
神社やスピリチュアルな場面で注目を集めている「龍神祝詞」。
しかし一部では「危険では?」「扱いに注意が必要」といった噂もささやかれています。
この記事では、龍神祝詞がなぜ“危険”と言われるのか、その真相・背景・注意点・本当の効果まで、スピリチュアルな観点からわかりやすく解説します。
目次
龍神祝詞とは?基本情報と背景
龍神とはどんな存在?
龍神は、自然界の「水」「風」「天候」「運気」などを司る神霊とされています。
として古来から信仰されてきました。
古神道では高次の自然霊や神霊として認識されています。
水ン神様として祀る神社も多いですし、大地と天の繋ぎ役としても知られています。
スピリチュアルな観点からは、変容や転換などの象徴であり、環境や運気の流れを変えるエネルギーそのものだといわれています。
龍神祝詞の成り立ちと種類
「龍神祝詞」と呼ばれるものには明確な定型はなく、現代では以下のようなバリエーションがあります。
いずれも、“龍神の力を借りる”という意図を持つ神聖な言霊です。
龍神祝詞は実は古事記や日本書紀に登場するものではんかう、明治から昭和以降に民間や神道の一派で作られたものだといわれています。
龍神を祀るために作成された祝詞。
現代のスピリチュアルの浸透や発展によって龍神祝詞は知れ渡るようになったようです。
「開運する」「浄化効果がある」「金運が上がる」と噂もたくさん耳にします。
「龍神祝詞は危険」という噂が出た理由とは?
1. 龍神のエネルギーが強すぎるという見方
龍神は「勢い・生命力・変化」を象徴する存在です。
そのため、龍神祝詞を通してエネルギーと共鳴すると、
という体験をする人もおり、それが“効きすぎて怖い”=危険と感じるきっかけになっています。
そもそも龍神は水を司る神格として認識されています。
それは大昔からの信仰です。
「力が強すぎて制御できない」と怖がられたり、「能力のない者が呼ぶと滅ぶ」といわれたりします。
龍神は扱いに注意が必要だという根拠で危険だと噂されています。
2. 間違った目的での使用
龍神祝詞は「自己の調和・自然との調和」を祈る言霊です。
しかし、「金運だけ欲しい」「人を動かしたい」といった自己都合の欲望のために用いると、エネルギーが逆流する感覚を受けることがあり、これが“危険”とされる原因のひとつです。
「金運アップ」「心願成就」などに効果があるといわれているので、自己的や利益を求めての使用が増えているのは事実。
これこそ間違った目的での使用だといえます。
自分のために神様を利用している状況です。
スピリチュアルな一部の側面を断片的にみての噂で、結果的に不敬になる、因果応報が起こると怖がれているようです。
3. 急な好転反応・浄化反応に戸惑う人も
龍神のエネルギーと繋がると、不要なもの(執着・停滞・嘘)を一気に排除する力が働くため、
などの“好転反応”が起こることもあります。
これも、変化に慣れていない人にとっては「怖い」「危険」と感じやすい要因です。
「龍神祝詞を整えたら起こる」となるから。
「呪いではないのだろうか」「龍神祝詞で運気が低下したのかも」と思ってしまう人も少なくありません。
事実は、好転反応ですから、不調を龍神様による浄化のサインとして受け取らなければならないのです。
または、龍神様からの試練が与えられていると捉えることもできます。
前向きな解釈ができるようになれば、怖い噂を払拭できるでしょう。
龍神祝詞を正しく唱えると得られる効果
生命力・行動力・願望成就を後押し
龍神は「陽の気」を象徴し、行動や結果を伴うエネルギーを持っています。
“前進の後押し”を、祝詞を通して感じる人が多いのも特徴です。
流れを変える力を持つ龍神ですから、行動力が上がり、決断力も高くなります。
転職や起業、引っ越し、成就への一歩など、人生の転機に凄まじい効果を発揮するでしょう。
心がクリアになりますから、生命力・行動力・願望成就を後押しするのです。
水の浄化・空間のクリアリング
龍神は「水の神」でもあるたための作用も強く持ちます。
お清め・浄化の目的でも、龍神祝詞は非常にパワフルです。
雨や河や海や井戸などにまつわる水を司る神様で、邪気や穢れを流し去ることができます。
霊的に清らかにする効果によって、場を浄化したり、気を整えたりします。
また、風や水や雷などの流れの神様ですから、停滞したエネルギーを龍神祝詞によって動かします。
念が残りやすい場所をクリアリングしたり、ビジネスの停滞を感じている場合は店舗やオフィスに活用したりします。
人によっては、瞑想をする前や神棚の前をクリアリングして結果つくりに役立てることもあります。
守護龍との絆が深まる
個人には「守護龍」がついているとされる説もあります。
上記のようなスピリチュアル体験を報告する人もいます。
龍神祝詞を唱える場合は、龍神に敬意を持ち、波長を合わせていくからだといわれています。
継続することで、龍神の波動に意識がチューニングされるのです。
守護龍との絆が深まるのは、そのためで、見守っている存在に気づいてもらえるということ。
唱える側からのアプローチを行えます。
絆が深まれば、守護龍のサポートはしやすくなり、こちら側も受けやすくなるでしょう。
勇気や行動力が高まり、流れに乗り、追い風を感じることになります。
龍神祝詞を唱える際の注意点と心構え
敬意と感謝を持つことが第一
龍神祝詞は、神聖な存在に祈りを捧げる行為です。
「願いを叶えてくれる便利な道具」ではなく、自然の神霊と共に生きる姿勢が重要です。
「○○になりたい」「○○をしたい」という願いではなく、「今日も生きられています」「見守ってくれてありがとうございます」と感じましょう。
使役するのではなく、敬意を持つ存在であることを忘れてはいけません。
こちら側からの呼びかけで行うものではないのです。
欲を前面に出さない祈りの姿勢
「金運アップ」や「恋愛成就」なども、“世のため人のため、自分の魂の成長につながる願い”として捉えることが大切です。
利己的な欲望が前面に出ると、逆にエネルギーがブロックされる場合があります。
ただ、どうしても龍神祝詞を唱える場合は、ある程度の利己的な願望があるでしょう。
それは仕方のないことです。
しかし、願うことは問題ないが、波長を合わせるためには「自分」にだけ偏るのは誤りです。
人との調和や貢献、使命を果たすための願いという意識を持ちましょう。
不安なときは「自分軸」を整えてから唱える
龍神のエネルギーは強く、不安定な精神状態で唱えると影響が大きく出ることもあります。
こうした姿勢が、祝詞の力を安心して受け取る土台になります。
自分軸がなければ、龍神の力によって振り回されてしまいます。
不安や依存心が強い状態は自分軸がない証なので注意しましょう。
また、願いではなく誓いの気持ちを持つことも重要です。
何かを要求せずに、「導いてください」「力を与えてください」と龍神に委ねてみると上手くいきます。
すると、依存心はなくなり、一緒に歩む感覚を得られます。
現実を変えるのではなく、自分が変わる覚悟がうまれ、不安の中でも進んでいく勇気を持てるようになります。
占い師sakuraのワンポイントアドバイス「龍神祝詞は“危険”ではなく“強力”。扱う心構えがエネルギーの質を決める」

龍神の力は、浄化・変化・前進・覚醒のエネルギーです。
本当に必要な人には、ちゃんとその祈りが届くようになっています。
どうか、恐れずに敬意とともに。
あなたの魂と龍のエネルギーが響き合う、その瞬間を大切にしてください。