スノーフレークと言われてもどの花のことかピンとこない人もいるかもしれません。
スノーフレークとは、鈴蘭水仙のことで、花の名前が分からなくても、どこかで見たことがあるという人が多いはずです。
2月17日の誕生花であるスノーフレークですが、「純粋」「純潔」「汚れなき心」「皆をひきつける魅力」などといった、美しい花言葉がたくさんつけられています。
今回は、この2月17日の誕生花であるスノーフレークについて、花の名前の由来や種類、花言葉とその意味や由来を紹介していきたいと思います。
とても可憐で可愛らしい花なので、ぜひ名前と、その花の姿も覚えてあげてくださいね。
目次
2月17日生まれの誕生花「スノーフレーク」の基本情報
英名Summer snowflake
花言葉 | 純潔・汚れなき心・純粋・皆をひきつける魅力・美を好む · 乙女の誇り · 美 · 穢れのない無垢な心・慈愛 |
科・属名 | ヒガンバナ科スノーフレーク 属 |
分類 | 多年草 |
原産地 | ヨーロッパ中南部 |
開花期 | 3~4月 |
別名 | スズランスイセン・オオマツユキソウ・サマースノーフレーク |
1月1日以外の誕生花の月日 | 1月23日 1月28日 4月16日 12月19日 |
2月17日生まれの誕生花「スノーフレーク」の花の名前の由来や種類
「スノーフレーク」の花の名前の由来
雪の結晶や雪のひとひら、ひとかけらの雪などいった意味がある、スノーフレーク。
まるでそういったひとかけらの雪のように、小さくてかわいい花を咲かせることが、スノーフレークの名前の由来とされています。
日本ではスズランスイセンと呼ばれているのですが、これは花の形がスズランのような形をしていることが由来となっているようです。
スノーフレークはスイセンとは違う種類の植物であるにも関わらず、スズラン“スイセン”と呼ばれているのは、葉の形がスイセンの葉に似ているからであり、スズランに似た花とスイセンに似た葉を持っている植物ということで、スズランスイセンと呼ばれるようになりました。
英名においても和名においても、その花の姿形が名前の由来となっているわけです。
「スノーフレーク」の種類
スノーフレークの種類としては、普段目にすることができる、市場に一番出回っている種類でいえばアエスティブムが人気です。
それ以外にもいくつか種類はありますが、他の植物と比較すると種類は圧倒的に少ないほうです。
育てるのが決して難しいわけではありませんが球根から育てるとなるとある程度の根気が必要になるのは覚悟しておきましょう。
2月17日生まれのその他の誕生花
コチョウラン
「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」という花言葉を持っている、花の王様ともいえるコチョウラン。
チョウチョのような花の形をしていたり、種類がたくさんあり、値段もピンキリで高額なものとなるととんでもない価格で取引されているものがあるなど、高い、高貴なイメージが付きまとっているのではないかと思います。
華やかな外見そのままに、花言葉も華やかなものが多く、白いコチョウランは「純粋」、ピンクのコチョウランだと「あなたを愛しています」という花言葉があったりもします。
ボケ
「先駆者」「妖精の輝き」という花言葉を持っているボケの花も、2月17日の誕生花です。
マルメロという名前を持っているボケですが、花自体はツバキやサザンカの花が満開に開ききる前のつぼみのような形をしています。
丸くなっている花は、とても可愛らしく、しかしとても寒さに強い品種でもあるため、まだ他の植物が眠っている春先からいち早く花を咲かせて春の訪れを教えてくれます。
そういったところから、「先駆者」の花言葉がついたのです。
ヒヤシンス(紫)
「悲しみ」「悲哀」「初恋のひたむきさ」という、マイナスな印象を受けてしまう花言葉が特徴的な紫のヒヤシンスも、2月17日の誕生花です。
スノーフレークなどと比べると、花言葉が良い内容や明るい内容ではないので、どうしても誕生花として主役にはなれないのでしょう。
やはりスノーフレークなどの明るい花言葉がついている花のほうが、自身の誕生花として好きになることもできるでしょうし、誇ることもできると思います。
ヒヤシンス全体では、「遊び」だとか「ゲーム」などとアクティブな花言葉があるのですが、紫だけとなってしまうと、あまりいい花言葉はないというのを理解しておきましょう。
ミモザ
「優雅」「友情」という花言葉を持っているミモザも、2月17日の誕生花です。
スノーフレークと比べると、黄色くフワフワした見た目の小さな花が咲き、元気な印象、明るい印象など、活発なイメージを抱かせる花ですが、スノーフレークの同様、美しい姿であることに変わりはありません。
花言葉に悪い意味はないので、スノーフレークの次に、2月17日を代表とする花言葉とされています。
2月17日生まれの誕生花「スノーフレーク」の代表的な花言葉「純潔」の意味
スノーフレークの花言葉、「純潔」は、その花の見た目、様子が由来となっています。
他にもあるスノーフレークの花言葉は、その大半が見た目によるところが大きく、見た目が花言葉の由来となっているものがほとんどなのです。
純潔に関してもそうで、鈴のような形をした小さな花には、緑色や黒色に見える斑点があり、その斑点が、一層白い花びらを際立たせて、純粋さ、純潔さを感じさせることが、「純潔」の花言葉の由来と言われています。
汚れなき心・純粋・皆をひきつける魅力・美を好む · 乙女の誇り · 美 · 穢れのない無垢な心・慈愛
2月17日生まれの誕生花「スノーフレーク」のその他の花言葉の意味
汚れなき心
「汚れなき心」という花言葉も、やはりスノーフレークの見た目が由来となっていると言われています。
真っ白であるよりも、その中にぽつんと、主張しすぎない模様やワンポイントがあると、余計に白が際立って見えるようになります。
