オリオン座「Orion（オリオン）」の探し方や神話と誕生日星や星言葉【88星座・冬の星座】

88星座のオリオン座「Orion（オリオン）」の特徴や探し方、神話やオリオン座「Orion（オリオン）」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか？

星言葉や特徴や運勢まで完全紹介いたします！

オリオン座「Orion（オリオン）」の基本情報と特徴

引用元：星座の一覧 - Wikipedia

オリオン座「Orion（オリオン）」の探し方

オリオン座は数ある星座の中でも北斗七星と並んで、最も馴染みの深い星座です。

冬の南の空を見上げれば、δ（デルタ）星ミンタカ、ε（エプシロン）星アルニラム、ζ（ゼータ）星アルニタクの３つの２等星が一直線に並ぶ有名な「オリオンの三星」を中心として、星図では棍棒を振り上げ、盾（あるいは獅子の毛皮とも言われています）を構える勇壮な青年の姿がまざまざと浮かび上がり、非常に美しい星座です。

冬の夜空でひときわ目立つ星座のためか、ギリシア以外の多くの地域でもこの星座を神や勇者になぞらえることが多く、ギリシア神話では巨人にして優れた腕を持つ狩人オリオンとされていますが、アッシリアの神話では農業の神タンムーズの姿とされ、スカンディナヴィアでは巨人のオルワンデル、首刈り族としてゆうめなボルネオのダイヤ族は天女と結ばれた片腕のない男として見ています。

またオリオン座を獣の姿として捉えたところもあります。

中国では４つ足で踏ん張っている白い虎、インドでは月の神ソーマの妻となった赤鹿ロヒニーの父ブラジャバティーとされ、「三星」は狩人ムリガ・ヤードハがブラジャバティーを射止めた三本の矢であるとされています。

日本でもオリオン座は様々な名前で呼ばれています。

まず星座全体を指して「鼓星」、三星を指して「三光」、「親孝行星」、「親担い星」などが一般的な呼び名です。

またオリオン座の２つの１等星、太陽の直径の約１０００倍もあるというα（アルファ）星ベテルギウスとβ（ベータ）星リゲルも有名な星です。

ベテルギウスとおおいぬ座のα（アルファ）星シリウス、こいぬ座のα（アルファ）星ブロキオンを結ぶと、冬の空に巨大な正三角形の「冬の大三角形」が出来上がります。

日本ではベテルギウスは赤みがかったオレンジ色、リゲルは青白い光を放っているので平家の赤旗、源氏の白旗に当てはめて平家星、源氏星と呼ばれています。

探し方は、南の空に一列に並んだ３つの星を探しましょう。またオリオン座の巨人の腰に下げられた剣の先にはよく見るとさらに小さな３つの星が縦に並んでいます。

この付近にはオリオン座大星雲M４２が広がっています。

翼を広げた鳥のような形をしたガス星雲で双眼鏡や望遠鏡ではよりはっきりとした美しさを確認できます。

オリオン座「Orion（オリオン）」の神話

狩人オリオンは海神ポセイドンとミノス王の娘エウリュアケーとの間にできた子どもで、人並外れて立派な体格の持ち主でした。

狩人オリオンは人並みはずれた体躯とたぐいまれな美しさを持ち優れた狩人としてその名を馳せていました。

ある時、オリオンはキオス島の王であるオイノピオンの娘メロぺを見初め、オイノピオンにメロぺとの結婚を申し込みました。

しかし粗暴なオリオンを快く思わないオイノピオン王は、狩人オリオンを酒宴に招いてしたたかに酔わせてしまい、彼が眠ったところで両目を潰して浜へ放り出してしまいました。

目を覚ました狩人オリオンは目が見えないことで困り果ててしまいましたが、「東の国へ行き、朝日の光を目に受ければ、再び目が見えるようになる」という神託を受け、鍛治の国へと向かいました。

