88星座のちょうこくしつ座「Sculptor(スカルプター)」の特徴や探し方、神話やちょうこくしつ座「Sculptor(スカルプター)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?
星言葉や特徴や運勢まで完全紹介します!
目次
ちょうこくしつ座「Sculptor(スカルプター)」の基本情報と特徴
星座名 | ちょうこくしつ座 |
略符 | Scl |
ラテン語(英語・読み方) | Sculptor(スクルプトル) |
意味 | 彫刻室 |
季節 | 秋 |
最も明るい恒星 | ちょうこくしつ座α星 |
ちょうこくしつ座「Sculptor(スカルプター)」の探し方
ちょうこくしつ座「Sculptor(スカルプター)」はくじら座の南に位置する星座です。
日本でも南よりの地域であれば秋の頃に見ることができるでしょう。
しかし星座は4等星以下の暗い星でしかないので見つけるのはかなり困難かもしれません。
星座の形は正方形に近い四辺形に長い二本の足が着いています。
星図では足つきの台の上に男性の胸像が乗っていて、その胸像の側にはたがねと槌が置かれています。
「彫刻室」というよりは「彫刻台」と言った名前の方がふさわしいかもしれません。
このちょうこくしつ座を設定したのは18世紀のフランスの天文学者ニコラス・ルイ・ラカーイユで、もともと彼のつけた星座名は「I`Atelier du Sculpteur」で「彫刻家のアトリエ」という意味を持ちます。
それがラテン語名で「彫刻家の道具」になり、日本語に翻訳されるにあたって「彫刻室」になりました。
どの名前を取るにしても、もともと星座のないところに無理やり作られた星座なので名前と形はほとんど一致することはなく、夜空を見上げて彫刻家のアトリエを探すのは見た目からは難しいかもしれません。
探し方は、南の空低く、みなみのうお座のフォーマルハウトの東側を探すといいでしょう。
ちょうこくしつ座はつる座の東側にあるフォーマルハウトとほうおう座の間に横たわる形で面積も広い星座ですが、明るい星がないので見つけにくいかもしれません。
まずくじら座を見つけ、しっぽの星であるデネブカイトスの下あたりを探す方法もいいでしょう。
またくじら座との境界あたりにある細長い銀河NGC253は、形がつかみやすく比較的明るい銀河で、新しい星が次々と誕生するスターバースト銀河なので人気もあります。
天体望遠鏡では押しつぶしたような渦巻き構造のような銀河を楽しむことができるでしょう。
ちょうこくしつ座「Sculptor(スカルプター)」の神話
ちょうこくしつ座は比較的新しく設定された星座なので神話や伝説などは残されていません。
ちょうこくしつ座「Sculptor(スカルプター)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴は?
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
365日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
3月9日の誕生日星はガンマ・スクルプトーリス(γScuiptoris)で、誕生星の星座はちょうこくしつ座γ(ガンマ)星、星言葉は「光り輝く感覚とアピール」、特徴は、自分を魅力的にみせることに長けている、感性が鋭くそれをすぐに取り入れることができる、自由度が高く束縛を嫌うという傾向があります。
3月13日の誕生日星はベータ・スクルプトーリス(βScuiptoris)で、誕生星の星座はちょうこくしつ座β(ベータ)星、星言葉は「人にとことん尽くす慈愛」、特徴は、奉仕精神を持って人に接する、人に対して良いことをしたいという気持ちが強くですぎる、時にはお節介になってしまう場合もあるという傾向があります。
3月18日の誕生日星はデルタ・スクルプトーリス(δScuiptoris)で、誕生星の星座はちょうこくしつ座δ(デルタ)星、星言葉は「美を見つめ、揺れるまなざし」、特徴は、無から有を作り出す発想力を持っている、コツコツと何かをやり遂げることを好む、先天的に美しいものに引かれやすく審美眼を持っているという傾向があります。
3月21日の誕生日星はゼータ・スクルプトーリス(ζScuiptoris)で、誕生星の星座はちょうこくしつ座ζ(ゼータ)星、星言葉は「波乱万丈と非凡な運命」、特徴は、他者の影響によって番狂わせに遭いやすい、あと一歩のところで力を発揮しにくい、最終的には勝利を勝ち取ることができるという傾向があります。
ちょうこくしつ座「Sculptor(スカルプター)」の運勢
ちょうこくしつ座は比較的新しい星座のため、12星座占いや36星座などでは運勢を割り出すことができませんが、ちょうこくしつ座の誕生日星の3月9日、3月13日、3月18日、3月21日の生まれのデータを中心に解釈を進めていきましょう。
ちょうどちょうこくしつ座の性質が強く現れるのは12星座ではうお座の時期で36星座によるとうお座の第1デーク、第2デーク、第3デークに当たり、この時期に最もちょうこくしつ座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
誕生日星がちょうこくしつ座の3月9日生まれの人はうお座の第2デークにあたり、36星座ではアンドロメダ座の影響を受けています。
この期間は3月1日〜3月9日でかに座と惑星では月の影響が最も強いとされています。
この期間に生まれている人は、とても感受性が強く、人当たりがソフトで優しい特徴があります。
しかしその人当たりの良さがゆえに傷ついてしまうことも多くあります。
基本的に受容するという態度がありますので、それを利用するような人に心を傷つけられてしまう場合もあります。
強く押されると流されやすくなってしまうことやその場の雰囲気や空気を読みすぎてしまうことで自分の感覚を失いがちになるのでストレスもたまりやすいでしょう。
しかし良い面も多くあり、情に厚く、人のために自分を捧げることができるのは優れた感性があるからです。
