88星座のきりん座「Camelopardalis(カメロパルダリス)」の特徴や探し方、神話やきりん座「Camelopardalis(カメロパルダリス)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?
星言葉や特徴や運勢まで完全紹介します!
目次
きりん座「Camelopardalis(カメロパルダリス)」の基本情報と特徴
星座名 | きりん座 |
略符 | Cam |
ラテン語(英語・読み方) | Camelopardalis (カメロパルダリス) |
意味 | キリン |
季節 | 冬 |
最も明るい恒星 | きりん座β星 |
きりん座「Camelopardalis(カメロパルダリス)」の探し方
きりん座「Camelopardalis(カメロパルダリス)」は、北の空、こぐま座とぎょしゃ座の間にみられる星座です。
割と大きな星座で、かなり天の北極よりにあります。
ほぼ一年中見ることができますが、4等星以下の暗い星ばかりなので、晩秋から冬にかけてが空気も澄んでいる方が見つけやすいでしょう。
「きりん」とは普通に私たちが知っている動物のキリンのことで、中国の伝説などに出てくる伝説上の架空の動物ではありません。
形はL字型を首と胴体、後ろ足と見て、さらにそこに1本の前足がついていて、横から見たキリンの姿をうまく表しています。
星座の設定は1687年にへヴェリウスによるものとされていますが、実はそれ以前の1624年にドイツも天文学者のバルチウスによって「らくだ座」と名付けられています。
バルチウスはキリスト教とユダヤ教の聖典である旧約聖書の「創世記」第25章の有名なイスラエルの父祖アブラハムの息子であるイサクの話で、イサクの妻であるリベカをイサクの元に運んだラクダから着想したと言われています。
19世紀にイギリスの天文学者のプロクターはきりん座を元のらくだ座に戻そうと試みましたが、結局、現在に至るまで、きりん座と呼ばれています。
探し方は、ぎょしゃ座のカペラと北極星の間を探しましょう。
三角形の体からなるキリンの姿をイメージするといいでしょう。
キリンの頭は北極星の近くあり、頭を北極星に伸ばすような形をしています。
きりん座はぎょしゃ座、おおぐま座、こぐま座、ペルセウス座などに囲まれたところに位置しています。
北極星を見つけ、おおぐま座の方向へ眼を向けると、一列に見える4等星の星の並びがあります。
これがキリンの首に当たります。
そこからぎょしゃ座の方へ目を向けると、キリンの胴体になっている三角形を見つけることができるでしょう。
全体としては目立つ星の並びではないので見つけるには難しいかもしれませんが、だいたいの検討をつけて星座図などを参考に探してみるといいでしょう。
きりん座は見つけるのに最も難しい星座の一つです。
きりん座「Camelopardalis(カメロパルダリス)」の神話
きりん座は新しく設定された星座なのでギリシア神話や伝説などはありません。
きりん座「Camelopardalis(カメロパルダリス)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴は?
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
365日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
6月5日の誕生日星はアルファ・カメーロパルダリス(αCamelopardalis)で、誕生星の星座はきりん座α(アルファ)星、星言葉は「協調性ある恋愛上手」、特徴は、恋愛至上主義なところがある、相手のニーズに応えることができる直感力を持つ、人とのコミュニケーション能力が高いという傾向があります。
きりん座「Camelopardalis(カメロパルダリス)」の運勢
きりん座は比較的歴史が新しい星座であり、また神話などもないために12星座や36星座などに描かれることがない星座です。
そのため、6月5日にきりん座を守護星を持つ人の運勢などを中心に運勢解釈を展開させていきます。
きりん座は北の空のちょうど頭の上に位置し、一年中見ることが可能で、比較的に大きな星座ですが、4等星以下の星ばかりで探すのが難しい星座の一つです。
きりん座の守護星を持つ6月5日生まれの人は、36星座の解釈によると、ふたご座の第2デークに当たるおおいぬ座の性質の影響を受けています。
この時期に最もきりん座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
こじし座の守護が最も強くなる9月4日はふたご座の第2デークにあたり、おおいぬ座の影響が色濃く現れています。
時期は6月1日〜6月10日でさらにてんびん座の影響と、惑星だと金星の影響が最も強いとされています。
従って6月5日のきりん座に生まれている人は、全天一明るい一等星シリウスを持つおおいぬ座を守護星座に持っており、さらにそこにふたご座とてんびん座の要素と愛情と豊かさの象徴でもある金星の要素も加わり、非常にバランスがよく、安定した性格を先天的に兼ね備えています。
「こんな人だったいいな」と誰もが憧れるような要素を身につけている強力さを持っています。
何事もそつなくこなし、初めてのことでも難なくクリアしてしまうほどのバランスや運動感覚の良さを持っています。
「やればできちゃった」という感じで、不得意なことがあまり見受けられません。
どんなことも器用にこなしてしまうマルチさを持っていて、そこに知性と好奇心旺盛さが加わり、新しいことでも理解力が早く、自分なりにどんどん吸収してしまうことができ、いわゆる成長曲線が著しいタイプです。
また情報収集能力に長けていて、流行やトレンドにも敏感ですが、それに流されてしまうことはありません。
自分にとって必要な情報かそうでないかを瞬間的に見抜いてしまう直感的な判断能力を持っています。