そして東の国で日の神ヘリオスに出会った狩人オリオンは、その光を受けて再び目が見えるようになりました。

狩人オリオンはオイノピオン王に復讐をしようとキオス島へと向かいましたが、狩人オリオンがやってくることを知ったオイノピオン王はヘパイストスが作った地下室に隠れてしまいました。

王に忠実だった島民たちも決して王の居場所を口外しなかったので狩人オリオンは復讐をあきらめざるを得ませんでした。

仕方なくキオス島をあとにした狩人オリオンはクレタ島にわたり、そこへ月の処女神アルテミスと出会いました。

狩人オリオンはアルテミスとともにしばらくの間狩をして過ごしてしましたが、あるとき「俺はこの地上のありとあらゆる獣をことごとく射止めてみせる」と大言壮語しました。

この言葉を聞いて怒ったのが大神ゼウスの妻の女神へーラー（あるいは大地母神ガイア）は、一匹の大サソリを狩人オリオンのもとに遣わし、彼をサソリの毒の尻尾で刺し殺させました。

この時狩人オリオンを殺した大サソリが女神へーラーによってその功績を讃えられ、天に上げられてさそり座になったと言われています。

また狩人オリオンも天に上げられてオリオン座になりましたが、星になったいまでもサソリを恐れていて、さそり座が上がる頃になるとオリオン座は空から沈み始めるのはそのためだと言われています。

なお、オリオンの死については他の伝承もあります。

アルテミスとともに狩りをして暮らしているうちに、オリオンは彼女に恋心を抱くようになりました。

アルテミスもまたオリオンに好意がありましたが、そのことを知ったアルテミスの兄である太陽神アポローンは狩人オリオンを殺そうと企んでいました。

狩人オリオンが海を渡っている間を見計らい、太陽神アポローンは海上に突き出しているオリオンの頭に金色の光を吹き付けました。

そして太陽神アポローンは何食わぬ顔でアルテミスの元に訪れ、「いかにお前が弓の名手でも、あの波間に漂う金色のものを射抜くことはできないだろう」と言いました。

アルテミスは怒って弓と矢を手に取ると、その金色のものをオリオンの頭だとは知らずに見事にそれを撃ち抜いてしまいました。

やがて波打際に打ち上げられた狩人オリオンの頭とその亡骸を見て、アルテミスは自分がオリオンを殺してしまったのだと知りました。

アルテミスは嘆き悲しみ、自分が天の道を通るときに、いつでも見えるようにオリオンを天上の星座にしたという話もあります。

また違う説では、アルテミスがオリオンに恋をしたものの、オリオンは曙の女神エオースに言い寄ったためにアルテミスが嫉妬に駆られて殺したとも、アルテミスに乱暴を働こうとしたオリオンをアルテミス自身が返り討ちにして殺してしまったという話もあります。

オリオン座「Orion（オリオン）」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか？星言葉や特徴は？

「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。

３６５日それぞれに誕生日星があります。

誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。

誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。

６月４日の誕生日星パイ３・オーリオテース（π3Orions）で、誕生星の星座はオリオン座π（パイ）星、星言葉は「独創性と直感力」、特徴は、何事も自分らしさを表現する、優れた直感力で物事の本質を見極める、カリスマ性があるという傾向があります。

６月１０日の誕生日星はリゲル（Rigel）で、誕生星の星座はオリオン座β（ベータ）星、星言葉は「博識なロマンティシズム」、特徴は、思慮深く考えることを好む、理想が高くロマンティスト、哲学的思考に長けているという傾向があります。

６月１２日の誕生日星はベラトリクス（Bellatrix）で、誕生星の星座はオリオン座γ（ガンマ）星、星言葉は「我が道を行く自由」、特徴は、自己主張が強い、自由を愛し孤高の精神を持つ、マイペースに構えるという傾向があります。

６月１４日の誕生日星はミンタカ（Mintaka）で、誕生星の星座はオリオン座δ（デルタ）星、星言葉は「プライドが高く人を見抜く」、特徴は、人の心の裏側を読む力がある、ストレスを貯めやすい、プライドが高いという傾向があります。

