88星座のテーブルさん座「Mensa(メンサ)」の特徴や探し方、神話やテーブルさん座「Mensa(メンサ)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?
星言葉や特徴や運勢まで完全紹介いたします!
目次
テーブルさん座「Mensa(メンサ)」の基本情報と特徴
星座名 | テーブルさん座 |
略符 | Men |
ラテン語(英語・読み方) | Mensa(メンサ) |
意味 | テーブルマウンテン |
季節 | 南天 |
最も明るい恒星 | テーブルさん座α星 |
テーブルさん座「Mensa(メンサ)」の探し方
テーブルさん座「Mensa(メンサ)」はレチクル座の南、天の南極をはさんではちぶんぎ座とほぼ対極に位置する星座です。
残念ながら日本からでは全く見ることができません。季節としては冬の星座に分類されます。
星座の形は長方形を真ん中で折り曲げて「く」の字にした形をしています。
星座を構成する星は全て5等星以下です。星図では頂上を平たい山として描かれています。
テーブルさんとは「テーブル山」のことでフランスの天文学者ニコラ・ルイ・ド・ラカーイユが1756年に設定しました。
彼は南アフリカまで観測に出かけました。
南天の空を観測したアフリカの南端の街ケープタウンの南側にそびえる海抜1087メートルの山がテーブル山で、頂上部分が切り立ったように平らになっています。
ラカーイユはここに自分が南天の星を観測するための天文台を持っていました。
実在の地名を使った星座はこのテーブルさん座以外では類がなく、非常に珍しい星座だと言えるでしょう。
実際のテーブル山では気候により頂上付近に雲がかかります。
南アフリカの地元の人はこれを「テーブルがけ」と呼びますが、テーブルさん座にもすぐそばに大マゼラン星雲があり、ラカーイユはこれを意識して「テーブルさん座」とつけたのだと考えられています。
また最初日本では「メンサ座」と呼ばれていました。
戦時中には平山清次・平山信の両名を記念する意味を込めて「ひらやま座」という名前が提唱されていた時期もありました。
しかし1944年に学術研究会議(いまの日本学術会議)にて天文学術後委員会によって「テーブルさん座」という名前が正式に決定しました。
探し方は、大マゼラン雲をはさみ、かじき座との反対側の空を探しましょう。
暗い星が多く、探しにくいのですがちょうどかじき座の真南に位置しています。
テーブルさん座「Mensa(メンサ)」の神話
テーブルさん座「Mensa(メンサ)」は1756年にフランスの天文学者ニコラ・ルイ・ド・ラカーイユによって新しく設定された星座なので神話や伝説はありません。
テーブルさん座「Mensa(メンサ)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴は?
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
365日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
しかしテーブルさん座には誕生日星の設定はありません。
テーブルさん座「Mensa(メンサ)」の運勢
テーブルさん座は比較的歴史が新しい星座であり、また神話などもないために12星座や36星座、誕生日星にも描かれることがない星座です。
そのため、テーブルさん座がぴったりに南中する2月10日頃の運勢を中心に運勢解釈を展開させていきます。
南中とは、観測地点で太陽が真南になることを表します。
他の言い方では子午線(しごせん)通過とも言います。
南中は天体が天頂のちょうど南側で子午線常にくることを表します。
太陽が真南にきたときの時刻を南中時刻、そのときの太陽の高さを南中高度と呼びます。
南中する日や南中高度はそれぞれ星座によって異なります。
南中する日や南中高度はそれぞれ星座によって異なります。
通常、星占いではテレビや雑誌などで一番有名なのは12星座占いで、さらにそれを詳しくしたのが36星座占いです。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
また誕生日星は366日それぞれに星座が当てはめられていますが、残念ながらテーブルさん座の設定はありません。
従ってテーブルさん座が南中する2月10日、南中高度48度のときの運勢を見ていきましょう。
その時にテーブルさん座が一番よく見え、またエネルギーも強いと考えられるからです。
テーブルさん座が南中する2月10日は、36星座の解釈によると、みずがめ座の第3デークに当たるくじら座の性質の影響を受けています。
この時期に最もテーブルさん座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
テーブルさん座の守護が最も強くなる2月10日はみずがめ座の第3デークにあたるくじら座の時期で、期間は2月9日〜2月19日で、さらにてんびん座と惑星だと金星の影響が最も強いとされています。
この時期に生まれている人は、独特の個性を持っています。
自然にしていてもそのオリジナリティーは余すところなく発揮され、人とは違う斬新さがあり、一目も二目も置かれる存在です。
しかしその個性は決して奇抜というわけではなく、人に受け入れられるものです。
あまり人とわいわいするのが好きではなく、一人でいることにホッとするところもありますが、決して協調性がないというわけではありません。
これはてんびん座の持っているバランス力の影響を受けています。
適度に人とのコミュニケーションをしながらも、自分の夢や目標に関しては大きなものがあり、静かな情熱を心の内面に秘めています。
