生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月7日生まれの誕生花は「スターチス」、その花言葉は「変わらぬ心」です。
多彩な色を持ち、房状で小さな愛らしい花を持つスターチス。
スターチスは切り花としてだけでなく、ドライフラワーとして楽しまれることも多い花です。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
スターチスについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月7日生まれの誕生花「スターチス」の基本情報
英名 | Statice、Limonium |
花言葉 | 変わらぬ心 |
科・属名 | イソマツ科・イソマツ属 |
分類 | 一年草や二年草、多年草 |
原産地 | 世界各地の沿岸、砂漠 |
開花期 | 5月~7月 |
別名 | ハナハマサジ |
5月7日以外の誕生花の月日 | 4月18日 4月29日 11月17日 |
5月7日生まれの誕生花「スターチス」の花の名前の由来や種類
「スターチス」の花の名前の由来
スターチスの花の名前の由来は、スターチスの花の用いられ方にあります。
スターチスはその昔、薬草として用いられていた花です。
主に痛みを止める薬草として用いられていました。
そこで名前となったのが、ギリシャ語で止めるという意味のStatizo。
これが変化してStaticeとなっていったとされています。
痛みや症状を止めることが名前にまでなったスターチスは、薬草として良くしられていたことがわかりますね。
和名はハナハマサジですが、これはスターチスの咲く場所と花の形が由来となっています。
スターチスは浜辺に咲くことが多く、花の形は匙(スプーン)に似ています。
この2つの特徴が合わさってハナハマサジという和名は付けられたそうです。
スターチスは花が終わった後も美しいガクを残すので、英語の別名にはeverlasting flowersというものがあります。
この別名が意味しているのは永遠の花です。
「スターチス」の種類
スターチスは世界中に広く分布しており、種類も豊富です。
その大きな分類について見ていきましょう。
スターチスの原種はリモニウム・シヌアツムと呼ばれる種類です。
これは地中海からアジアを原産とするもの。
これに対して複数のスターチスを掛け合わせて品種改良したものをハイブリッド・スターチスと呼びます。
ハイブリッド・スターチスは大きく2つに分けられます。
まず1つは細かな花の形をしており、カスミソウに似ている種類。
もう1つはシネンシス系と言われ、白やピンク、黄色など、多くの色を持つ種類です。
スターチスの細かい分類はもっとあり、品種によって花の色や形は大きく変わります。
その多種多様な姿を楽しんでみてください。
5月7日生まれのその他の誕生花
モクレン
モクレンは中国を原産とする、日本でも良く知られる花です。
代表的な花言葉は「自然への愛」で、開花期は4月~5月となっています。
エゴノキ
エゴノキは日本や中国を原産とする、和名チシャノキの花です。
代表的な花言葉は「壮大」で、開花期は5月~6月となっています。
庭木としても人気の木ですが、大きく育つ点には注意が必要です。
リビングストンデージー
リビングストンデージーは南アフリカを原産とする、ツルナ科の花です。
代表的な花言葉は「気前よく与える」で、ピンクや紫の花を咲かせます。
花期には花を重なり合わせるように隙間なく咲かせるので、見ごたえがあるでしょう。
日当たりの良さにさえ気を付ければ、比較的育てるのは簡単な花です。
イチゴ
イチゴはオランダを原産とする、フルーツとして有名な花です。
代表的な花言葉は「尊重と愛情」で、キリスト教が由来となっています。
他にもランナーを伸ばし次々と子株を作るので、「幸せな家庭」という花言葉も。
果実が有名で日本でもさまざまな品種改良がなされ、愛されている植物ですが咲かせる花も白く愛らしいものです。
フルーツとしてだけでなく、花を愛でる目的でもイチゴを見てみましょう。
5月7日生まれの誕生花「スターチス」の代表的な花言葉「変わらぬ心」の意味
スターチスの代表的な花言葉は「変わらぬ心」です。
この花言葉の由来は、スターチスの花が持つ特徴にあります。
スターチスは生花だけでなくドライフラワーとしても楽しまれる花です。
ドライフラワーに加工するためには、その名の通り乾かして水分を飛ばしていくのですが、多くの花はこの加工をすると色が褪せてしまうことが多いもの。
