ツインレイのサイレント期間。
チェイサーは、ランナーに忘れられてしまっているのではないかと不安な気持ちを抱くことが多いでしょう。
また、最近ツインレイとの関係がうまくいっていないと感じている人も、ランナーであるツインレイ相手が自分のことをどうでも良くなってしまっているのではないかと疑心暗鬼な気持ちを抱いていることもあるかもしれません。
そこで今回は、ランナーがチェイサーを忘れることはあるのか、そしてランナーがチェイサーを忘れたらどうなるのか、さらにツインレイを忘れることができない理由について紹介していきます。
目次
ツインレイのランナーはチェイサーを忘れることはある?
ツインレイのランナーは、チェイサーを忘れてしまうことがあるのでしょうか?
ツインレイという関係は、ひとつの魂を半分ずつに分け合って持って生まれた者同士なので、忘れることはないと言われているものの、やはり不安を抱いているチェイサーは多いようです。
まずは、ツインレイのランナーとチェイサーとは何か、そしてランナーがチェイサーを忘れることがあるのかについて知っていきましょう。
本物のツインレイなら忘れることはない
ツインレイは、一度出会えばお互いの存在を忘れることはありません。
与えられた役割がランナーであっても、チェイサーであってもそれは同じことです。
ツインレイは自分とまったく同じ魂を半分持っている存在であるため、忘れようとしても忘れられるものはないため、本物のツインレイであれば喧嘩をしても、サイレント期でまったく連絡が取れない状況が続いたとしても、相手を忘れるということはまずないと考えてください。
サイレント期には、ランナーがチェイサーから離れていき、そこで新しい恋人を作ったり、結婚してしまうということもあります。
その状況はチェイサーからすれば自分のことを完全に忘れ去られてしまった、自分のことなどどうでも良くなってしまったのだろうと悲観的な気持ちを抱かせるに十分すぎるかもしれません。
それでも、もしそういった状況になったとしても、ツインレイは相手を忘れてしまうようなことはないのです。
ただし、それはあくまで“お互いが本物のツインレイであった場合”のみ。
偽物のツインレイであれば喧嘩をして別れてしまったり、サイレント期のような状況になった途端に相手のことがどうでも良くなり、完全に忘れて心から切り離すことができてしまいます。
自分と相手が本物のツインレイであった場合には、ランナーがチェイサーを忘れることはまずありえないことなので安心してください。
ツインレイのランナーとチェイサーとは
ツインレイには、ランナーとチェイサーという役割がそれぞれに与えられています。
ランナーとチェイサーという役割が顕著に表れるのは、サイレント期です。
ランナーは名前が表しているとおり、“走る人”…つまり、ツインレイにおける“逃げる役割”です。
そしてチェイサーは同じく名前が表しているとおり“追いかける役割”を担っています。
ランナーの気持ちや言動、行動がきっかけとなり、ツインレイは一度離れることとなりますが、潜在的にツインレイとしての関係のカギを握っているのはランナーではなくチェイサーの方です。
チェイサーはサイレント期にランナーを追いかけている間、試練を乗り越え、魂が成長し、一度手放しを経て、ツインレイの統合に向けた覚醒を招くという役割を持っています。
チェイサーが覚醒をするとテレパシーや魂が引き寄せ合う力を使って、ランナーも覚醒するようになっていくのです。
サイレント期に役割が決まっているのは、一度離れた場所で魂を成長させるため、そしてそれぞれが統合に向けた覚醒を行うためだといえるでしょう。
忘れて見えるのはツインレイのサイレント期間
サイレント期間というのは、ツインレイにおける最大の試練といっても良いでしょう。
これまで出会い、絆を深めながらそばにいたツインレイ同士が一度完全に別離するのがサイレント期間で、この間、音信不通となるのはもちろんのこと、場合によってランナーに新しい恋人ができたり、他の人と結婚してしまうこともあります。
サイレント期間に突入する際には、ランナーがチェイサーから逃げていくような形で距離を置くことになるため、ランナーがチェイサーを忘れてしまっているように見えるのはこのときです。
