「自然への愛」という花言葉を持っているモクレンは、2月19日生まれの誕生花です。
街路樹としてよく見ることができるモクレンですが、花言葉は他にもあり、そのどれもがモクレンの特徴を見事にとらえている、そんな花言葉ばかりなのです。
モクレンが持っている花言葉は、2月19日生まれの人にとっても、とても参考になったり、励ましになる花言葉ばかりなので、ぜひ、モクレンの花言葉を深く知ってほしいと思います。
きっとあなたの役に立つ言葉が見つかるはずですよ。
目次
2月19日生まれの誕生花「モクレン」の基本情報
英名Magnolia
花言葉 | 自然への愛・崇高・持続性・忍耐・威厳 |
科・属名 | モクレン科モクレン属 |
分類 | 落葉広葉樹 |
原産地 | 中国・中南東部 |
開花期 | 3月~4月 |
別名 | シモクレン・ハクモクレン・モクラン・マグノリア |
2月19日以外の誕生花の月日 | 1月8日 3月1日(ハクモクレン) 3月17日 3月21日(シモクレン) 3月24日(ハクモクレン) 4月3日 4月15日 4月24日 5月7日 7月4日 7月20日(シモクレン) |
2月19日生まれの誕生花「モクレン」の花の名前の由来や種類
「モクレン」の花の名前の由来
花の姿がランに似ていたことから、「モクラン」と呼ばれていたことが、名前の由来となっています。
そのため、当初は漢字で書く場合には「木蘭」だったと考えていいでしょう。
しかし、だんだんとその姿がランではなくハスの花に似ていると言われるようになってきたことで、「木の蘭」から「木の蓮」へと呼び方が変わり、最終的には「モクレン」と呼ばれるようになったということです。
英名では「マグノリア」という名前がついていますが、これは18世紀の植物学者であるピエール・マニョルの名前が由来となっていると言われています。
英語圏で紹介される際には、「ジャパニーズ・マグノリア」と呼ばれることもありますが、日本原産ではありませんので、そこは間違えないようにしましょう。
「モクレン」の種類
紫のモクレンを「紫木蓮(シモクレン)」、白い花の咲くモクレンを「白木蓮(ハクモクレン)」と呼びます。
また、それぞれの雑種であるサラサモクレンという種類もあると言われています。
サラサモクレンの花はピンク色の花で、シモクレンともハクモクレンとも違った色の花が咲きます。
大きさとしてはハクモクレンが一番背が高く、10m~15mほどになります。
反対に小さいのはサラサモクレンで、これは大きくても5mほどにしかなりません。
日本での歴史はとても古いもので、平安時代には国内に存在していたことが分かる史実が残されています。
2月19日生まれのその他の誕生花
キンギョソウ(白)
「清純な心」という花言葉を持っている白いキンギョソウは、2月19日生まれの誕生花です。
金魚のように咲く花が白い花にしては華やかに見えるのでウェディングフラワーとしても人気の花です。
タンポポ
「愛の神託」「真心の愛」という花言葉を持っているタンポポも、2月19日の誕生花です。
綿毛を一息で飛ばすことができれば、恋が成就するなどというジンクスがあることで、愛の神託という花言葉がありますが、タンポポ自体はどんな場所でも咲くことができるとても強い花なので、その強さのほうが印象的だという人も多いことと思います。
黄色の花は鮮やかで可愛らしいのは同じなのですが、近年では在来種よりも生命力が強い外来種のほうが一般的にみられるタンポポとなってしまいました。
プリムラ
プリムラにはいろいろな種類がありますが、プリムラ全体での花言葉は「青春の始まりと悲しみ」「青春の恋」といったものがあります。
プリムラ自体が、2月19日の誕生花とされているのですが、小さく明るい色の花を咲かせるプリムラは、ガーデニングなどに人気の花です。
寒い頃に咲き始め、夏を待ち続けながらもその間に開花期を終えてしまうことから、青春の始まりと悲しみなどといった花言葉がついているのですが、花自体はとても可愛く、花の見た目でこのような悲しげな花言葉を連想することはできません。
スミレ
道端に咲く紫の可愛らしい花が印象的なスミレですが、スミレには謙虚」「誠実」という花言葉があります。
このスミレもモクレンと同じ、2月19日の誕生花とされています。
道端に咲く花としては本当に小さく、控えめで奥ゆかしい姿をしていますが、バラやユリと並んで、女性であればこうありたいとする理想の女性像を表す花だと言われているのがこのスミレなのです。
ヒヤシンス(紫)
「悲しみ」という花言葉を持っている紫のヒヤシンスも、2月19日の誕生花です。
「初恋のひたむきさ」という切なくも健気な花言葉も持っています。
紫の花…といっても、青色に近い紫をしている紫のヒヤシンスはその育てやすさもあり、幼稚園や小学校などで児童に球根を選ばせてそこから育てさせるなど授業に用いられることも多く、身近な花でもあります。