６月１５日の誕生日星はアルニラム（Alnilam）で、誕生星の星座はオリオン座ε（エプシロン）星、星言葉は「意識されたデコレーション」、特徴は、自己演出能力が高い、自分を良く見せようとする、理想の自分になる意識を持つという傾向があります。

６月１６日の誕生日星はアルニタク（Alnitak）で、誕生星の星座はオリオン座ζ（ゼータ）星、星言葉は「完璧主義と秘密主義」、特徴は、完璧を求める、人間関係では秘密主義で大っぴらにしない、どこか神秘的な雰囲気を漂わせるという傾向があります。

６月１８日の誕生日星はサイフ（Saiph）で、誕生星の星座はオリオン座κ（カッパ）星、星言葉は「向上心あふれる理想」、特徴は、何事も前向きに考える、向上心が強く努力家、理想が高いという傾向があります。

６月２０日の誕生日星はベテルギウス（Betelgeuse）で、誕生星の星座はオリオン座α（アルファ）星、星言葉は「煌くばかりのセンス」、特徴は、感性が鋭い、人から羨望の眼差しを受ける、バランスが良いという傾向があります。

６月２１日の誕生日星はカイ２・オーリオニース（χ2Orions）で、誕生星の星座はオリオン座χ（カイ）２星、星言葉は「貪欲で強引な好奇心」、特徴は、おせっかい精神がある、ズケズケとした印象を与える、純粋な好奇心から行動するという傾向があります。

オリオン座「Orion（オリオン）」の運勢

オリオン座は３６星座によるとおうし座の２デークに当たり、この時期に最も座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。

「３６星座」とは１２星座をそれぞれ３つのデーク期間に分けたものです。

デークとは一つの星座宮につき３つ存在します。

一つの星座宮は３０度の角度で構成されていますが、さらにその３０度を１０度づつ区切ったものになります。

１デークは１〜９度、２デークは１０〜１９度、３デークは２０〜２９度になります。

オリオン座はおうし座の第２デークにあたり、５月１日〜５月１０日で、おとめ座と惑星だと水星の影響が最も強いとされています。

この期間に生まれている人は、オリオン座同様にかなり目立ち人並外れた存在感があり、自然と人を惹きつけてしまう魅力を持っています。

人の好意を受けることも多くあるでしょう。

さらにおうし座のもともと持っている物質主義や感性豊かな知性に加えて、水星のスピード感や実行力そのものの力を持っています。

オリオン座の性格はしっかりと自分自身を持っていますが、柔軟性が強く、その場に合わせた行動や計算をしながら物事に対応していくことを得意とします。

また経験を積み重ねれば成功を収めることも多く、強い運気を持っているでしょう。

座のキーワードは「Blessing」で祝福したりされたりするという働きが強くなります。

運勢的に良いものとしては、人を褒めること、長所を見出すこと、得意分野に力を入れること、何が得意で不得意なのかをはっきりとさせること、喜びを増やすことなどが挙げられます。

逆に、マイナス面としては、欲深くなること、節制せずにいること、運動不足になること、自分の醜さを受け入れてしまうこと、人を見下すことなどが挙げられます。

恋愛面でオリオン座を活用する方法は、積極的に好きな人との会話をすること、得意なことをアピールすること、相手の気づいていない点を褒めることなどが挙げられます。

逆に恋愛面でのマイナスは、つまらなさそうに振る舞うこと、自分勝手になること、相手を支配してしまうことなどが挙げられます。

このおうし座の第２デーク以外の生まれの人でも、これらのことに注目していれば自然とオリオン座のエネルギーを得ることになります。

このデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。

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占い師 聖子からのワンポイントアドバイス

聖子

オリオン座「Orion（オリオン）」は、誰もが知っている星座だし、すぐに見つけることができるわね。

そうこの星座の影響がある人は自然と人を惹きつけることも多いわね。

でも目立つのはいいことばかりではないし、悪い面でも目立ってしまうので気をつけてね。

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