一度距離を置くと、恋人としても完全に別れたような状況になってしまうので、逃げられてしまった側のチェイサーからすれば、ランナーが完全に自分のことを忘れてしまっていると感じてしまうのも無理はありません。
それでも、実際にはランナーはチェイサーを忘れてしまっているわけではないので、焦る必要はないでしょう。
ツインレイのランナーがチェイサーを忘れない6つの理由
ツインレイのランナーは、例え別離の時期であるサイレント期間であっても、決してチェイサーを忘れることはありません。
忘れようとしても忘れられず、忘れようとすればするほどかえって心に色鮮やかによみがえってきてしまう存在…それがツインレイというものです。
もちろん、ランナーがチェイサーを忘れない理由はいくつかあります。
まずはその理由について理解しておきましょう。
ツインレイの魂は結びついているから
ツインレイは同じ魂を半分ずつに分け合った存在。
そのため、魂の結びつきは非常に強いものです。
大前提として、その魂の強い結びつきが存在しているため、ランナーはチェイサーを忘れることができません。
サイレント期も、決して相手の存在が不要になったから離れるというわけではなく、一度出会ったのに離れ離れになるという試練を乗り越えることで、魂をより強くし、精神的にも磨かれ、魂の統合に必要な覚醒を呼び起こすためだといえます。
ランナーが自分から去ったことでチェイサーが試練を乗り越えようと気持ちを切り替え、手放しへと向かっていく過程で覚醒し、その覚醒がテレパシーで伝わり、ランナーを覚醒へと導く…。
それぞれの魂がこの役割を果たすために存在しているのですから、どんなに離れていても忘れられるわけがないのです。
ランナーもチェイサーを愛してるから
チェイサーからすれば、自分から逃げていくランナーに対して、自分のことをもう愛していないのではないか、一緒にいたくないのではないかと疑いの目を向けて不安になってしまうことでしょう。
しかし、チェイサーがランナーを愛しているからこそ、離れ離れになって苦しむのと同じように、ランナーも自ら離れていきながらも、チェイサーに対する深い愛情を変わらず抱いているのです。
もちろん、サイレント期に入るきっかけによっては喧嘩をしてしばらく顔も見たくないなどと思うこともあるかもしれません。
しかしあくまでそれは衝動的で一時的な感情に過ぎず、心の奥底ではチェイサーを愛する気持ちは不変なのです。
ランナーからすれば、自分のことを忘れてしまっているように見えたり、ランナーがチェイサーを嫌っているように見えても、チェイサーの本心は一緒にいるときのままなので、不安を抱く必要はありません。
逃げるほどチェイサーを意識するから
ランナーが自分から離れていったとしてもチェイサーを忘れることができないのは、忘れよう、離れようとすればするほど、ツインレイの存在が頭の中に浮かんでくる頻度が高まってしまうからです。
忘れようという気持ちを抱けば、必然的にチェイサーの顔が頭をよぎります。
離れようとしても、やはりチェイサーのことが頭に浮かんでくることは避けられません。
ツインレイの結び付きも強いため、相手から離れようとすれば、必然的に相手のことを思い出し、徐々に自分の本心を痛いほど知らされることになるために、忘れられなくなるのです。
チェイサーがいない喪失感が大きすぎるから
ランナーは、自分からツインレイの元を離れたにも関わらず、比較的早い段階で大きな喪失感を抱くようになります。
ツインレイだからこそ、離れいていても魂が引き寄せられること、そして潜在意識から相手を嫌ったり忘れることができないことが原因だといえるでしょう。
自分から離れたという状況だったとしても、解放された感覚を味わうのは一瞬のこと。
すぐにチェイサーのことが恋しくなり、忘れられないことを自覚せざるを得なくなります。
この感情は長く尾を引き、日を追うごとに強く深くなっていくのが特徴です。
ツインレイは離れていても繋がっているから
サイレント期間に入って顔が見えなくても、声が聞こえなくても、ツインレイはテレパシーで繋がっています。
チェイサーが自分のことを忘れられてしまっているのではと不安になる場合には、相手に対して自分の素直な気持ちをテレパシーに込めて忘れないでというサインを送ることもできます。
