生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月13日生まれの誕生花は「サンザシ」、その花言葉は「希望」です。
希望いっぱいの5月に花を咲かせる花で、その花姿を見ていると私たちも何だか楽しい気分にさせられます。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
サンザシについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月13日生まれの誕生花「サンザシ」の基本情報
英名 | Hawthorn、Mayflower |
花言葉 | 希望 |
科・属名 | バラ科・サンザシ属 |
分類 | 落葉低木 |
原産地 | 中国、北半球の温帯地域 |
開花期 | 5月~6月 |
別名 | クリトチ |
5月13日以外の誕生花の月日 | 1月15日 |
5月13日生まれの誕生花「サンザシ」の花の名前の由来や種類
「サンザシ」の花の名前の由来
サンザシは花だけでなく、実も楽しめる植物として今話題となっています。
美容や健康に効果的なスーパーフルーツとして知られ、美容通の間では話題の植物なのです。
サンザシの花の名の由来は、中国にあります。
中国が原産で薬用として日本に入ってきたサンザシ。
中国での名前は山樝(さんざ)といい、これが転じてサンザシになったとされています。
ちなみに日本でサンザシに当てられている漢字は山査子です。
サンザシの英名はHawthornで、これはhawとthornとに分けることができます。
Hawは垣根を意味しthornはトゲを意味する言葉です。
この2つが組み合わさって英名が付けられました。
Mayflowerという英名もありますが、これは花の咲く時期に由来したネーミングです。
サンザシは海外でも5月を代表する花となっていることが、この英名からも分かるでしょう。
「サンザシ」の種類
サンザシはおよそ200もの種類があるとされています。
日本でも自生しており、北海道ではオオバサンザシが、長野などにはクロミサンザシが確認されています。
中国が原産のサンザシですが、ヨーロッパでもサンザシの歴史は古く良く知られている植物です。
一節によるとキリストが処刑されるときにかぶっていたトゲの冠は、サンザシの木で作られたものなのだそうです。
セイヨウサンザシは日本での栽培はそれほどされていませんが、ヨーロッパでは街路樹や生垣として植えられているのを良く見かけるでしょう。
サンザシの類はどれも育てやすく、実も使うことができるので重宝されています。
セイヨウサンザシは、サンザシよりも果実が小さく生長が遅いという特徴があります。
サンザシは実も食べられる植物ですが、園芸品種として改良されたものであるアカバナヤエサンザシは実をつけません。
八重の赤くきれいな花をたくさんつけるので、鑑賞用として人気のある花です。
5月13日生まれのその他の誕生花
ボロニア
ボロニアはオーストラリアを原産とする、3月から5月に花を咲かせる常緑低木です。
代表的な花言葉は「芳香」で、ボロニアから香る柑橘系の香りが由来となっています。
日本でも西洋でも共通した花言葉として「にぎやかな人柄」があり、これは細い枝にたくさんの花が集まって咲く様子から付けられたものでしょう。
ピンクのイメージが強いですが、そのほかにも様々な花色があります。
ハナビシソウ
ハナビシソウは北アメリカ西部を原産とする、英名カリフォルニアポピーの花です。
代表的な花言葉は「富・成功」で、かつてアメリカに咲くこの花を見た開拓者たちのイメージが元となっています。
西洋の花言葉には「私を拒絶しないで」がありますが、これは花色の黄色が裏切りのイメージを持つ色だからと言われています。
カキツバタ
カキツバタは日本やシベリアを原産とする、アヤメに似た植物です。
いずれアヤメかカキツバタという言葉があるように、アヤメとカキツバタは見分けの付けづらい植物となっています。
代表的な花言葉は「幸福が来る」で、良いイメージの花言葉が多いため贈り物に適しているでしょう。
ミヤコワスレ
ミヤコワスレは古くから日本に自生する植物で、この名の由来は承久の乱にまでさかのぼります。
戦に敗れ佐渡に流された順徳院はミヤコワスレを見て「この花を見て都のことは忘れよう」と言ったそうです。
そのことがそのまま花名となりました。
代表的な花言葉は「強い意志」で、花色は青以外にもピンクもあります。
5月13日生まれの誕生花「サンザシ」の代表的な花言葉「希望」の意味
サンザシの代表的な花言葉は「希望」です。
その由来は、サンザシが花をつける季節にあります。
