88星座のポンプ座「Antlia(アントリア)」の特徴や探し方、神話やポンプ座「Antlia(アントリア)」誕生日星の人が何月何日生まれなのか?
星言葉や特徴や運勢まで完全紹介いたします!
目次
ポンプ座「Antlia(アントリア)」の基本情報と特徴
星座名 | ポンプ座 |
略符 | Ant |
ラテン語(英語・読み方) | Antlia (アントリア) |
意味 | |
季節 | 春 |
最も明るい恒星 | ポンプ座α星 |
ポンプ座「Antlia(アントリア)」の探し方
ポンプ座は春、南の地平線近くのうみへび座の南側に見られる星座です。
南の空の星座の一つで、2月〜6月の4ヶ月間の間見ることができますが、もっとも見頃を迎えるのは春の時期になります。
星座の形はひらがなの「く」の字に直線が付いており、柄の極端に短いスプーンを横から見ているような形をしています。
星座を構成する星は4等星以下で見つけるのは非常に難しいとされています。
ポンプ座は4等星がただ一つだけで特に明るい恒星はなく、主に5等星から構成されています。
唯一4等星なのがポンプ座α(アルファ)星で、ちょうどポンプ座の中心にこの橙色の星が位置しています。
星図では今日のわたしたちの考えているようなポンプとは違い、昔の科学の実験器具だった足踏み式の真空ポンプの姿が描かれています。
このポンプは17世紀のドイツの物理学者オットー・フォン・ゲーリッケが考案した真空実験用ポンプを、イギリスの物理学者ロバート・ボイルが改良したもので、かの有名な「ボイルの法則」をこのポンプの改良中に思いついています。
この科学的な発展を記念して、フランスの天文学者であるラカーィユが星座名としてつけたものだと言われています。
1756年にラカーィユは南の空の星座のない領域を埋めるために、13個の星座を設定し、その一つがこのポンプ座と言われています。
ラテン名では「Antlia Pneumatica(空気ポンプ)」となっていましたが、のちに省力されてポンプ座になりました。
またドイツの天文学者ヨハン・ボーデが発行した製図ウラノグラフィアによると、二気筒式の真空ポンプの絵が描かれています。
一時期日本ではポンプ座のことを「排気器座」と呼んでいたこともありましたが、現在はポンプ座としてその名が定着しました。
ポンプ座の探し方は、南の空低く、うみへび座のアルファルドよりも低い位置を探します。
しかしもともと星が暗いために見つけにくいので、一等星のしし座のα(アルファ)星レグルスを目印にし、そのレグルスからずっと南に視線をずらしていくとポンプ座の3つの星が三角を形取っているのを見ることができます。
南の空低くまで視界が開けた場所、かつ街の明かりがないところなどで探してみましょう。
ポンプ座「Antlia(アントリア)」の神話
ポンプ座は18世紀に設定された新しい星座なので神話や伝説は伝わっていません。
ポンプ座「Antlia(アントリア)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴は?
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
365日それぞれに誕生日星があります。誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
8月28日の誕生日星はアルファ・アントリアエ(αAntliae)で、誕生星の星座はポンプα座(アルファ)星、星言葉は「口上手な理論」、特徴は、論理的思考に長けている、頭脳明晰で回転がはやい、明確に物事を考えるという傾向があります。
ポンプ座「Antlia(アントリア)」の運勢
ポンプ座は18世紀に設定された比較的歴史が新しい星座であり、また神話などもないために12星座や36星座にも描かれることがない星座です。
そのため、8月28日にポンプ座を守護星を持つ人の運勢などを中心に運勢解釈を展開させていきます。
ポンプ座は南の空のうみへび座の下に位置し、柄の短いスプーンのような形に見えます。
暗い星ばかりでなかなか見えにくい星座ですが、こじんまりと小さな星がより集められて形成されています。
ポンプ座の守護星を持つ8月28日生まれの人は、かなり現実的な思考をし、頭の回転がとても早いため物事を合理的に判断し行動することができます。
また論理的な考えをするので、誰しもを納得させてしまうような言葉の持ち主でもあります。
少し難しいことでもこのポンプ座の手にかかれば、自然と他者を納得させてしまうこともできるでしょう。
しかしその分、追求する理想も高いものになるのが特徴で、普通は論理的な思考をするタイプの人はどこか無理をしなかったり、ソコソコの段階で妥協する場合もありますが、ポンプ座に限っては全力で高い理想を思い求める傾向があります。
理想に向かって全力疾走する姿はとても熱血漢があり、心の中の情熱が表面に現れるので、どちらかというと論理的な傾向がある人に見られるようなクールな印象は薄くなります。
それは良い意味で人間性を感じさせ、冷血な部分を緩和している作用が見られるでしょう。
現実的に物事を進めつつ、そこに理想を追求する熱量が入るため、時としてドラマティックな状況を追い求める場合もあります。
冷静ながらも刺激を求めるのがポンプ座ならではの特徴で、ドラマティックで刺激的な展開を好み、さらに逆境を経験するとかなり熱くなります。
お尻に火が点くと、ものすごい力を発揮して周りをあっと驚かせることもあるでしょう。
さらにコツコツと努力を続けることのできる忍耐力も兼ね備えているので、たとえ失敗をしたとしてもくじけずに挑み続ける忍耐力もありますので、時間と経験を積み重ねることにより、高い理想を手に入れることもできるでしょう。
