生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月12日生まれの誕生花は「アスチルベ」、その花言葉は「恋の訪れ」です。
アスチルベは目立ちこそしませんが、ふわふわと愛らしい花をひっそりと咲かせています。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
アスチルベについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月12日生まれの誕生花「アスチルベ」の基本情報
英名 | Astilbe |
花言葉 | 恋の訪れ |
科・属名 | ユキノシタ科・チダケサシ属 |
分類 | 多年草 |
原産地 | 東アジア・北アメリカ |
開花期 | 5月~9月 |
別名 | チダケサシ・泡盛草 |
5月12日以外の誕生花の月日 | 6月1日 6月21日 7月25日 |
5月12日生まれの誕生花「アスチルベ」の花の名前の由来や種類
「アスチルベ」の花の名前の由来
アスチルベの由来はギリシャ語です。
アスチルベAstilbeは「a」と「stilbe」に分けることができます。
Aは無いを意味し、stilbeは輝きを意味している言葉です。
つまりアスチルベという花名の意味は輝きがないということ。
アスチルベの花には確かに派手さはありません。
ツヤもなく花も大輪というわけではありません。
そういった花の姿から、アスチルベはこの名前になったとされています。
しかし、一つ一つの花は小さく華やかさはなくとも、それが集まってふわふわと咲いている様子はなかなか見ごたえのあるものです。
輝きはないかもしれませんが、柔らかなイメージを持つアスチルベは人気の花で、特に結婚式で多く使われています。
輝きのある花ばかりでは、その輝きが目立つことはないでしょう。
アスチルベのように輝かずひっそりと咲く花もあるからこそ、他の花の美しさも引き立つのです。
輝いているものばかりに目が奪われがちですが、それ以外のものの美しさにも目を向けられるようになっていきましょう。
アスチルベの和名である泡盛草は、泡を盛ったような花の見た目から来ています。
「アスチルベ」の種類
アスチルベはアジアやアメリカを中心に、25種類程度の種類が確認されています。
日本でも6種類ほどが生息しており、主な種類はチダケサシやアワモリショウマなどです。
種類によって草丈はさまざまですが、おおよそ20㎝から80㎝程度でしょう。
花色もさまざまなものがあり、ピンク、白、赤、紫などが主です。
花が咲くのは早いもので5月頃、遅いものだと9月頃になるでしょう。
日陰でも生長し、湿気の多い場所を好むという特徴があります。
日当たりの良い場所を好む花が多い中、日陰でも花を咲かせてくれるアスチルベは庭を華やかにするのに役立つ花となるでしょう。
少し寂しい日陰の場所でも、アスチルベを植えればにぎやかになっていきます。
冬にはいったん枯れたように見えますが、春になるとまた芽を出します。
一度植えれば毎年花を楽しめるので、あなたのお気に入りのアスチルベの花を見つけてぜひ庭に植えてみましょう。
5月12日生まれのその他の誕生花
カンパニュラ
カンパニュラは北半球の温帯地域を原産とする、和名フウリンソウの花です。
代表的な花言葉は「誠実・感謝」で、これは花の形が教会の鐘と似ていることが由来となっています。
カンパニュラは西洋でも感謝の花言葉を持っているため、感謝を伝えるプレゼントとして適している花です。
ライラック
ライラックはヨーロッパ南東部を原産とする、和名ムラサキハシドイの花です。
代表的な花言葉は「思い出・友情」で、涼しい土地を好み札幌の木にも選ばれています。
良い香りがし、葉の形がハート型であるという特徴を持っています。
札幌では街路樹や庭木としても良く用いられる木となっています。
ツンべルギア
ツンべルギアは熱帯アフリカを原産とする、別名ヤハズカズラの花です。
代表的な花言葉は「美しい瞳」で、これはツンべルギアの花の中心が黒く美しい瞳のように見えることが由来となっています。
開花時期は6月から10月と長く、初夏から秋まで長く花姿を楽しむことができるでしょう。
カーネーション
カーネーションは西アジア・南ヨーロッパを原産とする、和名オランダセキチクの花です。
代表的な花言葉は「無垢で深い愛」で、花の色ごとに花言葉が付けられています。
母の日に贈られることの多い赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」となっています。
5月12日生まれの誕生花「アスチルベ」の代表的な花言葉「恋の訪れ」の意味
アスチルベの代表的な花言葉は「恋の訪れ」です。
