日本人にとって、とてもなじみ深い花でもある、アサガオ。
小学生の頃には夏休みの宿題として育てて観察日記を書いた経験を持っている人も大勢いることと思います。
そのため、花の形状だったり、種の形だったり、花の色だったりというのに詳しい人も少なくないはずです。
アサガオの花言葉は「愛情」。
また、「結束」「明日もさわやかに」「あなたに絡みつく」などといった花言葉も存在しています。
中にはちょっと怖いと感じる花言葉がありますので、今回はアサガオの花言葉について、詳しくチェックしていきましょう。
7月6日の誕生花のアサガオだからこそ、7月6日生まれの人にはぜひ参考にしてほしいと思います。
目次
7月6日生まれの誕生花「アサガオ」の基本情報
英名Morning glory
花言葉 | 愛情・結束・明日もさわやかに・あなたに絡みつく・固い絆・短い愛・儚い恋・冷静 |
科・属名 | ヒルガオ科サツマイモ属 |
分類 | 一年草 |
原産地 | 不明(中国という説が濃厚だが現在では南アメリカ説も有力) |
開花期 | 6~10月 |
別名 | ケンゴシ |
7月6日以外の誕生花の月日 | 4月14日 6月25日 7月24日 7月31日 8月1日 8月4日 8月6日 8月9日 |
7月6日生まれの誕生花「アサガオ」の花の名前の由来や種類
「アサガオ」の花の名前の由来
アサガオの名前の由来は、夏の開花期に毎朝花を咲かせることです。
イメージとしても、夏の朝に咲いているという印象を持っている人が多いはずです。
朝に花が咲き、そして昼から午後と時間が経過していくと、花が閉じていくのを観察したことがある人もいると思いますので、アサガオの花の習性について知っている人は少なくないことでしょう。
朝に花を開きその顔を見せてくれる…ということで、“アサガオ”と呼ばれるようになり、漢字もそのまま「朝顔」と表記するようになりました。
英名でもモーニング・グローリーという名前が付けられていますが、直訳すると朝の輝き、朝の栄光となります。
これも、同じく朝花が開くことに由来する名前だと考えていいでしょう。
「アサガオ」の種類
日本アサガオと西洋アサガオの2種類が、大きく分けて存在しているアサガオの種類となるのですが、そこからさらにアーリーコールやヘブンリーブルーなど、さまざまな種類に枝分かれしています。
ルコウソウなどの普段見かけるアサガオとは少し違う花の形をしているものもあり、その種類は多岐にわたります。
ヒルガオとは別ものの扱いはされていますが、いわゆる親戚関係であることに変わりはありません。
7月6日生まれのその他の誕生花
トキソウ
引用元:365花撰 トキソウ|育て方|花の写真|365花撰|栽培実践集
7月6日の誕生花であるトキソウは、漢字で書くと「朱鷺草」で、新潟の佐渡島に生息する鳥のトキの名を冠している植物です。
「控えめ」「献身」や、「幻の愛」といった、美しい花言葉も存在します。
淡いピンクと薄紫が混じったような、穏やかで淡い、優しい色の花が印象的で、この花の色がトキの羽の色に似ているということで、トキソウと呼ばれるようになったのです。
ツユクサ
「尊敬」「小夜曲」という花言葉がつけられているツユクサも、7月6日の誕生花です。
「なつかしい関係」という花言葉もあり、田んぼのあぜ道などにも咲いているので、比較的身近に存在している花でもあります。
「恋の心変わり」という少し寂しい花言葉もありますが、青色の強い青紫色の花は、小さく可愛らしい印象です。
ヒマワリ
「憧れ」「あなただけを見つめる」「情熱」などという花言葉があり、白やオレンジ、黄色と色事に違う花言葉が存在するヒマワリも7月6日の誕生花です。
ヒマワリには小ぶりのものもあれば、大振りなものもあります。
大輪のヒマワリだと、さらに「偽りの愛」「にせ金持ち」なんていうあまりいい言葉ではない花言葉もありますが、太陽に向かって常に太陽を追いかけるように咲くヒマワリには、勇気やポジティブな気持ちをもらった経験がある人もいることでしょう。
ハマユウ
花としては決して目立つものではありませんが、「どこか遠くへ」「汚れがない」という花言葉を持っているハマユウも7月6日の誕生花です。
「あなたを信じます」という花言葉も持っており、漢字で書くと「浜木綿」という優しい印象を受ける植物です。
花が木綿に似ていることでつけられた名前なのですが、海辺などで海風に吹かれて揺れる様は、とてもきれいです。
7月6日生まれの誕生花「アサガオ」の代表的な花言葉「愛情」の意味