2月19日生まれの誕生花「モクレン」の代表的な花言葉「自然への愛」の意味
モクレンは春の花です。
春を待ちわびていたかのように、暖かくなってくるのと同時に、美しく可愛らしい花を一斉に咲かせます。
春を待っていただけではなく、自然を大いに満喫しているようなその姿から、「自然への愛」という花言葉が生まれたのだと考えられているのです。
一足先にまだ寒いうちから咲くわけでもなく、完全に暖かくなってから咲くのでもない、ちょうど暖かさの訪れとともに「待っていました!」とばかりに咲く、その姿が自然を謳歌しているかのように見える楽し気な姿が、花言葉の由来となっていると考えてください。
2月19日生まれの誕生花「モクレン」のその他の花言葉の意味
崇高
モクレンは、漢字で書くと「木蓮」と書きます。
読んで字のごとく、木に咲くハスの花のように見える…というわけです。
ハスの花は仏教においてとても重要な花でもあり、高貴な花だと言われていますので、それに似た花を咲かせるモクレンの花言葉も、「崇高」というものがつけられたと考えられています。
つまり、「崇高」という花言葉はモクレンの花の姿が由来となってつけられたものなのです。
持続性
「持続性」という花言葉は、モクレンの木が恐竜が生存していた今から1億年以上前から地球上に存在していたという説があり、これが由来となっていると考えられています。
もちろん、その当時を知っている人はいませんが、おそらくその頃から美しい花を咲かせていたのだろうと考えられ、生まれた花言葉が「持続性」なのです。
確かに、一緒に生きていた恐竜はすでにいなくなっているのに、その頃に存在していた花が今も変わらずに毎年暖かくなってくると花を咲かせてくれるというのは不思議な感じがしますね。
忍耐
寒さを耐え忍び、暖かくなると同時に一気に花を咲かせる…その姿が、モクレンの「忍耐」という花言葉につながっていると考えられます。
寒い中少しずつ花を咲かせている…そんな花にも「忍耐」や「我慢」という花言葉がつくこともありますが、モクレンのように暖かくなってくるのと同時に一気に花が咲く姿も、春を待ち遠しく感じながら、冬を必死に耐えてきた姿を思わせるのでしょう。
待っていましたとばかりに一斉に花を咲かせる姿が、それまで耐え忍んできた姿を余計に連想させるのかもしれませんね。
威厳
寒さを耐え忍び、美しい花を咲かせる姿から「威厳」という花言葉がつけられたと言われています。
モクレンの花自体は、お世辞にも威厳を感じるような花ではありません。
確かにハスの花に似ていないことはないですが、あくまで似ているだけで、やはり比較すればハスとは全く違いますし、鳥が止まっているように見えるような、そんな姿をしている、可愛い花です。
そのため、花の姿から「威厳」の花言葉が生まれたわけではなく、寒さを耐えて花を見事に咲かせる姿そのものに威厳を感じる…という意味でこの花言葉がつけられたのだと考えることができます。
2月19日生まれの誕生花「モクレン」の怖い花言葉と意味
モクレンに怖い花言葉はない
モクレンに怖い意味を持っている花言葉は一つもありません。
モクレン自体は、「威厳」や「忍耐」といった花言葉があるため、これが何か怖い意味を持っているのでは?と誤解されてしまうこともありますが、先ほど由来を伝えた通り、まったく怖い意味というのはないわけです。
木ですから、あまり人にプレゼントするという機会もないかもしれませんが、人に対して贈る際にも、怖い花言葉はないので、特別に気を遣う必要はないでしょう。
隠された怖い意味…なんてものもないので、安心してくださいね。
2月19日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師CRISSのワンポイントアドバイス
春を教えてくれる、そんなモクレンの花、私は大好きなのよね。
マグノリアっていう英名も、どこかオシャレじゃない?かっこいい雰囲気もあるわよね。
それに、モクレンについている花言葉も、すべてモクレンの花の咲き方だったり、花の性質に沿っているものだから、余計に素直さを感じてしまうから愛着を感じるのかもしれないわ。
植物って素直なのよね。
自分が花を開くことができる時期が来れば、素直に花を咲かせるからこそ、たまに天候が狂うと、間違って季節外れに花を咲かせてしまうこともあったりして。
損をしてしまうこともあるかもしれないけど、そんな素直さが周囲から愛される理由だったりもするじゃない?
2月19日生まれの人もそうだけど、もしこのモクレンの花言葉を知った人がいたら、その理由を知った人がいたら、モクレンのように嬉しいことは嬉しい、待っていたものの訪れを素直に喜ぶことができるまっすぐさを真似してみるのはいいかもしれないわね。