
70代になって、昔の恋人に会いたいとふっと思い出すとき、人生の終盤に近付いていることもあり、その想いは一層強くなります。
今回は、70代の人が昔の恋人に会いたいと思う心理や本当に会いたいときにどう行動すべきかについて、説明していきましょう。
もう後悔したくないと思っている人や、せめて一目だけでも会いたいという強い願いを抱いている人は、参考にしてください。
目次
70代で昔の恋人に会いたいと思う5つの心理
70代を迎え、なぜ今さら…と戸惑う人は多いでしょう。
人生も後半を進んでいく中でなぜ今、昔の恋人に会いたいと思うようになったのか、自分の心理を理解することも大切です。
死ぬ前に一度会いたい…恋愛感情はなしでそう感じることもあるのではないでしょうか。
まずはそう感じる自身の心理を理解するところからはじめましょう。
若いときを懐かしむ気持ち
70代を迎えると、人生を懐かしむ気持ちは一層強くなっていきます。
若いときを懐かしみ、頻繁に思い出すこともあり、日々人生の絵日記を1ページずつめくるように、丁寧に思い出していくこともあるでしょう。
その中で、当時の恋人のことを思い出して何をしてるだろうかと気になったり、会って当時の思い出話をしたいと思う瞬間があるのです。
そういった当時を懐かしむ気持ちが昔の恋人に会いたいという思いを強くさせるのです。
人生で一番楽しかったときの象徴
結婚してからの記憶やイメージに幸せなものがなかった場合、過去の恋愛を思い出して幸せな記憶に浸る機会は多くなります。
結婚生活が幸せでなく、我慢の連続で、夫から愛してもらっていると感じられなかったなど、不満が蓄積して70代を迎えた場合には、より昔の恋人に愛された記憶を愛おしく懐かしむことになるのです。
結婚する以前の昔好きだった人との幸せで楽しい甘い思い出をよみがえらせることで、会いたいと思うようになっていきます。
自由に恋愛を楽しむことができなかったり、お見合いで、本当に好きな人がいても恋愛結婚ができなかったという人はよりこの傾向が強くなります。
人生に悔いを残したくない
過去の恋人と、悲しい別れかたをした、後悔が残る別れかたをしたなどという場合には、胸にずっと何かわだかまりが残っていることもあるでしょう。
人生の終盤でもある70代となった現在、それを解消してすっきりさせたいと思う気持ちが強くなっていきます。
人生に悔いを残したくないと考えたときに、その恋愛の記憶がよみがえり、昔の恋人に会い、胸に残っているわだかまりを整理しておきたいと思うのです。
不満はなくても幸せではない
今の生活に不満はないものの、どこか幸せだと感じられないため、ふとしたときに幸せな記憶がよみがえってしまう。
それが理由で昔の恋人に会いたいと思うようになる70代も少なくありません。
人生を最後まで楽しみたいと思う中で、どうせなら死ぬまでに幸せだと感じたいという気持ちが強くなるのだと考えられます。
幸せだった頃はいつだろう?と考える中で、昔のきらきらした恋愛の記憶がちらつくことで、昔の恋人に会いたいと思うのです。
最後にもう一度トキメキを感じたい
70代でもときめきを求める人はいます。
そしてそれは決して悪いことでも変なことでもありません。
70代だって恋愛をしたいと思うことはあるし、恋愛ならではのときめきやドキドキを味わいたいと思うこともあるのです。
しかし、それが昔のことを思い出したことをきっかけに新しい出会いを求めるのではなく、昔の恋人に会いたい…という思考回路に繋がっていくようになります。
70代で昔の恋人に会いたいならどうする?後悔しないためのポイント
70代になり、昔の恋人に会いたいと思ったときには行動に移す前に前もって受け入れておかなければならないことがあります。
ここではそのポイントについて、説明していくことにしましょう。
本当に会いたいなら探してみるのがおすすめ
70代になれば、もし昔の恋人から連絡がきたとしても、迷惑だと感じる割合は少ないようで、むしろ懐かしさと嬉しさが強くなることがほとんどです。
興味本位などではなく、何か心残りがあって、昔の恋人に強く会いたいと思っているのであれば、連絡することに躊躇する必要はないといえるでしょう。
人生に悔いを残さないためにも、本当に会いたいと思っているのであれば会えるよう探してみることをお勧めします。
見つかっても会えない可能性も覚悟しておく
70代となると、もちろんまだまだ健康に過ごしている人も多いですが、その一方で病気になっていたり、亡くなっていたりという場合もあるので、あらかじめ覚悟しておかなければなりません。
どうしても会いたいと行動に出るのであればそれは問題ありませんが、上記のような理由で会えなくなってしまう可能性も受け入れたうえで昔の恋人を探すようにしましょう。
また、本人ではなく家族の意向で昔の恋人に会うことを良しとしない場合もあることを受け入れられる心の準備も必要です。
迷惑と捉えられてしまうのであれば、時として諦めなければならない場合もあることも覚えておきましょう。
配偶者への気配りも重要
あなた自身が既婚者であった場合には、配偶者への気配りも忘れないようにしましょう。
いくら長年連れ添い、70代となったとはいえ、自分の配偶者が自分から昔の恋人を探してまで会いたいと思っているとなると、決していい気持ちにはならないものです。
あなたが昔の恋人に会いたいと思う気持ちのほうが大切か、それとも配偶者の存在のほうが大切か、それを前もって確認したうえで行動に出るようにすべきだといえるでしょう。
70代で昔の恋人を探した人の体験談
ここでは、昔の恋人に再会したいと願い、実際に行動に起こした70代の方の体験談を紹介していきたいと思います。
