
生命力、健康状態、寿命などを表すとされている、手相の中の生命線。
自分の手相を見たときに、生命線が二股に分かれているのを見ると、「これは大丈夫なの?」「何か不吉なサイン?」と不安になってしまう人は少なくないでしょう。
そこで今回は、左手や右手、長短やどのような形かによって二股に分かれる生命線がどんな意味を持っているのかについて、まとめて紹介していきたいと思います。
生命線が二股に分かれていて不安を感じている人は、ぜひこちらで自分の生命線が何を意味しているのかを確認してみてください。
目次
生命線が二股に分かれるとどうなる?基本の意味とは
手相において、生命線はその人の体力や生命力がどの程度のものか、健康状態はどうか、そして寿命はどのくらいかといった生命のバロメーターの役割を果たしています。
手相の中でも特に重要とされる生命線ですが、その生命線の下が二股に分かれているのを見て不安を感じてしまうこともあるようです。
したが二股に分かれた生命線が何を表しているのかを確認する前に、まずは生命線が表す基本的な意味を知っていきましょう。
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二股に分かれた生命線の濃さで生命力がわかる
生命線において重視されるポイントは、線の濃さ、太さです。
生命線が濃ければ濃いほど、太ければ太いほど、その人の生命力は強く逞しいとされています。
よく判断されるポイントとなる長さですが、もちろん濃く太く、そして長ければその人の寿命は長い傾向にあると考えられるでしょう。
しかし、では生命線が短ければ寿命が短いのかといえば、決してそうではありません。
長い場合には長寿の傾向にあると判断できるものの、短いからといって短命であると判断することはできないのです。
そのため、生命線を見るときには線がどれだけ濃く太いかに重きを置いて視る必要があります。
二股に分かれる位置で変化が起きる年齢がわかる
生命線が二股に分かれている場合、生命線のどのあたりで枝分かれしているのかが重要なポイントとなります。
その際には“流年法”という見かたに沿って、何歳くらいで心身に変化が訪れるのかを確認することができるのです。
起点を0歳として、起点と手首の3分の1の辺りが30歳、3分の2の位置が60歳、手首が90歳となっており、それを目安に何歳頃に変化が起こるのかを読み取るようになっています。
特徴別:二股に分かれた生命性の意味
それでは実際に、二股に分かれている生命線の意味を、その特徴ごとに紹介していきましょう。
自身の生命線がどのような形をしているのか、紹介している画像と照らし合わせて、当てはまるものの意味を確認していくことで、内容を知り、何に気を付けるべきかに気づけ、漠然とした不安を取り除くことができるはずです。
右手の生命線が二股に分かれている
手相は、利き手が後天的なものを意味し、利き手ではないほうが先天的なものを意味しているといわれています。
多くの人が右利きであるため、基本的に右手の手相は生まれてから生きてきた中で手に入れた生命力を表していると判断できるのです。
普段の生活の中で健康に気を遣っていることがあるとすればその効果が太さや濃さに現れる一方で、不摂生な生活をしていると薄く細い線となってしまうこともあります。
右手の生命線が二股に分かれている場合には、それが細く薄い線だった場合には普段の生活を見直し、体力の向上が必要になっていると判断すると良いでしょう。
左手の生命線が二股に分かれている
左手の生命線は先天的な生命力や体力を表しています。
そのため、左手の生命線は持って生まれた生命力がどの程度のものかを確認できるのです。
先天的な生命力を表しているからこそ、二股に分かれている場合でも、子供の頃の生命力、基礎的な生命力や体力は分かりますが、先に進むにつれて曖昧になっていくのも特徴のひとつだといえるでしょう。
二股に分かれていた場合で太く濃い線をしているのであれば、先天的な生命力や体力と後天的な生命力や体力が相まって健康に過ごすことができます。
また、左手の二股に分かれている生命線が細く薄くても、右手の生命線が太くしっかりしているなら、生まれた後に自らの生活の中でつけた体力で生命力を賄えていると考えることもできるため、両手併せて視る必要があるといえます。
両手の生命線が二股に分かれている
両手の生命線が二股に分かれている場合には、基本的に利き手の生命線が自分の生涯における生命力や体力を表していると判断すると良いとされています。
