88星座のさんかく座「Triangulum(タウルス)」の特徴や探し方、神話やさんかく座「Triangulum(タウルス)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴や運勢まで完全紹介します!
目次
さんかく座「Triangulum(タウルス)」の基本情報と特徴
星座名 | さんかく座 |
略符 | Tri |
ラテン語(英語・読み方) | Triangulum(トリアングルム) |
意味 | 三角形 |
季節 | 秋 |
最も明るい恒星 | さんかく座β星 |
さんかく座「Triangulum(タウルス)」の探し方
さんかく座「Triangulum(タウルス)」はおひつじ座のすぐ北に見え、3つの星で形作られた二等辺三角形をしていて、小さな三角定規のように見えます。
また位置的にはアンドロメダ座の直ぐ隣の腰に当たるβ(ベータ)星ミラク(「腰」の意味)からちょっと南側にずれたところにある小さな星座です。
さんかく座はその名の通り、3つの3等星で作られた細長い二等辺三角形をしており、プトレマイオスの設定した48星座の中にも入っています。
小さくとも割と目立つ星座なので、秋から冬にかけての条件の良い夜ならさほど苦労せずに見つけることができるでしょう。
探し方は、頭上のほぼ真上にある小さな二等辺三角形を探しましょう。
アンドロメダ座がすぐ南にあり、その南側の下の方にはおひつじ座があることが確認できます。
さんかく座とアンドロメダ座の中間あたりにはM31アンドロメダ座大銀河と並ぶ大きな渦巻銀河M33があります。
M33銀河は渦を巻いている様子が美しいことでよく知られている銀河の一つです。
アンドロメダ大銀河のすぐ近くで輝いていることから、この2つの銀河はよく比較されています。
肉眼で見えるかどうかという微妙な明るさなので夜空の透明度を測定するチェックにも使われていますが、双眼鏡や望遠鏡を用いれば壮大な銀河の雲を見ることができるでしょう。
さんかく座「Triangulum(タウルス)」の神話
古くから知られている星座ですが、これといった神話や伝説は伝えられていません。
古代ギリシアでは「デルトトン」つまりデルタ座という名前で呼ばれていました。
これはギリシア語のアルファベットの4番目の「デルタ」の大文字、「Δ」の由来しており、三角形の形が特徴的なアルファベットです。
エジプトでは「ナイルの家」、「ナイル川のデルタ」という名前で呼ばれています。
こちらのデルタはギリシア語のアルファベットではなく、ナイル川にある三角州(デルタ)のことを示しています。
またアラビアではこの星座のα(アルファ)星カプト・トリアングリ(三角の頂点)とβ(ベータ)星を結ぶ線を「アル・ミーザーン(秤竿)」と呼んでいました。
中世になってキリスト教の時代になると、さんかく座はキリスト教の教理である「三位一体」、父なる神と、子なるイエス・キリスト、そして神の目に見えない力である聖霊の3つの位格が1つの人格を形成し、それが神の本質であるという神理解のシンボルになりました。
また初代ローマ法王とされているイエス・キリストの弟子であるペトロのかぶっていた三角形の頭巾という見られ方もしており、神話ではなくともいろいろな逸話があります。
さんかく座「Triangulum(タウルス)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴は?
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
365日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
4月25日の誕生日星はベータ・トリアングリー(β Trianguli)で、誕生星の星座はさんかく座β(ベータ)星、星言葉は「義理と人情の不安定さ」、特徴は、完璧を望むが中途半端になりやすい、感情が移り変わりやすく自分でのコントロールが難しい時がある、人からの優しさをただ受け取るだけになりやすいという傾向があります。
さんかく座「Triangulum(タウルス)」の運勢
さんかく座は36星座によるとおひつじ座の第1デークに当たり、この時期に最もさんかく座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
さんかく座はおひつじ座の第1デークにあたり、3月21日〜3月31日で、惑星では火星の影響が最も強いとされています。
この期間に生まれている人は、心に熱いものを秘めており、とてもエモーショナルな気質を持っています。
またそれが自己表現と繋がると芸術的な才能を開花し、時代を代表するようなアーティストになる可能性もあります。
またこのさんかく座の生まれの人には歌手ではマライヤ・キャリー、アレサ・フランクリン、ダイアナ・ロス、チャカ・カーン、アストラッド・ジルベルト、サラ・ヴォーン、レディ・ガガ、セリーヌ・ディオンなどその時代を魅了した歌姫たちが数多く輩出されていることからもわかるように、非常に情熱と表現が結びついていることを知ることができるでしょう。
またおひつじ座の第1デークなので、純粋なおひつじ座の気質が際立っており、良い意味で自己主張が強く、性格も勝気で積極性があります。
いわゆる竹をスパッと割ったような真っ直ぐな気質で、物事に関しての決断はかなり早く、自分の価値観を重視して進む傾向が見られるでしょう。
何事も活動的で常に動いているようなところがあり、そこに情熱も増し加わることで、ドラマティックな人生を送りやすい傾向もあるので、多少の波乱の経験しますが、それを経験してこそさんかく座の本質が明確に表されるようになります。
またただ単にエモーショナルで、感覚的、感情的かといえばそうではなく、そこに知性が裏付けされていて、あらゆる面で人が思いつかないようなアイデアがあり、それを発揮することで、リーダーとして人から羨望の眼差しを受けることも。