斑点があるスノーフレークの花びらは、汚れのない綺麗な心そのもののように見えます。
ちょっとマイナスの感情が入り込んでも花びらにある斑点のようににじんだり広がったりすることはなく、一種のその人のスパイスとして良い方向へ働くことになる…そんなメッセージのように見えるものです。
純粋
「純粋」という花言葉も、スノーフレークの見た目が由来となっている花言葉です。
白く可愛らしい花の姿が、純粋という言葉にぴったりで、汚れたものであったり、邪念であったりというものを一切感じさせることがない、清らかさを「純粋」という一言で表現しています。
スノーフレークの見た目から感じられる純真無垢なイメージは、花の形と相まって、幼い少女のようにも見えると言われることがあるのですが、幼い少女だからこその邪念のなさ、澄んだ瞳を想像させる花をこの花言葉と一緒に、改めて観察してみてください。
皆をひきつける魅力
スノーフレークの花は、バラやダリアのように大輪ではありませんし、ユリのようにしっかりしたつくりをしているわけでもないので、そういった華やかな草花に囲まれてしまうと、目立たない存在となってしまう可能性があります。
しかし、スノーフレークには、独特な形の花があります。
この花の鈴のような形は、見ている人の目を惹きつけますし、可愛らしい印象を大いに与えることができるでしょう。
派手じゃなくても、目立つ色ではなくても、みんなの目を惹きつける魅力を発揮することはできる…スノーフレークはそれを教えてくれているのです。
美を好む
スノーフレークは独特な花の形をしていることから、まるで自分ならではの美意識を持っているように感じられます。
スノーフレークにとっての美が完成された姿が、あの花の形や模様、色、葉の形や色なのです。
まるで美を好むかのように、完璧な美しさを見せてくれるスノーフレークの姿に美意識の高さを感じた人がつけた花言葉なのでしょう。
「美を好む」という花言葉は、もっときれいになろうという、美意識の高い女性を彷彿とさせます。
乙女の誇り
清楚で純粋…このスノーフレークの持っているイメージこそ、乙女の誇るポイントではないでしょうか。
清楚であること、純粋であること。
外見でも中身でもそうあってほしいものだと世間が乙女に抱くイメージとも完全に合致するのではないかと思います。
この二つのポイントを持っているスノーフレークは、まさに乙女の誇りを持っている花だと考えられるのです。
美
この「美」という花言葉は、まさに見た目そのものを漢字一文字でまとめたもの…といったところです。
美しい見た目のスノーフレークには、シンプルに「美」という花言葉が似合います。
どこが美しいとか、何が魅力的だなど、一切の説明が要らないからこそ、一言で人々を納得させられるからこそ、「美」という花言葉を付けることができるわけで、スノーフレークがそれだけ美しい植物・花であることを実感できる花言葉だと言えるでしょう。
穢れのない無垢な心
「穢れのない無垢な心」という花言葉は、スノーフレークの花の可愛らしさからきていると言われています。
スノーフレークの花言葉はどれも一番特徴的である花の形からきているのですが、この穢れのない無垢な心という花言葉は、一点の曇りもない心の美しさ、純粋さを意味しています。
スノーフレークの花ビラには、実は小さな斑点の模様があります。
普通は、汚れているように見えたり、邪魔に見えたりしてしまうものなのですが、なぜかスノーフレークの斑点は、スノーフレークの白さを一層際立たせて、美しさを倍増させているのです。
そのため、真っ白な花びらではなくても、穢れのない無垢な心という花言葉に自然と納得してしまいます。
慈愛
「慈愛」という花言葉も、スノーフレークの姿形から由来しているものです。
スノーフレークの花は、丸っこくて鈴のようで、とても可愛らしい形をしています。
しかし、ただ可愛いだけではなくて、どこか威厳のある、強さを持っている姿に見えるのも事実です。
深く大きな愛情をもって人々を包み込んでいるかのような、そんなイメージを与えられるスノーフレークの花の姿が由来となって「慈愛」という花言葉が生まれたのでしょう。
2月17日生まれの誕生花「スノーフレーク」の怖い花言葉と意味
スノーフレークには怖い花言葉はない
スノーフレークには怖い花言葉がある…という噂自体は耳にすることがあるかもしれません。
しかし、覚えておいてほしい、知っておいてほしいのは、スノーフレークには決して怖い意味を持っている花言葉はないということです。
ではなぜそんな噂が広まってしまっているのかというと、それはスノーフレークに毒があることが関係しているのではないかと思います。
全草に毒があり、その毒はそこそこ強く人の体にも影響を及ぼします。
アルカロイド性の毒なので、誤って食べてしまうと下痢、吐き気、嘔吐、頭痛などといった中毒症状の原因となってしまいます。
触っただけで、それで口を触ったりなどすると、その場合でも影響が出ることがありますので、スノーフレークには触れないのが一番です。
触れた場合には、すぐに手を洗うなどして体内にスノーフレークの毒が入るのを徹底的に防ぎましょう。
2月17日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師CRISSのワンポイントアドバイス
可愛らしい花…スノーフレークに対してそのようなイメージを持っている人はとても多いと思うわ。
スズランも可愛いけれど、スノーフレークにはどこかまたスズランとは違う清々しく凛としたイメージが付きまとうのよね。
可愛らしい花言葉や美しい花言葉、ピュアな花言葉だけが並んでいるスノーフレークだからこそ、自分もそんな人間になりたいと思うのもいいかもしれないわ。
賢く生きなきゃなぜかバカを見たり損をしてしまうこのご時世、ピュアだけじゃやっていけないんだけど、でも、普段は賢く、ずるく生きていても、心の底にはピュアなあなた自身を持っていてほしいわ。