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88星座のはと座「Columba（コルンバ）」の特徴や探し方、神話やはと座「Columba（コルンバ）」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか？
星言葉や特徴や運勢まで完全紹介します！
目次
はと座「Columba（コルンバ）」の基本情報と特徴
| 星座名 | はと座 |
| 略符 | Col |
| ラテン語（英語・読み方） | Columba（コルンバ） |
| 意味 | ノアのハト |
| 季節 | 冬 |
| 最も明るい恒星 | はと座α星 |
はと座「Columba（コルンバ）」の探し方
はと座「Columba（コルンバ）」はオリオン座の足元、うさぎ座のそのまた下にある小さな星座です。
はと座の成立はなかなか複雑で、最も古い記録は３世紀初頭のアレクサンドリアの神学者クレメンスの著書「教育者（praidagogos）」のなかにその記述があり、その後時代をグッとさかのぼって、１６世紀の星図・地図製作者のプランキウス、１７世紀初頭のバイアーらが星図に記しています。
しかしこれよりあとのバルチウス、ケプラーの星図にははと座がなく、正式にはと座が設定されたとされるのは１６７９年ロワーエの星図によるとされています。
しかしその一方で、１８世紀のへヴェリウスの星座にははと座がありません。
星図にあったりなかったりとなんともややこしい歴史を持っています。
さらにこの神話は面白いことにギリシア神話ではなく、キリスト教とユダヤ教の聖典である旧約聖書が由来になっています。
旧約聖書の創世記にある「ノアの方舟」が由来になっています。
この話は紀元前のものでこのような星座は全天でも類を見ない特別な星座です。
探し方は、オリオン座からうさぎ座、そしてはと座の順に南にたどります。
天上に向かってさしかけた傘のような星の並びが特徴的で、南の空の視界がかなり開けた場所でないと見つけにくい星座です。
はと座「Columba（コルンバ）」の神話
はと座の神話は旧約聖書の第一の書である「創世記」の「ノアの方舟」がもとになっています。
神が全地を創造した話に由来があります。
あるとき、神は地上を見下ろして、そのいたるところに悪がはびこっているのをご覧になり、深く悲しみと怒りを覚え、地上の全ての人間を大洪水により殺してしまおうとお考えになりました。
神は人間を愛し、自らの姿に形取って造られ、さらにご自分の息を吹き入れ、特別な存在として男と女を創り、さらにこの地上の動物や植物など生きとし生けるものを守り、管理するという使命を与えましたが、人間は自分の好き勝手に行動していたためです。
しかし、大洪水を引き起こしては、人間だけではなく、なんの罪もない動物までもが死んでしまいます。
そこで神は人間の中でただ一人正しい人であったノアに言われます。
「大きな箱舟を作り、おまえの家族と地上の鳥と獣のひとつがいずつを集めてその船に乗せなさい」と。
正しい人であったノアは神に言われたとおりに大きな大きな箱舟を作りました。
その様子をいていた人は「みろ、あの男はとうとう頭がおかしくなった」とあざけり笑いましたが、ノアとその家族は神を信じていたので笑われても船を作ることをやめず、全ての種類の動物たちを集めて船に乗せました。
いよいよ全ての準備が整ったとき、雷鳴がとどろき、まるで天の底が抜けたかのように大雨が降り始めました。
その雨は止むことなく激しさを増し、みるみるうちに全てを押し流す洪水になっていきました。
そして地上の全ての悪を神はこのような形で押し流してしまったのです。
ノアの乗った箱舟は４０の昼と４０の夜の間続いた嵐に耐え、さらにその後６１日に及ぶ大洪水の期間を箱舟に乗って乗り切りました。
やがて箱舟はアララト山の頂にたどり着きました。
ノアは地上の水が引いて人と動物が住める土地になったかどうかを調べるために、一羽のカラスを飛び立たせましたが、そのカラスは船に帰っては来ませんでした。
そこでノアは今度は一羽の鳩を放しました。
ちょうど鳩を放して７日後に鳩はオリーブの枝を口にくわえて戻ってきました。
地上に木が生えていることを知ったノアはさらに７日経って全ての動物を地上に解き放ちました。
ノアは神の祝福を受け、地上には再び生命が繁栄したのが創世記に記されています。
このとき、オリーブの枝を持ち帰った鳩がモチーフになりはと座になったと言われています。
またキリスト教では鳩は平和のシンボルでもあります。
新約聖書では、イエス・キリストが神の使命を受ける洗礼を授けられるシーンでは、神の力としての聖なる霊（聖霊）がその瞬間に「鳩のようにくだった」と記されています。
こののちにイエスは神の国をこの世にもたらすという使命のために活動をしていきます。
このように鳩は神の力を象徴する存在であり、また命や平和のシンボルにもなっています。
はと座「Columba（コルンバ）」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか？星言葉や特徴は？
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
３６５日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
６月１９日の誕生日星はワズン（Wazn）で、誕生星の星座ははと座β（ベータ）星、星言葉は「人を惹きつける不思議な魅力」、特徴は、自然にしていても注目を集める、愛される個性を持つ、言葉の選び方がうまいという傾向があります。
６月２５日の誕生日星はカッパ・コルムバェ（κColimbae）で、誕生星の星座ははと座κ（カッパ）星、星言葉は「孤独を嫌う優しさ」、特徴は、孤独に極端に弱い、集団の中で力を発揮する、奉仕精神があり社会や人のために尽くすことを喜びにするという傾向があります。
はと座「Columba（コルンバ）」の運勢
はと座は紀元前からの歴史を持つ星座ですが、１２星座や３６星座には登場することがない星座です。
そのため、６月１９日と６月２５日にはと座を守護星を持つ人の運勢などを中心に運勢解釈を展開させていきます。
まず、はと座を守護星とする６月１９日は、３６星座の解釈によると、ふたご座の第３デークに当たるおおぐま座の性質の影響も受けています。