アサガオの花言葉の代表的なものである「愛情」は、アサガオのツルが巻き付く様子が由来となっていると言われています。
ツルが支柱にしっかりと絡みついている様子が、相手に対する愛情を表しているように見えるということで、この花言葉がついたと言われています。
ツルがしっかり絡みつくという姿が由来となっている花言葉は他にもいくつか存在しますが、どれもこのツルと支柱の姿に関係していると言っていいでしょう。
7月6日生まれの誕生花「アサガオ」のその他の花言葉の意味
結束
結束という花言葉も、アサガオのツルが支柱に絡みついている姿から生まれた花言葉です。
アサガオのツルは、支柱を使って上へ上へと上がっていく習性を持っています。
しっかりと絡みつき、育っていく姿には、確かに「結束」を感じさせるところはあります。
明日もさわやかに
朝になると美しい花を咲かせてくれるアサガオは、「明日もさわやかに」という花言葉を持っています。
朝しか花を見せてくれないのは少し寂しい気もしますが、それでも明日も朝、アサガオの美しい花を見ることができると分かっていれば、前向きな気持ちになれるかもしれません。
明日も爽やかな朝を迎えることができるように…そんなアサガオからの優しさを感じられる花言葉ですね。
固い絆
「固い絆」という花言葉も、ツルが支柱にしっかりと絡みついて育っていく様子が由来となっていると考えることができます。
ツルがちゃんと育って支柱に上手に絡みつくことができないとアサガオは立派な花を咲かせることはできません。
ツルが育つことで美しい花を咲かせることができるのだということが、固い絆という花言葉の由来となっているのです。
冷静
アサガオの色の中でも、紫はとても安定している色味をしています。
紫というのは、崇高な色という印象も強いかもしれませんが、色彩心理学においては心を落ち着かせる色とされているのも紫なのです。
アサガオの紫は濃すぎず、かといって淡すぎるわけでもなく、バランスの取れたいい風合いの色をしています。
心を落ち着かせる安定した色味を朝になると見ることができるということは、朝から心の平静を持ちながら1日をスタートさせることができるということになるでしょう。
7月6日生まれの誕生花「アサガオ」の怖い花言葉と意味
あなたに絡みつく
アサガオの花言葉の中でも怖いと感じるのは、「あなたに絡みつく」というものです。
これは、アサガオの花言葉の中で、もっとも嫌な雰囲気を感じさせるものではないでしょうか。
しかし、ツルが支柱に絡みつくことを由来としているので、決してアサガオの花が怖い意味を持っているわけではないのです。
執着を感じさせる言葉ではありますが、決してそのような意味ではなく、ストーカー気質の花言葉ではないので安心してくださいね。
短い愛
アサガオの花は、朝しか花を咲かせません。
昼から午後になるにつれてどんどん花はしぼんでいってしまいます。
しかし、また翌朝になれば花を咲かせてくれる習性はあります。
朝しか花が咲かないということで、「短い愛」という花言葉が生まれたのだと考えることができます。
切ない花言葉ではありますが、アサガオの習性がもととなっているのです。
儚い恋
「儚い恋」という花言葉も、アサガオの花の習性が由来していると考えることができます。
朝の短い時間にしか花を咲かせてくれないため、このような花言葉が生まれたのだと考えることができるでしょう。
「短い愛」と同じ由来で、似ている意味合いの花言葉が生まれたのだと考えることができるのです。
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占い師CRISSのワンポイントアドバイス
アサガオって何だか子供の頃からすごく親しみがある花なのよね。
きっと私と同じイメージを持っている人は多いんじゃないかと思うのね。
親しみがあるからこそ、花言葉を知って、納得できるっていう部分もあると思うし、アサガオを知っているからこそ、これまで知らなかった花言葉を知って、「なるほど」って納得できることもあったんじゃないかしら。
誰だって毎朝気持ちよく目覚めて、いい気分で朝をスタートさせたいものよね。
アサガオみたいに朝から素敵な表情で過ごすってなかなか簡単なことじゃないんだけど、でも、それができれば毎日これまでとはちょっと違う自分で素敵な1日をスタートさせられるはずよ。
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