夢の中で会うこともできれば、エンジェルナンバーでお互いが繋がっているというメッセージを受け取ること、相手を連想させる物事や相手の名前を頻繁に見かけたり、耳にしたりするなどのサインを受け取ることもあるため、余計に忘れることはできなくなるものです。
魂レベルで繋がりを持っているツインレイだからこそ、会えなくても、自分から離れたとしても、ランナーがチェイサーを忘れることはありません。
忘れそうになると天からサインが送られてくるから
ランナーがチェイサーの元を離れて逃げて、サイレント期間が始まった場合には、もちろんランナーがチェイサーを忘れようとし、それに成功しかけることも十分にありえることです。
しかし、ここがツインレイの不思議なところで、忘れようとすると天からのサインが送られてきて、否が応でもチェイサーのことを思い出してしまうようになります。
順調に忘れていると思ったのに、夢に相手が出てきたり、エンジェルナンバーとして相手の誕生日や相手にまつわる数字を頻繁に見かけるようになったり、やけに相手と同じ苗字の人に出会うなど、天が送ってくるサインは細かいけれど、どうしてもツインレイ相手を思い出してしまうものばかりです。
そのため、ランナーがどんなにチェイサーを忘れようとしても、完全に忘れ去ることができないのです。
ツインレイのランナーがチェイサーを忘れようとするのはなぜ?
ツインレイがサイレント期間に入るきっかけとなるのは、ランナーにとってチェイサーの愛情が重たいと感じてしまうからです。
ランナーは愛情に溢れ、常に温かく自分を包み込んでくれるチェイサーという存在に最初のうちは居心地の良さを感じていても、魂の成長が停滞してしまうと自然とその愛を煩わしく感じてしまうようになります。
そうすると、その愛情の重たさがうっとうしいという気持ちに変わり、相手から離れたいという感情が強く募ってしまうのです。
一瞬で爆発するその感情は、落ち着くまでの間はチェイサーを忘れたいとか、完全に縁を切りたいなどという考えを維持させてしまうため、サイレント期が始まります。
しかし、サイレント期もツインレイにとっては必要不可欠な時期。
ランナーの心の変化が、ツインレイの新たなステップを踏み出させてくれているのです。
チェイサーを忘れようとしているランナーの行動と心理
チェイサーにとっては、ランナーがチェイサーを忘れようとしているときの心理や行動が気になるところでしょう。
ここでは、チェイサーから逃げようとしているランナー、チェイサーを忘れようとしているランナーがどんな心理でどのような行動をとるのかを紹介します。
いきなり音信不通になる
チェイサーがランナーから離れようとする場合、手っ取り早い行動に出るので、音信不通になりやすいとされています。
離れたい、逃げたい、チェイサーを忘れたいと思っているランナーは、まずは連絡方法を断ち、相手から追いかけられないような状況を作り出そうとします。
LINEを送っても既読にならず、場合によってはブロックされる、電話をかけても着信拒否か、どんなに呼び出しても出てもらえないといったところからサイレント期が始まるのも珍しいことではありません。
目に見えて喧嘩をしたり、「最近うまくいっていないな」と不安を抱いていた矢先…ということもありますが、その一方で予期せぬタイミングで突然音信不通になることもあります。
新しい恋人と付き合いだす
ツインレイから逃げようとするあまり、離れてすぐに新しい恋人を作ってしまうランナーは多いです。
うまくいっていないと感じているときはもちろん、チェイサーの愛情が重たい、うっとうしいと感じてしまったランナーは、まだチェイサーの存在があるにも関わらず、他の恋人を作ってしまう…つまり、“浮気”をすることもあります。
サイレント期にランナーがチェイサーではない別の人と結婚してしまうということもあり、これらはツインレイとしての関係を受け入れられず、チェイサーのことを忘れられないことに苦しんだ結果、他の人と付き合ったり、結婚すれば忘れることができるのではないか…という苦し紛れの心理から出た行動だといえるでしょう。
恋愛以外に打ち込む
恋愛の傷は時間が解決してくれる。
