
ヒンドゥー教における信仰の対象となっているシヴァ神のリンガ。
リンガは男根の象徴とされているものです。
今回は、このシヴァ神のリンガ信仰について詳しく解説していきたいと思います。
リンガとヨーニについて、リンガ信仰の神話についても併せて説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
シヴァ神のリンガ信仰とは

まずは、シヴァ神のリンガ信仰とはどのようなものなのかについて説明していきましょう。
男根信仰というものがあること、シヴァ神のリンガ信仰がそれに当てはまることを理解した上で、シヴァ神とはどのような神様なのか、そして女性器の象徴ヨーニとの関係について、紹介していきます。
シヴァ神は破壊と創造を司るヒンドゥー教の神様
トリムールティと呼ばれるヒンドゥー教の最高神の三柱の一柱であり、世界の再創造のための「破壊と再生」を司る神であるシヴァ神。
非常に強い神様であるとされており、怖いイメージも持っているかもしれませんが、単なる破壊神というわけではなく、ヨーガや瞑想、ダンスの守護神であると同時に、慈悲深い面も持っている圧倒的な力と多様な側面を持つ神様なのです。
額には第三の眼があり、首に巻いた蛇、三日月、髪から流れるガンジス川、三叉の槍をそばに置いている姿が印象的なのではないでしょうか。
ヒンドゥー教の神様の中でも圧倒的な信仰を集めており、現状打破、強運、家内安全、商売繁盛、学問向上にご利益があるとされています。
シヴァ神について詳しく知りたい方はこちら。
男根の象徴リンガと女性器の象徴ヨーニ

リンガとは男性器の象徴です。
シヴァ神におけるリンガ信仰は、男性器の象徴であるシヴァリンガと、リンガが鎮座している台座であると同時に女性器の象徴とされているヨーニ(ヨニ)から構成されています。
ただし、決して具体的に性愛的なことを示しているわけではありませんし、性器信仰となっているわけでもありません。
男性器と女性器は男女の合一を表しており、陰陽・男女など反する物の融合、森羅万象の根元的実態であることを示しているとされているのです。
全エネルギーの源泉を意味するとされており、それ以外にシヴァ神のエネルギーそのものとして瞑想の集中力向上、空間の浄化に用いられることがあったり、妊娠・出産のお守り、男女問わず健康をもたらしてくれるものなどと考えられています。
土着信仰と結びついたシヴァ神のリンガ信仰
シヴァ神はもともと強い信仰を集めている神様ではありましたが、子孫繁栄の願いを込めたリンガ信仰によってさらに広く深く信仰されるようになったのです。
アーリア人の『ヴェーダ』の神々と、土着(ドラヴィダ的)の原初的な豊穣・生殖信仰(リンガ崇拝)が融合・吸収される過程で確立されたのが現在のリンガ信仰であり、もともと土地に根付いていた信仰がシヴァ信仰の中心的な存在となり、広まっていったのだと考えられます。
本来、初期アーリア人は男根崇拝を野蛮なものとしていたのですが、ヒンドゥー教が形成される過程の中で土着信仰の中に取り入れられ行くようになったのです。
リンガ信仰が生まれたシヴァの神話

なぜヒンドゥー教の最高位の神の一柱であるシヴァ神が男根信仰となるリンガ信仰に繋がったのか。
実は、ヒンドゥー教の神話の中に関連する話が残されています。
ヴィシュヌ神が混沌の海を漂っていた際に、そこブラフマーが現れました。
この2神が“自分こそが世界の創造者”であると言い合いを続け、なかなかお互いに引かない状態が続いている中、突如閃光を放って巨大なリンガが現れたのです。
ヴィシュヌとブラフマーは、このリンガの果てを見届けた者がより偉大な神であるということにしようと意見を合致させ、ヴィシュヌは猪となって水中へ。ブラフマーは鳥となって空へ向かい、果てを目指しました。
しかし、リンガは果てしなく続いており、その果てを見つけ出すことができません。
諦めて戻ってきた2神の前に三叉戟を手にしたシヴァが現れ、ヴィシュヌもブラフマーも自分から生まれたものであり、3神は本来同一の存在であると説いたという話が残されています。
果てなく続くリンガより姿を現したことで、シヴァ神がリンガ信仰へと繋がっていくようになったのです。
シヴァ神のリンガの意味

リンガの最下部の部分は、ブラフマーを表しています。
そしてその上、中間部はヴィシュヌを表しているとされているのです。
シヴァと同じ最高神の2柱を組み込んだうえに土台として存在しているのが、ヨーニ(ヨニ)と呼ばれる女性器の象徴となっている台座です。
そしてその台座の上に存在する先が丸い円柱形の柱が、リンガであり、これこそがシヴァ神の象徴、そして男性器の象徴となっている部分なのです。
何もついていない、つるんとした状態のものもあれば、リンガにシヴァ神の顔がついているものもあるとされています。
シヴァ神の顔がついているリンガを、“ムカ・リンガ”と呼びます。
ヨガのシヴァ・リンガ・ムドラ

ヨガには、“シヴァ・リンガ・ムドラ”という、シヴァの名前とリンガという言葉が入っているポーズがあります。
座った状態で、かつ瞑想を行いながらとるポーズであるとされており、首と背骨を心地よくまっすぐに保ち、掌を上に向けた状態で両手のひらを膝の上に置きます。
目を完全に閉じたら、両手をゆっくりと体の正中線まで持っていき、右手の指をゆっくりと曲げ、指の付け根に触れさせて握りこぶしを作ります。
その状態から、親指を伸ばしたまま、空に向けて上向きに伸ばすようにした後、右手の土出愛となるように左手を優しく置きます。
その際、親指と指はすべて繋ぎ、床と平行になるようにしてください。
これが、シヴァ・リンガ・ムドラのポーズです。
チャクラを意識して瞑想を行うことが非常に重要となり、第1チャクラを活性化させるのに役立ちます。
精神的な負担やストレスなど負の感情を浄化する効果があり、リラックスした気分になることができるでしょう。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「シヴァ神のリンガは再生や融合の神聖な象徴」
再生や融合を司る、とても神聖なものなのよ。
シヴァ神のリンガが授けてくれるもの、信仰することで得られるものについてしっかりと知ることができればリンガ信仰に間違ったイメージを抱いていた人もその間違いをリセットして、より神聖なものとしてリンガ信仰を受け入れることができるようになるはずだわ。
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