しかしマイナス面としては論理的で熱血で努力家という姿から、どこかトゥーマッチな印象を持たれやすく、何事もスキがなくちょっとした間違いもズバリを指摘してくるので、逃げ場を潰してしまうことになり、人間関係では距離をおかれてしまうことも。
間違いなどを見つけると指摘したり正論を言う傾向がありますが、あまりにも真っ当すぎてしまい、人を傷つけてしまう場合もあります。
かといって自分が間違えるとそれはすぐに忘れてしまうので、人から見ると都合がよい人に見えたり、または口うるさい先生のような態度をとってしまうので煙たがられるところもあります。
もう少し他者の立場に立って考えることができれば自然と人望も集まるでしょう。
さらにポンプ座を守護星とする8月28日は、36星座の解釈によると、おとめ座の第1デークに当たるうしかい座の性質の影響も受けています。
この時期に最もポンプ座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
ポンプ座の守護が最も強くなる8月28日はおとめ座の第1デークにあたり、この期間の8月24日〜9月2日は惑星の水星の影響が最も強いとされています。
従って8月28日のポンプ座に生まれている人はうしかい座の影響を強く受けていますので、こちらの性質も兼ね備えています。
このおとめ座の第1デーク生まれの人は純粋なおとめ座の影響がとても強く、どちらかと言うと物事に対して受動的な側面があり、人の動きを見てから自分の行動を決めるという傾向があります。
そこにポンプ座ならではの論理性が入ることにより、あまり失敗をせずに、目標を達成する力が強くなることもあるでしょう。
またありのままの自分を見せるよりも、「このように人に見られたい」という意識を持っているので、オフィシャルとプライベートの顔を完全に使い分けします。
おとめ座特有の性質としては几帳面で繊細なところがあり、マインド的にはソフトなところがあり、突発的な物事に対処するのは得意ではありませんが、そのようなことがあったとしてもポンプ座ならではの論理性で現実的に対処しながら乗り越えて行くことができます。
さらに絡み合った糸を解くような細かい作業が嫌いではありませんので、精密な分析や研究、批評などを得意とし、実用性を追求するような専門的分野で活躍することもあるでしょう。
一つ一つを着実に積み上げていくことができるので、学者や研究者などにも向いています。
また水星の影響も受けているので、かなりスピーディーに物事を判断し、決断する力を持っており、あらゆる流れに合わせながら自分を最適化させていくことができます。
また持ち前の頭の回転の良さをさらに機能させるべく、水星の影響も受けていて、判断力にはかなりの定評があり、縁の下の力持ち的な場ではかなりの存在感を発揮することも。
8月28日は36星座ではおとめ座の第一デークに当たるうしかい座の影響もあります。
基本的に真面目で堅実、何事もコツコツと努力をし、知識を深めながら自分に適応していく力があります。
ある程度の成功への道筋なりロジックが見えているので、ベストな選択が何かということがわかっていますが、時には自分の予測を超えるような事態やキャパシティを超えてしまうような突発的な出来事など通常の理論が通じなくなると、一時的に取り乱してしまったり対処不能になる場合もあります。
そこにもともと人との距離感があり、人見知りの傾向もあるので、自分だけでなんとかしようとしてSOSの呼びかけが発信できないということもあるようです。
またオラクルカードから見るポンプ座のキーワードは「anhance」で、「高める」、「改良する」、「強化する」という意味があります。
自己を鍛錬し、自分の欠点を改善しさらに良いものにしていくことがポンプ座の取り組むべき課題になるでしょう。
運勢的に良いものとしては、自分に強みを見出しさらに改善していく努力をすること、長所を見極めそれを現実的に生かすこと、他者の良い部分を正当に評価しそれを伝えること、体力や筋力を運動をすることにより強化すること、ボディコントロールすることでマインドのバランスを整えること、知識を増やしたり勉強をすることなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、他者のマイナス面を指摘しすぎること、逃げ場がないくらいまで論理的に追い詰めてしまうこと、自分の欠点を見つめずに直そうとしないこと、変化することを恐れること、保身に走ろうとするあまり保守的になりすぎること、行動せずに批評ばかりで済まそうとすること、運動をしないこと、他者との約束を軽んじて守らないこと、勉強を怠ることなどが挙げられます。
恋愛面でポンプ座の良い部分を活用する方法は、相手の気づいていない魅力を見出すこと、外見だけではなく内面を重視すること、自分の魅力を分析しそれを実行すること、恋愛に関する小説やドラマを見ることなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、理想ばかりを追い求め現実をみようとしないこと、出会いサイトなどで安易に関係を持つこと、行動範囲を自分で決めてしまうこと、好きな人の欠点ばかりを見てしまうことなどが挙げられます。
このポンプ座生まれでなくてもこれらのデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
また運勢的や性格もポンプ座はかなりユニークなのよね。
論理的でかなり現実思考だけど、情熱もあるし、人間味に溢れているの。
そして人とは違う強烈な個性を持っていると言えるわね。
なのでエキセントリックな行動をしても、「あの人だから」と人が自然と受け入れてしまう部分もあるの。
それを強みにしてしまえば人生でかなりの幸運を手に入れられる可能性もあるわ。