
7月16日生まれの誕生花は、「ポーチュラカ」です。
丸っこくて可愛らしいこの花の花言葉は「いつも元気」。
可愛らしくも活発さを感じさせる花の姿を見ると、この花言葉にも自然にうなずけてしまう説得力があります。
それ以外にも、「無邪気」や「自然を愛する」という、ごく自然体な花言葉が並ぶポーチュラカですが、正直なところ、この花を知っているという人はそうそう多くないのではないでしょうか?
確かに名前も、見た目も、そこまで頻繁に見かけるものではありません。
しかしここまでプラス思考、前向きな花言葉を持っている花なのであれば、きっとこの花から学べることは多くあるはずです。
そこで今回は、7月16日の誕生花であるポーチュラカの花の名前の由来や、花言葉の由来について紹介していきたいと思います。
目次
7月16日生まれの誕生花「ポーチュラカ」の基本情報
英名Green purslane
花言葉 | いつも元気・無邪気・自然を愛する・可憐 |
科・属名 | スベリヒユ科スベリヒユ属 |
分類 | 1・2年草 |
原産地 | 南米 |
開花期 | 6~10月 |
別名 | ハナスベリヒユ |
7月16日以外の誕生花の月日 | 9月26日 9月29日 |
7月16日生まれの誕生花「ポーチュラカ」の花の名前の由来や種類
「ポーチュラカ」の花の名前の由来
ポーチュラカというのは、ラテン語の「porta」が語源となっていると言われています。
portaというのは入口を指す言葉で、ポーチュラカの実が熟すと蓋が取れるようになり、口を開けるのが由来のようです。
つまり、実の習性が他の植物と少し違うところがあり、そこが名前の由来となっているというわけです。
日本ではハナスベリヒユという名前で呼ばれていますが、これの由来は茎葉を茹でた際にぬめりが出ることにあると言われています。
花の形などは花の名前に一切関係なく、ポーチュラカの実や茎などの特性によるところから名づけられているという認識で良いでしょう。
「ポーチュラカ」の種類
ポーチュラカは50~100種類ほどあり、赤、ピンク、白、黄、オレンジ、紫の花が咲きます。
花言葉としては、色別にはなっていないのですがカラーバリエーションが豊富なので、ポーチュラカだけでも庭に植えているととても華やかな見た目になります。
種類によって咲き方も、花の色味も違ってくるので、同じポーチュラカを寄せ植えしていても、まったく違う花お集めた花壇のように見えるのも、ポーチュラカがガーデニングで人気を集めている理由の一つだと言えるでしょう。
7月16日生まれのその他の誕生花
アマリリス
「誇り」「おしゃべり」「輝くばかりの美しさ」などといった花言葉があり、大振りのゴージャスな花姿が印象的なアマリリス。
このアマリリスも7月16日生まれの誕生花とされています。
立派な花の姿から由来している「誇り」という花言葉や、花が横向きに咲くことで、花同士がお話をしているように見えることからついた「おしゃべり」という花言葉など、花の姿そのものが花言葉の由来となっていることが多いようです。
ジンジャー
引用元:ジンジャーの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉 | LOVEGREEN(ラブグリーン)
白く可憐な花で、「豊かな心」「慕われる愛」の花言葉がついているジンジャーも7月16日生まれの誕生花です。
ジンジャーというと、ショウガを連想するかもしれませんが、このジンジャーは、ショウガとは別の植物であり、食用のショウガの花ではありませんので、間違えないようにしましょう。
「無駄なこと」という花言葉もありますが、これは花は目で見て楽しめるものの、食用のショウガと違い、食べることもできず、薬になるわけでもないので、役に立たない…という意味で、この花言葉がついたと言われています。
ストック
引用元:ストックの育て方|種まきや苗の植え方は?種は採取できる? - HORTI 〜ホルティ〜 by GreenSnap
「愛の絆」「豊かな愛」など、美しい花に似つかわしい花言葉が並ぶストックも、7月16日生まれの誕生花です。
決して花自体は大きいわけではありませんが、存在感抜群の花が、愛情を強く伝えてくれます。
「永遠の恋」「永遠の美」など、“永遠”に関連する花言葉も存在しているため、結婚式で使われることもある花です。