特に、両手の生命線の二股の分かれかたがまったく同じ場合であれば、利き手の生命線のみ参考にすれば良いでしょう。
しかし、左右の生命線が違う場所で二股に分かれている場合には、それぞれの二股に分かれている位置で手相を読み解く必要があります。
どちらかが先に進むにあたって濃くなっているか、薄くなっているかで先天的な生命力と後天的な生命力でお互いを補い合えているのかを判断し、先に進むにつれて双方が薄く細くなっているのであれば、日常の中で体力の向上を心がける必要があります。
短い生命線の先が二股に分かれている
生命線が短く、その先が二股に分かれている場合には、その線が濃く太いか、薄く細いかで意味が変わってきます。
短く二股になっている生命線でも、その線が濃く太いものなのであれば二股に分かれている意味は後天的に生命力を高めるサポートを受けられるという意味になるでしょう。
しかし、薄く細い線であった場合には、本来病気に対する抵抗力が弱く、ケガをしやすいうえに、さらにその特徴が強くなっていってしまうことを表していますので、注意が必要です。
長い生命線の先が二股に分かれている
長い生命線の先が二股に分かれている場合にも、その線が太く濃いか、細く薄いかで判断できます。
太く濃い場合には、二股に分かれている位置に当てはまる年齢の頃に一番エネルギーを発散して生きることができるといわれています。
しかし、薄く細い線になってしまっている場合には、その年齢の頃に急激に体力が落ちたり、病気にかかりやすくなる、ケガをしやすくなるとされているのです。
生命線が大きく二股に分かれている
生命線がはっきりと大きく二股に分かれている場合には、まずはその位置に着目してみてください。
その位置に当てはまる年齢の頃に、自身の身体に大きな生命力や体力の変化が起こることを表しています。
その線全体が濃くはっきりとしているのであれば、生命力や体力の上昇、そして薄くぼんやりしている線なのであれば、健康状態が低下することを教えてくれているため、その年齢に向けて体力の向上が必要となると判断しましょう。
二股に分かれた生命線にフィッシュがある
生命線が分かれているところに“フィッシュ”と呼ばれる二本の線が交わって魚の形のように見える部分があった場合には、その位置に当てはまる年齢の頃に思いがけない幸運に恵まれることを表しているといわれています。
また、健康面でも急激に生命力や体力が高まるような物事との出会いがあると考えられるのです。
自分にあった健康法が見つかったり、体の調子を整えるのに適した食品と出会うことができたりなど、後天的な方法で自らの生命力を高められる“出会い”のタイミングを教えてくれています。
二股に分かれた生命線に島がある
生命線が二股に分かれるところに、二本の線で囲まれた“島”のような楕円形の部分がある場合には、注意が必要です。
生命線に島がある場合には、健康面で不調が起こる凶兆とされているので、何歳頃にその不調が起こるのかを確認しましょう。
健康面における不吉な出来事の暗示とされている島がある年齢がまだ先なのであれば、今のうちから不調を感じたら病院で診察を受ける、健康診断を欠かさないなど、身体に気を遣って過ごすことを心がけるようにします。
二股に分かれた生命線が運命線に合流する
生命線が二股に伸びた先に運命線と合流している状態の手相は、運勢が好調となるサインです。
生命力が高まり、やる気が満ち溢れ、活発に活動することができるだけでなく、それによってしっかりと結果もついてくるといういいことだらけの手相だといえるでしょう。
大きなケガや病気をしても、しっかりと回復することができ、後遺症などを残す心配もありません。
また、生命力が高まることで健康面以外でも仕事において成果を上げることができ、評価が高まるなど健康をベースとして活躍の場を広げていくことができるという意味も持っています。
二股に分かれた下の生命線が内側に伸びている
二股に分かれた下の生命線が内側に向かって伸びている手相は、その人の性格を表しているといわれます。
親孝行で家族に対する責任感が強い傾向にあるため、一度地元を離れても最終的には実家に戻り親と一緒に暮らすなど、人生を通して常に親がそばにいる生活を送ることが多くなりそうです。
実家や生まれ育った場所に縁が深い手相といわれており、家の仕事を継ぐの適しているともいわれ、嫌で地元を離れても自分の意思とは別の理由によって結果的に地元に戻ることになるなど、実家・地元と切っても切れない縁を持っているといえるでしょう。