しっかりと自分を持っているので、人に流されたり影響されることは少なく、何事も自分は自分、人は人というスタンスがしっかりとあります。
逆に人に自分の意見を押し付けることもありません。
人からみればとてもさっぱりとしていて付き合いやすい人で、さわやかな印象を与えています。
独特の物の見方と自分の感性を何よりも大切にするので、自由でオリジナルな発想力を持っており、常識や世間体にとらわれることがないので、その独創的なスタイルは周囲をあっと驚かせ、一味違う人という印象を強く与えます。
そのために特に意識することなくリーダーシップを発揮していくこともあるでしょう。
また集中力に関してはズバ抜けたところがあり、情熱を注げるものには時間を忘れて没頭するので、気づけばその道のプロになっていたということも。
ただ集中し、自分の発想に忠実なあまりに、「これしかない」と思い込み、それが周囲とのトラブルを引き起こす原因になってしまう場合もあります。
これだけは譲れないというものに関してはテコでも動かない部分もありますが、感情的に対処するのではなく、きちんと話し合いをすることで自分とは違う考えを受け入れる柔軟性も持っています。
人を通して視野を広げられることも多くありますが、スポンジのように吸収し、自分のスタイルに変換させていくことができるでしょう。
それは公正な立場、対等性をもともととても重視するので、偏見を持たずに人と関わることのできる能力を秘めています。
自分が間違っていることがあれば、軌道修正し、別のスタイルを形成していくこともできるのでフレキシブルに変化していくことができます。
本来ならクールさを感じさせてしまうようなタイプですが、金星の持っている愛情深さなどがあり、人に対してとても寛容で、包容力を持っているので相手に安心感を与えるのも特徴的です。
自分に自覚がなくても威厳のあるオーラを持っていますが、それを寛容さでカバーしているので周囲には威圧感を与えることはありません。
また何かトラブルやアクシンデントがあった際には真の力を発揮します。
普通の人なら慌てふためいてしまったり、感情が優先してしまうようなときに、冷静に物事に対応し、必要があれば自分なりに情報収集し、工夫をしながら乗り越えていくことができます。
五感の感覚が人よりも優れているのでそれをフルに使わなければならない状況の時には素晴らしい力を発揮します。
また失敗することがあったとしても気持ちの切り替えがとても早く、次に対処し備えることができますので、ズルズルと引きずったり落ち込むことはなく、すぐに切り替えて立ち直っていくことができます。
この切り替えの早さは、実は自分の度量の大きさにつながっています。
度量が大きいからこそ、失敗をきちんと真正面から受け止めることができ、一旦は落ち込んだとしても冷静な思考と的確な行動力によって前向きになり、気持ちを切り替えて前に進むことができます。
トラブルなどでも常に冷静でどっしりと構えているので、周囲からの信頼も厚く、とても頼りにされています。気持ちの切り替えが早いのは発想力の豊かさにも関係があります。
斬新な考えや発想をするのは得意なのですが、これは選択肢の多さともつながっています。
色々な道筋を想定し、もしそれがスムーズでなかったとしても違うルートで物事を考える能力を持っているので、「これがダメならアレをやろう」というように、行き詰まってしまうことはほとんどありません。
また小さな枠の中に収まって考えるタイプではないので、広い視野と多角的な視点を持って物事を見通す力を持っています。
そこに斬新な発想力が加わることで、無限の可能性を秘めています。
こだわりの強さもありますが、柔軟に取り組み、人と合わせる時には適度に合わせていれば、自然と良い方向に進んでいくことができます。
仕事などは、好きなものや情熱を傾けられるものを選ぶといいでしょう。
このような手がかりからつかめるテーブルさん座のキーワードは「infunite」で、果てがないこと、無限という意味があります。
自分が望めば可能性はどんどんひらけていきます。
できない理由を探すのではなく、できるために行動を起こし、自由に自分を表現をするといいでしょう。
運勢的に良いものとしては、自分の好きなものをはっきりとさせる、きちんと言語化して伝えることを意識する、気になったものに関してはとことん追求する、仕事とプライベートのオンとオフをはっきりとさせる、理性的な視点を持つということなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、他者の意見を退けてしまう、批判や批評に対して感情的になること、承認欲求が強くなりすぎてしまうことなどが挙げられます。
恋愛面でテーブルさん座の良い部分を活用する方法は、本能的に判断をすること、フランクにお互いの時間を尊重できる相手を選ぶこと、自分のペースに相手を引き込むこと、友人だった相手と付き合うことなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、束縛したりされたりすること、押しに弱いこと、話し合いをせずに感情をぶつけ合ってしまうこと、ルックス重視で相手を選んでしまうことなどが挙げられます。
このテーブルさん座生まれでなくてもこのデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
日本ではほとんど知られていない星座ね。
ただ他の星座と違うのは、実際のこの星の名前がついた場所「テーブル山」が南アフリカに存在しているということ。
さぞかし星がキレイに見える場所なんだと思うわ?
もともと見つけにくい星座だけど、そんな星座だからこそ見つけたときの喜びは計り知れないものね。