ツインレイの関係において、それはあまり意味がないのですが、それでもランナーはチェイサーから離れ、チェイサーを忘れようとする段階で、恋愛以外のことに打ち込み、一生懸命他のことに時間を費やそうとします。
ランナーが仕事や趣味に熱中して、恋愛そっちのけで過ごしているのであれば、その時期はまだチェイサーのことを忘れられず苦しんでいると認識することができるでしょう。
最初のうちはチェイサーを忘れるために取っている行動でも、そのうちに忘れることを諦め、趣味や仕事に打ち込む意味を、自らの魂の成長ためと考えるようになるので、他の事に打ち込んでいる姿勢は決してマイナスに働くことはありません。
ランナーがチェイサーを忘れなくても結ばれないこともある
ランナーはチェイサーを忘れることはない。
チェイサーが一生懸命それを信じていても、そして実際にはランナーは決してチェイサーのことを忘れてしまったわけではなくても、どうしても相手の気持ちが見えず、信じ切ることができなくなってしまうこともあります。
そんな時には、サイレント期間が終わらず、結果的に現世で結ばれなくなってしまうことも。
ここでは、ランナーがチェイサーを忘れていなくても結ばれないツインレイの結末があることを紹介します。
お互いに覚醒しないとサイレント期間は終わらない
ツインレイのサイレント期間の終わりは、ランナー、チェイサーともに“覚醒”を迎えることで終了します。
言い方を変えれば、覚醒することができなければ、サイレント期はいつまで経っても終わることがなく、また覚醒できる程度まで魂のレベルが成長できていなければ、チェイサーにとってはランナーが自分のことを忘れてしまったのではと不安ばかり抱いて過ごす日々が延々と続くこととなります。
そうなれば、信じる気持ちも薄れ、魂が成長していないからこそ正しい形で自分の気持ちをテレパシーで送ったり、相手の本音をテレパシーで受け取ることもできなくなってしまいます。
覚醒をするためには、まずチェイサーの魂が成長し、ツインレイ最後の試練ともいえる手放しを経られなければなりません。
チェイサーがランナーへの執着を捨て、自分軸を大切に前を向くことができる…そんな心境の変化が生じるのがツインレイの覚醒です。
チェイサーが覚醒すれば、それに引き寄せられるようにランナーの魂も共鳴し、覚醒するようになります。
双方が、またはどちらか片方でも覚醒できない場合にはサイレント期に終わりは来ず、再会の時を迎えることなく離れ離れとなってしまうのです。
ツインレイの統合は来世に持ち越される
現世で統合できなかったツインレイの魂は、来世に引き継がれることとなります。
今どんなにツインレイの関係が先に進み、サイレント期を迎えることができるまで魂が成長できているとしても、来世では再び相手に出会えるかどうか…というところからのスタートとなります。
現世で経られなかった覚醒から統合への流れも、もちろん来世に持ち越しとなります。
そして、現世で統合できなかったからといって、必ずしも来世で統合できると約束されているわけでもないのです。
ツインレイは、統合し、その魂をひとつに重ね合わせることで、統合したツインレイにのみ課せられた使命を果たしていくようになります。
統合が近づいてくれば自分の使命を悟ることができると言われていますが、その使命の中には、他のツインレイを生み出すという大切な役割も含まれているのです。
サイレント期を終わらせるための覚醒ができず、再会もできなかったツインレイは再び来世生まれ変わってから、めぐり逢い、統合を目指して魂を磨き続けることとなります。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「ランナーはチェイサーを忘れない!サイレント期間も信じて乗り越えよう」
それでも、ランナーはチェイサーを忘れることはない…それだけは事実。
どんなに忘れようとしても、どんなに離れようとしても、同じ魂を半分ずつ分け合っている相手を完全に忘れきるなんてことはできないのよ。
それは、万が一、二人が覚醒できず統合できなかったときもそうなの。
その場合にはお互いに死ぬまで忘れられず、気になる存在であり続けることになるわ。
それだけ深く結びつき合っているのだから、サイレント期でもチェイサーはランナーが自分を忘れていないと信じて疑わないでね。