88星座のてんびん座「Libra( リブラ)」の特徴や探し方、神話やてんびん座「Libra( リブラ)」誕生日星の人が何月何日生まれなのか?
星言葉や特徴や運勢まで完全紹介いたします!
目次
てんびん座「Libra( リブラ)」の基本情報と特徴
星座名 | てんびん座 |
略符 | LIb |
ラテン語(英語・読み方) | Libra (リブラ) |
意味 | 天秤 |
季節 | 夏 |
最も明るい恒星 | てんびん座β星 |
てんびん座「Libra( リブラ)」の探し方
てんびん座は、初夏の頃、南の空に見られる星座で、黄道12星座の第7座に当たります。
てんびん座は3等星以下の星しかありません。
探し方は、おとめ座とさそり座にはさまれた位置にあり、おとめ座の一等星のスピカとさそり座の一等星アンタレスのほぼ中間に位置します。
明るい星がないので少し見つけにくい星座ですが、ちょうどおとめ座とさそり座の間に、てんびん座の首星である「ズベン・エル・ゲヌビ」を中心にひらがなの「く」の字を裏返したような星の並びが目印になります。
このてんびん座はちょうど黄道上に位置しているので、時に月に隠されたり、明るい惑星と並んだ時に見えたりすることもあります。
かつてはこのてんびんは大神ゼウスと法の女神テミスの娘である正義の女神アストライアの持っている正邪を測る天秤だとも、あるいはさそり座のハサミだとも言われていました。
てんびん座として独立したのは紀元前1世紀ごろと言われていますが、その後もしばらくさそり座と同一視される過渡期があったと言われています。
当時はてんびん座に秋分点があったので、昼夜の長さを等しく測るてんびんの名前と形が与えられていたのではないかと推測されています。
このてんびん座は昔の農民たちにとっては種まきの時期を知る大切な星座でした。
てんびん座「Libra( リブラ)」の神話
世界が大神ゼウスの父クロノスによっておさめられていたころは黄金時代と呼ばれていました。
この黄金時代は世界のすべての生き物は老いることがなく、あらゆる恵みが地上にあふれ、いかなる労苦も煩いも知らずに誰しもが幸せに暮らすことができました。
ところが草木が枯れる冬の時期が生まれ、銀の時代に入ると、人々は食物を得るために農耕をし、汗水をかいて働かなければならなくなりました。
やがて人々の間に醜い争いが起こるようになりました。
それまで神々は、地上で人間とともに幸せに暮らしていましたが、争いが広まるにつれて神々は一人二人と天上界へと帰っていってしまいました。
しかし人々は何があったとしても殺人だけは行わなかったので、正義の女神アストライアとその妹の慈悲の女神アイドスだけは地上に残り、人々に正義を教え続けました。
正義の女神アストライアは手にてんびんを持っていて、トラブルや争いが起こるとその当事者らをてんびんに乗せて正邪を計りました。
正しい人を乗せたてんびんの皿は持ち上がり、正しくない邪の人を載せるとてんびんの皿は下がったと言われています。
このてんびんで正義の女神アストライアの裁判はきわめて公正に行われていました。
しかし、銀の時代が終わり、ブロンズの時代が来るようになると、人々は一層野蛮になり、親兄弟でさえも殺し合いをはじめるようになってしまいました。
青銅の時代の人々はお互いを殺しあってそして自らも滅びていきました。
続く英雄の時代では神々を敬う英雄たちが現れ、ペルセウスやヘラクレスなどの正義を重んじる英雄が活躍したので、以前よりはいくらかましな時代となり、正義の女神であるアストライアの疲れ切った心はいくぶんか癒されました。
しかしそれが過ぎて鉄の時代に入ると、人々は完全に堕落し、集団で武器を取って大きな戦争をするようになってしまいました。
ここに至ってしまうとてんびんによるさばきもなんの意味も持たなくなり、ついに正義の女神アストライアも人間を見限り、天上界へと帰ってしまいました。
こうして正義の女神アストライアはおとめ座になり、アストライアの持っていた正邪を測るてんびんがてんびん座となりました。
てんびん座「Libra( リブラ)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴は?