サンザシの開花期は5月。
そのことは英名のメイフラワーにもよく表れています。
そして、5月というのは1年でも最も希望に満ちあふれた季節です。
ようやく寒い冬を終え、1年の中でも過ごしやすい気候と生命の喜びに満ちあふれた季節。
そんな時期に花を咲かせることからサンザシには「希望」という花言葉がつけられたのです。
5月のまぶしい光の中、きれいに花をつけるサンザシの姿を見ていれば、あなたの胸の中にも希望の光が満ちてくるはずです。
生命力とパワーにあふれたその姿からは、マイナスのエネルギーを感じることはありません。
希望は人が生きる上でとても大切なものです。
どんな時でも希望さえ持っていれば、完全に心が折れてしまうことはないでしょう。
希望はあなたのこの先の道を明るく照らしてくれる光となるものです。
もし、希望を見失ってしまったのだとしたら、希望の花言葉を持つサンザシの花の力を借りてみてください。
5月の希望いっぱいの季節に咲く花は、あなたにも希望を与えてくれるでしょう。
5月13日生まれの誕生花「サンザシ」のその他の花言葉の意味
新しい光
サンザシの花言葉には「新しい光」というものがあります。
これもサンザシが咲く季節からつけられている花言葉です。
5月には新しい光が降り注ぎます。
これまでの季節とは違い、その光には夏の気配が感じられるでしょう。
この新しい光を浴びて、サンザシの花は咲き、私たちもこれからやってくる新しい季節を感じ取ることができるのです。
5月の光は新しく、眩しく強いものです。
この新しい光の下で活躍をしていけるように、自分の調子を整えていきましょう。
ただ一つの愛
サンザシの「ただ一つの愛」という花言葉は、サンザシがトゲを持っていることに由来しています。
サンザシはそのトゲで一つの愛を守り抜くのだそうです。
いくつもの恋を手に入れようとしてしまうことがありますが、大切なのはただ一つの愛を手に入れ守り抜くこと。
あなたにとって守り抜きたいただ一つの愛とは何なのでしょうか。
自分自身と向き合い対話する時間を作ることも大切です。
子孫繁栄
サンザシの花言葉「子孫繁栄」は、サンザシがたくさんの実をつけることが由来となっています。
サンザシのようにたくさんの実をつける=子孫繁栄していくことは、これから先の未来のために大切なこと。
サンザシの実にあやかって子孫繁栄を願うのもいいかもしれません。
サンザシの実は可愛らしい見た目だけでなく、薬効を持つことでも知られています。
その薬効の一つには老化防止がありますから、そういった点でも子孫繁栄という花言葉はぴったりだと言えるでしょう。
幸福な結婚
サンザシには「幸福な結婚」という花言葉があります。
これはサンザシの持つ神秘的なパワーからくる花言葉だとされています。
サンザシは不思議な力を持っており、その力を使えば幸福な結婚ができると信じられているのです。
誰だって不幸な結婚はしたくありません。
サンザシの力を借りてみると幸福を招くことができるでしょう。
5月13日生まれの誕生花「サンザシ」の怖い花言葉と意味
慎重
サンザシにはトゲがあります。
美しい花に手を伸ばそうとすれば、トゲで傷つけられてしまうでしょう。
だから、サンザシに触れようとするのなら慎重にならなければいけません。
こういったことからサンザシには「慎重」という花言葉があります。
唯一の恋
サンザシの悲しい花言葉の由来となっているのはスコットランドの詩人ロバート・バーンズのハイランドのメリイという作品です。
この作品は亡くなった恋人への思いをつづったもので、サンザシの花が登場します。
ロバート・バーンズにとって唯一の恋であったものを象徴するのがサンザシの花。
だからサンザシには「唯一の恋」という花言葉が付けられているのです。
あなただけを愛す
サンザシの花言葉「あなただけを愛す」も、ロバート・バーンズの詩が元となっています。
亡くなってしまった恋人だけを愛す強い気持ちが、この花言葉には込められています。
成功を待つ
サンザシの花言葉「成功を待つ」は、1620年イギリスからアメリカに渡ったメイフラワー号にサンザシの花が描かれていたことが由来です。
旅立つ人を送りだす人にできたのは、成功を待つことだけだったのでしょう。
しかし、現実には成功は待っているだけではいけません。
自分からつかみとる姿勢が大切です。
5月13日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
5月の希望に満ちた季節にたくさんの花を咲かせてくれるわ。
代表的な花言葉は「希望」で、咲く季節が由来となっているの。
サンザシをお守りに、あなたも希望いっぱいの人生を歩んでいきましょ。