88星座のふうちょう座「Apus(アプス)」の特徴や探し方、神話やふうちょう座「Apus(アプス)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?
星言葉や特徴や運勢まで完全紹介いたします!
目次
ふうちょう座「Apus(アプス)」の基本情報と特徴
星座名 | ふうちょう座 |
略符 | Aps |
ラテン語(英語・読み方) | Apus (アプス) |
意味 | 極楽鳥 |
季節 | 南天 |
最も明るい恒星 | ふうちょう座α(アルファ)星 |
ふうちょう座「Apus(アプス)」の探し方
ふうちょう座「Apus(アプス)」は、7月の中旬ごろ、ケンタウルス座のさらに南に現れる星座です。
日本からでは見ることができません。
オーストラリアなどの南半球で見ることができますが、暗い星ばかりで探しにくいかもしれません。
星座の形は3つの4等星がくの字型に並び、周囲にさらに暗い微光星がいくつか見られます。
もっとも明るくふうちょう座で目印になるのがふうちょう座α(アルファ)星で、橙色の巨星で星図ではふうちょう座の尻尾の部分にあたります。
初めてふうちょう座を星図に記したのはドイツの天文学者のヨハン・バイエルですが、実際にふうちょう座を設定したのは南方へ航海した探検家の一人、オランダのテオドルスだったと言われています。
ヨハン・バイエルの星図はテオドルスの記述に基づいて作られたと言われています。
この「ふうちょう(風鳥)」というのは、「極楽鳥」のことで、ニューギニアなどの生息する極彩色の羽を持つ鳥のことです。
大航海時代以降にヨーロッパで珍重され、原住民によって乱獲されましたが、その時になぜか足を切り取られて出荷されていたので、ヨーロッパ人が「決して木に留まらず風に乗っていつも空を飛んでいる鳥」と勘違いされたことから名付けられました。
「Apus アプス」はギリシャ語で「足なし」という意味です。
探し方は、ケンタウルス座の1等星リギル・ケンタウルスの南側を探しましょう。
ふうちょう座を探す際には南十字星の長い辺を少し下(南)に2倍ほど伸ばしていくとジグザクに折れ曲がる星座を見つけることができます。
その特徴的なのがふうちょう座になります。
ふうちょう座の北にはみなみのさんかく座、さいだん座、南にはカメレオン座、はちぶんぎ座などいろいろな星座に取り囲まれています。
ふうちょう座「Apus(アプス)」の神話
ふうちょう座「Apus(アプス)」は17世紀にドイツの天文学者であるヨハン・バイエルによって新しく設定された星座なので、神話や伝説などは伝わっていません。
バイエルはオランダの航海者テオドルスの観測をもとに1603年に「ウラノメトリア」を発刊し、そこにふうちょう座を記載したのが最初だと言われています。
ふうちょう座「Apus(アプス)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴は?
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
365日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
しかしはちぶんぎ座には誕生日星の設定はありません。
ふうちょう座「Apus(アプス)」の運勢
ふうちょう座「Apus(アプス)」は比較的歴史が新しい星座であり、また神話などもないために12星座や36星座、誕生日星にも描かれることがない星座です。
そのため、ふうちょう座がぴったりに南中する月日頃の運勢を中心に運勢解釈を展開させていきます。
南中とは、観測地点で太陽が真南になることを表します。
他の言い方では子午線(しごせん)通過とも言います。
南中は天体が天頂のちょうど南側で子午線常にくることを表します。
太陽が真南にきたときの時刻を南中時刻、そのときの太陽の高さを南中高度と呼びます。
南中する日や南中高度はそれぞれ星座によって異なります。
南中する日や南中高度はそれぞれ星座によって異なります。
通常、星占いではテレビや雑誌などで一番有名なのは12星座占いで、さらにそれを詳しくしたのが36星座占いです。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。
デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
また誕生日星は366日それぞれに星座が当てはめられていますが、残念ながらふうちょう座の設定はありません。
従ってふうちょう座が南中する7月18日、南中高度55度のときの運勢を見ていきましょう。
その時にはふうちょう座が一番よく見え、またエネルギーも強いと考えられるからです。
ふうちょう座の南中の日時である7月18日は、かに座の第3デークにあたり、カメレオン座の影響を受けていて、期間は7月11日〜7月22日でさらにうお座と惑星では海王星の影響が最も強いとされています。
従って7月18日に生まれている人は、まるで動物のカメレオンのごとく、自分の印象をその時々によって変化させ、周りを魅了することができる人です。
また自分の感覚にとても正直で好き嫌いがはっきりとしています。
そのためにうわべだけの表面的な人間関係を嫌う傾向にあり、相手の本質や内面までも深く洞察した上で人付き合いをする傾向にあります。
自分に合うか合わないかの判断はかなり早い段階で決めるので、合わないと思うとあまり自分からは交流のきっかけを作らないようなところもあるでしょう。
また正直さがあるのでお世辞を言ったり言われたり、愛想笑いをして相手に合わせることはかなりのストレスになってしまったり、もろに表情に表れてしまう場合もあります。
多少の不器用さもありますが率直でストレートな感性は自分が思っている以上に周りから愛される傾向があるでしょう。
