引用元:境内案内 | 鹿島神宮
茨城県鹿島市にある鹿島神宮は、“怖い”…そんな噂を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
歴史ある由緒正しい神社でご利益が高いといわれている一方で、怖いと聞くと、参拝に行くのを躊躇ってしまう人もいると思います。
しかし、鹿島神宮は決して怖い場所ではないのです。
そこで今回は、鹿島神宮が怖いといわれる理由について、また境内のおすすめスポットについて徹底解説していきますので“怖い”イメージを払拭するのに役立ててください。
目次
鹿島神宮は怖い神社?噂の真実とは
引用元:境内案内 | 鹿島神宮
まずは、なぜ茨城県の中でも特に有名で歴史のある鹿島神宮が怖いというイメージがついてしまっているのか、その理由に迫っていきましょう。
怖いといわれるようになった理由を理解できれば、鹿島神宮へのマイナスのイメージも払拭できるようになるはずです。
鹿島神宮は強力なパワースポットで怖くない
単刀直入にいって、鹿島神宮は怖い神社ではありません。
むしろ、茨城県でも有数のパワースポットであり、祀られている神様も非常に力があるため、ご利益も高い神社なのです。
きちんとお参りすることで願いを叶えてくれますし、鹿島神宮のエネルギーを授かりに行くという気持ちで訪れれば、プラスのエネルギーをたっぷりと受け取ることもできます。
決して、訪れることで怖いことが起こったり、悪いことが起こったりするような神社ではないのです。
一時的に不調が起きることはある
鹿島神宮は強力なパワースポットであるため、一時的にそのエネルギーに当てられて体調不良を起こすことがあります。
これは鹿島神宮に限ったことではなく、スピリチュアル能力が高い人の場合には強いエネルギーを発しているパワースポットに行くことで頭痛や眩暈、吐き気などが起こることがあるのです。
ただしそれは決して怖い場所だからではなく、それだけエネルギーに満ち溢れた場所だからだということをあらかじめ理解しておきましょう。
そのような体調不良が起こっても、一時的なものであり、症状はすぐに軽くなるはずです。
ご利益がありすぎて怖いという意味もある
引用元:鹿島神宮 - 鹿嶋市ホームページ
鹿島神宮が怖いといわれるのは、何か怖いことが起こる、悪いことが起こるのが理由なのではなく、ご利益が高すぎて怖い…という意味でもあります。
願いを成就させてくれる力が強く働くため、高いご利益を授かった人たちが、何か得体の知れない人智を超越した力が働いていると感じ、“怖い”と感じたのでしょう。
“ご利益がありすぎて怖い”という意味だったはずが、いつの間にか“怖い”という言葉だけが一人歩きしてしまい、鹿島神宮が怖い場所だと勘違いされてしまうようになったのだと考えることができるのです。
ちなみに、鹿島神宮では以下のようなご利益があるといわれています。
- 勝利祈願
- 必勝祈願
- 安産祈願
- 縁結び
- 厄除け
- 災害除け
- 旅の安全
- 成功祈願
- 勝負運向上
鹿島神宮が怖いといわれる7つの理由
引用元:鹿島神宮 - 鹿嶋市ホームページ
本当は決して怖い場所ではないにも関わらず、鹿島神宮が怖いと感じてしまうのには境内の雰囲気や境内にあるたくさんのパワースポットが原因となっています。
ここでは、鹿島神宮を怖いと感じさせてしまうことがある理由となりうるポイント7つを紹介していきます。
神秘的で神聖な雰囲気
引用元:境内案内 | 鹿島神宮
鹿島神宮は、古くから守られてきた大自然の中にあります。
太く大きな木々が立ち並び、枝葉を大きく広げていることで、夏でもたくさんの木陰ができます。
そのせいで薄暗く感じる場所が多々あることも事実で、その中に聳え立つ社殿やその他のパワースポットをより荘厳なものとして感じさせることでしょう。
スピリチュアル性が高くない人でもその独特の雰囲気に神聖さを感じ、神様の存在を意識せざるを得なくなり、決して恐れる必要はないのですが、“怖い”と感じてしまうことがあるのです。
武甕槌神が持つ強大な力
引用元:鹿島神宮
鹿島神宮のご祭神は、武甕槌神(タケミカヅチノカミ)です。
国産みの神様である伊弉諾尊(イザナギノミコト)が、妻である伊弉冉尊(イザナミノミコト)を焼死させてしまった火の神を剣で切り殺した際にその血から生まれたのが武甕槌神であるといわれています。
正義と忠義を重んじ、強大な武力を持っている神様であり、国護りの神でもあるのです。