昔の恋人にどうしても会いたいと思い、今どこで何をしているのかを友人を頼って調べてもらい、久しぶりに会うことができました。
不思議と若い頃に抱いていたような恋のような感情はなく、ただ穏やかで懐かしい感情が強かったように思います。
別段、彼との間に未練やしこりのようなものはありませんでしたが、一度会えたことで昔の恋人との間に、これでもう悔いはないと思いました。
70代になると、昔の恋人に会えても懐かしさだけで恋愛感情はないということもあるようです。
それでも、一度会えたことで心がすっきりするのは非常に良いことだといえるでしょう。
孫と恋愛の話をしていたときに、私の昔の恋愛の話になりました。
そのときに、ふと昔好きだった人に会いたいと思うようになって、実際に今どこに住んでいるのかもわかったのですが、残念ながら彼はすでに亡くなっていました。
あと数年、早く会いたいと思っていたらという気持ちは今でもありますが、ある意味心の整理がついたような気はしています。
行動に出た自分が、正しかったと思えます。
70代になると、会いたい人に会いたいときに会うことができなくなることもしばしば。
会いたいと思った昔の恋人が既に亡くなっていたケースでも、行動を起こしてその人の死を受け入れることで心の整理がつく場合もあります。
両親と伯母が決めたお見合いを受けなければならず、昔付き合っていた人と泣く泣く別れたことが人生の中でずっと私の心に引っかかっていました。
お互いに本当に好きで好きで、できることなら一緒にいたかった相手にきちんと謝ることもできず、中途半端に関係が終わってしまったのがずっと後悔となっていたのです。
幼馴染で今もそこに住んでいることを知っていましたから、実家のほうへ行く用事があったときに、その方の家を訪ねてみたんです。
再会でき、あのときのことを謝罪できる日が来るとは思っていませんでしたが、命があるうちに伝えたい言葉を伝えたい人に伝えられたことに満足しています。
後悔の残る別れかたをしたこと自体を謝罪できたこの女性は、その昔の恋人と復縁することもなく、ただ伝えたかった言葉を伝えられたことに満足していました。
このように復縁を望まなくてもただ会話をしたい…という人は多いようです。
ずっと会いたかった人がいて、たまたまSNSを通してその人と繋がることができました。
会うまでは恋愛感情が残っていると思っていましたが、実際に会うことができると、恋愛感情と呼べるような激しい感情はなく、ただこの先もずっと一緒にいたい、穏やかにともに時間を過ごしていきたいという気持ちが強い自分に気づきました。
彼女も、同じ気持ちでいてくれて、幸い双方ともに配偶者が既に亡くなっていたため、一緒に暮らし始めることとなり、今は幸せな日々を送っています。
このように再会する際、決して恋愛感情だけではなく、ただただ穏やかな気持ちを持ってこの先の人生を共に歩もうと決意する人もいます。
若いときとは違う、優しく穏やかなお互いを思いやる感情をもって一緒に生きていこうとする二人もいるようです。
70代の人が昔の恋人を探し出す方法
70代の人が昔好きだった人を探し出すのは、そう簡単なことではないかもしれません。
若い頃に比べてフットワークは重たくなっているのと、人によってはインターネットを使いこなすことができないため、探す方法も限られるからです。
そんな中でも、70代の人が昔好きだった人を探し出す方法について、紹介していきたいと思います。
インターネットで検索する
70代であっても、SNSを使っている人はいます。
もしかすると、昔好きだった人もSNSを使っているかもしれません。
または、インターネットに名前が出てくるようであれば、どこで何をしているのかを知ることができる可能性もあります。
インターネットを駆使して昔好きだった人を見つけ出せる可能性は、決してゼロではありません。
もし家族に昔好きだった人に会いたい気持ちを伝えられるようであれば、相談してみるのも良いでしょう。
人探しの専門家に調査依頼する
人探しの探偵に依頼して、昔好きだった人を探してもらうのも良いでしょう。
お金はかかりますが、自分の足を使うことなく、見つけ出してもらうことができます。
ちなみに、人探しの場合にはその情報量や見つけ出すまでにかかる時間次第で10万から100万円ほどかかるとされているため、もしどうしても見つけ出したい場合で、ある程度情報がそろっており、見つけ出すのにそう難しくなさそうな場合には依頼してみても良いかもしれません。
年賀状で昔の伝手を辿る
最近では出す人はかなり減ってしまいましたが、年賀状を昔好きだった人を探すために活用してみるという方法もあります。
昔好きだった人と年賀状のやり取りができるのであれば、それで連絡を取れば良いですし、現在はやり取りがなくても過去に年賀状が届いたことがあるならその住所に手紙を送ってみることもできるでしょう。
または友人をたどって年賀状から連絡がとれるようにしてもらうなど、年賀状、手紙といったものをうまく使って連絡をとる術を見つけ出してみてください。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「本当に会いたいなら後悔しないようにしよう」

むしろ、人生も終盤に入ったこの時期で、思い残すことがないようにと考える中で昔の恋愛が記憶に蘇ってくることは当然といえば当然のことなの。
だから、あなたが会いたいと思うなら、会えるように動いてみるのはいいことだと思うわ。
もちろん、相手の迷惑にならないように、考えながら行動することが大切よ。
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