生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
3月7日生まれの誕生花は「カンパニュラ」、その花言葉は「感謝」です。
釣鐘のような形の青い花はとても可憐で、見るものの心を癒してくれます。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
カンパニュラについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
3月7日生まれの誕生花「カンパニュラ」の基本情報
英名 | Bellflower |
花言葉 | 感謝 |
科・属名 | キキョウ科・ホタルブクロ属 |
分類 | 多年草 |
原産地 | 地中海沿岸地方 |
開花期 | 5月~7月 |
別名 | フウリンソウ・ツリガネソウ |
3月7日以外の誕生花の月日 | 4月23日 5月15日 7月8日 |
3月7日生まれの誕生花「カンパニュラ」の花の名前の由来や種類
「カンパニュラ」の花の名前の由来
カンパニュラの花の名前の由来は、その花の形からきています。
カンパニュラの花はまるで釣鐘のような形をしています。
ラテン語でカンパニュラとは釣鐘という意味の言葉です。
つまり、釣鐘という名前が付けられていたというわけなのです。
これは和名にも表れていて、カンパニュラの和名はツリガネソウやフウリンソウといったもの。
どちらも形が似ていることと、カンパニュラの直訳から名づけられています。
釣鐘状の形をしていますが、釣鐘のような向きではなく上を向いて咲く種がほとんどです。
花の大きさは直径5㎝程度で、葉っぱは地面と平行に生えるのが特徴的です。
花の色は青系や紫、白やピンクなどで寒色系の色をしているものが多く出回っているでしょう。
温帯から冷帯にまで広く分布していますが、寒さには弱い植物となっています。
栽培の際には寒さ対策をしっかりしてあげるようにしましょう。
また湿気を嫌う植物なので、それほど頻繁に水やりは必要ありません。
土が乾いているのを確認したら水をあげる程度でいいでしょう。
「カンパニュラ」の種類
カンパニュラは多くの種類がある植物です。
その中でも最も一般的だとされているのは、「カンパニュラ・メディウム」という種で細長い釣鐘状の花が特徴です。
他のカンパニュラは多年草のものが多いのですが、カンパニュラ・メディウムは二年草となっています。
このカンパニュラ・メディウムの変種に「カップアンドソーサー」という種があります。
カップアンドソーサーは二重咲きのような形で大輪の花をつける、とても華やかなカンパニュラです。
花の色は紫、白、ピンクがあります。
他のメジャーなカンパニュラの種類には「カンパニュラ・ベルフラワー」「カンパニュラ・アルペンブルー」などがあります。
カンパニュラ・ベルフラワーは小ぶりのような花が特徴で、キキョウのような星形の花をたくさん咲かせる種です。
成長しても草丈は20㎝程度と小ぶりです。
カンパニュラ・アルペンブルーは茎を長く垂らし花を咲かせます。
紫色の星形の花がかわいらしく、人気のある種類となっています。
3月7日生まれのその他の誕生花
アスター
アスターは中国を原産とする、和名エゾギクの花です。
代表的な花言葉は「信じる恋・信頼」で、色別にも花言葉が付けられています。
家庭でもフラワーアレンジメントでも、広く使われ愛されている花です。
クレソン
クレソンはヨーロッパを原産とする、和名オランダガラシの花です。
代表的な花言葉は「不屈・順調」で、世界中に広く分布しています。
ハーブとしても使われるので、家庭で育てている人も多い植物でしょう。
比較的簡単に育てることのできる植物です。
ストック
ストックは南ヨーロッパを原産とする、和名アラセイトウの花です。
代表的な花言葉は「永遠の美・幸福」で、白い色のストックには「思いやり」という花言葉があります。
ストックは暑さに強く比較的育てやすい花ですが、寒さに弱い点には注意が必要でしょう。
ユキヤナギ
ユキヤナギは日本が原産の、英名Thunberg’s:meadowsweetの花です。
代表的な花言葉は「愛嬌・懸命」で、小さな白い花をたくさんつけるのが特徴となっています。
暑さ寒さに強く放っておいてもよく育つので、庭木として育てる人も多くいます。
ガーデニング初心者にもおすすめできる花です。
3月7日生まれの誕生花「カンパニュラ」の代表的な花言葉「感謝」の意味
カンパニュラの代表的な花言葉は「感謝」で、カンパニュラは人に対して感謝を伝えるときに使われる花です。