そのため、武運長久の神、勝利の神とされ、武道場にはよく武甕槌神祀られたり、絵が飾られたりもしています。
このように非常に力のある神様がご祭神であり、また武甕槌神に荒々しいイメージを抱くことで、鹿島神宮が怖いと感じてしまうこともあるのでしょう。
磁場が強い場所
引用元:X
鹿島神宮にはレイライン上にあり、ゼロ磁場であるといわれています。
ゼロ磁場とは、磁気のN極とS極が打ち消しあい、磁力がまったく存在しない場所のことを指すのですが、“ゼロ”とはいえ、決して何もない場所というわけではなく、強力なエネルギーが生まれる場所とされているのです。
また、レイラインとは朝日が通る道であり、そのような場所に建てられた神社であるからこそ、得体の知れないエネルギーを潜在的に感じ取り、その正体が分からないことで怖いと感じてしまうこともあるのだと考えられます。
要石の存在
鹿島神宮のパワースポットのひとつに要石があります。
地中深く埋まった石であり、その大きさは水戸黄門で知られる水戸光圀公の書物において、七日七晩掘っても掘り切ることが できなかったとされているほど大きいといわれています。
そしてその石は、ご祭神である武甕槌神地震を起こす大鯰の頭を押さえるために置いたとされているのです。
大鯰を押さえる石の力、そしてその石に押さえつけられる大鯰のエネルギーの拮抗を感じ取れることが、鹿島神宮を怖いと感じさせてしまう理由のひとつだと考えられます。
あまりに美しい御手洗池
引用元:境内案内 | 鹿島神宮
鹿島神宮の境内にある御手洗池は一日に40万リットル以上の湧水があるといわれ、池の底まで肉眼ではっきりと見渡せるほど、澄んだ美しい水を湛える姿から“鹿島神宮一のパワースポット”とされています。
溢れんばかりのエネルギーと、その透明度からくるあまりにも美しい池の風景に“美しすぎて怖い”と感じてしまう人がいるのも事実です。
日照りの時期でも水が枯れることはなく、大人が入っても子供が入っても水は胸元までしか来ないといわれ、その不思議さも怖いといわれる理由でしょう。
不思議な出来事
鹿島神宮に参拝した人の中には、不思議な出来事に遭遇している人が大勢います。
パワースポットが点在していることで、足を踏み入れたことで不思議な感覚を味わったり、不思議な声を聞いたりなどこれまでにない経験をすることもあるでしょう。
エネルギーに満ち溢れたスピリチュアルな場所だからこそ、そのような出来事が起こることもあるのですが、慣れない人がそのような体験をすると決して自分に害があるような出来事でなくても怖いと感じてしまうものです。
数々の不思議体験、そしてそれを経験した人の話によって、鹿島神宮が怖いと思われてしまっているといえます。
鹿島神宮の加護の力
引用元:摂社 奥宮 | 鹿島神宮
鹿島神宮を参拝することで、武甕槌神をはじめとした鹿島神宮の神々の加護を受けることができ、災いを除けることができた結果、身の回りのものが壊れるのは決して珍しいことではありません。
身の回りのものが壊れるのは、災いからその物が身代わりとなって自分を守ってくれたということ。
それを理解していれば決して怖いことはないのですが、何も知らない人は鹿島神宮の神様が怒っているのではと不安になって怖いと感じてしまうことがあるのです。
鹿島神宮を参拝するにあたって
引用元:御由緒・御祭神 | 鹿島神宮
鹿島神宮を怖いと感じることなく参拝するためには、正しい参拝方法を確認しておきましょう。
ここでは、正しい参拝方法や、鹿島神宮のまだ紹介していない見どころ、また授かることができるお守り御朱印について紹介していきたいと思います。
正しいお参りの仕方
鹿島神宮は決して怖い神社ではありませんが、正しい参拝方法でお参りすることはとても大切です。
鹿島神宮での参拝方法は決して特別なポイントがあるわけではなく、一般的な神社の参拝方法に則ってお参りすれば問題はありません。
まずは正しい方法を確認しましょう。
- 神社の正面にある大鳥居から境内へ入る
- 鳥居、参道は中央を避け、端を通る
- 楼門の手前の手水処で手と口を清める
- 楼門をくぐり高房社から参拝する
- 拝殿において二礼二拍手一礼で参拝する
ここまでが正しい参拝方法となりますが、万が一、神様に失礼に当たるようなことをしてしまったとしても、それが意図的でなければばちが当たるようなことはありません。
鹿島神宮の見どころ
引用元:X
鹿島神宮にはたくさんの見どころがあります。