また偏った情報や自分の好みに縛られるのではなく、色々な意見を聴くという柔軟さを備えています。
その上でしっかりと自分なりの考えや意見を構築することができ、様々なかなりの高い精度を持っており、またしっかりとしたデータの裏付けもあり、きちんと自分の立場からの意見を表する先天的な頭の良さを持っています。
そこにてんびん座の持つバランス力や統合性というものが関係しています。
人間関係も自分から積極的に人に関わっていくことのできるいわゆる人好きするタイプで、どんな場所や環境でも愛される人柄です。
家の中でじっとしているのが苦手で常にアクティブに外に出かけて社交的に振る舞うのが大好きです。年齢や性別、あらゆる職業ジャンルなどを超えて、友人が多いのも特徴的です。
しかしクールでさっぱりとした面も持ち合わせています。
いわゆるベタベタ、ドロドロの執着的、依存的な人間関係からは一線を引きます。
その引き際も見事なもので人に嫌味を感じさせない巧みさを持っています。
物事や人間関係にもきちんと境界線があり、ドライさがあり、あまり深入りせず干渉せず、程よい距離感を保つことができます。
ワイワイと楽しむのが大好きですが、パーティーの引き際を心得ていて、トラブルの起こる前に気づけばそこにいないというのがきりん座の特徴です。
かといって自己中ではなくきちんと他者に対しての心遣い、気遣いを忘れないのでどのような関係性でも愛されます。
また卓越した言語感覚を持っていて、言葉選びが周りをあっと驚かせたり、非常に優れたセンスを感じさせます。
言葉そのものを通して活躍するので、話すこと、教えること、伝えることに関しては抜群の説得力や存在感を発揮します。
ユーモアやパンチがあり、スマートな流れを作るうちに相手を魅了してしまうほどでしょう。
このように書くと、全てがパーフェクトで何もマイナス面がないかも知れませんが、それは表面に現れにくいというだけです。
誰しもがそうなように当然ウイークポイントを持っています。
特に二面性が著しく、葛藤を覚えることもあります。
これは性格の裏表というより、外面的な自分と内面的な自分というもっと深い部分に関係している陰と陽のような魂に関係している部分です。
楽観的と悲観的、善と悪、光と陰、白と黒という様々な対照的な部分が混在せず、一人のうちに明確に存在しています。
またきりん座は自分が人にどう見えているか、何を期待されているのかを客観的に理解しているので、表面的には期待されている自分を表現するのは大得意です。
つまり人から見られている自分を演ずるのは大得意ですが、その分、心のうちにある本心などは人に見せることはありません。
つまり優等生として振る舞ってしまう分、あらゆる葛藤などが積もり積もっていってしまうのです。
これが大きなものになっていくと相当なストレスになりますが、それを無意識で感じている分、どちらかというと体調や体の変化として表面化しやすく、身体面での悩みを人知れず抱えてしまう場合もあります。
特に無意識のストレスからくるお肌の荒れや円形脱毛症などに悩んでいることもあるでしょう。
何事もスムーズにこなせるオールラウンダーだからこそ、完璧に振る舞わなければという気負いもあり、本当の自分とのギャップに自分自身が苛まれてしまうところもあります。
またある面では「孤独」というものを深く理解し、どんなに楽しくても人間は一人で死んでしまうというように、空虚さを胸に秘めている場合もあります。
そのバランスが崩れてしまうと、破滅的になったり、享楽ばかりを追い求めてしまう部分もあり、アルコールなどに依存してしまう場合もあります。
与えられているものが多いゆえの悩みを持っていると言えるでしょう。
繊細な自分をないがしろにせず、自分で自分を受け入れること、褒めることなどを大切にしなければなりません。
このような手がかりからつかめるきりん座のキーワードは「flexble」で、あらゆる物事をフレキシブルに対応することをよしとすること、柔軟性を持つこと、変幻自在な自分を楽しむことが課題になります。
あまり頑固になったり固執することがないものの、これでいいのかという矛盾も持っていますが、内面の自分の心の声を認めさらに良いものにしていくことがきりん座の人生の取り組むべき課題になるでしょう。
運勢的に良いものとしては、外国語を学び活用すること、文章を書くこと、SNSなどで自分を発信すること、人とのコミュニケーションを楽しむこと、客観的に自分を見つめ良い面を伸ばすこと、人を褒めること、感謝の気持ちを形に表すことなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、自分を責めないこと、理想を高くしないこと、未来ばかりを見つめて不安にならないこと、お酒を飲みすぎないこと、競争しないことなどが挙げられます。
恋愛面できりん座の良い部分を活用する方法は、積極的に声をかけたり、時には好きという気持ちをわかりやすく態度に出すこと、甘え上手な面を見せること、時には涙を活用することなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、見栄っ張りになってしまうこと、人気者の自分をアピールしすぎてしまうこと、流行のファッションばかりを取り入れて安心感を得ること、自分語りをしすぎてしまうことなどが挙げられます。
このきりん座生まれでなくても、これらのデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
それゆえに悩みが生まれてしまうのよね。
なんでもできてしまうことの悩みがあるの。
普通の人から見れば羨ましい限りなんだけど、なんでもできてしまうことで、本当に自分が何をしたいのかわからなくなってしまうこともあるの。
自分を見つけたいと思ってしまうこともあるのよね。
でも、そんな心配はいらないの。
そのスペックの高さでチャンスは山ほどあるんだから。
少し自己中になるくらいでちょうどいいんだと思うわよ?