自分の中には様々な個性や感覚が備わっているので、とても好奇心が旺盛でいろいろなことに興味や関心を抱きます。
カメレオンが周りの環境に自分を適応させるように、たとえ新しい環境や状況でもスッとその場に合わせて適応するということが得意です。
空気のようにして周りに馴染んでしまうことができます。
新しい職場で働いたとしても数日で仕事を覚え、的確に行動でき、また存在感もあるので、すでにそこで何年も働いているかのようなベテランに見間違えられることもしばしばあるでしょう。
あらゆるものに興味を示し、趣味も多いのですが実はインドア派で、家の中でじっと一つの作業に取り組むことなどが得意です。
テレワークなど家にいながらの作業などはかなり適応能力があり、精神的なバランスも保ちやすく、ストレスなども感じにくいのでとても向いている仕事です。
かに座の影響を受けているので根はとても優しく他人思いでそっと寄り添ったり見守ることを得意としますが、自分から積極的に関わるということに関しては少し遠慮がちなところもあります。
グイグイと自分を押し出してアピールすることはどちらかといえばあまり好きではないので、自然な形で人間関係なども居心地の良い関係を選びます。
ある面ではお節介されることなく、またはすることなく自立している人間関係であれば、末長いお付き合いをすることができるでしょう。
付かず離れずのちょうど良い距離感が何よりも大切です。
一見するととてもマイペースで強そうには見えますが、さっぱりしている人間関係を求めるのは内面ではとても傷つきやすく、人のちょっとした言葉や態度に気持ちを大きく左右されてしまう場合があり、それを避けるあまりに距離感が大切になります。
そのために言葉そのものにとても敏感で、自分が言った意味とは違う感覚で捉えられてしまうことに気を使うところもあるでしょう。
基本的にはポジティブかつマイペースなので、嫌なことを経験したとしてもあまり過去にとらわれることはありませんが、一度嫌いになってしまうとそのイメージが定着し、好きになる、元どおりになるということはありません。
そのような自分の感覚もよく理解しているからこそ適切な距離感でいること、言葉選びを慎重にすることなどが大切になります。
うお座の影響も受けているので、直感力が鋭く、言葉で説明するのが難しいような体験をする場合もあります。
特に想像力が豊かでロマンティストな性質もあり、色々と自分の中で空想するのが好きな傾向もあるのでそれが恋愛と結びつくと思い込みが激しくなってしまい、現実と想像がいっしょくたになってしまい、頭の中で想像した壮大なストーリーを無理やり現実に落とし込んだりする傾向もあるので気をつけなければなりません。
相手を理想の人物と思い込んでしまうと、相手の弱点や欠点なども含めた現実的なお相手の姿を見えなくさせてしまう場合もあります。
その結果、理想の人物に対しての条件が明確になる分、現実の恋人に対して幻滅してしまうこともあります。
カメレオンのように自分を変化させることができますが、好きな人や憧れの人に関してはその人の影響を受けやすく、ファッションなどを真似したり、多大な影響を受けてしまうと、自分があやふやになってしまう場合もあり、少し自分らしい感覚がどこにあるのかわからなくなってしまう場合もあるでしょう。
意識的に自分に目を向けたり、軸を整えていくという作業が必要になるかもしれません。
また人生のなかであらゆる変化が起こりやすく、住む場所などを転々としたり、仕事をコロコロと変えるなど、安定を求めつつも常になんらかの変化が起こされていきますが、実は変化をしているからこそ成長をすることができます。
一旦安住してしまうと少し思い込みが激しくなったり、過度に自分をアピールしたりなどバランスを一時的に崩してしまう場合もあるので、変化しているのは正常なこととあえて理解しておく必要もあるでしょう。
変化のうちにあらゆる経験をしていれば、より良い方向に向かっていくことができるでしょう。
このような手がかりからつかめるふうちょう座のキーワードは「changing」で、変化、変動という意味があります。あらゆる変化を経験していくからこそ、より良い人生が形成されていくでしょう。
どのように自分を適応させていくかが人生の大きな課題になります。
運勢的に良いものとしては、引越しをすること、転職をすること、模様替えをすること、ガラリとファッションを変えること、イメージチェンジすること、行ったことのない場所に出かけること、好きなものを追求することなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、一つのものにこだわりすぎてしまうこと、好き嫌いが発揮しないこと、曖昧な態度をとること、グレーゾーンに安住すること、妄想を抱きやすくなることなどが挙げられます。
恋愛面でふうちょう座の良い部分を活用する方法は、旅行先で素敵な人と出会うこと、個性を理解してくれる相手を選ぶこと、愛情だけで判断しないことなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、妄想と現実の差がなくなってしまうこと、相手への要求が思い込みにすり替わりやすいこと、自分の欲求を相手に伝えられないこと、特別な恋愛をしたがることなどが挙げられます。
このふうちょう座生まれでなくてもこれらのデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
だけど、ちょっと歴史を見るとかわいそうね。
ふうちょう座の影響を受けている人も人生であらゆる変化を経験するけれど、それはとても良い兆しだと思っているといいわね。
安定志向を求めてしまうと少しパワーがありすぎて空回りしてしまうところもあるの。
だから変化している最中はそのエネルギーの流れがスムーズに流れていると考えていいわ?
あらゆる変化があってこそ、人生の素晴らしい意味や醍醐味を知ることができるのよ。