね備えています。
さらにしし座の第2デーク生まれの人はしし座だけではなくいて座の影響も受けており、本来のしし座の要素プラスいて座の要素も加わり、さらにしし座といて座は同じ日のエレメントであるために、かなり火の性質が強く現れます。
しし座は動物の中でも百獣の王と言われるように、また12星座の中でも最も強いエネルギーを持っていると言われています。
新しいことをすることや、自分を表現したり、創造することが大好きで、自分らしくあることで人生が輝きます。
情熱に溢れ、意思が強く、陽気でプライドが高く、子どものような無邪気さを持っていて、普通の人の5倍くらいにエネルギーを持っています。
さらにそこにいて座の影響が加わることで、物事を合理的に見て判断する力、深い知性、しっかりと自分の信念を持ちながらマイペースに進むことができるオリジナリティを確立することができます。
そこに拡大と発展の象徴でもあるラッキースターと言われる木星の影響も受けているので、かなりのチャンスが与えられており、何事も成せば成るような力を本来的に持っていると言えるでしょう。
ただ、恵みが大きい分試練も大きくなります。
大抵の場合、大きな試練の後に恵みが与えられるので、人よりも辛い経験をすることも多くなります。
特に感情などのコントロールそのものを学んでいる若い時期には、人からの攻撃などを受けることや、どうしようもないアクシデントに巻き込まれて、魂レベルでの絶望的な経験をすることもあるでしょう。
しかし持ち前のエネルギーの強さでそれを乗り越えた先には素晴らしい成功や安定が約束されています。
またしし座の第2デークであるケンタウロス座の特徴としては、ケンタウロス座の直接のモデルになたケイロンという人物は獣性が強いケンタウロス族の中でも例外とも言える温厚で善良な賢人で、医学、音楽、狩猟などのあらゆる分野を得意とし、また多くの人に希望を与える役割をしていました。
まさしくやまねこ座の本質とピタリと合うことがわかります。
あらゆる経験を通して得た知識や知恵は世のため人のためにそれを還元するような働きをするのが本来のやまねこ座の使命だとも言えるでしょう。
このような手がかりからつかめるやまねこ座のキーワードは「Compassion」で、シンパシー(共感)、思いやり、同情、同調という意味を持ちます。
さらに「コンパッション」は受難や受苦という意味をも持っていて、人生においての苦難を経験し、乗り越えるからこそ真の思いやりや共感性が生まれ、それが自分を越え出て、人のためにその優しさと愛情が尽くされていくところに深い使命があり、それを学び、実践をすることがやまねこ座の課題になります。
運勢的に良いものとしては、ある程度の距離感を大切にすること、他者と自分の境界線をはっきりとさせること、自分を褒めること、自分の好きなことを取り組むこと、音楽を嗜むこと、ダンスやエアロビクスなど音楽を伴う運動をすること、自分の魅力を高めるために時間とお金を費やすこと、デジタル機器を使い効率化することなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、人のエネルギーを吸い取ってしまうエナジーヴァンパイアの人に狙われやすいこと、自然にしているとマイナス思考になってしまうこと、親の意見に左右されてしまい自分の意思を持てないこと、時間に追われる生活になること、賃金の低すぎる仕事に就いてしまうことで使命感を感じてしまうこと、人に尽くしてしまうことで自分や家族をないがしろにしてしまうことなどが挙げられます。
恋愛面でやまねこ座の良い部分を活用する方法は、もっと自分の魅力に自信を持つこと、異性から見て客観的に自分がどう見えているかを研究すること、キメ顔やキメポーズなどを鏡の前で練習すること(それを実行するかどうかは別として)、流行にとらわれずに自分の好きなファッションを見にまとうこと、「好き」という気持ちを率直に言葉にして相手に伝えることなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、あれこれと相手に尽くしすぎてしまうこと、相手の自由性を奪うような行動をすること、愛情と嫉妬を混同すること、気持ちを引きつけようとするあまりに過剰になってしまうこと、チャンスがあれば誰とでも恋愛してしまうことなどが挙げられます。
このやまねこ座生まれでなくてもこれらのデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
実際に夜空を見上げて探すのは難しいけれど、見つけた時には他のどんな星座を見つけるよりも嬉しいはず。
やまねこ座の人が歩んでいる人生もまるで宝探しの連続で、いろんな経験をするけれど、それ自体がかけがえのないもので、自然と生きる力やスキルなどが身につけられていくの。
元々温厚な性格だからどんな場でも人に好かれるし、また惹きつける魅力もあるから、人生を通して様々なチャンスもどんどん舞い込んでくるわ。