あなたは、自分の生命を自分で愛することができていますか。
もしかしたら、
「自分は、人から愛される価値がない」
「自分には、女性としての魅力がない」
といった気持ちはないでしょうか?
自分に正直に生きることは大切ですが、貴女が落ち込むことを神様は望んでいません。貴女の夢を、人生の中で実現させていくとき、自分を信じることは何よりも大切です。でも、つい弱音を吐いてしまったり、愚痴をこぼしたくなる時もあるかもしれません。
実は貴女の考えたことや発した言葉は、そのまま未来を作っていきますから、想念や言葉の使い方は、とても恐いものです。裏を返せば、考えを前向きに、普段から自分を強く信じることができる言葉をこころに持っておくことができれば、勇気をもって前進できます。
今回は、マイナス思考にならず、自分を強く信じるための3つの鍵を見ていきましょう。
理想の貴女になるポジティブ想念と言葉遣い
言葉の力は侮れません。日本人は「言霊」といって、言葉に神が宿ることを直感的に理解し、とても大切にしてきました。このことを本当に信じれば、魔法のように貴女を強く、輝かせてくれます。まるで錬金術のようなことも、世の中に実現させることができます。
謙虚さは美徳とされ、「実るほど、こうべを垂れる稲穂かな」という諺のように大切な姿勢ですが、貴女自身が自分を低くみすぎて自己卑下しているようなら、今すぐにでも、脱していただきたい思考です。
貴女は使命をもって、この地球に人間として生まれてきました。そして、貴女にしか持ち得ない魅力があります。貴女には、その魅力を最大限に引き出し、伸ばしていく義務があるのです。そのためには、いつも前向きな言葉を発していくことが大切になります。もちろん、愚痴を言いながらでも仕事をやる人と、綺麗ごとばかり並べて何もしない人では、やる人の方がいいのですが、せっかくやっている人が、もっとよくなるための鍵として、前向きな言葉の大切さに少し触れて頂きたいのです。
天才画家のサルバドール・ダリの残した「天才になるには天才のふりをすればいい」との言葉は、本当に含蓄のある言葉ではないでしょうか。自分は運が悪いと思っていたら、その通りに、運は悪くなっていきます。反対に、「自分は運がなんていいんだ」と強く思い込んでいる人は、現実に、どんどん運が開いていくのです。
お金のことで考えると、実感として分かりやすいかもしれません。貯金が本当にない場合、ずっと頭の中でお金がないと思い悩み続けていると、自分は全くお金がない人間なんだという想念が定着して、貧乏神に取り憑かれかねません。そういった人のところに、お金が寄って来るでしょうか。
日頃から、「運が良くて嬉しい」、「お金があって嬉しい」、「私は魅力的だ」と脳が思い込んで、前向きな言葉を発していくと事態はやがて、好転していきます。
現状がそうでなくても、こころが喜んでいる状態に浸らせましょう。私たちは、天才のふりをする必要はありませんが、それぞれの立場で理想的に振る舞い、周りからそのように見えればいいのです。
人間として生まれてきたこと、今まで生かされていることは運が良いことです。そして、餓死しないぐらいの生活ができていて、チャームポイントも必ずあるはずです。
与えられた生命を愛して、その無限大の可能性を信じ、上昇気流に乗ってよりよい未来を築こうとするなら、精神は成長し、芯の強さも魅力となります。
よい意味で、他人のことは気にせず、自身の運の良さに感謝できれば、世間的にみると不運に思われることでも、意味のあることやチャレンジとして乗り切ることができ、結果的に運気を上げるのです。
鏡に最高の自分を映し出すこと
「男は四十歳を過ぎたら、自分の顔に責任を持て」と言われます。これは女性も同じことが当てはまります。日頃の行いや考えが、その方の人相に現れるのです。
普段から文句ばかり言っている方と、自分にできることを精一杯して、真心をもって人に接している人とでは、何かしら醸し出す雰囲気が変わってきます。本当に微細な変化が積み重なり、年を経るごとに、その差は開いて歴然としてくるのです。
文句をいう人には文句エネルギーが集まってきますから、人相を見ただけで不平不満のオーラが漂っていることが感じられるのです。反対に、いつも神様を信じて、徳のある生き方をしている方は、観音様やマリア様のような神々しいオーラを発していて、話をするだけで元気エネルギーをもらえます。貴女の心がけ次第で、どちらに転ぶかが決まりますから、日々をおろそかにしないで、良いと感じる行いをしていきましょう。
そして一日の始まりや終わりに、鏡に映る自分の顔を見つめてみてください。疲れていても、鏡の前で素敵な自分に回復させます。鏡に映った貴女が、貴女自身が満足できる程度に、ピカピカで輝いているなら合格です。その鏡に映った自分をみて、「私を素敵に輝かせてくれているご先祖様に感謝します」「今日も一日有難うございます」など、ご先祖様や神様にお礼の気持ちをお伝えすると、宇宙の愛の波動と共鳴して、精神のエネルギーがアップします。
沈黙のパワーを貯める
言葉は、時に剣よりも強いものですが、沈黙も威力を発揮することがあります。
話しかけられて何も答えずに黙っているのはナンセンスですが、人と話す際に必要以上に自分の状況を話さないことを意識してみると、今までにない変化が訪れます。沈黙や余白を作ることによって、自分の中に精神のエネルギーが凝縮されていくことを実感できるのです。
私たちはよく、困った時に神頼みをするものですが、神様と交わした貴女の誓いの言葉を、現世に生きる人々に対して言葉として発してしまうと、雲散霧消してしまうことをご存知でしょうか。誓いは神様との契約ですから、貴女一人の胸に秘めておくことをお勧めします。口にしないことで、強力な想念波へと育て、その強力な想念波を持続させることで、不可能を可能にしていくのです。
また、神様を疑ったり恨んだりすることは、当然ながら厳禁です。運良くいったことは、すべて神様のおかげで、もしも何か失敗することがあったら、それは貴女の責任です。そのように心がければ、沈黙することの偉大な力や威厳を感じることができ、言葉の威力とともに、大変強い味方になってくれることでしょう。
無限大の自己の可能性を心から信じる
鏡に映る自分の姿を通してこころを整え、災いの元となる言葉を慎み、精神のエネルギーを凝縮させます。その強力な想念波から発せられる貴女の言葉に、高貴な言霊を宿らせます。そうすることで、周囲の人々に大きな影響を与えることになり、言葉で人のこころを盗むこともできるのです。
言葉の魔術師になって、多くの人助けをしている貴女は、かつて好きになれなかった過去の自分とは別人です。赤の他人と言いたいぐらい理解できない人になるかもしれません。それほどまでに、貴女の可能性は無限大です。どこまで行けるか、どこまで行きたいか、自分を信じて突き進む以外の人生は、存在しないのではないでしょうか。
遠く光る星に向かって行けば、不思議と長い航路をいつの間にか進むものです。信じるべき自己を持ち、新しい人生航路へと漕ぎ出したいですね。