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
365日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
11月8日の誕生日星はキファ・アウストラーリス(Kiffa Australis)で、誕生星の星座はてんびん座α(アルファ)2星、星言葉は「行動力のある実直さ」、特徴は、集中力に長けている、様々な科目を得意とする、謙虚さが前面に出るという傾向があります。
11月14日の誕生日星はキファ・ボレアーリス(Kiffa Bolealis)で、誕生星の星座はてんびん座β(ベータ)星、星言葉は「優しさと残酷さの二面性」、特徴は、超自然的なものと繋がりやすい、両極端な思考を持つ、本能的欲求に実直で時に逆らえないいう傾向があります。
11月19日の誕生日星はタウ・リーブラエ(τ Librae)で、誕生星の星座はてんびん座τ(タウ)星、星言葉は「プライド内の信念」、特徴は、理想を追求する力を持っている、熱中しやすい、知識を尊重する姿勢を持つという傾向があります。
てんびん座「Libra( リブラ)」の運勢
てんびん座は36星座によると3つの星座を有します。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
てんびん座に含まれる3つの星座のうち第一デークに当たるのは、へび座で9月24日〜10月2日で金星の影響が最も強いとされています。
この期間に生まれている人は、純粋にてんびん座の持つ傾向が強くなります。
てんびん座は非常にバランスが取れていて、あらゆることを公正に見つめつつも、他者とのコミットメントをとても大切にします。
人間関係でもソフトに誰とでも打ち解けるような力を有しています。
積極的というよりも能動的で、何事も秩序を重んじ、理性と感情のバランスを取りながら物事に活発に関わる姿勢を持っています。
さらにそこに美的センスも加わることで、とても洗練された魅力を兼ね備えており、特に人間関係では一目も二目も置かれつつも、存在そのものが調和をもたらすのでどこにいってもキーパーソンのような働きをすることが多くなるでしょう。
また星座のへび座の特徴としては非常にバランスがよく知性も感性も鋭く実践的な賢さを持っています。
頭の回転が早く、基礎を学ぶといろいろなことに応用し適応することができる力を持っています。
現実的かつ効率的で合理性のある方法を見出すことができるので、同時にいくつかのことをこなしてしまうことができるでしょう。
スピード感もあるので多芸多才でいろいろな分野で活躍することができます。
またそこまで自我が強くなく、争いを嫌うので人との関係はとてもスマートで好かれる傾向があります。
マイナス面としては争いが嫌いなことが裏目に出てしまうと八方美人になりやすく、受け身になりやすいという傾向もあります。
決断力に関してはあるのかないのかわからずに人任せにしてしまうことで自分の責任を逃れてしまうところもあるでしょう。
また本当の自分を見せることがないのでミステリアスな雰囲気を漂わせています。
恋愛でもかなりモテる星座で自然と異性の気持ちを惹きつけてしまい、アプローチされることで交際が始まることも多いでしょう。
特別に自分のタイプなどがはっきりとしていませんので、どのような相手とも楽しむことができ、また合わせることができますが、すぐにカラダを許してしまうというお尻の軽さも持ち合わせています。
相手が悪ければ「誰とでも寝る」という噂を流されてしまい、恋愛トラブルに発展する可能性も多いでしょう。
てんびん座に含まれる3つの星座のうち第二デークに当たるのは、りゅう座で10月3日〜10月12日でみずがめ座の影響と惑星では天王星の影響が最も強いとされています。
この期間に生まれている人は、個性と自由を重んじます。
どこか流行のファッションなどを身につけていても、決して量産化されてしまうような着こなしはしません。
必ず自分なりのポイントを強調します。
またてんびん座特有の日的センスも増し加わるので、かなり洗練されており、自分らしいファッションセンスを磨くことができるでしょう。
パッと見て何に自分が合うか、あるいは合わないのかということがハッキリとしています。
センスが良いので、人からのひきたてを受けることも多く、特に年上からは可愛がられる傾向もあるでしょう。
また仕事などに関してはある程度経験を積むと独立して自分のオリジナリティーを追求し、勝負することに魅力を感じます。
自分なりの理想をかなりハッキリと確立しているので、それに向けてあらゆる手段を講じて実現していってしまう行動力を持っています。
りゅう座の特徴としては、へび座よりも社交性が強く、また変幻自在に自分の見せ方などを変えることができます。
常にイメージチェンジをすることで周りをあっと驚かせることが大好きです。
自分がどのように見えているのかということを客観的な視点を持って見ることができるので、自我を有効的に見せることができ、それでチャンスをつかむことができるでしょう。
マイナス面としては、無意識でトラブルを招いてしまいやすく、波乱万丈な人生を送ることもありますが、それでもその試練に立ち向かい、結果的に良い方向に運命を切り開いていくことができ運命からの恩恵を特別に受けているとも言えます。
恋愛でも、自分を魅力的に見せることができるのでかなりスペックの高い人から愛されて玉の輿に乗ることも夢ではありません。
またお金持ちの人に愛されることも多いでしょう。
マイナス面としては、異性に誤解されやすくストーカーに会いやすく、または好きになった人がDVの傾向があるなど、どこか波乱含みの恋愛になりやすいこともあるのでしっかりと見る目を持つことを大切にしなければなりません。
てんびん座に含まれる3つの星座のうち第三デークに当たるのは、じょうぎ座で10月13日〜10月23日でふたご座の影響と惑星では水星の影響が最も強いとされています。
この期間に生まれている人は、ふたご座の積極性と能動性を持ち合わせ、かつ社交的で人とのコミュニケーションを好みます。
あらゆることに興味を向け、四方八方でチャレンジをすることが多くなるでしょう。
少しでも興味があると自分もやってみるというスタンスで動くので、周りから見るといつも回遊魚のように何かしている人という活発なイメージを持たれています。
マイブームなどがあると徹底的にそのことに夢中になりますが、飽きがくるのも早いところがあります。
じょうぎ座の特徴としては、いわゆる文房具の定規をイメージすればわかるように、何事も正確にきっちりしている面があります。
かなり家の中ではそのこだわりがあるので、整理整頓や掃除などでは自分なりのルールがあり、それを乱されることを極端に嫌う場合もあるでしょう。
人間関係でも社交的ですが、あまりズケズケと自分の境界線を越えて関わるような人を嫌います。
また価値観などでも自分なりのものを大切にしているので、あまりにもかけ離れた人とは最初から距離を置いて自分の身を守るような行動をとるでしょう。
マイナス面としては、自分の価値観やルールにこだわりすぎてしまい他者を受けれられないこともあります。
恋愛では同じようなスタンスを持っている人とは安心して恋愛することができますが、違うタイプの人とはぶつかり合ってしまうことも多いでしょう。
このてんびん座生まれでなくてもこれらのデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
これからも自分の良いところを生かしながら、悪い面は徐々に克服していくことをすれば、幸せを手に入れることができるわ!