鹿園 | 鹿島神宮境内には約20頭の鹿がいる鹿園があります。
今から1300年ほど前、奈良県の春日大社建立のために武甕槌神が奈良に派遣される際、武甕槌神を運んだのが鹿だったとされており、それから鹿は武甕槌神の御眷属(神の使い)とされているため、大切にお世話されているのです。 |
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武甕槌神の石像 | 境内には、大鯰を押さえつける武甕槌神の像があります。
武甕槌神の伝説にはその圧倒的な力を思わせるものが多く残されており、初めて相撲をとったのが武甕槌神ともいわれているのです。 境内にある武甕槌神の像も、力強い表情で大鯰を押さえつけています。 |
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楼門 | 日本三大楼門に数えられるほど立派な朱色の楼門は、現在では重要文化財に指定されています。
1634年、水戸徳川初代藩主である徳川頼房によって寄贈されたものであり、修繕を重ねてはいるものの、鹿島神宮のイメージにぴったりな荘厳な佇まいといえるでしょう。 |
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一之鳥居 | 鹿島神宮から車で5分ほど走ったところにある霞ヶ浦に浮かぶ一の鳥居も、鹿島神宮参拝の折に訪れてほしいおすすめスポットです。
特に夕日が沈む頃の鳥居は非常に美しく、鹿島神宮のパワーを感じずにはいられません。 |
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湧水茶屋 一休 | 御手洗池の奥から湧き上がる湧水を使ったそばや団子、コーヒーや甘酒をいただける茶屋、一休(ひとやすみ)は、まさに鹿島神宮のパワーを食べ物や飲み物で取り込むことができるスポットといえるでしょう。 |
それぞれが鹿島神宮のパワースポットとなっているので、それぞれを巡りながら強いエネルギーを受け取るようにしましょう。
御朱印やお守り
引用元:御守・御札 | 鹿島神宮
鹿島神社では、鹿島神社ならではのお守りを授かることができます。
特に、ご祭神である武甕槌神の力を授かることができる“武道守”や“勝守”がご利益が高いと人気です。
また、さらに茨城県の鹿島神宮と息栖神社、そして千葉県の香取神宮を指す“三社守”は、息栖神社と香取神宮を参拝し、そこでそれぞれお守り状のシールを授かって完成させられるとても強いご利益があるお守りなので、鹿島神宮以外の二社も参拝し、完成させるようにすると良いでしょう。
ご朱印帳はデザインの種類が豊富で、武甕槌神の名が入った2種類の御朱印を授かることができます。
鹿島神宮へのアクセス方法
住所 | 〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2306-1 | ||
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電話番号 | 0299-82-1209 | ||
参拝・受付時間 | 参拝:24時間可能
授与所:8:30~16:30 御祈祷受付:8:30~16:30 |
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アクセス | 車:東関東自動車道/潮来ICより1時間30分
高速バス:東京駅八重洲南口発 かしま号 鹿島神宮停留所着 電車:①東京駅→(総武快速線)→千葉駅→(成田線)→佐原駅→(鹿島線)→鹿島神宮駅より徒歩10分 |
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ホームページ | 鹿島神宮 |
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「怖いといわれるほどの鹿島神宮のパワーを感じ取ろう」
鹿島神宮は決して怖いことが起こる神社ではなくて、怖いほど強力なご利益を授けてくれる神社なの。
だから、怖いから行かない…なんて考えはもったいないのよ。
むしろ、怖いといわれるほどのパワーを実際に足を運んで体感してみてほしいわ。
そうすれば、あなたも必ず、鹿島神宮が“怖い”といわれる本当の理由を理解できるはずよ。
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