この花言葉が生まれた背景にはギリシャ神話があります。
昔、オリンポスの果樹園にある黄金のりんごを守ることを任されていたカンパニュールという美しい精霊がいました。
カンパニュールは仕事を全うしりんごを守り抜きますが、侵入者に殺されてしまいます。
花の女神はこのことを悲しんで、カンパニュールを鐘の形の花に変えたそうです。
命を懸けてまで黄金のりんごを守ってくれたカンパニュールへの感謝の気持ちが、この花言葉には込められているのでしょう。
感謝の気持ちを伝えたい場面は、日常でもたくさんあります。
しかし、面と向かって「ありがとう」を伝えることは意外と難しいことではないでしょうか。
感謝の気持ちを持っているのに伝えられずにいるのなら、カンパニュラの力を借りてみるのはどうでしょう。
カンパニュラは感謝のときに用いられることの多い花で、花をもらった人にもその意味が伝わりやすくなっています。
いつもは言えない「ありがとう」を、カンパニュラの花に込めて伝えてみましょう。
感謝を伝えることは照れ臭さもあることですが、カンパニュラの花を渡すという行為ならさりげなくできるはずです。
3月7日生まれの誕生花「カンパニュラ」のその他の花言葉の意味
誠実な愛
カンパニュラには「誠実な愛」という花言葉があります。
これはギリシャ神話の中に出てくるカンパニュールという精霊の人物像に由来した花言葉です。
果樹園の守り人としての使命を誠実に果たしたカンパニュールに由来して「誠実な愛」という花言葉が付けられました。
共感
カンパニュラには「共感」という花言葉があります。
これはカンパニュラ最大の特徴である、その形に由来したものでしょう。
カンパニュラは鐘のような形をしています。
鐘を鳴らすのは共感の意を示すこと。
だから共感がカンパニュラの花言葉となったのです。
真剣な恋
カンパニュラには「真剣な恋」という花言葉があります。
カンパニュラの花言葉の傾向として、思いを誰かに伝えるというものがありますが、この花言葉もその一種でしょう。
真剣な恋をしたのなら、その相手にカンパニュラの花を贈るとその気持ちが伝えられるかもしれません。
真剣な恋を彩ってくれる花がカンパニュラなのです。
思いを告げる
カンパニュラの「思いを告げる」という花言葉は、カンパニュラが贈り物としてよく使われることに由来しています。
感謝や共感や恋心を伝えるものとして、これまでの花言葉をご紹介してきましたが、カンパニュラで伝える気持ちはどんなものでもいいのです。
あなたの告げたい思いはどんなものでしょうか。
その思いにカンパニュラを添えれば、きっとその思いはより伝わるはずです。
3月7日生まれの誕生花「カンパニュラ」の怖い花言葉と意味
節操
カンパニュラには「節操」という花言葉があります。
節操とは自分の信念をかたく守って変えないこと。
これは素晴らしいことですが、時には変えることをしなければただの意固地になってしまいます。
節操と柔軟さを合わせ持つようにしていきましょう。
不変
人は変わることを恐れる生きものです。
だから、変わらないことを望んで不変という花言葉を付けたりします。
しかし、変わることがなければ進歩もありえません。
あまり変わることを恐れず、不変の願いをカンパニュラに期待し過ぎるのはやめておきましょう。
後悔
カンパニュラの花言葉に「後悔」とあるのは、ギリシャ神話が由来でしょう。
黄金のりんごを守り抜いたカンパニュールは、目的を立派に果たしましたが命を落としてしまいます。
そのことを花の女神は後悔していました。
それで花言葉にも「後悔」と付けられたのです。
大切な人をなくしてしまわぬように注意する大切さを教えてくれる言葉です。
うるさい
カンパニュラには「うるさい」という花言葉があります。
これはカンパニュラの形に由来した花言葉で、釣鐘状のカンパニュラの花が本当に鐘だったらと考えればうるさいという花言葉には誰もが納得できるのではないでしょうか。
あれだけの鐘がいっせいに鳴ればうるさくて当然です。
だから、カンパニュラには「うるさい」という少し不名誉な花言葉が付けられています。
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占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
和名ではツリガネソウともフウリンソウとも呼ばれていて、鐘のような形が印象的な可愛らしい花ね。
代表的な花言葉は「感謝」で、ありがとうを伝えるときにぴったりの花よ。
あなたの感謝もカンパニュラと共に伝えてみてちょうだいね。