またそのような人はとても徳が高く最終的には満足のいく人生を送ることができるでしょう。
愛情や共感能力から行動をできるのでそれは決して不幸な結果にはなりません。
また才色兼備でどのようなことも器用にこなすこともできるので色々と経験が豊富で、それが人格を成長させていきます。
運勢的に良いものとしては、いろいろなものに興味を持つこと、同情心から行動をすること、自分なりのこだわりを持つこと、感性を磨くこと、コミュニケーション術を学ぶことなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、イエスとノーがはっきりしないこと、感覚を鈍らせるような判断をすること、人の意見の言いなりになること、人に利用されやすいことなどが挙げられます。
恋愛面でアンドロメダ座を活用する方法は、温かい気持ちを好きな人に出し惜しみしないこと、優しい声かけをすること、癒し系であることを自覚することなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、好きかどうかの判断がはっきりとしないこと、押されると断れないこと、強引さが愛と勘違いしてしまうことなどが挙げられます。
誕生日星がちょうこくしつ座の3月13日、3月18日生まれの人はうお座の第3デークにあたり、36星座ではカシオペア座の影響を受けています。
この期間は3月10日〜3月20日で、さそり座と惑星では冥王星の影響が最も強いとされています。
この期間に生まれている人は、うお座の優しさと奉仕精神、霊感的な能力を兼ね備えていますが、次に来るおひつじ座の影響も入るので、積極性や行動力がプラスされ、さらに自分と他者の線引きをはっきりとする傾向があります。
自分は自分、人は人という意識があるので、自然とその振る舞いが自分の心をしっかりとガードすることができ、うお座の中でもストレスをためにくく、人に左右されにくいという傾向があるでしょう。
しかし動的な部分と静的な部分が同居しているので時には自分の本心がわからなくなってしまうという面もあります。
自己コントロールというのが最大の課題になるかもしれません。
破壊と再生の冥王星の影響もあるので、自分の中の爆発的な感情を良い方向に持っていくということにはチャレンジが必要です。
運勢的に良いものとしては、自分の好きなことを追求すること、霊的な直感を信じること、しっかりと自分に意識を向けること、知識を増やし理性的に受け止めること、あまり自分らしさにこだわらないことなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、自分の本心を否定すること、偽善的に振る舞うことをしないこと、無理をしないこと、トラウマに左右された行動を取らないこと、感情をありのままに爆発させないことなどが挙げられます。
恋愛面でカシオペア座を活用する方法は、ありのままの自分を受け入れてもらうようにすること、一人の人の中に良い面もあればそうでない面もあるというフレキシブルなものの見方をすること、自分の魅力に自信を持つことなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、誘惑に逆らえないこと、すぐに好きになってしまうこと、友情を愛情と勘違いしやすいことなどが挙げられます。
誕生日星がちょうこくしつ座の3月21日生まれの人はおひつじ座の第1デークにあたり、36星座ではさんかく座の影響を受けています。
この期間は3月21日〜3月31日で、惑星では火星の影響が最も強いとされています。
この期間に生まれている人は、パイオニア精神が豊富で、感覚が研ぎ澄まされており、自分なりのやり方で切り開いていくことができます。
純粋な自己というものが最初から確立されているので、いわゆる「自分探し」をする必要がありません。
それ以前に「自分は自分なのだから、どうして自分を探さなきゃいけないんだろう」という感覚を持っています。
強い精神力と身体能力も兼ね備えており、優れた才能を開花させやすい条件が整えられています。
リーダーとして人を引っ張っていく力にも恵まれていて、自然にしていても目立ってしまうところあるでしょう。
またどちらかというと内面はさっぱりとしていて男性的な部分があり、人間関係でもベタベタとした関係を嫌います。
依存したりされたりすることで弱ってしまう部分もあります。
エネルギーをコントロールするのが課題で、一生懸命全力を注ぎますがそのあとはバタッと疲れてしまい動けなくなってしまうことも。
しっかりと休むべきところは休むという工夫が必要になります。
運勢的に良いものとしては、リーダーとしての責任的な立場を引き受けること、新しいことにチャレンジすること、エネルギーのある食べ物を食べること、運動をすること、自分なりのストレス解消法を見つけることなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、誤解されやすい行動を取ること、お節介になってしまうこと、人のあれこれが気になりすぎてしまうこと、自己主張とわがままの差がつかないことなどが挙げられます。
恋愛面でさんかく座を活用する方法は、明るさを大切にすること、友情から恋愛のスタイルを大切にすること、励ましの言葉をかけることなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、母親のようなお節介さで相手の主体性を奪ってしまうこと、自分の思い通りに恋愛を運ばせようとすること、画策しすぎて失敗を招いてしまうことなどが挙げられます。
このようなことから言えるちょうこくしつ座のキーワードは「power」で身体的な力、精神的な原動力ということがキーワードになります。
パワーがあってもそれをどのようにコントロールするかが課題になります。
このおとめ座生まれでなくてもこれらのデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
その成り立ちもそうだけど、誕生日星などでも良い意味で二面性を持っているので、どう自分でコントロールするかが課題になるわね。