生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
5月30日生まれの誕生花は「ペラルゴニウム」、その花言葉は「あでやかな装い」です。
あでやかなドレスを着たような見た目のペラルゴニウムは、見るだけでも心がウキウキしてくるような花でしょう。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
ペラルゴニウムについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
5月30日生まれの誕生花「ペラルゴニウム」の基本情報
英名 | Pelargonium、 Geranium |
花言葉 | あでやかな装い |
科・属名 | フクロソウ科・テンジクアオイ属 |
分類 | 一年草 |
原産地 | 南アフリカ |
開花期 | 4月~7月 |
別名 | ナツザキテンジクアオイ |
5月30日以外の誕生花の月日 | 3月4日 3月29日 |
5月30日生まれの誕生花「ペラルゴニウム」の花の名前の由来や種類
「ペラルゴニウム」の花の名前の由来
ペラルゴニウムの花の名前の由来は、付ける実の形です。
ペラルゴニウムの実は、コウノトリのくちばしに似た形をしています。
そこでギリシャ語でコウノトリを意味する言葉のpelargosが元となり、ペラルゴニウムという名が付けられました。
ペラルゴニウムの別名にはナツザキテンジクアオイがあり、これは日本での呼び名です。
この和名の由来は、夏に咲くこと、アオイに似ていることです。
ゼラニウムの仲間なので、英名にはゼラニウムが付くものがたくさんあります。
花色が豊富で花を愛でるのも楽しいぺラルゴニウム。
ぜひ、その名の由来となった実の形まで、楽しんでみたいものです。
「ペラルゴニウム」の種類
ペラルゴニウムはゼラニウムに良く似た花で、春から初夏に花を咲かせます。
ゼラニウムと同じ仲間で花も良く似ていますが、ゼラニウムには見られない花色の多彩さを持っています。
原種とされるのは南アフリカを原産とするペラルゴニウム・ククラツムで、これとペラルゴニウム・グランディフロルムが、現在あるペラルゴニウムの種類の親となっていることがほとんどです。
豊富な花色が特徴的で、ゼラニウムには見られない深紅色のものや、花びらにまだら模様のあるもの、ストライプ模様のあるもの、2色咲きのものなどたくさんの種類があります。
花色ではなく咲き方に着目してみても、小輪タイプや大輪のもの、花びらが重なりあってフリル状になっているものなどさまざまです。
種類によっては開花期が長く、7月下旬まで花を楽しむことができるでしょう。
たくさんの花色を持つことが特徴のペラルゴニウム。
あなたのお気に入りのカラーを見つけて、ぜひその花姿を楽しんでください。
5月30日生まれのその他の誕生花
アマリリス
アマリリスは初夏に花を咲かせる、花持ちのいい花です。
代表的な花言葉は「おしゃべり」で、これはアマリリスの花姿が由来となっています。
アマリリスの花は横を向いて咲き、その姿はまるで隣の花と喋っているようです。
アマリリスたちはいったい何のおしゃべりをしているのでしょうか。
耳をすませてみると、その会話が聞こえてくるかもしれません。
エキザカム
エキザカムは初夏から秋にかけて開花する、ブルーの愛らしい花です。
代表的な花言葉は「あなたを愛します」で、愛を告白するような花姿が由来となっています。
その愛らしい花を見ていると、温かい気持ちが広がり勇気が湧いてくるでしょう。
アツモリソウ
アツモリソウは初夏に花を咲かせる、紫色の花です。
代表的な花言葉は「君を忘れない」で、この君とは平敦盛を指しているとされています。
若くして命を落とした平敦盛のことを思って、つけられた花言葉なのだそうです。
アツモリソウを見るときは、大切な誰かのことを思い出してみるのもいいでしょう。
オリエンタルポピー
オリエンタルポピーは東アジアやヨーロッパを原産とする、別名オニゲシの花です。
代表的な花言葉は「妄想」で、大輪の赤系統の花が一面に咲く姿は見事の一言です。
初夏の花壇を華やかにしてくれるオリエンタルポピーは、人気のある花となっています。
5月30日生まれの誕生花「ペラルゴニウム」の代表的な花言葉「あでやかな装い」の意味
ペラルゴニウムの代表的な花言葉は「あでやかな装い」です。
ペラルゴニウムの花言葉には同じ属のゼラニウムと共通のものが多いのですが、あでやかな装いはゼラニウムと比較して花色が鮮やかであることが由来となっています。
ペラルゴニウムの鮮やかな花は、まるでドレスのようにも見えるでしょう。