ただ、その地元との縁こそが自分自身の生命力の源となっていることを忘れてはいけません。
生命線の起点が二股に分かれている
生命線の根本、始まりが二股に分かれている手相は、生まれたときか強い生命力を持っていることを表しています。
その生命力によって自分の運気を上昇させ、引き寄せる力を強く持っている人といえるでしょう。
願いを叶える力や夢に向かって邁進する力が非常に強く、生きていく中であらゆる運気を上昇させていくことができます。
しかし、二股に分かれている部分が薄く弱弱しい線だった場合には、何事にも消極的になってしまい、自分の願いを引き寄せる力が薄いと判断できます。
その場合には生命力を高めることで運気を引き上げていくことが必要です。
生命線が上向きに二股に分かれている
生命線の起点に近いところで二股に分かれた線が上向きに伸びている場合には、さまざまな運気が上昇する幸運の線といわれています。
どんなときでも“今が一番”と満足することなく、より上へ、上へと高みを目指していく上昇志向の持ち主だといえるでしょう。
この線は一般的には“向上せん”と呼ばれており、努力を続けることで願いが叶い、周囲からの評価や得たい地位などを手に入れることができるのです。
生命力が強く、多少難しい問題や試練を迎えても自力で乗り越える力強さも持ち合わせています。
生命線が二本平行に走っている(二重生命線)
生命線が二本、平行に走っている手相は“二重生命線”と呼ばれます。
強運の持ち主といわれることもありますが、その理由は生命線が二本ある=他の人よりも生命力も体力もすべてが二倍となるからだといえるでしょう。
二本ある生命線が両方とも太く濃いものなのであれば、運の良さも普通の二倍あると考えられるため、強運の持ち主といわれるのだと考えられます。
もしも両手とも二本の生命線が並んでいる手相をしているなら、さらに強運の度合いは強くなり、もはやその生命力こそが唯一無二の才能といえるほどです。
その他の線の場合:二股に分かれた生命性の意味
一見、生命線が二股に分かれているように見える手相でも、実はその片方が生命線ではないと判断される手相もあります。
ここでは、生命線が二股になっているのとは違う見かたをされる手相について説明していきましょう。
生命線から伸びた旅行線(海外線)
生命線が二股に分かれる手相の中に、“海外線”や“旅行線”と呼ばれるものがあります。
生命線の半分よりも下の位置から親指側に向かって伸び、最終的に親指側の丘のようになっている部分(月丘)に到達している線がこれに当てはまります。
この手相の持ち主は海外へ行くこと、旅行をすることで運気や生命力を高められ、その土地で学んだことを人生に活かすことが運気上昇につながるといわれているのです。
自分が生まれた場所、地元、実家といった所縁の深い場所から離れれば離れるほど運気を高められる傾向にあるため、常に遠くへ旅に出ることを意識するとより生命力が高まっていくことでしょう。
生命線から伸びた頭脳線
生命線から頭脳線が枝分かれするように伸びている手相は、考えすぎて、慎重になりすぎて、チャンスを逃してしまうというその人の傾向を表しています。
何事もよく考えてから行動するため、自分の直感をあまりあてにしていません。
とにかく考えてから行動しようという考えを持っているため、考えているうちに手柄を人に取られてしまったり、狙っていたポジションが他の人の席になってしまったりなど、悔しい思いをする回数は多くなるでしょう。
直感タイプの人と一緒に過ごすことでこの傾向は薄れていくので、思い切って考えずに行動する人のそばでその人を見習って過ごしてみることをお勧めします。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「二股の生命線の意味はさまざま。正しい意味を読み取ろう」

でも実際には寿命っていうよりは生きるための力…つまり生命力の強さ・弱さをはっきり知ることができるのが手相なの。
だから、二股に分かれているから、短いから、薄いからっていって、寿命が短いかもと心配する必要はないのよ。
ただ、生命力が弱いと、自分が望む人生を送ることができる可能性も下がってしまうわ。
だから、二股に分かれている生命線を持っているなら、その意味を理解し、自分の生命力を高める時期や方法を見つけることが大切よ。
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