ニチニチソウ
「楽しい思い出」「友情」「生涯の友情」など、どちらかというと恋愛ではなく友達との関係に関する花言葉の意味合いが強い花・ニチニチソウ。
このニチニチソウも7月16日生まれの誕生花です。
花が次から次へと咲いてくる姿が、仲良く和気あいあい友達同士で集まっているように見えることで、友情関係の花言葉が並んでいるのだと言われています。
7月16日生まれの誕生花「ポーチュラカ」の代表的な花言葉「いつも元気」の意味
ポーチュラカの花言葉で代表的なものは「いつも元気」です。
この花言葉の由来は、ポーチュラカの強さが深く関係しています。
ポーチュラカは、夏の花ですが、気温が高い猛暑の中でも花を咲かせることができる花でもあります。
真夏に暑さに負けることなく、カラフルな花を力いっぱい次々に咲かせることができるので、「いつも元気」という花言葉が生まれたというわけです。
赤、ピンク、白、黄、オレンジ、紫といった多様な色の花が元気いっぱいに咲いている姿は、夏の暑さの中でバテてしまいそうな私たちにも、夏を乗り切る元気を与えてくれるような、そんなエネルギーを発しているように感じられます。
7月16日生まれの誕生花「ポーチュラカ」のその他の花言葉の意味
無邪気
「無邪気」というポーチュラカの花言葉は、「いつも元気」の花言葉と由来自体は同じです。
夏の暑さの中でも元気に色とりどりの花を咲かせてくれるポーチュラカの強さが、まるで夏の暑い日差しの中でもへっちゃらで駆け回って遊んでいる子供のように見える…というのが、「無邪気」の花言葉の由来なのです。
花の姿自体も、とても可愛らしく、決して大きな花ではないので、余計に子供らしく感じられるというのもあるかもしれませんね。
自然を愛する
「自然を愛する」という花言葉は、ポーチュラカがとても生命力の強い植物であるということ、そして、実は食用としても扱うことができるというところが由来となっているようです。
自然の中にあるものを食べることができたり、自然が自然に負けず、強く咲き誇っている姿であったりというところが、「自然を愛する」という花言葉につながっているのですね。
可憐
「可憐」という花言葉は、ポーチュラカの中でも白いポーチュラカにつけられている花言葉です。
全体としては、「可憐」の花言葉はないようです。
「可憐」の花言葉というのは、ポーチュラカの花が、小さくて可愛らしい花であることが由来となっています。
茎自体も長くないので、背が低い場所に小さくて可愛らしい花が咲くので、余計に可愛らしい印象が強くなるのでしょう。
小さな花をたくさん咲かせるところが、可憐さを表現しているということで、「可憐」という花言葉がそのまま使われるようになったのです。
7月16日生まれの誕生花「ポーチュラカ」の怖い花言葉と意味
ポーチュラカに怖い花言葉はない
ポーチュラカの花言葉は、他の花と比べるとそこまで多くはなく、そのせいもあって怖い花言葉というのは一切存在しません。
夏の暑さの中元気いっぱい花を咲かせるポーチュラカだからこそ、怖いイメージという花言葉は不似合いでもありますし、連想させるような怖い言葉も思い浮かばないのではないでしょうか。
人に対するメッセージ性の強い花言葉も存在しないので、プレゼントすることで何か相手に伝えることができるかといえば、そうではないのですが、縁起の悪い花言葉があるわけではありませんから、プレゼントするのにも、特に心配のいらない花という認識でいていいと思います。
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占い師CRISSのワンポイントアドバイス
ポーチュラカって、夏の花ってイメージがすごく強いし、真夏になるにつれて強くなっていくあの暑さの中、まるで暑い夏を「待ってました!」って楽しんでいるような姿に勇気をもらえることもあるのよね。
暑いのが苦手な人からすれば、真夏なんて外に出るのも本当に嫌になっちゃうけど、ポーチュラカは平気で咲いてる。
苦手なこととか、嫌なことからって逃げたくなってしまうこともあるけど、ポーチュラカを見ていると、逆境に負けない力を持とうって前を向けるかもしれないわね。
暑くても夏を楽しんで、元気いっぱいに咲いているポーチュラカをお手本に、嫌なこととか、苦手なことから逃げずにむしろ楽しむ感覚で立ち向かってみる意識を持てるようになるといいと思うわよ。