また同じくはと座を守護星に持つ６月２５日の人はかに座の第１デークであるこいぬ座の影響を受けています。
この時期に最もはと座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。
「３６星座」とは１２星座をそれぞれ３つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき３つ存在します。
一つの星座宮は３０度の角度で構成されていますが、さらにその３０度を１０度づつ区切ったものになります。
１デークは１〜９度、２デークは１０〜１９度、３デークは２０〜２９度になります。
はと座の守護が最も強くなる６月１９日はふたご座の第３デークのおおぐま座にあたり、期間は６月１１日〜６月２１日でさらにみずがめ座と惑星では天王星の影響が最も強いとされています。
６月１９日に誕生日星をはと座に持つ人は、かなり二面性を持っています。
しかしこれは決して悪いことではありませんし二重人格ということでもありません。
自然と心の中に二つの側面があり呼応しあっています。
あるときは優しくまるで天使のような受容の心を持ちつつも、それを冷静に自分を見つめ、客観視している自分も存在しています。
どのような時も一つの感情ではなく、少なくても２つ以上の感情があり、拮抗しながら自己を形成させています。
そのためにあらゆるものに矛盾を感じたり、年齢が若いうちは自己形成に時間がかかってしまう場合がありますが、経験を重ねるうちにそれで良いと自分を受け入れられるようになるでしょう。
またもともと知性が発達していて理性的に自分を見つめる目を養っているので、バランスのとれた行動を取ります。
あらゆる情報が錯綜する中でも持ち前の思考の高さを生かし、素晴らしい選択ができるのです。
同時に感情に支配された行動を取ることはとても少ないと言えるでしょう。
なんでも自分の感じたままをありのままの表現するのは少し違うのではないかと意識しているので、周りからみれば落ち着いていて、非常にバランスの良い信頼できる人として認識されています。
どちらかといえば理論的な側面が目立つものの、内向的や消極的にはなりにくく、活動的で社交性に優れています。
その中で自分なりのスタイルを見出して行くことができるでしょう。
押しの強さが前面には出ないので、活発でさっぱりしていて非常に爽やかな印象を与えます。
どのようなことも能動性と受容性の両面の中で何かを決定していきますが、行き当たりばったりだとしても良い結果が出せるのもこの星座ならではの特徴です。
さらにはと座の守護が最も強くなる６月２５日はかに座の第１デークにあたり、こいぬ座の影響を受けます。
期間は６月２２日〜６月３０日で惑星では月の影響が最も強いとされています。
６月２５日に誕生日星をはと座に持つ人は、純粋なかに座の持っている傾向が強く現れるので、非常に感受性が強く、他者に対してかなり気を使います。
またどちらかといえば内向的な性格で、自分自身のペースやリズム感を乱されることを嫌います。
理想とする目標に向かって小さなことでも達成することを無意識でも行なっているので、それを乱されると不快感を得る場合も多いでしょう。
しかしこれは悪いことではありません。
目標とする自分の姿やどこに向かうべきかということが直感的に理解し判断できるので、無駄なことや無意味なことに関しては時間や労力を使うのを嫌います。
これがしっかりと自分をコントロールし、身を守るということにつながっているのです。
かといって自分勝手というわけではなく、人を尊重し、尽くすというあり方が多いでしょう。
それは心根がとても優しく、共感能力が優れているために自分というあり方を超えて人に接するということが多くなります。
そのためにしばしば無理をしてしまうこともあるでしょう。
少し自分を表現したり、自分を前面に出すというのは苦手意識があるかもしれません。
なるべく人前に自分を晒さないようにするのは、いつもどおるの雰囲気や自分のペースを維持するためです。
また直感的で記憶力も良く、あらゆることを完璧にこなすので、人から見ると誠実で柔和な人という印象を与えます。
聞き役に徹することも多いですが、本当に自分のやりたいことなどの場合は他の人にチャンスを回すよりも、しっかりと意識的に自分で掴むという事を大切にするといいでしょう。
このような手がかりからつかめるはと座のキーワードは「expression」で自己開示することや表現力そのものを高めることが人生の課題やはと座の取り組むべき課題になるでしょう。
自分が思っているよりもあと少し自己主張をするくらいの方が自分らしくあることができます。
運勢的に良いものとしては、自分の意見を言わないまでもはっきりと明確にする、論理的に思考し感情に流されないこと、生活を大切にすることなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、同情心だけで行動をすること、人に流されてしまうこと、Noと言えないこと、押されると弱いことなどが挙げられます。
恋愛面ではと座の良い部分を活用する方法は、分相応の恋愛を心がけること、自然な自分でいられる相手を選ぶこと、一緒に料理をしたりDIYなどを楽しめる相手と恋愛することなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、告白されてしまうと断れないこと、相手のペースに合わせすぎてしまうこと、無理に相手の好みに合わせようとすること、家事などを全部自分一人でやろうとしてしまうことなどが挙げられます。
このはと座生まれでなくても、これらのデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
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占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
だからはと座を誕生日星に持つ人も、一概にこうとは言いにくいのね。
奥深い魅力があるし、独特の魅力と雰囲気を持っているの。
それって素晴らしいことだから、自分のマイナス面を見つめるよりもプラス面をどんどん伸ばしていくと、世界もどんどん広がって来るわ！
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