この時期の生まれの人に世界を震撼させるような歌姫が多い事実もあるように、特別な働きに召し出されることも少なくありません。
またさんかく座の特徴としては、三角形は非常にバランスの取れたものであり、もともとオリエンタル地方では神の形とされていました。
例えばエジプトのピラミッドがそうであるように完全なる神を象徴している形です。
これはキリスト教の神理解、三位一体というものにも通じます。
三位一体とは、父なる神、子なるイエス・キリスト、そして神の力の源である聖霊が一体となって神であるという神秘を示しています。
3つの神が1つになって活動するという考え方をしていてそれこそが唯一の神であると示しているのですが、さんかく座生まれの人も基本的には非常にバランスがよく、多彩な才能を持ちながらもそれが分離することなく、一人の自分を形成しているところが多くあるでしょう。
例えばあらゆる趣味を持っていて、それはまるで違うジャンルかもしれませんが、そのどれもが自分にピッタリとあっていて欠かすことはできない自分の要素だということを実感しているはずです。
また気質的には表面的には歌姫たちに代表されるように女性らしさがあるものの、内面はかなり男性的という面もあります。どこかさっぱりとしていたり、感情に左右されずにきちんと論理的に考えて行動をするなど、男性的な側面も強くあります。
また物事を決断するのはかなり早いのですが、これは感情や理性を超えた野生のカンで判断している場合も多く、それがかなり明確であるということが多くあります。
シンプルに決断したものが正解ということも良くあるでしょう。
またさんかく座は人に生きる希望や元気を与えます。
これは他者へ何か特別な奉仕をしたからというものではなく、自然にしているだけで誰かの心や生き方に大きな影響を与えていると言ってもいいでしょう。
好きなことをしているだけで、人にはさんかく座の人が心から楽しんでいる様子を見せるだけで、その相手に生きる源ともなるパワーを分け与えることができる特別な力を持っています。
この力はだれかれが持っているわけではありません。
さんかく座だけに与えられている特別なものですが、使い道を誤らないようにしなけれななりません。
力があるのには同じくらいそれを使いこなす責任と課題があります。
一度間違った方向に使ってしまうと、人生での苦悩も増えることになりますが、例えそうだとしても逃げずに克服することをすれば必ず人生の道も開けてくるでしょう。
さんかく座のキーワードは「root」で、源、根源、根っこという意味があります。
また生命力そのものの働きが強くなります。
与えられた力をどのように使い、また自分だけではなく他者への影響をも考えてより良い方向に使っていくというのが課題になります。
さんかく座に与えられた人生の課題は他の人よりも大きなものかもしれませんが、それだけ味わい深く、人が経験しないような人生の深みを経験することもできるでしょう。
運勢的に良いものとしては、歌やダンスなど身体的な表現を伴う芸術を嗜むこと、男性が好むような趣味を持つこと、F1などのモータースポーツを楽しんで観戦すること、日光浴をすること、ガーデニングをして植物に触れたり、土そのものに触れること、本を読んで知識を深めること、自分の好きなものを追求すること、時間を有効的に使うこと、何か生き物を育てること、暖色を身につけること、ホットドリンクを飲むことなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、恋愛ドラマなどを見過ぎて感情移入してしまうこと、妥協して物事を判断すること、自分の力を卑下したり出し惜しみすること、炭酸飲料を飲みすぎること、胃腸に負担がかかるような刺激的な食べ物を毎日食べてしまうこと、短気になって物事を決断してしまうこと、誰かの意見の言いなりになって行動すること、ぼーっとした時間を過ごしすぎてしまうこと、エネルギーが発散できずに自分を責め出してしまうこと、自分で考えることを放棄してしまうことなどが挙げられます。
恋愛面でさんかく座を活用する方法は、積極的に自分から関係を作ろうとすること、自分磨きを怠らないこと、メイクなどを楽しいながらすること、時にはイメージチェンジを意識的に行うこと、セックスをすること、ネイルアートをすること、目を見て話すこと、セクシーな自分を演出することなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、一般的な男性ウケを狙うとすること、弱い自分を演出すること、恋愛をゲットするために無理にダイエットすること、口角が下に下がってしまうこと、ガハハと下品に笑うこと、相手を傷つけるような言葉を言ってしまうことなどが挙げられます。
このおひつじ座の第1デーク以外の生まれの人でも、これらのことに注目していれば自然とさんかく座のエネルギーを得ることになります。
このデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
世界的な歌手が多いことがわかるように、自分の感情を表現する術を身につけることが人生を輝かせるためのヒントになるわね。
ただ感情を自分の中に閉じ込めていると逆にエネルギーがたまりすぎてしまってあまり体調が優れないということもあるかもしれないわ。
だからこそエネルギーを活性化させて外に放出するということが何よりも大切になるわね。
星座としては小さな星座だけど、昔から知られていたり、時には髪そのものを表すような事象とつながっていることからもわかるように、特別な存在だということを忘れずにいてね。
力は持っていてもそれをどう使うかが課題になるわ?
より良い方向に使っていく努力をすれば人生は必ず良い方向に開かれていくということを忘れないでね。