この花言葉の由来となっているのは、アスチルベの花を咲かせる様子でしょう。
アスチルベは小さな花が集まって、ピンクなどの柔らかなカラーの花を咲かせていきます。
つぼみが開き、ふんわりと優しい様子を見せるのは、まさに恋の訪れた瞬間を表しているかのようです。
恋をすると人は、優しく穏やかな雰囲気をまとうようになるでしょう。
アスチルベはそんな雰囲気を持った花です。
恋の訪れはいつやってくるかわからず、またコントロールできるものではありません。
しかし、自分以外の誰かを大事に思うという恋心は、いつやってきてもいいものに違いありません。
突然の恋の訪れにびっくりしたり戸惑ったりするのも当然です。
ですが、あなたの心に芽生えた暖かな気持ちを大切にし、育んでいきましょう。
訪れた恋がどんな結末を迎えるのかは神様にしかわかりませんが、私たちは一生懸命恋をしていくだけです。
5月12日生まれの誕生花「アスチルベ」のその他の花言葉の意味
愛
アスチルベの花言葉には「愛」というものがあります。
これはアスチルベの花が、ウエディングブーケに多く用いられることが由来となった花言葉です。
ウエディングブーケに込められているのは、たくさんの愛。
ブーケトスなどによって、その愛は次の人へと渡されていきます。
たくさんの愛をアスチルベに込めて。
花嫁は自分自身が大きな愛に包まれるだけでなく、その愛を多くの人へと分け与えてくれるでしょう。
アスチルベの花から愛を感じ取ってください。
落ち着いた明るさ
アスチルベの花言葉「落ち着いた明るさ」は、アスチルベの花姿が由来となったものです。
アスチルベはその花名の由来がギリシャ語で輝きがないであることからも分かる通り、派手さは持っていません。
しかし、派手でないからといって暗いわけではなく、落ち着いた明るさを持っています。
そのことが「落ち着いた明るさ」の花言葉となったのでしょう。
刺激の多い現代人にとって、アスチルベの落ち着いた明るさは癒しとなるものです。
アスチルベの花から落ち着いた明るさを感じ取ってみてください。
自由
アスチルベの花言葉「自由」は、アスチルベの花の咲く様子からつけられた花言葉です。
アスチルベの花は伸びた穂の先に、ふわふわの花を咲かせます。
それはまるで鳥の羽のようでもあります。
その羽のような花は風で揺れて、ゆらゆらと踊っているようにも見えるでしょう。
この様子から「自由」という花言葉がつけられたとされています。
自由でいたい気持ちは、誰もが持っているもの。
アスチルベの自由な花姿を見て、自由を楽しんでみましょう。
幸福
アスチルベの花言葉には「幸福」があります。
これはアスチルベの花が、結婚式でよく用いられることが由来となったものでしょう。
人生における幸福な瞬間にはさまざまなものがありますが、多くの人が結婚を上位に挙げるのではないでしょうか。
幸福の瞬間を切り取ったような結婚式を彩るアスチルベ。
結婚式のとき以外でも、その花姿は幸福を分け与えてくれているようです。
5月12日生まれの誕生花「アスチルベ」の怖い花言葉と意味
繊細
アスチルベの花言葉には「繊細」というものがあります。
これはアスチルベの花が小さく、細かい様子から付けられたものでしょう。
繊細は悪いことではありませんが、自分の繊細さを自覚しておかなければ傷つくことにもなりかねません。
繊細さは弱点ともなりますが、武器ともなるものです。
あなたの持つ繊細さを弱点とするか武器とするかはあなた次第。
上手に繊細さを使えるようになっていきましょう。
燃える愛
アスチルベの花言葉には「燃える愛」というものがあります。
愛というのはしばしば火に例えられますが、燃え上がった愛というのは鎮火もしやすいものです。
一瞬だけ燃え盛ればいいのならばそれで構いませんが、愛を長続きさせたいのなら燃えるような気持ちだけではダメでしょう。
燃える愛に加えて何か戦略を練らなければ、悲しい事態が待っていそうです。
控えめ
アスチルベの花言葉には「控えめ」というものがあります。
これはアスチルベの花が控えめに咲いている様子から付けられたものです。
控えめは悪いことではありませんが、控えめなだけではチャンスを逃してしまいます。
主張をするべきところでは主張をできる人でいるように心がけていきましょう。
献身
アスチルベは自然界では、虫の隠れ場所として役立っています。
その様子から「献身」という花言葉が付けられました。
献身もいいですが、自分のためにも動けるようにしていきましょう。
5月12日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
アスチルベは日陰でふわふわとした花を咲かせる、結婚式でよく用いられる花ね。
代表的な花言葉は「恋の訪れ」で、とっても素敵な気持ちになれる花よ。
その控えめな美しさを、たっぷり楽しんでちょうだいね。