あでやかな装いをしているようなペラルゴニウムの花は、空間を明るくしてくれます。
ゼラニウムと混同されてしまうことも多い花ですが、より華やかさや明るさを求めるならペラルゴニウムの花がおすすめです。
あでやかな装いは、とっておきの場所に出かけるときにするもの。
そんな特別感をペラルゴニウムの花は演出してくれるでしょう。
明るい気持ちになりたいときや、華やかな雰囲気を持つ人への贈り物としてぴったりの花です。
日常であでやかな装いをすることはなくても、ペラルゴニウムの花があればあでやかに着飾ったときの心の高揚を疑似体験することができるでしょう。
ペラルゴニウムの花の持つ明るさには「あでやかな装い」という花言葉がぴったりです。
5月30日生まれの誕生花「ペラルゴニウム」のその他の花言葉の意味
君ありて幸福
ペラルゴニウムの花言葉「君ありて幸福」は、ゼラニウムと共通の花言葉です。
結婚式の飾りとして用いられることの多かった白のゼラニウム。
結婚するということは一緒にいて幸せになれる人と見つけたということです。
そんなことから「君ありて幸福」の花言葉は付けられたのでしょう。
贈り物として贈るにも素敵な花言葉ですね。
尊敬
紫のペラルゴニウムの花言葉には「尊敬」というものがあります。
これは花色の紫が高貴さを思わせることが由来となったものでしょう。
尊敬はしてもされてもいいものです。
尊敬できる人を見つけることは心の支えになりますし、尊敬される人になったというのはあなたがそれほどまでに成長したということを示しています。
尊敬され、尊敬できる人となっていきましょう。
決心
ペラルゴニウムの花言葉には「決心」というものがあります。
心を決めると書く決心は、人生の節目で必要となるもの。
心が決まらないまま、何か大きなことをしようとしても、うまくはいかないでしょう。
大事なときには決心をして歩いていけるように、心の準備を整えておきましょう。
心を決められる何かを見つけられると、あなたの人生はより充実したものとなるでしょう。
愛情
ペラルゴニウムの花言葉には「愛情」があります。
これはゼラニウムと共通の花言葉で、かつてゼラニウムが愛の呪文の材料として使われていたことが由来となっています。
「愛の呪文が唱えられたらどんなにいいか」そう思ったことのない人などいないでしょう。
愛に効果的な呪文などありはしないことがわかっている現代でも、ついつい魔法に頼りたくなる気持ちになるものです。
そんなときにはペラルゴニウムの花に勇気をもらって、愛を成就させるべく行動を起こしていきましょう。
ピンクのゼラニウムが愛の呪文には使われていたようです。
5月30日生まれの誕生花「ペラルゴニウム」の怖い花言葉と意味
切ない望み
ペラルゴニウムの花言葉には「切ない望み」があります。
望みは明るい雰囲気を持つ言葉なのに、それに切ないがつくだけで悲しい雰囲気となります。
切ない望みとはいったい何なのでしょうか。
悲しい望みを抱かないように注意深く生きていきましょう。
篤い信仰
ペラルゴニウムの花言葉には「篤い信仰」があります。
信仰心はパワーを生み出してくれるものですが、ときに怖ろしいものにもなってしまうでしょう。
妄信的に何かを信仰してしまうと、危険な道に招かれてしまうことがあります。
篤い信仰心を持ちながらも、正しい判断ができる眼を持っておくことが大切です。
メランコリー
赤のペラルゴニウムの海外での花言葉には「メランコリー」があります。
メランコリーは憂鬱という意味の言葉で、この由来は若草物語です。
若草物語で四姉妹が恋をしたローリーが妻に選んだのは末っ子のエイミー。
このエイミーがローリーが熱を出したときに、持っていったのが赤のゼラニウムだったのです。
恋は叶えばハッピーですが、破れると憂鬱な気分になるもの。
赤のペラルゴニウムは、そんな恋の複雑さを表現しています。
慰め
ペラルゴニウムの花言葉「慰め」も、メランコリー同様に若草物語が由来となった花言葉です。
花はいつでも私たちを慰めているかのようです。
失恋で傷ついた心もペラルゴニウムの花は慰めてくれるでしょう。
5月30日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人はコチラ
占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
さまざまな色を持つ、華やかさが特徴の花ね。
代表的な花言葉は「あでやかな装い」で、見ているだけで元気になれちゃうわ。
ペラルゴニウムの花があるだけで、空間を明るくすることができるので試してみてね。