ところが、スターチスはドライフラワーにしてもあまり色褪せることがありません。
このことが由来となって、変わらぬ心という花言葉が付けられたとされています。
ドライフラワーになっても色褪せない花が珍しいように、いつまで経っても変わらぬ心も珍しいものでしょう。
ですが、スターチスの花は変わらぬ心も確かにあるのだということを、私たちに伝えてくれています。
変わらぬ心を伝えたいときに贈るのに、スターチスは適した花でしょう。
「人の心は変わってしまうもの…」
そんな悲しい話もありますが、変わらぬ心もあるのだということを忘れないでおきましょう。
強い思いがあれば、その心は変わることがないはずです。
5月7日生まれの誕生花「スターチス」のその他の花言葉の意味
途絶えない記憶
スターチスの花言葉には「途絶えない記憶」というものがあります。
これもまたスターチスの花がドライフラワーにしても、色があまり変わらないことが由来となったものです。
鮮明な記憶というのはスターチスの花のようにカラフルで、色褪せたりしません。
いつまでもカラフルなまま残しておきたい素敵な思い出が、あなたの人生でもいくつもできるといいですね。
上品
紫のスターチスには「上品」という花言葉が付けられています。
これは、紫という色持つイメージから付けられた花言葉でしょう。
紫という色は昔の日本でも位の高さを意味しており、まさに上品な色でした。
上品であって悪いことは一つもありません。
紫のスターチスのような上品な姿になれるように、品を意識して暮らしてみるといいでしょう。
上品なあなたには、その上品さに見合った素敵な出来事がやってくるはずです。
愛の喜び
黄色のスターチスには「愛の喜び」という花言葉が付けられています。
これは黄色の持つ華やかなイメージが由来となったものでしょう。
いくつになっても、初めてでも、何回目でも、愛は私たちに喜びを与えてくれるものです。
年を重ねようとも、そのことは忘れたくないものです。
愛は何も恋愛のことだけを指すのではありません。
身近な人への愛を大切に生きていきましょう。
誠実
黄色のスターチスには「誠実」という花言葉があります。
誠実であるということは、信頼されて生きるためにはとても大切なことです。
不誠実でいては、周囲から愛され信頼されるということはないでしょう。
黄色のスターチスの花のように誠実であることを目指してください。
5月7日生まれの誕生花「スターチス」の怖い花言葉と意味
永久不変
ピンクのスターチスには「永久不変」という花言葉があります。
これはスターチスの花の色が変わりにくいことが由来となったものでしょう。
永久に変わらないということは素敵なことのように聞こえますが、永遠に成長しないということでもあります。
永久不変が何にかかる言葉なのかによって、この花言葉は怖い意味にも素敵な意味にもなるでしょう。
あなたはスターチスの「永久不変」という花言葉をどう使っていきますか?
おしとやか
紫のスターチスには「おしとやか」という花言葉があります。
おしとやかな女性を良しとしたのは、少し前時代的でしょう。
おしとやかなだけで芯がないのでは、素晴らしいとは言えません。
おしとやかさが古くなったわけではありませんが、今の時代を生き抜くためにはおしとやかさだけでは不十分。
強さも併せ持つようにすれば、完璧でしょう。
変わらない誓い
スターチスの花言葉には「変わらない誓い」というものがあります。
誓いとは約束のことですから、いつまで変わらずに誓いを守り続けているというのは素晴らしいことでしょう。
しかし、誓いに縛られてしまっていないかという点には注意が必要です。
誓いがあなたを縛り付けるようなものであった場合、変わらない誓いは呪いと同じような怖い意味を持つ言葉となってしまうでしょう。
永遠
スターチスの持つ「永遠」という花言葉は、やはりスターチスの花の色褪せない様子が由来となったものです。
永遠は繋がる言葉によっては、怖い言葉にもなりえます。
もしも苦しいことが永遠に続くのだとしたら、それは耐えがたいものとなるでしょう。
永遠は、良い意味の言葉に繋げて使っていきたい言葉です。
5月7日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
小さな花が愛らしくって、見ているだけで癒されちゃうわね。
代表的な花言葉は「変わらぬ心」で、思いを伝えたいときにぴったりの花だわ。
スターチスの花と一緒に、あなたの変わらぬ心も伝えてみましょ。